思いつくままに、すらすらと。

思いつくままに、すらすらと何かを書いていきます。ノーコンセプト、かな?

駅前モニュメント557 名鉄名和駅 伊勢湾台風浸水位&名称不明銅像

 最近野菜が高いのう・・・特に葉っぱ系。どうやら直近の雪や低温だけが原因ではなく、夏場の台風など前の時期の悪天候の影響で、野菜の発育が悪くなっているようですね。ということで今回は台風にちなんだもの。愛知県東海市にある名鉄常滑線名和駅前のモニュメントを紹介します。

名鉄名和駅 伊勢湾台風浸水位

 ここの駅前には「伊勢湾台風浸水位」というポールが立っております。伊勢湾台風は1959年(昭和34年)9月26日に上陸した台風で、戦後最大の被害者を出した台風として知られており、災害対策基本法制定のきっかけとなったほか、特別警報の発令基準のなったりするなど、今日の防災の目安にもなっている災害です。ここ東海市でも死者・行方不明者144名、全壊・流出家屋510戸という大きな被害に見舞われたようですが、その際の浸水位がこのポールの赤い部分まででったとのこと。隣の標識と同じくらいの高さであることがわかりますが、ここまで浸水するというのは、東日本大震災の津波と同等の被害が発生することは容易に考えられますね。

名鉄名和駅 名称不明銅像

 次は駅前ロータリー内部に設置されている銅像。タイトルや作者の表記などは一切無く、詳細は不明です。見た感じ裸婦ではなく、ドレスを着ている女性と、女性の手に止まっている鳩を表現していますかね。鳩は平和の象徴とか言われていますので、奉仕団体かどこかが平和祈念を目的に設置したものかもしれませんね。
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  1. 2018/02/16(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント556 JR倉敷駅 鶴の親子順風の像&アンデルセン広場のモニュメント群 他

 前回の記事で倉敷を取り上げたので、今回も倉敷から。ということでJR山陽本線・伯備線の倉敷駅前のモニュメントを紹介します。

JR倉敷駅 鶴の親子順風の像


 まずは南口から。南口ロータリー内部にある、なんだか凄い格好の銅像です。タイトルは「鶴の親子順風の像」とのこと。下が親で上か子なのでしょうけど、親の髪の部分に、くちばしを含む鶴の顔があり、子のわき腹あたりからは鶴の羽が出ています。まぁ、一見した感じでは「なんじゃこりゃぁ」という感想がでましたね。ちなみに設置者はライオンズクラブであることはわかったのですが、作者の記述はありませんでした。

JR倉敷駅 花時計

 ちなみに像の手前には花時計が設置されています。訪問日は年末の寒い時期だったものの、ちゃんと花が咲いているのが素晴らしいです。ちなみにこちらもライオンズクラブが設置したもののようなので、像と同時に設置されたのでしょうかね。

JR倉敷駅 アンデルセン広場 全景 JR倉敷駅 アンデルセン広場 説明

 次は北口にあるモニュメントを紹介しますが、ここは「アンデルセン広場」として整備されています。倉敷駅北口には以前「倉敷チボリ公園」という、コペンハーゲンにある「チボリ公園」をモデルにしたテーマパークがあったのですが、駅前もそれに伴い、本家の「チボリ公園」を好んだ童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品などをモチーフに、整備が行われました。現在はテーマパークは閉園してアリオ倉敷になりましたが、駅前はそのままになっています。ちなみに真ん中の時計塔は、コペンハーゲン市庁舎のシンボル塔をモデルにしているそうです。

JR倉敷駅 ヴァイキング像1 JR倉敷駅 ヴァイキング像2 JR倉敷駅 ヴァイキング像3 JR倉敷駅 ヴァイキング像4

 時計塔を囲むように、4人のヴァイキングの像が設置されています。ちなみにこのヴァイキングはデーン人という一派であり、”デンマーク”という名前は「デーン人の国」という意味なのだとか。ちなみにヴァイキングは表情は同じものの、持っているものはそれぞれ異なります。4枚目の人は盾だけ?

JR倉敷駅 アンデルセン広場のアンデルセン像 JR倉敷駅 アンデルセン広場のアンデルセン像 説明 JR倉敷駅 北口東側ロータリー内部のアンデルセン像

 ちなみにアンデルセンの銅像は、ペデストリアンデッキから時計塔の麓に下りる階段のところに1つ設置されています。アンデルセンは「マッチ売りの少女」や「裸の王様」「人魚姫」などの作者として知られていますが、時計等のからくりとしてもこれらのキャラクターが出てくるのだとか。なお、アンデルセンの銅像は階段のところ以外にも、北口の一番東にある小さいロータリーの真ん中にも設置されています。足を組んでいるかいないかくらいの違いはありますが、基本的にモデルが同じなので、同じようなデザインです。

JR倉敷駅 時計塔下の裸婦像

 次は時計下の噴水に設置されている裸婦像です。これもアンデルセンの童話の関連でしょうか?でも童話に裸婦は流石に出てこないと思うが・・・

JR倉敷駅  どうだながめは・・

 最後は広場の端にある、アンデルセンとは関係ないモニュメントです。同じ倉敷市内の西阿知駅でも取り上げた、「倉敷まちかど彫刻展」に出展されたもので、タイトルは「どうだながめは・・」で、作者は徳島で彫刻の制作を行っている、四国大学教授の居上真人氏とのこと。上の部分はフクロウだとわかるのですが、下の部分がよくわかりませんでした。「どうだながめは・・」とフクロウに問いかけているのは下の部分の者なのでしょうけど、何者なんでしょうかね。

 とりあえずこれだけかな・・・。駅前が広いので見落としているのがありそうです。
  1. 2018/02/13(火) 18:00:00|
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駅前モニュメント555 JR綾羅木駅 「ふるさと弥生の土笛」&「たくましい馬関っ子 ふるさとの碑」

JR綾羅木駅 駅名標

 今回は山口県下関市にある、JR山陰本線綾羅木駅前のモニュメントを紹介します。この駅の近くには海水浴場や遺跡(綾羅木郷遺跡)があるようです。

JR綾羅木駅 ふるさと弥生の土笛 JR綾羅木駅 ふるさと弥生の土笛 裏

 モニュメントは駅前の小さなロータリーの内部にあります。1つ目は上の画像の「ふるさと弥生の土笛」というもの。「もののけ姫」に出てくる「こだま」ではありません。名前の通りなのですが、弥生時代に作られた土笛を模して作られたモニュメントで、1986年(昭和61年)に地元の有限会社安成建設から贈呈されたもののようです。土笛についてはこちらのページに詳細が書かれていましたが、1966年(昭和41年)に日本で初めて出土したのが、この近くの綾羅木郷遺跡だったそうです。ちなみにこの丸っこくて穴の開いた土笛は「陶けん」と呼ばれ、西日本の日本海側各地の遺跡から70点ほど出土しているようです。

JR綾羅木駅 たくましい馬関っ子 ふるさとの碑 JR綾羅木駅 たくましい馬関っ子 ふるさとの碑 裏

 次は土笛の隣にある、「たくましい馬関っ子 ふるさとの碑」という石碑です。設置年月日は1985年(昭和60年)3月20日で、平尾光司氏と松下展人氏から寄贈されたものであり、表の字は当時の下関市長・泉田芳次氏が書いたものだそうです。松下氏はよくわからなかったのですが、平尾氏は天白ひらこしの前社長で、下関唐戸魚市場仲卸人組合(現・下関唐戸魚市場仲卸協同組合)の元組合長であった方と思われます。ちなみに「馬関」というのは下関の別の呼び方のようで、もともと「赤間関」(あかまがせき)と呼ばれていたものが、「赤馬関」とかかれる湯尾になり、赤が取れて「馬関」(ばかん)になったのだとか。

・・・”ばかん”と聞いたら木久扇師匠しか頭に浮かばなくなってくる・・・
  1. 2018/02/09(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント554 JR信濃川上駅 佐佐木信綱歌碑&「川上小唄」歌碑 他

 今回は長野県南佐久郡川上村にある、JR小海線信濃川上駅前のモニュメントを紹介します。この駅はJRの中で4番目に標高が高いところにあるのだそうです。

JR信濃川上駅 公衆トイレ前の石碑2種

 駅舎の横に公衆トイレがあるのですが、そこの前に石碑が2種類設置されています。

JR信濃川上駅 佐佐木信綱歌碑 JR信濃川上駅 佐佐木信綱歌碑 裏面説明

 向かって右側に設置されているのが、「千くまあがた 川上郷は 川原も 山たかはらも 月見ぐさの国」という、明治から昭和にかけて活躍した歌人・国文学者の佐佐木信綱が詠んだ歌碑が設置されています。裏面には説明がありましたが、この歌を詠んだのは、1941年(昭和41年)の盛夏にここへ遊びに来ていた時だったとか(何して遊んでたんだろ・・・)。補足として、信綱が”万葉研究史上不朽の功績”を挙げたとして、文化勲章が授与されたことが書かれていました。

JR信濃川上駅 「川上小唄」歌碑 JR信濃川上駅 「川上小唄」歌碑 裏

 一方左にある石碑は「川上小唄」というちょっと長めの歌碑が設置されています。短歌でもなく、詩でもない、歌というよりも完全に文章の類のような気もします。「小唄」というと、同じ長野県内の長電須坂駅の「須坂小唄」や、福岡県筑紫野市のJR二日市駅前の「筑紫小歌」同様、野口雨情作詞・・・ではないようです。裏面には「吉澤善教組合長退任にあたり 栄誉を称え自作川上小唄の歌碑を建立する 平成二年九月吉日 長野川上農業協同組合職員一同」と書かれていることから、この唄を作ったのは吉澤善教という地元の農業協同組合長を務めた人であることがわかります。有名な歌人・作詞家ではないのに歌碑が作られるって、結構珍しいのではないかなと思います。

JR信濃川上駅 道祖神

 次は歌碑からちょっと離れた斜め前くらいのところにある、道祖神です。道祖神らしきお地蔵様が立っているのは、日本全国あちこちで見かけますが、以外にも「道祖神」と明記されているものが駅前にあったというのは、今回が初めてかもしれません。右にいらっしゃるお二方の表情が、なんとも穏やかに見えます。

JR信濃川上駅 駅構内の二宮金次郎像

 これは駅前ではなく、駅構内のものですが、二宮金次郎像が設置されています。同じ長野県内のしなの鉄道北しなの線古間駅(当時はJR信越本線)の駅前にも二宮金次郎像がありましたが、設置の理由はこちらも同じで、五十嵐金次郎という方が駅長を務めていたために設置されたようです。国鉄って・・・そんな個人の好みで石像を設置してよかったのかな・・・
  1. 2018/02/06(火) 18:00:00|
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駅前モニュメント553 京急神奈川駅 神奈川宿歴史の道

京急神奈川駅 駅舎

 たまには近場も紹介せんとな。ということで今回は、神奈川県横浜市神奈川区にある、京急本線神奈川駅前のモニュメントを紹介します。神奈川駅は県名を名乗っているほどの駅なのですが、横浜駅まで徒歩数分ということもあり、利用者はあまり多くありません。以前は大師線の港町駅が京急で最も利用者が少ない駅だったのですが、マンションや商業施設の開発が進んだ結果利用者が増え、現在はこの神奈川駅が京急で最も利用者が少ない駅となっています。県名を名乗っているのに・・・

京急神奈川駅 神奈川宿歴史の道 京急神奈川駅 神奈川宿歴史の道 アップ

 ここの駅前には、2つ隣の神奈川新町駅の前にもあった、「神奈川宿歴史の道」という屏風みたいな形のガイドパネルが設置されています。一見すると神奈川新町のものと同じように見えますが、よく見ると本文が神奈川駅周辺についての記述であったり、上部の風景画が若干アップになっていたりと、細部の違いが見られます。
 説明によれば、神奈川が有名になったのは1854年(安政元年)の神奈川条約締結がはじまりであり、以降近隣の寺が各国の領事館として利用されていたようです。また、神奈川停車場はもともと東海道本線の鉄道開通後(1872年(明治5年))すぐに設置されたものであり、ここよりも南側に設置されていたとのこと。加えて近隣には東急東横線にも神奈川駅が1926年(大正15年)に設置されましたが、どちらも横浜駅に近いという理由で、前者は1928年(昭和3年)、後者は1950年(昭和25年)に廃止。結果1905年(明治38年)に開業した京急の駅だけが神奈川の名前で残るようになりました。県の名前になっている場所ですが、なんというか横浜が有名になりすぎた影響をモロに受けちゃったんでしょうね・・・そんな気がします。
  1. 2018/02/02(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント552 JR長与駅 原爆被災60周年記念碑&ミックン像 他

 今回は長崎県西彼杵郡長与町の、JR長崎本線(長与支線)長与駅前のモニュメントを紹介します。この駅は旧線(長与支線)の中間駅では一番規模が大きく利用者も結構多いため、長崎方面から来る一部の列車は当駅で折り返しとなります。

JR長与駅 原爆被災60周年記念碑 JR長与駅 原爆被災60周年記念碑 説明

 まずは駅東口を出てすぐのところにある、「平和萬歳」と書かれた巨大な石碑です。設置は「平成十七年八月九日」で、長崎県出身の書道家である故・大浦澄泉氏によって書かれたもののようです。石碑の麓には説明用の小さな石碑が用意されており、「原爆被災60周年記念碑」というタイトルと、実行委員の名前などが書かれていました。確かに平成17年は原爆投下から60周年であり、8月9日は長崎の原爆投下日ですね。

JR長与駅 大浦澄泉・中村草田男の石碑 表 JR長与駅 大浦澄泉・中村草田男の石碑 裏

 次も大浦澄泉氏による文が書かれた石碑なのですが、「明日をひらく一日一善」と書かれているものが、ロータリー内部・駅舎正面の位置に設置されています。しかしこの石碑、裏面を見ると、「勇気こそ 地の塩なれや 梅真白」という、俳人・中村草田男の俳句が書かれています。

JR長与駅 大浦澄泉・中村草田男の石碑 説明 JR長与駅 大浦澄泉・中村草田男の石碑 設置者

 足元の石碑には、裏面の俳句についての説明と、設置者が長与町社会福祉協議会であることが記されています。それによればこの俳句は、中村草田男の教え子たちが戦時下の学徒出陣間近のときに、「かどで」に際してはなむけたものとのことです。

JR長与駅 蒸気機関車動輪 JR長与駅 蒸気機関車動輪 原爆救援列車説明

 次は蒸気機関車の動輪なのですが、明確な拠出元の車両の記載はありませんでした。しかし動輪の前には「原爆救援列車」の説明があり、そこにはC51形蒸気機関車の画像があったので、C51形の動輪なのかもしれません。ちなみに原爆投下時に長与駅には列車が抑止していたようですが、その後ぎりぎりのところまで入線して負傷者を収容し、諫早、大村、川棚などの病院まで計4本の列車を運転して運んだそうです。なお、説明の右下にはその様子を描いた寺井邦人氏の「響け汽笛よ」という絵画が掲載されていました。

JR長与駅 ミックン像

 今までは原爆や戦争関連のモニュメントでしたが、ロータリーには1点、毛色違いのものも設置されていました。それが上の画像の「ミックン」というゆるキャラの像です。「ミックン」は、長与町の町制施行30周年記念として1999年に登場したキャラクターで、長与町の特産品のみかんをモチーフにしています。ミックンだけに、誕生日は3月9日・・・。ちなみにキャラクターの使用は、長与町の許可が下りれば無料でできるらしく、着ぐるみの貸し出しも行っているようです。

JR長与駅 吉無田獅子舞像 JR長与駅 吉無田獅子舞像 説明1 JR長与駅 吉無田獅子舞像 説明2

 最後は駅西口に唯一設置されている、 吉無田獅子舞の像です。獅子舞よりも字が目立っている気もしますが、設置は長与駅周辺土地区画整理事業の竣工記念として設置されたものらしく、事業の概要のプレートもありました。ちなみにこの獅子舞は文化文政のころ、当時70戸ほどしか住人がいなかった吉無田地区において、少人数で踊れるものとして矢上・中尾地区から伝承されたことが始まりであり、獅子が悪魔を払い、五穀豊穣、家内安全、お家繁盛を守るといわれているそうです。この踊りは毎年10月に摩利支天神社に奉納するほか、長崎くんちにも出演するなどして、現在も継承されているそうです。
  1. 2018/01/30(火) 18:00:00|
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駅前モニュメント551 福島交通飯坂温泉駅 松尾芭蕉像&「日本最初のラジウム発見の地」 他

 ふらっと温泉に行ってきました。ということで今回は福島県福島市にある、福島交通飯坂線の終点・飯坂温泉駅前のモニュメントを紹介します。

福島交通飯坂温泉駅 松尾芭蕉像

 まずはわかりやすい、松尾芭蕉像です。芭蕉さんの像は起点の福島駅にもあります。左隣は像の説明かと思いきや、違う説明だったり・・・

福島交通飯坂温泉駅 松尾芭蕉像 説明 福島交通飯坂温泉駅 松尾芭蕉像 説明アップ

 説明は右側に設置されていました。これによれば芭蕉が奥の細道の道中で訪問した際には、まだここは温泉場としては整備されておらず、土間にむしろを敷いただけの部屋に泊まり、雨・雷・ノミ・蚊におそわれて眠れなかったんだとか。また近くの医王寺を訪れた際には、飯坂の城主・佐藤庄司基治の2人の息子の墓碑があることから、「笈も太刀も五月にかざれ紙幟」という句を詠んだそうです。

・・・ちなみに像の左側の説明は・・・

福島交通飯坂温泉駅 芭蕉像の左

・・・いろいろあってカオス(笑)

福島交通飯坂温泉駅 十綱橋橋柱 福島交通飯坂温泉駅 十綱橋 説明 福島交通飯坂温泉駅 十綱橋 説明2

 まぁ、1つ1つ片付けていきましょうか。まずは映りこんでいた説明のものですが、説明自体は後ろの十綱橋の由来を記すものであり、橋の付け根のところには橋柱とは別に石柱が設置されていました。説明によればこの橋自体は千載集に歌が詠まれているほど古く、前に名前が出ましたが、佐藤庄司基治は義経追討の鎌倉勢を迎え撃つために橋を切り落としたそうです。その後明治時代にアーチ橋へと架け替えられ、大正時代に今の橋になったのだとか。与謝野晶子の「飯坂の はりかね橋に 雫する あづまの山の 水色のかぜ」という歌の橋は、ここを指しているのだそうです。

福島交通飯坂温泉駅 日本最初のラジウム発見の地

 次は赤色の丸い石のモニュメント。これは東京帝国大学医科大学(現・東大医学部)の眞鍋嘉一郎氏が日本で最初にラジウムを発見した地であることを示すために設置されたものとのこと。ラジウム温泉は今でこそあちこちで聞かれるようになりましたが、発祥はこの飯坂温泉だったみたいですね。先述の松尾芭蕉が温泉に来た時代なんてまだラジウムの概念はなかったでしょうから、「なんか効能があるなぁ」くらいにしか思っていなかったのでしょうね。

福島交通飯坂温泉駅 ぶら~りんぐ飯坂の石碑

 次はその隣の・・・これもなんだかカオスなことになっている・・・。モールはクリスマスツリーを表現していて、上っているのはサンタ?イルミネーションなんでしょうけど、サンタが木に登るの?ジャックと豆の木じゃないんだから・・・。ちなみに隠れてしまっているところには、「ぶらり湯のさと坂のまち ぶらぶら歩いてひと風呂あびて・・・」という短文が刻まれています。ちなみに下の「ぶら~りんぐ飯坂」とは、飯坂温泉観光協会が発行している不定期刊の雑誌の名前らしいです。石碑自体は1985年(昭和60年)に福島飯坂ライオンズクラブ20周年記念として設置されたもののようですが、温泉街のPRも兼ねたものなのでしょうね。

 小さい私鉄の終点の駅ですが、これだけいろいろモニュメントがあるところもなかなか無いような気もします。
  1. 2018/01/23(火) 18:00:00|
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駅前モニュメント550 JR小金井駅 C57形蒸気機関車動輪&「平和の礎」 他

 む、今回で550回目か・・・。今回は栃木県下野市にある、JR宇都宮線(東北本線)小金井駅前のモニュメントを紹介します。行先で駅名だけは知っている人も多いところですが、実際に何があるか知っている人はそれほどでもないでしょう。

JR小金井駅 C57形蒸気機関車動輪 JR小金井駅 C57形蒸気機関車動輪 説明

 小金井駅は東西両方にロータリーが整備されています。まずは西口ロータリーの内部にあるこれ。蒸気機関車の動輪ですが、他の駅にあるものとは異なり、車輪の片側だけが保存されています。説明によれば、これは詳細な拠出元の車両までの記載はありませんでしたが、C57形蒸気機関車のもののようです。C57形の動輪は、JR米子駅JR会津若松駅にもあるほか、会津若松では現役のC57形蒸気機関車を快速「ばんえつ物語」で見ることができます。ちなみにこの動輪は1979年(昭和54年)1月に。新幹線通過による駅前広場の整備が完了したために、当時の自治体である国分寺町が設置したものとのこと。下野国分寺がここの近くにあるので国分寺町だったのですが、中央線の武蔵小金井(小金井市)も隣が国分寺(国分寺市)・・・”小金井”と”国分寺”って何か関係あるのかしら?

JR小金井駅 平和の礎 JR小金井駅 平和の礎 説明

 次は上の動輪とは歩行者用通路を挟んだ向かいにある、「平和の礎」という石碑です。設置年としては「平成十年秋」とありますが、石碑自体は「昭和二十年七月二十八日小金井駅戦災」に関するもののようです。戦災についての記述は後ろにありましたが、先述の日時にこの駅で上野行きの列車が米軍の銃撃を受けて多数の死者が出て、さらにその遺骨を迎える人々が集まったところで再度銃撃を受け、二重に死傷者が出てしまったということのようです。この石碑はその戦災で犠牲になられた方々の冥福を祈るべく、当時の国分寺町が設置したものとのこと。戦災関連のモニュメントはJR成東駅JR岩国駅にもありましたが、近年戦争経験者の方々が高齢で亡くなられていることを考えると、こういう石碑で戦争についての出来事を継承していく必要があるのかなとも思いますね。

JR小金井駅 東方の門

 次は東口ロータリーの内部にある、「東方の門」というブロンズ像です。手に持っているのは土器か何かでしょうか?詳細の説明などは一切無く、タイトルの由来もモデルもよくわかりません。「東方の門」といえば、島崎藤村が亡くなる前に書きかけていた作品の名前です。また、中国の蘇州に最近できた巨大ビルの名前が「東方之門」です、まぁ、どちらも関係ないと思いますけど。詳細わかる方、いらっしゃいます?

 ということで50回区切りの節目を迎えましたので、次回はまとめ記事を書きます。
  1. 2018/01/19(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント549 JR鶴崎駅 鶴崎おどり像&正調鶴崎おどり保存会無形民俗文化財指定記念碑 他

 今回は大分県大分市にある、JR日豊本線鶴崎駅前のモニュメントを紹介します。

JR鶴崎駅 鶴崎おどり像 JR鶴崎駅 鶴崎おどり像 由来 JR鶴崎駅 鶴崎おどり像 説明

 まずは諫早駅に続いてまた踊りの像です。これはこの地区に伝わる「鶴崎おどり」という盆踊りであり、説明によれば1560年(永禄3年)に当時の豊後国の国主・大友宗麟が酒浸りになった際に、重臣の戸次鑑連が宗麟を正すために京都から舞子を呼んで踊らせたことが起源だそうです。踊りには「猿丸太夫」と「左衛門」の2種類があり、前者は伊勢の踊りを、後者は中国の”撰文”を元にしているのだとか。

JR鶴崎駅 大分都市計画本町土地区画整理事業竣工記念碑

 そして像の前には大分都市計画本町土地区画整理事業竣工記念碑という石碑が設置されているのですが、上の由来の文には鶴崎おどりの像自体の同事業の竣工記念として設置されたものであることが示されています。こちらの石碑は他でも見られるものと同じで、事業の詳細が記されているものになり、踊りについての記述はありませんでした。

JR鶴崎駅 正調鶴崎おどり保存会無形民俗文化財指定記念碑 JR鶴崎駅 正調鶴崎おどり保存会無形民俗文化財指定記念碑 説明

 次も鶴崎おどり関連ですが、”正調鶴崎おどり保存会無形民俗文化財指定記念碑”というモノが設置されています。ただ見た目はなんだか記念碑というか、なんというか・・・でかい押しボタンみたい(笑)。ちなみにこの像は1980年(昭和55年)に設置されたようですが、正式に鶴崎おどりが国の選択無形民俗文化財に登録されたのは、2年後の1982年(昭和57年)らしい(像のところの説明には”昭和61年”とも書かれています)ので、フライングで設置したのでしょうか?なお、土台の裏手には「私たちの血の中の鶴崎踊り」という文章が書かれており、地元出身と思われる方による、おどりへの想いが書かれていました。

JR鶴崎駅 小野雄記念植樹 JR鶴崎駅 小野雄記念植樹 木

 次は木と石碑があるのですが、「小野雄記念植樹」と書かれています。”小野雄”って誰だと思い、ちょっとググってみたら、どうやら鶴崎には「小野雄商店」というお店があったのだとか。その商店があった場所には現在、「魚ゆう」という居酒屋の2号店があるのですが、”ゆう”なのでその小野雄さんが経営されているのでしょうかね。

JR鶴崎駅 ライオンズクラブ国際協会337-B地区第40回年次大会記念プレート

 次はモニュメントというか、プレートに近いものなのですが、地面よりちょっと段差がつけられた土台にはめ込まれていました。サイズは画像上の空き缶から推測できると思います。内容は「ライオンズクラブ国際協会337-B地区 第40回年次大会記念 ガバナーL 宇都宮文夫 1994年4月10日」と書かれています。ライオンズクラブの大会があったようですが、ここの駅前ロータリーとの関係性は不明です。ロータリーの整備は上の石碑群の説明からわかるとおり、もっと前ですからね。

JR鶴崎駅 地図

 おまけ、駅前の周辺案内地図なのですが・・・

JR鶴崎駅 地図 裏

・・・裏に鶴崎おどりの影絵が!踊り推しの強い地域であることがここでもわかりますね。
  1. 2018/01/14(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント548 JR新南陽駅 「伸」&イシダイのベンチ

 道中のネタもしっかりありますよ。ということで今回は、山口県周南市にある、JR山陽本線新南陽駅前のモニュメントを紹介します。かつては新南陽市という市があってそこの玄関の駅として機能していたのですが、新南陽市は徳山市などと合併して周南市が発足し、現在の周南市の中心は徳山駅となっています。

JR新南陽駅 伸 JR新南陽駅 伸 説明

 まずは駅前ロータリーの内部に設置されている、石とステンレスで作られたモニュメント。説明によればタイトルは「伸」であり、作者は同じく山口県にあるJR宇部新川駅の「しばられピラミッド」の作者である、彫刻家の速水史朗氏。設置年は1991年(平成3年)で、当時の新南陽市が非核平和宣言都市になったことを記念して設置されたようです。また、デザインについてはそれぞれ、全体的なまろやかな形状で平和や人間的な優しさを、石の立像で自然を、ステンレスの立像で工業を、手前に横たわる石で市の発展を支える市民を表現しているのだとか。確かに石は自然物、ステンレスは人工物ということで、表現の仕方はわかりやすいかなと思います。ちなみに私はこの形状・・・ハッピーターンかばかうけだと思ってしまいました(オイ)

JR新南陽駅 イシダイのベンチ

 次はバス停に設置されている何気ないベンチ・・・ん?

JR新南陽駅 イシダイのベンチ 脚アップ

 脚がイシダイじゃないですか!

 ちなみにイシダイの石像が脚になっているベンチはバス停にあったこの1つのみ。どういう意図でイシダイなんでしょう。製作者の人が磯釣り好きで、釣り魚として人気のイシダイをデザインしちゃったんでしょうか?ちなみにもう1匹いるのはイシダイの幼魚であるシマダイかな?なお、新南陽のあたりはイシダイが釣れないことはないのかもしれませんが、特に名物になっているということも無いようです。うーむ、謎。
  1. 2018/01/12(金) 15:00:00|
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