前回の記事の続きです。ユーカリが丘まで来たのは・・・

・・・そう、山万ユーカリが丘線に乗るためです。この路線はユーカリが丘の開発を行った不動産会社の山万が運行している、新交通システムです。ユーカリが丘地区のみで完結するため、路線の規模はかなり小さく、ほとんど地元利用に特化した路線になっています。が、一応一日乗車券が販売されているので、私のように沿線の散策を行うことも出来るようになっています。

車両の前面はこんな感じ。なんだか浴衣を着た萌えキャラが描かれたヘッドマークが涼しげです。ちなみに両方の前面で異なるヘッドマークを付けていたので、反対側の前面も見てみますが・・・
おしぼり・・・なんだか
寝台特急「北斗星」のヘッドマークみたいなデザインですが、書かれている文字は「おしぼり」です。面白すぎw

車内の中吊りにも、「つめたぁ~いおしぼりあります」と「うちわあります」と書かれています。

そんでもって、これがおしぼりの入っているクーラーボックスと、うちわです。おしぼりは飲食店で出てくるような使い捨てのおしぼりが入っていました。
さて、「なぜこの路線でおしぼりやうちわが配布されているのか」という説明をしていくのですが、実はこの路線、令和のこの時代に全列車冷房無しとなっているのです。北海道や東北には冷房が無い車両も確かにあったりしますが、首都圏でしかも全列車冷房無しというのはここくらいだと思います。ちなみに私が訪問した日は8月だったものの、曇り空であり、たまたま気温がそこまで高くなかったので過ごしやすかったのですが、本心としてはカンカン照りの日に訪問してどれだけ暑いのかを体験してみたかったです。

なお、うちわはお持ち帰り自由だったので持って帰ってきました。表には先ほどの萌えキャラが描かれていますが、「Yukari-Line-girls」というユーカリが丘線のイメージキャラクターらしいです。右側の娘が先ほどのヘッドマークに描かれていた”宮小路さくら”さんで、左側が”海隣寺ゆかり”さんです。苗字は地区内の地名とか施設名からとっているのかな?

そして裏面には前面掲示していたヘッドマークを検討していたときの、ボツヘッドマーク集がプリントされていました。ボツ案載せるのも面白いのですが、ボツの理由の突っ込みが書かれているのも面白いです。ちなみにユーカリが丘地区のイメージキャラクターであるこのコアラは「ここらら」って言うらしいです。
今年の暑さのピークはもう過ぎてしまいましたが、来年、コレを読んで気になった方がいらっしゃいましたら、訪問してみてはいかがでしょうか(とはいえ、熱中症対策は十分にしてくださいね)。
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- 2022/09/25(日) 03:00:00|
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※この記事を書いているのは、2019年12月1日のことです。随分前だなとか言わないでくださいまし・・・
相鉄のJR乗り入れが騒がれていた2019年11月30日。忙しい日々が続きながらも、地元を通る路線のことなのでそのことは私も知っていました。しかしその一方で、他の路線に異変が起こっているとは・・・

こんなのを見つけちゃいました(笑)。いつも通り買い物するため自転車でふらふらしていたら、なんだかカメラを持った集団が踏切にいました。なんかイベント列車でもあるのかと思い、待ってみたらなんと緑色のラッピングをした1000系が来るではありませんか!そんな企画をやっているなんて、全然知りませんでした。

ちなみに同じように緑のラッピングをまとっている列車は、東横線の5000系5122Fもあります。こちらは東横線90周年記念の企画として、
旧5000系「青ガエル」を表現しようとしていたもので、わざわざ5050系ではなく5000系を選んで行っているものでした。当初は期間限定だったのですが、何時の間にやらラッピングは継続されるようになったようです。

ちなみに池上線・多摩川線の1000系には、3年位前からもう1編成リバイバルラッピングの編成が在籍しています。こちらは旧3000系のツートンカラーと、木造の車内を表現した「きになる電車」であり、1000系の1017Fが使用されています。
今回の「緑の電車」も、旧3000系列で使用されていた緑塗装を表現しようとしているのがわかりますが、編成のチョイスに面白さがありますね。今回対象となった1013Fは、日比谷線直通と目蒲線で供用できるようになっていた貫通型先頭車を両端に使用しています。このタイプの先頭車は4両いましたが、2両は伊賀鉄道へ譲渡され、東急にはこの編成の2両しか残っていません。旧3000系列は貫通扉を有していた編成も多かったので、あえてこの編成が選ばれたようにも思えます。
こうなってくると、次は大井町線に「ゆたんぽ」ラッピングの編成が出てくるか?マイナーすぎて流石に無いかな・・・
- 2019/12/18(水) 15:00:00|
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前回の記事で弘南鉄道黒石駅に行きましたが、停車している車両を撮影。ちなみに弘南鉄道の旅客用車両は
以前にもちょっと触れましたが、現在すべて元東急7000系となっております。

・・・わお、なんという既視感・・・

あまりにも既視感が強かったので、スーパーへ買い物に行くついでに撮影してきました。もともと弘南鉄道の7000系には赤帯と青帯があり、前面形状に関係なく青帯の編成は右側の7105Fの帯と同じ位置に帯があります。しかし今回撮影した7011Fは帯位置が上であり、しかも細帯となっています。青色にはなっていますが、どう見ても東急7700系の帯と同じ位置・・・。隣の7105Fが中間車の先頭化改造車なのですが、
福島交通などと同様に同時期に新造していた1000系と似た前面なので、並ぶことで池上線感が強く出てしまっています。

そんな東急7700系ですが、新7000系の増備によりそろそろ引退するようです。7000系として登場して50年くらい経っているし、他の編成も既に解体されているので、このまま残りも解体・・・と思っていたら、
こちらの記事によれば養老鉄道へ譲渡されることになったようです。記事では”現在、養老線の車両は昭和38年~45年製であり、老朽化が進んでいるため、車両更新により塗装費や動力費等の削減、サービス向上を図ります”とのことですが、7700系も車体は同じくらいの車齢では・・・。ちなみに車体の塗装は東急の赤帯と赤歌舞伎以外にも、緑帯と緑歌舞伎という塗装が出るようです。ちなみに上の画像の7914Fは先月に運用離脱していますが、赤歌舞伎か緑歌舞伎のどちらかになると思われます。画像を見ての通り、黒い部分のラッピングが一部はがれていますが、貼り直すのでしょうか?

ちなみに現在の養老鉄道の車両は、
揖斐駅の記事にも少し登場していますが、近鉄時代から引き継いでいる車両を使用しています。上の画像の編成は名古屋線で使用されていた1600系・1800系の改造車であり、1600系登場時のクリーム色+青帯のリバイバル塗装となっています。この路線には南大阪線の初代ラビットカー6800系の改造車もおり、リバイバル塗装になっているのですが、一度も撮影できていないので、置き換えられる前に撮影したいですね。

おまけ。今月2日まで開催していた「東急線電車スタンプラリー」のスタンプが多摩川駅にあったのですが、土台に7700系の絵がありました。運転席に「のるるん」がちゃんといるんですね。ちなみに田園調布駅のスタンプ台にも7700系の絵がありました・・・どちらもスタンプの絵柄は7700系じゃなかったんですけどね(笑)
- 2018/09/04(火) 20:00:00|
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前々回、
前回の絡みの話。私が飯坂温泉に来た目的は湯治だけではなかったのです。福島交通では既存の7000系を1000系で置き換える計画があり、既に何編成か置き換えが進んでいるとのこと。「7000系が無くならない内に乗っときたいなぁ」と思い、運用に入っているかどうかも調べずに飯坂線に乗りに行ったのでした。
あっさり乗車完了(笑) 福島交通飯坂線は、日中は2編成が運用に入っているようなのですが、どちらも7000系で運用されており、行き帰りで異なる編成に乗車することができました。ちなみにこの時既に7000系は上の画像の2連2編成と、3連1編成しか残存しておらず、3連は土休日の運用が無いので、この時に乗れる7000系にうまく乗ることができたのでした。

ちなみに福島交通7000系は、
以前に記事にした上の画像の右側・北陸鉄道7200系同様、東急旧7000系の中間車を先頭化改造して導入された形式です。この時に先頭化改造された中間車は、どこの会社のものも当時東急で導入されていた9000系・1000系のような全面デザインとなっています。ちなみに北陸鉄道では先頭車の譲渡もされていましたが、福島交通はすべてが中間車からの改造による編成でした。

ほんでもって車内から桜水の車庫に止まっていた1000系を撮影。こちらは日比谷線直通用の東急1000系の中間車を先頭化改造して導入されたもの。元日比谷線直通用の7000系の先頭化改造車を、日比谷線直通終了で余剰となった1000系の先頭化改造車で置き換えるって・・・なんというか、「歴史は繰り返す」って感じですね。ちなみに被写体の1107-1208編成の種車は、
以前に記事にした元住吉の画像の中の、一番右側に止まっていた1007Fの中間車らしいです。

最後は近所に残る7000系の残党を1枚。地方に散っていった7000系も置き換えがされるようになりましたが、東急7700系も7000系が久しぶりに製造されたということで、置き換えが再開されるようです。まぁ~使用開始から50年近く経ってますからねぇ・・・いよいよこのグループも終焉が近づいてきたということでしょうか。
- 2018/01/28(日) 15:00:00|
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今回の話は
前回の記事でさりげなくスルーしている・・・

こいつの話。

長野電鉄3500系です。見たらわかる人もいると思いますが、元は営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線で活躍していた”マッコウクジラ”こと3000系です。東京の地下を離れて長野に来ましたが、路線の廃線や老朽化により、徐々に姿を消してきました。しかしながら現在も2連が5本、3連が1本残っており、信州中野-湯田中を中心に使用されています。

今回は唯一残存する3連のL2編成に乗ることができましたので、車内も撮影することに。営団時代の小窓で開くときに「ドゴォン」とでかい音がする”爆弾ドア”も健在。東京ではもう小窓爆弾ドアは7000系くらいしか残らなくなっちゃいましたからねぇ。つり革には「東急百貨店」の広告がありますが、これは東京時代のままではなく、「ながの」とちゃんと入っているので、譲渡時に製作されたものなのでしょう。さらに、扇風機には営団地下鉄のSマークが残存していました。これは昔からずっと使用しているのでしょうね。

そんな3500系も東急8500系の譲渡により置き換えが進められてきました(どちらも東横線を走っていた形式なので、再会といった見方も・・・)。そんな代替の8500系はブレーキの関係で信州中野から先の急勾配区間には入線できないため、同区間の普通列車は3500系しか使用できない状態が続いています。しかし3500系の老朽化は進んでいるため、地域連携長野電鉄長野線沿線活性化協議会によれば今後2019年から2021年度くらいまでに置き換えを進めていく計画があるようです。

となると代替はなんだという話になりますが、3000系の故郷である日比谷線では後輩の03系が続々引退中です。一部怪しげな搬出がされている車両もあるようですが、5ドア車は今のところ全部解体されています。3ドア車は多くが残っていますが、2020年までの置き換え計画になっているので、種車が最後まで残っているかどうか微妙なところです。そうすると今後2020系の導入で廃車になりそうな東急8500系に、急勾配用のブレーキ改造を施して入線させるというのもあるのでしょうかねぇ。

そしてもう一方、同じく日比谷線草創期を支えた東急7000系は・・・現在も東京を走行中。そればかりか無料乗車デーなんかもやられちゃっていました(笑)。こちらは昔置き換えの話があったものの、相変わらず頓挫している模様で今後の計画は聞かれません。いつまで使用されるんでしょうかね。
- 2017/11/03(金) 09:00:00|
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九州ネタを少し外れ、別の地域のものを。昨年の12月には18きっぷを1日使用し、千葉県のいすみ鉄道に乗ってきました。いすみ鉄道には
2012年に乗っていますので、4年ぶりの訪問になります。

朝一の電車で家を出て、大原までやってきて一番最初にやってきたのは、開業時から使用しているいすみ200'型。現在はこの206号のみ残存しており、ほとんど予備車の位置づけになっているようですが、土休日は動くこともあるようで、この日はたまたま真っ先に乗ることが出来ました。

いすみ鉄道は
鈴井さん「ムーミン」とタイアップしており、この206号の車体側面や窓には、ムーミンのキャラクターのステッカーがたくさん貼り付けられています。

乗った車両は大多喜止まりの入庫便だったので、大多喜で先へ行く列車を待つことになったのですが、大多喜の車庫には国鉄色のキハ20-1303が止まっていました。見た目は国鉄時代の気動車っぽいですが、いすみ鉄道の中では最も新しい車両で、一昨年に導入されました。前面と塗装は国鉄っぽいですが、車体の構造は新潟トランシスのNDCシリーズのまんまです。ちなみに最後はこの車両に乗って私は大原まで戻っています。

そんで先に行く列車としてやってきたのは国鉄型気動車のキハ52-125とキハ28-2346です。この列車は大原から大多喜までは有料の急行として運転されるのですが、大多喜から上総中野までは普通列車として運転され、キハ52形の方は自由席車両として普通乗車券のみで乗車することが出来ます。前回訪問時はキハ52形は国鉄標準色でしたが、現在は首都圏色(所謂タラコ色)に変更されています。キハ28形の方は前回訪問時は大多喜の車庫に入線したばかりで塗装が綺麗だったのですが、ちょいと使い込まれましたかね。

折角なので、偽国鉄型のキハ20-1303と一緒に写してみます。こうやってみるとキハ20-1303はホンモノの国鉄型と比べると、車体が角ばっているのが分かります。まぁ、でも知らない人が見たらやっぱり国鉄型に見えますかね。

なおキハ52-125の車内には、JR時代に活躍していた大糸線の運賃表や、ワンマン運転時の料金表示機がそのまま残されていました。ちなみに私はこの車両に乗車するのは2008年3月以来のことになります。当時の画像は紙焼写真しか残っておらず、スキャナを持っていなくて取り込みが出来なかったので、iPhoneで無理やり撮影してみたら、まぁ、なんとか許容範囲内で取り込めました(笑)。当時は紺と黄土色の鉄道省色という塗装で活躍していましたね。

忘れちゃいけないもう一つの偽国鉄型。前回訪問時には入線したばかりで、前面の半分しか見られなかったいすみ350型も、撮影・乗車することができました。こちらはキハ20-1303とは異なり、いすみ鉄道の一般塗装を纏っています。なお、現在の平日ダイヤのいすみ鉄道は、このいすみ350型2両といすみ300型2両、キハ20-1303の計5両でまかなっているようです。この日は休日ダイヤだったので他の車両も動いていましたが、いすみ300型が2両とも大多喜の車庫で寝ていたので、日中の定期列車はこのいすみ350型がまかなっていました。
ちなみに沿線の国吉駅構内には、久留里線で使用されていた
キハ30形キハ30-62が留置されているのですが、動態復活はまだまだ先になりそうです。
- 2017/01/15(日) 15:00:00|
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ずいぶんと寒くなってきたなぁ。しょっつる鍋とか食いたいなぁ・・・

こちらは
前回の記事で取り上げたJR五能線能代駅の待合室にあった、ハタハタのつるし飾りです。フェルトで作られた大漁のハタハタがすごい!

制作は「つるし飾りの会」という会のようですが、制作の理由として「五能線全線開通80周年」という記述があります。

隣の東能代駅のパネルによれば、今年の7月30日に五能線が全通80周年を迎えたとのこと。全通したのは1936年(昭和11)年ということなのですが、五能線は日本海の沿岸を走る路線なので、当時は難工事だったのでしょうかね。全通後にも何度か災害によって寸断されてしまっているようですが、無事復旧してきました。近年はリゾート列車の運転が多くなり、観光客を取り込んでいます。

こちらは五能線の車両ですが、前面に80周年記念のヘッドマーク(ステッカー式)が貼り付けられています。対象は全車両ではなく、6両在籍している国鉄時代のタラコ色リバイバル車両のみだったようです。しかし車両のよってヘッドマークのデザインは異なるものになっていたようです。

ちなみに非電化の五能線には入線しない秋田支社の701系にも、80周年記念のラッピングをした編成が走っていました。五能線には入線しないのに・・・701系で宣伝するということは、
蟹田の人や
鶴岡の人にもPRするということになるけど・・・効果は如何程だったのでしょうかね。
私はここを訪問したのは夏場でしたが、五能線沿線はこれから冬景色。吹雪が酷い場合は運休になってしまうこともありますが、冬場の沿線を観光してみても面白いかもしれませんね。
- 2016/11/25(金) 09:00:00|
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前回の記事で亀戸を訪問したのには訳が。
こちらの東武の公式プレスリリースの通り、東武亀戸線では昭和30年代の「標準色」の復刻塗装の電車を運行しています。会津からの帰りに途中の曳舟で見れるかなと思って待っていたのですが、この日は運用に入っておらず、見ることができませんでした。でもどうしても押さえたいなと思い、わざわざ亀戸線沿線まで赴いたのです。

亀戸線は基本的に2両編成の電車2編成が、亀戸-曳舟を行ったり来たりしています。この日1運用には普通の塗装の8568Fが充当されていました。

そして肝心の昭和30年代「標準色」リバイバル編成をゲット。実は運用に入っているか否かを調べずにここまで来たのですが、無事に見ることができました。ステンレス製の車両が多い現代では、やはりこのオレンジ色の塗りはかなり目立ちますね。

亀戸駅では普通の塗装の8575Fが昼寝中。並べてみると違いがよくわかりますが、前面帯が8577Fの方が細いですね。

最後に普通の塗装の時の8577Fと、亀戸線で使用される車両の中で上に画像を出していなかった8570Fをついでに掲載。ちなみに春日部所属の8000系はこの5編成であり、亀戸線と大師線の運用をローテーションしているそうなので、オレンジ色の奴が大師線を走ることもあるようです。企画の期間は未定みたいですが、次の正月に西新井大師への参拝客をオレンジ色の奴が担ったら縁起がいいかも!?
- 2016/05/20(金) 09:00:00|
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モニュメントを紹介する前に一つ記事を。

もともと私が会津に行くのは3月には決めていたことだったのですが、行く直前の4月22日に芦ノ牧温泉駅の「ばす」初代ご長寿あっぱれ名誉駅長が逝去しました。昨年には同じように猫駅長として有名だった、和歌山電鐵貴志駅のたまウルトラ駅長が逝去しましたが、後を追うかのように息を引き取りました。私も「行ったら会えるかな~」と思っていましたが、願いは叶いませんでした。

こちらは訪問日(4月30日)の芦ノ牧温泉駅ですが、翌日(5月1日)にここで社葬が執り行われるということで、大きな看板が設置されていました。

ここの駅の猫は、ストロボによる視覚への影響が考慮され、原則撮影禁止となっているのですが、祭壇と献花台は撮影してもOKということだったので押さえてきました。ちなみに葬儀は神式で行われるみたいで、仏壇ではなく祭壇?が設置されていました。献花台には全国から寄せられた花が置かれておりました。 なお、後継者である「らぶ」駅長は、この日は事務所内でお昼寝中で、カウンター越しに見るのが精一杯でした。
「ばす」初代ご長寿あっぱれ名誉駅長のご冥福をお祈りいたします。
- 2016/05/06(金) 09:00:00|
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四国へ行った最大の目的は、実はJR予土線で運転されている”ホビートレイン”に乗車することでした。

予土線は愛媛県宇和島市の北宇和島駅と高知県高岡郡四万十町の若井駅を結ぶ路線ですが、実際にはそれぞれ1駅隣の駅まで乗入れて宇和島~窪川で運転されています。山間部を走行するということもあって利用者も少なく、一部を除いて小型気動車のキハ32形によって運転されてきました。JR四国はこの路線に観光客を呼び寄せるために、キハ32形2両を、模型等を車内に展示する”ホビートレイン”に改造して、通常ダイヤの普通列車を運転するようにしているのです。私が乗車したのは元日でしたが、通常通りホビートレインの車両は運用に充当されていました。

まず最初に、北宇和島から江川崎まで乗車したのは、模型・フィギュアの製造・販売を行っている
海洋堂の製品を展示した、「海洋堂ホビートレイン」です。海洋堂は会社こそ大阪ですが、予土線沿線に
海洋堂シマントミュージアムビレッジを設置しており、土佐大正駅などがアクセス駅となっています。

車内のショーウィンドウにはご覧の通り海洋堂の模型やフィギュアが展示されています(左下すげー・・・)。高知県を走るということもあって、海洋堂ホビー館四万十のキャラクター「
うまのすけっぴ」や高知県のゆる?キャラである「
カツオ人間」のフィギュアもありますね。あと、左上段には隠れてしまっていますが、
乗車した前日に視聴率で惨敗したNHKの
どーもくんもおります。
そして江川崎に到着し、反対側にやってきたのが・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
登場時にはあちこちで報道されていましたが、ついにJR四国初の新幹線(笑)である「鉄道ホビートレイン」をお目にかかることが出来ました。江川崎では時間がなかったのですが、途中の吉野生で長時間停車(トイレ休憩?)があったため、じっくりと撮影しました。う~ん、すばらしい(笑)

車内のショーウィンドウには、四国に縁のある車両の鉄道模型が展示されています。多くが153系など国鉄時代の車両ですが、1つだけJR四国の5000系(マリンライナーの編成)がありますね。また、この他車内には実際に0系新幹線で使用されていた座席が、一部のロングシートを撤去して設置されていました(先客がいたので撮影は出来ませんでした)。

さらに、車内の運賃表示機の下部には東海道新幹線開業時の駅の名前が書かれていました。折角なので各駅からの運賃を表示していたら面白かったかも(笑)
ちなみに予土線にはこの他、臨時列車として運転されるキハ54形の「
しまんトロッコ」もありますが、冬季は流石にトロッコは寒いからか、今シーズンの運転は終了しています。なお、この3つの車両は「
予土線3兄弟」として扱われており、全ての車両に乗車するモデルコースも宣伝されています。そんなおもしろ車両に乗ってみたい方は、ぜひ行ってみてください。
- 2016/02/02(火) 18:00:00|
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