
20年前くらいのおもちゃを引っ張り出しちゃいましたが・・・。東京メトロ千代田線では16000系の増備が再開され、40年以上千代田線を走り続けてきた6000系がいよいよ終焉を迎えようとしています。先月は6109Fは廃車回送されたようですが、16000系は続々と営業運転を開始しているので、他の編成もいつ離脱してもおかしくない状態です。そこでヤバそうな奴をここで挙げてみましょうか。

まずは2次試作車の6101F。御年46歳の、東京メトロ現役車両の最古参です。千代田線の中でこの編成だけ小田急線に入れないので、使いづらさと古さからヤバさで言ったら本命でしょうか?

次は1次量産車の6108F。6000系はほとんどの編成の側面窓が一段窓に改造されているのですが、この編成だけ古めかしい二段窓(上のプラレールのような窓)のままになっています。窓周りの手入れを考えると、本命への対抗馬か?

このほか怪しげなのは1次量産車の6102F、6104Fでしょうか。まぁこれらの編成も40年以上使用されていますからね。古いことには変わりありません。

ちなみに綾瀬-北綾瀬で使用されていた1次試作車の6000-1Fは、2次試作車より1年早く登場しており、二段窓のまま足回りも更新せずに使用されていましたが、昨年運用を離脱して綾瀬の車両基地で保存されているようです。ちなみに上の画像は4年前に撮影したもので、私がこの編成を見たのはこの1回だけでした。
ということで次に離脱するのはどいつだダービー、はたしてどういう結果になるでしょうか?(有馬記念じゃないから賭けはできないけどねw)
- 2015/12/15(火) 18:00:00|
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今回の旅の主目的は、JR留萌本線の終点である増毛(ましけ)駅に行くことでした。留萌本線の留萌~増毛は
JR北海道の公式発表もされている通り、来年度中に廃線になることが決定しています。終点の増毛駅は漢字が漢字なので、一部の人にとっては非常に縁起が良い駅です。そんなわけで、最近つむじの辺りが寒くなってきたような気もするため、増毛(ぞうもう)祈願のラストチャンスだと思い、訪問することにしました。

そんなこんなで留萌本線に乗ったら、連休中かつ廃線の発表がされて間もなかったこともあり、深川駅発車時点で立ち客が出るほどの満席状態!途中の留萌で客が降りたかと思いきや、代わって乗ってくる人もいたので、結局増毛までの乗車率は高いままでした。そんでもって増毛駅に到着すると、これまた多くの人がカメラを持って待ち構えているではありませんか。いや~・・・薄毛に悩んでいる人がこんなにたくさんいるとは(違う!)。まぁ、毎日がこんな乗車率なら廃線にはならないんですけどね・・・

ちなみに滞在できる時間はわずか8分。一応モニュメントも探しましたが、特にそれらしきものは見当たらず。折角なので、駅前に生えていた向日葵の花を撮影してきました。この花はこのとき駅舎の方を向いていたのですが、ひょっとするとここにやってきた祈願者の光り輝く頭を、日光と勘違いして向いてしまっているのでしょうか(違う!単に駅舎が日の沈む方向にあるだけです)。
というわけで、増毛祈願になんとか行くことができましたから、これで私は未来永劫フサフサの筈。うふふふふ(ということは予土線の某駅には絶対に行ってはいけないということだな・・・)。
- 2015/09/27(日) 18:00:00|
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西武の電車は701系、401系の時代から黄色い。黄色いんじゃが・・・
東横線に黄色いのは来ないはずだべよ! いやはや、今回は知っている人は知っている話なんですが、今年は西武池袋線の池袋-飯能が”武蔵野鉄道”として開業してから丁度100年を迎えた年であり、それを記念して西武鉄道では、”人気の高い”らしい黄色い電車をイメージした「
黄色い6000系電車」というのを走らせる企画をやっています。黄色い電車をイメージって・・・池袋線内には黄色い電車いっぱいいるじゃんか・・・というツッコミはしてはいけないんでしょう(笑)。今回対象となる6000系は東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線・みなとみらい線にも乗り入れる形式なので、私のような直通先の沿線住民にもPRしたかったんでしょうね。

今回対象となった編成は6157Fであり、6050系とも呼ばれる形式になります(正式には6000系50番台らしい)。この編成は4月からこの塗装になっていましたが、走行機器を更新したからか、あまり東横線には乗り入れてきませんでした。故に私は登場から2ヶ月経ってようやく撮影できたのでした。ちなみに6050系は、ステンレス車体の0番台とは異なりアルミ車体なのですが、本来は上の画像のようなステンレス車と同じような塗装になっています。東急線内に乗り入れてくる西武車は”青帯”のイメージなので、西武線沿線になじみの無い人はこの黄色い編成が来ると、「なんだこりゃ!?」と、ちょっとびっくりするかもしれませんね。
なお、この企画は2016年3月まで行うらしいので、今後も黄色い電車が東横線にやってくる機会は結構ありそうです。
- 2015/06/23(火) 18:00:00|
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前回の記事では秋田県の羽後本荘駅のものを記事にしましたが、羽後本荘駅からは第三セクターの
由利高原鉄道が出ており、「
きらきら日本海パス」で乗車することができたので、乗ってみることに。

するとこんな張り紙が。こどもの日が近いので「こいのぼり列車」なるものを走らせるとのこと。丁度乗ろうとしていた列車がこれに該当していたので、乗ることができました。

対象の車両は宝くじ協会寄贈の”宝くじ号”であるYR-2002号(上の画像は「こいのぼり列車」充当前の、ただの矢島行きです。この折り返しが「こいのぼり列車」でした)。車内には割と大きなこいのぼりが天井に吊り下げられていたほか、側面の壁には小さな紙製のこいのぼりとYR-3000形と思しきイラストが一緒に吊り下げられていました。なお、この「こいのぼり列車」は、もともと”おばこ”姿のアテンダントが乗車する「まごころ列車」のスジで運転されていたため、この列車にもアテンダントが乗車しており、乗客にパンフレットを配ったり、ちびっ子達にこいのぼりの塗り絵セットを配ったりしていました。

「こいのぼり列車」は2両編成で運転されており、1両が上述のこいのぼり装飾のYR-2002号だったのですが、もう1両は漫画「
ゆりてつ〜私立百合ヶ咲女子高鉄道部〜」とタイアップしたラッピングカー(YR-2001号)であり、車内もその漫画関連のステッカーなどが貼られていました。本来の休日ならば、この車両目当ての乗客も多かったのかもしれませんが、今回はあくまでも「こいのぼり列車」ということもあり、メインはこいのぼり装飾のあるYR-2002号です。そのためYR-2002号のほうはそこそこ座席も埋まっていて賑やかだったのですが、こちらの車両はガラガラで寂しい状態でした(;^_^)
ちなみに「まごころ列車」はいつも運転されているようですが、由利高原鉄道ではこの「こいのぼり列車」のようなイベント列車を毎月走らせており、例えば6月は「菜の花まつり列車」、7月は「七夕列車」、8月は「納涼ビール列車」が予定されているようです。ご興味のある方は遊びにいかれてはいかがでしょ?
- 2015/05/08(金) 17:00:00|
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予約投稿ばかりしているから、記事を書いている時期と反映される時期がずれるので、旬なネタが結構書けなかったりします・・・

先月のダイヤ改正で、北海道の”赤電”ことJR711系が営業運転から引退しました。北海道で電化が開始された時から走っていた形式ですが、最近まで残っていたのは1980年に製造されたグループのみでした。しかし過酷な北海道の気象環境で30年以上使用されていたこと、札幌都市圏の人口増加に耐えられなくなってきたことなどから、この度引退することになりました。個人的には子供のころに「北海道の電車」と本に載っていたのがこの形式だったので、寂しさとともに、自分が歳をとったことを痛感させられています。

もう一つ、京成電鉄でも、長年”赤電”の愛称で親しまれてきた電車が引退しました。京成の赤電については
随分前にも記事を書きましたが、京成の”赤電”は旧3000形から続いてきた昔の塗装からとられた愛称であり、その塗装をかつて纏っていた最後の形式である3300形が先月完全に引退したのです。また、3300形には系列の北総鉄道にリースされていた編成(画像右(再掲))もありましたが、こちらも本家3300形引退の翌週くらいに引退しています。3300形は末期はほとんど京成線内のローカル運用ばかりだったので、私は金町線乗りに行ったときくらいしか見かけなかった一方、北総の方は最後まで地元の京急線まで乗り入れてきていたので、個人的には後者の方がなじみが強かったです。
このほか”赤電”の愛称は西武やJR常磐線などでも使用されていましたが、どちらも既に引退しています。なんというか、昭和の時代は電車の色を赤っぽくするのが流行だったんでしょうかねぇ。ちなみに京急や名鉄など、いまでも赤い塗装を纏っている私鉄の車両は、”赤電”とは呼ばれない模様です。

ただし、例外として遠州鉄道の電車は今でも全て”赤電”の愛称で親しまれています。もともとこの会社が赤電と呼ばれ始めたのは30形(画像右)が赤い塗装を纏ったからだったそうですが、それ以降導入する電車全てが同じ塗装を纏っているので、いまでも”赤電”の愛称が続いているのです。遠鉄では30形が引退している代わりに新車(2000形)が導入されていますが、これも未だに”赤電”塗装を守っていますから、今後もしばらく”赤電”と呼ばれるんでしょうね。
- 2015/04/14(火) 18:00:00|
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先日
報道されておりましたが、
以前記事にも書きました東急7600系がついに今月引退することになりました。7200系として導入されてから約48年、”ダイヤモンドカット”と言われた車両が東急線を去ります。そんなわけで昨日は引退記念イベントが蒲田駅にて開催され、7601Fは幕式行先表示を(紙で)復活させて営業運転に就いていました。

7600系は3編成在籍していましたが、残存しているのは7601Fの1編成のみです。昨年末ぐらいから、7200系として登場した当時のリバイバルデザインで走っています。まぁ、もともとステンレス車体に何もつけていなかっただけなので、貼られていたテープなどを剥がしただけのお手軽企画なんですけどね。そんなこんなで数ヶ月デザインだったのですが、引退間近で運用を限定していたため、平日ラッシュ時以外は寝ていることが多く、休日は雪が谷の車庫の一番奥に停まっていることが多かったです。私が上の画像を撮影したのはたまたま終日運用に入っていた年始であり、沿線にはカメラを構えた人があちこちにいました。

東急池上線・多摩川線には7700系という古い車両もあり、その内の7907F(上の画像左)が検査の期限が近いため、先に引退するものと思っていましたが、先に7600系が退いてしまうとは、あまり考えていませんでした。ちなみにこの7907Fも休日はほとんど運用に入っていなかったのですが、ここ数週間は結構休日も終日走っていますね。引退フラグか?
私がガキんちょのころは、目蒲線が7700系、池上線が7200系・7600系という布陣だったのですが、両形式もそろそろなくなってしまうんですね。どおりで私も老けるわけですね・・・
- 2015/02/08(日) 17:00:00|
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前回の記事では銚子電鉄仲ノ町駅のモニュメントをご紹介しましたが、私がここの駅に降り立ったのには別の理由がありました。

銚子電鉄デハ1000形の1002号が車庫の本線よりに停車していたからでした。私はこの銚子に行くまで知らなかったのですが、この1002号は明日1月10日を以って営業運転から退くとのことです。

銚子電鉄デハ1000形は、もともとは営団地下鉄(現・東京メトロ)の銀座線・丸ノ内線(方南町支線)で活躍していた2000形を譲り受けて登場した車両でした。デハ1002号はかつて丸ノ内線方南町支線で活躍しており、リバイバルとして赤地に白帯の懐かしい塗装に変更して運用されていました。しかし銚子電鉄の資金難を理由に、今回引退してしまうとのことです。営団時代の面影を残す趣深い車両だったのであり、引退は残念ではありますが、50年以上活躍してきたという点には、拍手を送りたいところですね。

ちなみにもう一方のデハ1001号は、銀座線時代の塗装のリバイバルになっており、こちらはこの日営業運転に就いていました。こちらはまだ引退はしないようですが、当初の報道ではこちらの車両の検査ができないとか言われていた様な気がします。ですから、末永く活躍・・・ということにはならないかもしれませんね。まぁ、今度また銚子へ行った際に会えれば良いなと思っておきましょうか。
- 2015/01/09(金) 18:00:00|
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各種メディアで報道されていますが、現在上野発の夜行列車で唯一定期(毎日)運行されている寝台特急「北斗星」が、来年3月のダイヤ改正で臨時列車化されるとのことです。以前記事にした
寝台特急「あけぼの」も既に臨時列車化されているため、これで毎日運行される「上野発の夜行列車」は無くなってしまいます。

私は特に北斗星に乗車したことは無いのですが、なんだかんだ遭遇する機会が最も多かったブルートレインがこの北斗星でしたね。小さいころは北斗星見たさにわざわざ上野駅まで連れて行ってもらったことを覚えています。最近では上りの上野到着時間がそんなに早くは無いので、山手線や宇都宮線などに乗っていて偶然見かけたり、わざわざ撮影に出向いたこともありました。なじみの列車がなくなってしまうのは、なんだかんだ寂しいですね。

さて、もう一つ気になるところとしては、同じ区間を走行する寝台特急「カシオペア」の処遇です。カシオペアは客車が1編成しかないため、北斗星とは異なり1日おきの運転となっております。そのため、登場当初から”定期列車”という扱いではなく”臨時列車”扱いなので、”定期運行終了”と言われることはありません。
北斗星の定期運行終了の理由の一つに「北海道新幹線開業に向けての工事や試験走行」とありますので、夜間帯の青函トンネルでの作業時間を確保したいという意向があるのかもしれません。もしそうならば、上りのカシオペアと北斗星はどちらも21時台の発車(カシオペア:21時12分、北斗星:21時49分)なのであまり関係なさそうですが、下りはカシオペアの函館到着が5時2分なのに対し、北斗星は6時35分なので、北斗星よりもカシオペアの方が作業時間確保の点で障害となるはずです。ひょっとすると「もともと臨時列車だから運行日を減らすだけなので、特に発表しなくてもいいや」ということなのかもしれません(でもそれだとかなりクレームが来ると思いますが・・・)。
- 2014/12/16(火) 18:00:00|
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相模湖駅の記事で211系に触れたのでついでのネタ。 「そんな細かいことツッコむなよ!」と言われそうなくらい、細かくてどうでもいい話です。

現在JR東日本長野支社では、国鉄時代から使用されている旧型車両115系(上の画像のやつ)の置き換えを進めています。引退が近いということもあり、国鉄時代に使用されていた「山スカ」色のリバイバル塗装を1編成に施し、営業運転に就かせています。上の画像の車両がその色なのですが、年配の方だけでなく、三浦半島とか、房総半島とかの人にとってもなんとなーく懐かしく思える色かもしれません。
さて、このリバイバル塗装ですが、従来の「山スカ」色とは極々僅かに異なる点があります。

こちらの画像は同じ日に撮影した、八王子支社所属の115系です。JR化後塗装をオリジナルのものに変えていた長野支社とは異なり、八王子支社は国鉄時代からの「山スカ」色をずっと守り通していました。ですからこちらはリバイバルでもなんでもない、言わば「原型」なのです。それで、この前面の塗装をよーく見てみると、貫通扉の付近の紺色のカーブの曲線が、微妙に違うのです。長野支社リバイバルのほうがキュッと締まった感じになってしまっています。一方で八王子支社は扉の横にも僅かにクリーム色の部分があり、紺色の部分が反っちゃってます。

ちなみにこちらの画像は八王子支社にかつて在籍し、臨時快速などで使用されていた今は無きM40編成です。こちらは紺色部分が反ってはいませんが、カーブはゆるく、扉横にもクリーム色の部分がありますね。
ぶっちゃけ実際に電車を利用する人には全然関係ない話なんですが、私みたいな人間はパッと見たときに「あれ、いつもと何か違う」って気づいちゃうんですよね。でも、こういう企画をやってくれるだけありがたいと思えるようにならないと、イカンですね。
- 2014/09/23(火) 12:00:00|
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