
今回は富山県南砺市にある、JR城端線福野駅前のモニュメントを紹介します。ここの駅前には駅の歴史を記した看板が設置されているのですが、それによればこの駅は、1897年(明治30年)に中越鉄道線として開業した、富山県で一番古い駅の一つとのことです。

設置されているモニュメントはこちら。雅楽で使用される楽器の笙に似ている気も・・・あれ、過去にどこかで同じようなコメントをしたような・・・。
名鉄犬山線犬山駅にあった「耀」というモニュメントに似ていますね。ただこちらの方が裾野が広くなっているので、笙よりもリボンに近いデザインにも見えます。

ちなみにタイトルは「さきがけの塔」であり、宝くじの普及宣伝事業として整備されたものとのこと。宝くじの収益金で設置されるモニュメントは、
秩父鉄道長瀞駅、
JR松江駅、
JR能代駅など過去にもいくつか紹介しています。しかし、それ以外に説明は特になし。もうちょっと、誰がどのような意図で制作されたのか、紹介が欲しかったですね。
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- 2023/09/20(水) 15:00:00|
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今年の夏の思い出を一つ。今回は福井県鯖江市の、JR北陸本線鯖江駅前のモニュメントを紹介します。この駅は特急の停車駅ですが、北陸新幹線開業後は第三セクターに移管するため、普通列車だけの駅となってしまうようです。毎度のことですが、移管前に18きっぷこの辺りを訪問しようと思い、降り立ったのでした。

まずは駅前の一画にて整備されているこちら。モニュメントや看板、塔のようなものがありますが、すべてに「めがねのまちさばえ」という文字が書かれています。一番目立つのはやはり赤いメガネのモニュメントでしょうか。ちなみに塔の裏側には「近松門左衛門の生まれ育ったまち」と書かれています。鯖江市はメガネのフレームの生産量が日本一であり、国内の96%、世界で見ても20%のものが鯖江で製造されているのだそうです。ちなみにこの
PRマークについての鯖江市のホームページによれば、”鯖江市のまち全体を眼鏡のテーマパークにする「メガネーランド」構想”というものがあるそうです。なんだかネーミングが某舞浜のゲフンゲフン・・

ちなみに私はここを6年前(2017年)にも訪問しているのですが、その時はまだこのモニュメントは工事中でした、まだ設置途中だったので、現在赤く塗装されている部分が未塗装であり、ステンレスむき出しの状態となっていました。

「めがねのまちさばえ」の隣にはモニュメントではなく説明書きですが、「福島文右衛門」という人物の紹介がありました。この方は2代目鯖江市長を5期20年勤めた人物であり、銀行や電力会社、鉄道会社(すでに廃止されている福井鉄道鯖浦線)の創設に尽力したのだそうです。

次は駅裏の駐車場にある石碑を紹介します。「東鯖江区画整理記念碑」と書かれているもので、裏面にはこの地区の説明と事業の詳細が書かれていました。それによれば、もともとこの辺りは田園地帯だったようですが、専業農家が兼業農家となり、宅地の需要が大きくなったので、1970年(昭和45年)から1978年(昭和53年)にかけて区画整理が行われたとのこと。産業の中心が農業からメガネフレーム関係に移り変わったのも、この頃なのかもしれませんね。
- 2023/09/17(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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今年のゴールデンウィークなので、ちょっと前の話になります。平日のいい曜日に休みだったので・・・

前にも訪問した
GOOD MORNING ラーメンショップへ行ってまいりました。以前訪問した時と同様に、平日の月火木金の朝から昼までという、平日に働いていると訪問しにくい営業時間なのは変わらず。
さて、今回ここを再訪したのは、有名な「ネギチャーシューメン」を食べるためです。丁度1000円ということで支払いもしやすいためか、このお店ではこのメニューを注文する人がかなり多いです。私も気になっていたので、食べてみたくなったのでした。

出てきたラーメンはこちら。チャーシューメンを名乗っている通り、普通のラーメン(1枚)よりもチャーシューは多めです。海苔2枚は同じですが、こちらはワカメは入っておらず、メンマと白ネギが多めに入っています。このネギにはゴマ油に加え、「クマノテ」というオリジナル調味料で味付けがされており、スープにもその味が溶け込んでいます。胡椒系でしょうか?そんなような味があり、豚骨醤油のスープにちょっとアクセントが入っていました。
ちなみにこの「クマノテ」がラーメンショップのフランチャイズのカギらしいですね。これは本部から仕入れるのが基本のようですが、それ以外は結構自由に味やメニューを変えられるようで、それが全国にお店を持つのラーメンショップ系列の特徴だったりもしています。
- 2023/09/13(水) 15:00:00|
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今回は宮城県伊具郡丸森町の玄関である、阿武隈急行丸森駅前のモニュメントを紹介します。と、その前に上の画像のものですが、こちらは駅舎とホームの間の構内踏切の横に設置されているもの。「親子旅 楽しく無事に 帰る駅」という川柳の石碑と、大小のカエルの像があります(親子なんでしょうけど・・・カエルの子はオタマジャクシ・・・)。もう一つは案山子ですが、駅員さんをイメージしているのでしょうか、制服を着ています。

さてここからが本題。まずは駅舎を出て右手にある駐輪場の前のこの石碑。上の部分には「記念碑」とのみ彫られていますが、何の石碑かは土台の説明を読めばわかります。「昭和四十三年四月一日 丸森線開通 明治百年記念事業協賛會建之 丸森町長作並寅之助 書」と書かれていますが、この石碑が設置されたのは阿武隈急行の前身である国鉄丸森線が開通し、終着駅として丸森駅が開業したときのようです。たまたまその年が1868年の明治維新から100年経った年だったので、「明治百年記念事業」が同時に行われ、石碑に組み込まれたものと思われます。ただ、1868年の4月1日はまだ慶応4年だったんですけどね。

次は駅前ロータリーの内部にあるこちらのモニュメント。なんか布みたいなものを畳んでいるように見えますね。いや、クレープ生地のようにも見える・・・が、詳細は分からず。タイトルなどの記述も一切ありませんでした。一応丸森町は
シルク和紙が名産なので、それをイメージしているのかもしれません。

次もロータリー内部にあるもので、屋根付きの塔のようなものが設置されています。上についている丸いものは時計かなーと思ったのですが、針がなく、絵が描かれています。この絵なのですが、町の鳥・花・木が描かれているようで、鳥はうぐいす、花はやまゆり、木は杉とのこと。それを踏まえて下の版画部分の絵を見てみますと、そちらもうぐいす、やまゆり、杉が描かれているのがわかりますね。

次はモニュメントというよりも看板でしょうか?木造の「阿武隈渓谷県立自然公園」と書かれた標柱がありました。この駅の近くには
阿武隈ライン舟下りの乗り場があり、渓谷を舟で見て回ることができるようになっていますので、それをPRしているのでしょうかね。

次はおまけ。駅からしばらく離れたところを歩いていて、火の見やぐらを見つけた・・・と思ったのですが、どうやらサイレンなのだそうです。ご丁寧にサイレン設置記念の石碑がありましたので、紹介してみました。
- 2023/09/10(日) 03:00:00|
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もう一つ小湊鐵道から。今回は高滝駅前のものをご紹介。この駅の駅舎も
上総牛久駅と同様に、国登録有形文化財に指定されています。

ちなみにホームからの風景はこんな感じ。なんだか森の中にある感じの駅ですが、以前は反対側にもホームがあったのでしょうか?使用されていない線路があります。
上総川間駅同様ローカル線の雰囲気が強いところですが、近くの高滝ダムで開催される花火大会の日はかなり賑わうようです。

さて、本題に入りますが、ここの駅前には、周辺の駅にもある「房総ふれあいのみち」の地図があるのですが、その周りが少し賑やかになっています。

左にあるのはサンタクロースの像でしょうか?下にMERRY CHRISTMASと書かれています。固定されている像というよりも、陶製の置物のような感があるのですが、色あせ具合を考えると長い間置かれているものなのではないかと思われます。ちなみに小湊鐵道ではクリスマスの時期に、上総牛久駅から養老渓谷駅までの各駅でイルミネーションで駅舎を飾り付けるイベントを開催しています。

また、地図の右下にはドワーフと犬の置物があり、こちらも陶製のようです。こちらは動かした跡みたいなものがあるので、常設ではないのでしょうか?徐々に増えているのでしょうか?
- 2023/09/06(水) 15:00:00|
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上総牛久駅と
上総川間駅の記事を書きましたが、その帰りの話。小湊鐵道の起点である五井駅に着いた頃には良い時間帯だったので、晩メシをこの辺りで食べることに。房総半島なので竹岡式ラーメンを食べたいところですが、駅の近くにはなさそう。でもその日はラーメン腹になっていたので、ラーメン屋に入ります。

ということでやってきたのは「森田屋」というラーメン屋さん。店舗の外観は古そうには見えませんが、創業1958年の老舗のようです。早速入店し、醤油味の森田屋ラーメンと小ライスを頼もうとしたら、ご飯が終了してしまったとのこと。閉店まで1時間切っていたのでしょうがないかな・・・ということで路線変更。ラーメンを大盛りにすることにしました。

出てきたのはこちらのラーメン。ちなみにウーロン茶はサービスで頂いたものです。スープはシンプルな醤油味で、あっさり目の味になっています。佐野のラーメンに近い感じですかね。一方チャーシューにはシッカリと味が付いていてよい感じ。その他具はメンマ、わかめ、ナルト、ネギ・・・この辺りは醤油ラーメンの定番ですが、加えてもやしもあります。そして・・・皆さん、後ろのティッシュ箱を見てください。そしてその後に丼を見てください。うん、大盛りを注文したからでしょうか、丼がでかいです。実際麺は2玉くらい入っていたかもしれません。ラーメン1杯700円で、大盛はプラス100円だったのですが、その価格帯にしてはボリュームが大きいなと思いました。
歳を取るにつれ、大盛がだんだんきつくなってきたなぁ・・・
- 2023/09/03(日) 03:00:00|
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前回の続き。今回は1つ上総中野寄りの上総川間駅前からお届け。ちなみに駅のホームからの風景はこんな感じ。いかにもローカル線の駅って感じです。

本題に入る前に駅の待合室から2つ。木造の待合室の出入口付近に、薔薇や犬の彫刻が取り付けられていて面白いです。

いよいよ本題。駅を出てすぐ左のところに、不規則に埋め込まれたレンガの壁があります。縦長だったり横長だったり・・・ん、何か挟まっているように見えるものもありますね。裏手に回ってみましょう。
なんじゃこりゃ! レンガが詰まれている部分の裏側には、たくさんのスーツケースがあります。スーツケースにはシールなども貼られており、使用済み感がめちゃくちゃ強いです。
さて、説明に入りますが、これは上総牛久駅で紹介した「里山トイレ」と同じく「
房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の作品として2020年に設置されたもので、キューバの彫刻家であるジョアン・カポーテ氏によって制作されたものです。
こちらの記事によれば、スーツケースはネットで募集をかけ、提供されたものであることがわかります。ちなみに作品のタイトルは「Nostalgias」(懐旧または郷愁)で、実際につかされたスーツケースであることや、この駅周辺の風景を考えると、すごくマッチした名前だなと思いました。
- 2023/08/30(水) 15:00:00|
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今回は房総半島から。小湊鐵道上総牛久駅のものを紹介します。この駅を含め、小湊鐵道の駅舎は大正時代から使用されているものが多く、この駅の駅舎も国登録有形文化財に指定されているようです。

まずは駅前広場の入り口にあるこちらのゲート。駅前広場の入り口のゲートは、
JR浜田駅や
JR白浜駅、
長電須坂駅などにもありましたが、観光資源の像などが付いていたり、「歓迎」と書かれた看板があったりするのですが、ここのものは特にそのようなものはなく、四角錐を小さな子供が支えているモニュメントが付いています。左右にはキャッチフレーズのようなものがあり左には「思いやりのまち 牛久」とあるのですが、右は「南市原まちづくりナウ」・・・ナウ!?「ナウい」という言葉が流行ったころに設置されたのでしょうか?

次は駅舎の隣にあるこちらの構築物のまとまり。小さい小屋だったり、塔だったり、展望台だったりといろいろあるようですが、実はこれ、この駅のトイレなのです。これは市原市で行われている「
房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の作品として、建築家の藤本壮介氏により設計されたもので、5つの建物によりトイレ(1つは待合室)が構成されているようです。この駅は「里山トロッコ」の発着駅であり、これから里山方面に向かうことになる、いわば玄関のような位置であるため、「里山の始まりを予感させる風景」を表現しているのだそうです。ちなみに藤本氏設計のトイレは、当駅以南にもいくつかあるようです。

次は・・・これはモニュメントか?というものです。ひょっとしたら単に疎開留置しているだけかもしれませんが・・・。里山トイレの横の側線に、小湊鐵道キハ200形キハ202号が留置されています。この車両はJR東日本のキハ40系が譲渡されたことにより、2020年に運用を離脱しているのですが、なぜか解体されずここに置かれています。キハ40系が5両も入線したため、車庫が満杯になったからでしょうか?同じく運用離脱し、高滝湖グランピングリゾートに譲渡されたキハ203号とは異なり、特に静態保存のためにメンテナンスされているわけでもなく、塗装のハゲとかもそのままになっています。今後何か予定があるのでしょうか?

ちなみに同じ形式ですが、こちらはキハ208号。この後に私が乗車した、五井方面に向かう始発列車として使用されていた車両です。小湊鐵道はキハ40系入線前はすべてこの形式によって運転されていたのですが、国鉄キハ20系列と同じような気動車だったので、状態の悪い車両を置き換えることになったとのこと。しかしすべて置き換えるわけではなく、今後も継続使用されるものもあるようで、この車両はメンテナンスから日が浅いのか、塗装もピカピカでした。少し仕様が変わったのか、上部の雨樋も朱色に塗られ、前面に車番が記載されるようになっています。今後検査入場する車両も同じような更新がされるのか、気になります。
- 2023/08/27(日) 03:00:00|
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今回も小ネタ。宮城県仙台市宮城野区にある、JR仙石線小鶴新田駅前のモニュメントを紹介します。この駅は2004年(平成16年)に開業した比較的新しい駅であり、隣の福田町駅の手前に仙台車両センター宮城野派出所があるため、この駅を始発・終着とする列車も設定されています。

この駅には保育園が隣接されているのですが、そこのポストが面白いことに、車輪がくっついたモニュメントチックなものになっているのです。車輪の出所についての情報は無かったのですが、仙石線の駅ということで、考えられるのはこの駅の開業時に引退した103系のものかもしれませんね。SLの動輪が置かれていることは多いのですが、電車のものは
二戸駅などにあるもののあまり多くない印象があります。

これはおまけ。同じく保育園の前にあったのですが、水を入れて重石にするものと思われるのですが、カニでしょうか?赤いのでカニが近いと思うのですが、手がハサミになってないように見えます。とすると、亀でしょうか?甲羅の手足があると見えるのですが、亀ならば首・頭があるはず・・・う~ん・・・
- 2023/08/23(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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もう一つ四国で入手したネタから一つ。某所のフジグランで何かないかなと思い、駄菓子コーナーをうろついていたのですが・・・
「若鳥の手羽」・・・いや、駄菓子じゃないだろ・・・と思ってはいけないようです。

製造元の
株式会社オオニシは、広島県尾道市にある会社で、広島を中心に昔から”おやつ”として売られていたもののようです。でも商品の種類は”そうざい”になっていますけどね。ちなみにこれ1つで100円くらい。う~ん、つまみとしてならそんなもんかとも思いますが、おやつとして考えるとちょっと高いかなぁ・・・。ちなみにこの手羽先は「ブロイラー」という名前で有名なのだそうです。「ブロイラー」というのは本来は食肉用として成長を促進させた鶏のことを呼ぶ言葉のようですが、「ブロイラー」と書かれた箱ごと店頭に置かれていたことで、そのように呼ばれるようになったのだとか。

中身はこんな感じで、手羽先を
せんじ肉みたいにしたような感じです。いざ食べてみますが・・・
硬ってぇ!せんじ肉と同様に、そのまま揚げてジャーキーにしているのでしょうか。手羽の肉を剥がすのにも結構アゴの力が要りますね。味はからあげっぽさがありますので、醤油系なのでしょうかね。ちなみに歩留まりは普通の手羽先と変わりはなく、骨まで食べられるということはありません。
ちなみにこの商品は公式ホームページから購入することもできるようですので、気になる方はぜひ試してみてください。
- 2023/08/20(日) 03:00:00|
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