ちょっと前に
銚子電鉄の記事を書いた際に、「客の乗っていない電車を副業で走らせるのはおかしい」という国土交通省の意見を記述しましたが、今回はその副業を紹介します。

銚子電鉄の売上の根幹は、「ぬれ煎餅」です。銚子電鉄は度々経営の危機が襲い掛かっていましたが、このぬれ煎餅を販売することで何とか切り抜けてきました。まさに銚子電鉄の救世主と言える存在の商品なのです。ちなみにこの煎餅は銚子電鉄沿線・銚子市内の売店に限らず、千葉県の他の場所のお土産屋や東京駅でも販売されているほか、
オンラインショップでも販売されています。
煎餅自体は結構大判であり、食べ応えはあります。醤油も染み渡っているところと染み渡っていないところがあり、だけれども表面は煎餅なのでシッカリと味がついているところが面白いです。ちなみに醤油は沿線に拠点を構える「ヤマサ醤油」の専用醤油を使用しているとのことです。パッケージが上の画像のように赤い文字の場合は濃口、青い文字の場合は薄口となっているようです。
ちなみに銚子電鉄の一日乗車券
「弧廻手形」を購入すると、犬吠駅の売店でぬれ煎餅を1枚もらうことが出来ます。実は上の画像の煎餅もその切符を利用した際にもらったものなのですが、実はこれは残念なパターンです。観光シーズンや休日に行くと、観光客が多く押し寄せるためパッケージ販売されている煎餅を渡されるのですが、観光シーズンではない平日に行くと、必ずとは言い切れませんが焼きたてのものをもらうことが出来ます(私は一度もらったことがあります)。焼きたては煎餅の硬い部分と醤油の染みた柔らかい部分の違いが明確であり、かつ少し温かいので「これぞぬれ煎餅!」と言うものを食べているような感覚になります。お時間の許す方にはぜひ、混まない時期に焼きたてを食べることをお勧めします。
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- 2013/07/25(木) 19:45:32|
- 食いもん
-
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調子鉄道の濡れせんがしょっぱいのは、赤字鉄道を悲しむ職員の涙の味だから。
そんな冗談を聞いたことがあります。
- 2013/07/27(土) 21:40:53 |
- URL |
- キャサリン #LkZag.iM
- [ 編集 ]
> 調子鉄道の濡れせんがしょっぱいのは、赤字鉄道を悲しむ職員の涙の味だから。
> そんな冗談を聞いたことがあります。
こんにちは。
笑うに笑えない冗談ですねぇ・・・
銚子電鉄、なんとかがんばって欲しいものです。
- 2013/07/28(日) 10:10:28 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]
> どうも、はじめましてです。m(_ _)m
>
> 5.6年前に行きました〜。
> (別に、鉄ちゃんではありません)
> 手作り感のある鉄道ですよね。
> 濡れせんべいも買いましたよ。
> あまり出歩かないので、知っているところが紹介
> されると嬉しいです。
こんばんは。
手作り感、確かに感じますね。
地方の私鉄では結構、同じような雰囲気がありますよね。
同じ千葉県のいすみ鉄道や神奈川県の江ノ島電鉄も、
なんとなく似ているような気がしますので、
ご興味がございましたら、散策されてはいかがでしょうか。
- 2013/07/29(月) 20:52:35 |
- URL |
- カタばみ #-
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