今週の土曜日(12/1)に、JR久留里線で新型車両のキハE130系100番台が営業運転を開始します。それに伴い、国鉄時代から現在まで使用されている気動車13両が置き換えられる予定です。今回はその引退予定の気動車を取り上げます。なお、画像は車両毎にあるものを極力アップしました。地元ではないため、流石に全車両撮れなかったので、そこは赦して下さい・・・

まずはキハ30形です。国鉄時代に製造され、特に大規模修繕工事を受けることも使われている久留里線の古参の形式です。特徴は3扉でいまだに非冷房であること。もともとは片運転台がキハ35形、両運転台がキハ30形となっており、通勤通学需要の高い関西本線や相模線、八高線などで使用されてきましたが、JRではもうこの久留里線に両運転台のキハ30形が3両残るだけとなってしまいました。現在残っているのはキハ30-62(画像左)とキハ30-98(画像右)、キハ30-100(画像なし。ぶれちゃってました)の3両で、その中の1両?が引退後いすみ鉄道に譲渡されるとのことです。また、この3両のほかにも関東鉄道に譲渡された車両があり、そちらは12月以降も営業運転を続けるようです。久留里線の車両はもともと専用塗装を纏っていましたが、現在はクリーム色と朱色の国鉄一般色に塗り替えられています(この色は昔の関東鉄道の塗装に似ています。関東鉄道でもリバイバルしていましたね)。

続いてはキハ37形です。便所つきが0番台、なしが1000番台ですが、久留里線では便所を使用禁止にしているので、大した差はありません。キハ30形が3扉であったのに対し、こちらはもともとローカル線での運用を視野に入れて製造された形式であることから2扉になっています。また、全車両片運転台になっている他、冷房装置も搭載しています。前面はキハ30形と同じくパラミックウィンドウではない3枚窓ですが、高運転台であるため東武8000系のような顔になっています。久留里線には現在キハ37-2(画像左)、キハ37-1002(画像中央)、キハ37-1003(画像右)の3両が残っています。もともと5両しか製造されなかった形式であり、残りの2両は西日本の加古川線、境線などで活躍しましたが既に引退しています。

続いてキハ38形です。この形式もキハ37形と同じく片運転台であり、便所つきが0番台、便所なしが1000番代となっています。特徴は東武10000系のようなガイコツ顔の前面と戸袋窓の無い側面です。この形式は非冷房のキハ35形を改造すると言う名目で製造されたものであり、車体こそ冷房装置つきで新造しているものの足回りなどは種車から流用しています。導入後は八高線で使用されていましたが、同路線の八王子-高麗川が電化された際に、残りの非電化区間の高麗川-倉賀野(-高崎)の運用をキハ110系が受け持つことになったため、押し出される形で久留里線に入線してきました。久留里線では7両在籍しており、最も多い形式となっています。ちなみに上の画像は左がキハ38-3、中央がキハ38-4、右がキハ38-1002です。

キハ38形に関しては車内も少し撮影していたので載せときます。椅子はバケットシートとなっていますが、床下機器が無く、支えの柱があるのでベンチみたいです。また、今時珍しく扇風機を装備しています。撮影した日は6月で少し暑かったのでガンガン回ってました。
新型車に置き換わってしまうとこれらの車両が醸し出す独特の雰囲気も味わえなくなってしまいますね。

おまけ。久留里線のちょっと北を走る小湊鉄道のキハ200形です。キハ30形の国鉄一般色と似た塗装をしていますが、かつて国鉄に所属していた路線でもなく(京成グループ)、車両も同車オリジナルの車両です(一応国鉄20形気動車ベースではありますが・・・)こちらも製造から50年以上経過する古い車両がありますが、具体的な置き換え話は出ていません。東京から割りと近いところで、このような趣のある気動車が走っているんだから凄いもんです。
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- 2012/11/29(木) 23:42:31|
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前回の記事で東京スカイツリーへ行ったことを書きましたが、今回はその目的を記述します。
午前11時前、京成線の押上駅を降り立ち、展望台行きエレベーターの大行列を尻目に私が訪れたところは・・・

東京ソラマチ内にある「
うどん本陣 山田家 東京スカイツリータウン・ソラマチ店」でした。埼玉とか多摩とか蒲田とかでチェーン展開している「山田うどん」ではありません。四国に本店を持つ讃岐うどんのお店です。北海道テレビ放送(HTB)のローカル旅バラエティ番組「水曜どうでしょう」の「四国八十八ヶ所」で必ず訪問し、スケジュールが推してしまうことで有名なうどん屋さんです。私は以前四国の本店を訪問したことがあったのですが、今回東京に支店ができたということで、行ってみることにしました。
11時開店ではありますが、既に開店前から行列ができていました。そんなこともあり11時ちょっと前にお店が開店したのですが、私はギリギリ店内に入店することができました(席は62席しかありません)。入店してオーダーしたのは写真の「ざるぶっかけ」です。「水曜どうでしょう」でもお馴染みのメニューで、四国の本店でも同じものを食べました。店内は家族連れの観光客ばかりだったので、入店後じっくりメニューを見ている人がほとんどだったのですが、私はメニューを一切見ずにお冷を持ってきてもらったタイミングで「ざるぶっかけ」と言って注文しましたので、店員さんを少しビックリさせてしまったかもしれませんね。
「ざるぶっかけ」は冷たいぶっかけうどんで、温かい方は「釜ぶっかけ」という名で販売されているほか、普通の「ぶっかけうどん」も販売されています。観光地という特色や東京という物価が反映されているのか、四国より若干値段が高めでした。うどん自体は特に変わることなく、重量感とコシのある讃岐うどんを堪能することができました。強いて要求を挙げるとすると、もっとキンキンに冷えていた方がおいしかったかな、というところ(まぁ湯でたての麺を冷やすと言うのは簡単そうで難しいことですけどね)。うどんを食べ終わったら、目的がすんだのでとっととスカイツリーを後にしました(あんな人ごみにいたら気が狂ってしまうわ!)。

おまけ。四国の本店の画像が無かったので、八栗ケーブルの画像を出しときます。山田家本店の近くにある第85番札所「八栗寺」は山の上にあるので、ケーブルカーを使って行くと時間短縮できます。しかし発車時刻が限られているので、下手するとかなりの時間待たされる可能性があります。「水曜どうでしょう」のように先に山田家さんに行くと、後のスケジュールが推しちゃいます。ちなみに私は先に八栗寺を訪問したのですが、境内でモタモタしているうちに下りのケーブルカーが発車してしまって結局1本待つことになり、後のスケジュールが推してしまいました(うどんを超速で食べ、JR高徳線八栗口駅まで競歩で行きました)。
- 2012/11/27(火) 22:51:18|
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今日は東京スカイツリーのお膝元のお話。厳密に言うと、駅前ではなくて高架下なんですけどね。

東武スカイツリーライン・・・東武伊勢崎線のとうきょうスカイツリー駅の高架下にあるお地蔵さんです。駅前とかにお地蔵さんとかって結構ありそうだと思うんですが、私は今回ここで見たのが初めてでした。地蔵の上にあった説明板によると、この地蔵は石材と共に運ばれてきたんだとか。東武線の北の方には、今でも砕石が行われている佐野線や、砂利輸送のための支線を有していた宇都宮線などの路線があるので、そこから運ばれてきたのでしょうか。
ちなみに説明板には「業平橋」と書かれていますね。昨年に駅名が業平橋からとうきょうスカイツリーへと変わったのですが、駅名だけでなく、乗降客の顔ぶれも、周りの景色も変わってしまいましたね。スカイツリーの訪問客の中に、かつてここに地上ホームがあったことを知っている人がどれくらいいるのでしょうか。ちなみに私はその地上ホームがなくなる直前に行われた5050系による臨時列車運転の際に、地上ホームを訪れたことがあります(銀塩カメラで撮影をしたのですが、スキャナを今もっていないので画像をPCに取り込む手段が無いです・・・)。
駅周辺はめまぐるしく変わってきていますが、この地蔵は50年以上もここの地の守り神として存在しており、今後もこの地の発展を見つめていくことでしょう。
ちなみに私がなぜここに来たのかは後日取り上げます。
- 2012/11/25(日) 20:54:10|
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まぁ、タイトルの通りなんですけど。

先週まで東急東横線で走っていた東京メトロ10000系の10003Fが巣に帰り、今度は7000系の7013Fがやってきました。
以前紹介したとおり、東横線には10003Fが入線する前に既に7016Fが入線しています。ですので、7000系として営業運転に入るのは2編成目になります。
こちらによると、この編成は12月15日まで東横線で運転されるようです。相変わらず固定ダイヤで運転されるので、追っかけ・撮影するのは楽ですね。
ちなみに当然のことですが、直通運転開始したらこの渋谷駅高架ホームには7000系は入線しません。直通運転開始後は現在の副都心線ホームに東横線の列車が乗り入れるようになります。最近銀座線高架下にあった副都心線の14番出口が、現在の東横線の南口付近に移設されましたが、通路がかなり狭くなっており、混雑するため乗換えが不便になっています。これは東横線からJR山手線に乗り換えて新宿・池袋に行く人を、直通運転開始後副都心線に誘導させる作戦なのでしょうか?
- 2012/11/23(金) 21:43:51|
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上越新幹線が停車する越後湯沢駅。小規模な西口と、バスターミナルのある東口のどちらを見回しても、何もないように見えますが・・・

東口のロータリーにひっそり石碑がありました。ご覧の通り草に覆われており、放置されているような感が否めません。
石碑には「いま夢のせて」というタイトルが書かれています。内容をよく読むと、上越新幹線開業を記念して設置されたものだということがよくわかります。特に首都圏からのアクセス向上を喜んでいることがよくわかります。新幹線開業によってストロー効果でかえって寂れてしまった町もたくさんありますが、この越後湯沢の町にとっては、首都圏からのスキー・温泉客が増加したため、新幹線のプラスの効果が大きかったように思えます(実際に私はこの時越後湯沢に一泊したのですが、夜の街は浴衣を着た観光客で結構賑わっていました)。

おまけ1。特急「はくたか」発着ホームにある”手湯”です。中央本線上諏訪駅や常磐線湯本駅など、足湯がホームにある駅は何箇所かありますが、手湯があるっていうのは珍しいですね。まぁ、手湯って中途半端なんで、あんまり温泉PRには向いてないかもしれませんけど・・・(個人的には足湯の方が良いです)

おまけ2。在来線ホームに来る列車たちです。私は上越線で新潟方面に向かうことがあまりないので、首都圏から程近いところで681系を見ることができるのは少し新鮮です。いつもは18きっぷで西の方へ向かって「サンダーバード」の編成ばかり見かけるので・・・
- 2012/11/21(水) 23:05:49|
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今回は有名な奴です。撮影する直前まで冷蔵庫で冷やしていたので指紋が目立ちます。ごめんなさい。

コカコーラ社「ジョージア」シリーズのマックスコーヒーです。千葉・茨城・栃木(一部)県民の皆さんにはお馴染みの製品でしょう。現在でこそ全国的に販売されているこの製品ですが、もともとは利根コカコーラボトリングが独自に製造・販売していた製品であり、基本的に上記3県のみの限定販売となっていました。ちなみに「マックスコーヒー」自体は利根コカコーラの前身である利根ソフトドリンクの時代から製造されており、ジョージアブランドよりも歴史があるんだとか。

ちなみにこの製品の特徴はなんと言っても甘さです。飲んだことがある人はわかると思いますが、コーヒーとは思えない甘さです。それもコーヒー牛乳のようなまろやかさは無く、甘さが直球で襲ってきます。マックスコーヒーの「マックス」は甘さがマックスだからだなんてよく言われますね。ちなみに”原材料名”のところは加糖練乳、砂糖、コーヒーの順であり、これは昔から変わっていません。コーヒーの前に”加糖”練乳と砂糖が来るなんて、ドンだけ甘さを強調したいんでしょうか(笑)

ちなみに10年位前はこんな感じの
末期色真っ黄色の缶でした。当時のジョージアのロゴが懐かしいですね。この缶は家のガラクタを漁っていたら出てきたものなんですが、これをくるっと回してみると・・・

「600万人のちば」というキャッチコピーが描かれていました。(厳密には違うんだけど)千葉限定の製品だったことがよくわかります。上の画像と比較すると販売者が「コカ・コーラカスタマーマーケティング㈱」ではなく「利根コカ・コーラボトリング㈱」であることがわかるでしょう。
ちなみにこの缶ですが、実は千葉・茨城・栃木の各県で購入したものではないんです。なぜか東急池上線御嶽山駅付近の自動販売機で売られていたのです(しかも110円で・・・)。またこれ以外にも、2004年の12月には、沖縄県内の自動販売機で売られているのを数箇所見かけました。当時は全国展開はもちろん、首都圏での展開も始まっていなかった(2006年から開始)ので、誰がどういう経路で納品していたのかわからず、不思議で仕方ありませんでした。どなたかご存知の方いますか?
- 2012/11/19(月) 21:42:44|
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本日は岡山県の内陸部の拠点である津山駅前にある像をご紹介。画像が逆光になっちゃってますが、お許しください。

津山藩士・蘭学者として活躍した箕作阮甫(みつくりげんぽ)の像です。65歳まで生存しておりましたが、像は若い25歳の頃をモデルに作成されております。箕作阮甫は当然ながらこの地で生まれ育ったわけですが、生家は現在もまだ残っており、
国指定史跡として公開されています。 箕作阮甫は幕末にペリーの翻訳や対露交渉、蕃書調所(現在の東京大学の源流機関)の創設に携わったといわれています。子孫には「天皇機関説」で有名な美濃部達吉氏や、指揮者の藤岡幸夫氏などがおります。
津山駅は姫新線、因美線(東津山駅から乗り入れ)、津山線の交わる駅です。姫新線のみ中間駅に当たるため、所属線は姫新線となっておりますが、列車の本数は圧倒的に津山線の方が多いです。まぁ、大阪方面からここまできる時も、姫路駅から延々と姫新線を乗り継いでくるより、大人しく岡山駅まで新幹線で来てそこから津山線を使った方が早いですからね(ちなみに岡山駅からは快速「ことぶき」で70分程です)。ちなみに私はこの津山駅が広島県の同じく内陸にある三次駅と被っているように思えて仕方ありません。だって、内陸の交通の要所だし、非電化のローカル線だけだし、県庁所在地からは快速で割りと楽に来れるし・・・。皆さんはどう思いますか?
- 2012/11/17(土) 11:25:54|
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東武の公式ホームページに載っていたのですが、2012年5月22日まで東武伊勢崎線(スカイツリーライン?)のとうきょうスカイツリー駅(旧業平橋駅)から浅草駅までの一駅だけ、特急列車に特別料金なしで乗車できるらしいです。ちなみにキャンペーン対象は上り列車だけで、下り列車は従来通り有料だそうです。私にとっては、そもそも旧業平橋駅のあそこにそもそも特急が止まるということ自体、実感がまだないです。というか私の場合はこれくらいの距離であれば、正直歩いてしまいます(笑)
ちなみに画像は特急「りょうもう」で使用されている200系です。今回の記事とはまったく関係がありませんが、浅草とは正反対の終点である赤城駅で撮影しました。「りょうもう」は1800系の急行時代から桐生線の赤城駅(旧新大間々駅)をメインの終点としており、伊勢崎線の終点である伊勢崎駅には1日1本しか入線しません。ちなみに私は幼少の頃から東武線を利用していたので、「りょうもうの終点だからデカイんだろうな」と思っていたのですが、実際に行ってみると想像よりも駅の規模が小さかったため、驚いたものです(まぁ勝手にデカイ駅を期待する方が悪いんですけどね・・・)。
- 2012/11/15(木) 22:05:19|
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今回は横浜市営地下鉄ブルーラインの中川駅前にあるモニュメントをご紹介します。中川駅は東急田園都市線との乗換駅であるあざみ野駅と、同じ横浜市営地下鉄のグリーンラインとの乗換駅であるセンター北駅の間にあり、利用者数はそれらの駅よりは少ないです(増加傾向ではあります)。しかし駅前はしっかりと整備されています。

まず、駅舎のまん前にある「集う人達」という石像です。四国在住の彫刻家である零駒無蔵氏が造られたものだそうです。なぜ零駒無蔵氏の像がここにあるのかはわかりませんが、駅舎のまん前、しかも柱の前ということで、待ち合わせなどの目安には最適な置かれ方をしています。ん、するとこれはここの場所で待ち合わせをしている人をイメージして造られたのでしょうか?ちなみに設置は1993年3月ということなので、駅の開業とともに設置されたことがわかります。

続いてはペデストリアンデッキ(歩道橋?)の柱の脇にある筍の石像です。なんでこんなとこにこんなちんまい筍があるんだと思ったのですが、よく見てみたら説明文が書かれていました。どうやらこれは「ふれあいのベンチ」という名前のベンチのようです。ちなみになぜ筍なのかというと、この中川の地が筍の名産地だったからだそうです。詳しくは右側の画像の説明文に書かれているのですが、正直よく読めません。この説明文は左の画像で言うと真ん中の筍の土台と、後ろのペデストリアンデッキの柱の間にあったので、撮影するにしてもこれが限界でした。本来ベンチならば「駅前モニュメント」とは言いがたいところもありますが、筍がここの名産だということなので、それをPRするモニュメントの一種と捉え、ここで採り上げました。
ちなみに私はこの日、田園都市線の二子玉川→(溝の口はスルー)→あざみ野→中川と巡って辿り着いたのですが、田園都市線沿線では全然駅前モニュメント見つけられませんでした。田園都市線は割と新しい路線なのでモニュメントとか結構ありそうだと思ったのですが、その逆だったようです。勾配のキツイところを自転車で通り抜けたので、膝の痛みだけが残る遠征となりました。。。
- 2012/11/13(火) 22:43:43|
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トラックバックテーマが興味深かったので、投稿してみます。
こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当加瀬です(^v^)/今日のテーマは「いつか行ってみたい【秘境の地】はどこですか?」です。加瀬は国内の観光名所もロクに回っていないですが、人知れずヒッソリと評価される「秘境の地」なる場所にとても興味があります!大自然に覆われた、人の少ない所で、つかの間の穏やかな時間を過ごすのが好きです…!先日、岐阜県の白川郷へ旅行に行ってきました!(秘境の地、と言って...
トラックバックテーマ 第1549回「いつか行ってみたい【秘境の地】はどこですか?」
まず最初に謝っておきます。「いつか行ってみたい秘境」ではなく、「一度行ったことのある秘境」のお話です。すいません。

今回紹介するのは、JR奥羽本線(山形線)の赤岩駅です。この駅は起点の福島駅から3つ目のところにあるのですが、多くの列車が1つ手前の庭坂駅で折り返してしまうため、停車する列車は上下共に数えるほどしかありません(ただし新幹線「つばさ」が通過しますので、走行する列車の本数が少ないわけではありません)。今回この駅を取り上げるのは、今年の冬からこの駅が冬季の間のみ休業するようになるからです。

休業の理由は、この画像を見ればなんとなくわかるかもしれません。これは赤岩駅前を撮影したものです。奥の方の架線柱があるところが、赤岩駅のホームです。赤岩駅周辺にはもともと小さい集落がいくつかあったようですが、すべて廃村となってしまったようです。現在ここから最も近い集落までは山道を30分ほど歩かなければいけないために利用者がほとんどいないこと、冬季は降雪量が多いことなどが、冬季休業化の引き金となったようです。ちなみに画像には車の轍がありますが、ここまで車で来るのも結構大変みたいです。

こちらの画像は旧赤岩駅を撮影したものです。先ほどの駅前の画像を撮影した立ち位置の右手にあります。奥羽本線の赤岩、板谷、峠
(以前「峠の力餅」を紹介した駅)、大沢の各駅は、現在は新幹線が通過する複線の線路上にホームが設置されていますが、かつては山を登っていくためにスイッチバック方式でホームを設置していました。赤岩駅にも遺構は残っていましたが、現在はご覧の通り草に覆われてしまっています。
福島駅12時55分発の441M下り普通米沢行きに乗ると、13時11分に赤岩駅に到着し、赤岩駅13時35分発の434M上り普通福島行きに乗ることができるため、「青春18きっぷ」のシーズンに441Mに乗車するとこの駅で降りる人がたまにいます。私もその列車で3年位前に訪問(画像もそのときに撮影)したのですが、その時はたまたま掃除のおじさんたちが駅の待合室にいたため、秘境気分が半減してしまいました。いつかこの駅を再訪して、今度こそ秘境気分を存分に味わいたいものです。
あ、再訪する前に冬が明けないとなぁ・・・
- 2012/11/11(日) 19:09:54|
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今回は羽越本線のデッドセクションがあることで有名な、新潟県村上市の村上駅前のモニュメントをご紹介。

まずは駅舎の正面にドーンと聳え立つ櫓(やぐら)です。村上駅は瀬波温泉の最寄り駅となるのですが、そこには「源泉やぐら」という鉄塔があり、そこのところで源泉がボコボコと湧いているようです。卵を持っていくと温泉卵ができるんだとか(私は体質の問題でゆで卵は受け付けませんがね・・・)。ちなみにその「源泉やぐら」このモニュメントのような木製の櫓とはぜんぜん違いますからね。この櫓ですが、「村上駅」と書かれているところをよく見ると一部が緑色となっています。緑色の部分を抜き出すと・・・J・・・R・・・JR?

村上駅にはもう一つモニュメントがあります。それは文部省唱歌の「汽車」の歌碑です。岡山地区では接近メロディーとして使用されていますが、かつてはこの村上駅でも木琴調の「汽車」が接近メロディーとして使用されていました。なぜここにこの歌碑があるのかというと、作曲をした大和田愛羅氏のゆかりの地だからだそうです。市内のお寺で眠っているそうです。この「汽車」の歌碑ですが、ここ以外のところにもあります。

駅前ではありませんが歌碑は歌碑。JR常磐線広野駅1番線ホームにある「汽車」の歌碑です。広野駅は福島第一原発警戒区域の手前にある駅で、現在上野方面から常磐線で直接行ける北端となっています。ちなみに仮設ホームが設置されている2番線から上り列車が発車する際には、発車メロディーとして「汽車」が流れます(本来は1番線の下り用)。ちなみにここに歌碑が置かれている理由は、この歌の作詞をしたといわれる大和田建樹氏が、常磐線のこのあたりをイメージして作詞したといわれているからなんだとか。まぁ歌詞に「広野原」とはいっていますが、それが本当にこの「広野」なのかは、はっきりとしていないそうです。
・・・ちなみに広野駅前にはモニュメントらしきものはありませんでした。
- 2012/11/09(金) 23:51:55|
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今回ご紹介する品は、太洋食品の「金太洋 つぶオレンジみかん」というジュースです。東京在住の私にとってはなじみのないメーカーの製品ですが、会社は長崎県島原市にあるようです。九州では結構有名らしいんですが、そうなんですか?ちなみに私は広島県三次市のスーパーで購入しました。
製品名からもわかるとおり、つぶが入っています。また、これも製品名からわかることですが、オレンジとみかんがミックスされているようです。それぞれどれくらいの割合で入っているのかはわかりませんが、一応果汁は20%とのこと。お味に方は・・・おお、甘い。この手のジュースって結構甘かったり酸っぱかったりするんですが、この製品は甘めに作られていました。酸っぱいのがあまり得意でない私でもゴクゴク飲むことができました(まぁ内容量が250mlなんで、ゴクゴク飲むとすぐなくなっちゃうんですけどね)。
- 2012/11/07(水) 22:08:09|
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北山形駅第2回目の記事でも触れましたけど、京急空港線穴守稲荷駅前の「コンちゃん」は不定期連載にしますよ。ということで・・・

京急蒲田関連のダイヤ改正が実施される1週間前の穴守稲荷駅前のコンちゃんです。
第1回目のコンちゃんの記事の時は、サンバイザーにまっ○ろ○ろすけが乗っかっているだけでしたが、それから少し変化がありました。サンバイザーはそのままですが、まっ○ろ○ろすけが
屋根裏部屋に隠れていなくなり、その代わりにとっとこ○ム太郎のワンピース?見たいなのを着せられていました。加えて左耳のところに花か飾りが付けられていました。服とサンバイザーはまぁ良いとして、花飾りはなんか突風が吹いたときに飛ばされそうです(笑)
あと、衣装ではありませんがお供え物として、S-Drinkのお茶・・・のペットボトルに入った水と、マクドナルドのコーヒー(ミルク入り)が置いてありました。お水はどこから持ってきたのかわかりませんが、コーヒーの方はこの像が置かれているすぐ隣にマクドナルドがあるので、誰かがわざわざ買って置いたものと思われます。案外、マックの店長さんが繁盛祈願のためにおいていたりして・・・
そういえばこの穴守稲荷駅も、ダイヤ改正で日中に都心方面へ向かうのが不便になりましたね。全列車新逗子行きは流石に辛いんじゃないかなぁ。
- 2012/11/05(月) 21:58:19|
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サントリーの缶コーヒーといったらBOSS。おなじみですね。皆さんはどのBOSSをよく飲みますか?白BOSSことカフェオレですか?黒ボスことブラックですか?

今回紹介するのは白でも黒でも金でも虹でもない、紺のBOSSです。中学生・高校生くらいの人は紺のBOSSなんてなじみがないかもしれませんね。その一方で30台以上の人とかは「あ~あったな~」とか思うかもしれませんね。
この紺のBOSSこと「Super Blend」は、BOSSシリーズの最初の製品であります。コカコーラのジョージアシリーズにおける「オリジナル」、ポッカコーポレーションにおける「ポッカコーヒー オリジナル」と同類です。BOSSジャンとか流行っていたときはまだ結構売られていましたが、それからしばらくはまったく見かけなくなってしまいました。特に自動販売機なんかは、機械の塗装がが紺色でBOSSのロゴが描かれているにもかかわらず、肝心な紺のBOSSが売られていないという悲しい状態になっていました。私も存在を忘れかけるくらいだったのですが、ここ1年くらいで、スーパーとかドンキホーテとかですこぉ~しずつ見かけるようになったので、今回買ってみました。
色は結構明るいです。味は・・・甘い。甘いよ。どのブランドも原点の缶コーヒーは結構甘かったりするのですが、この製品もご多分に漏れず甘い製品でした。他社の製品との違いはBOSS独特の後味というか、香りみたいなものがあるところでしょうか。BOSSのそれは初代から引き継がれているんですねぇ。
さて2口目を飲も・・・
ごん!
バシャッ!
あ゛ー! 私パソコンを使い始めて17~18年くらい経つのですが、初めてキーボードにコーヒーをこぼしてしまいました。幸い打てなくなるようなことはありませんでしたが、せっかくの紺BOSSがほとんどなくなってしまいました。ぐぅ・・・
- 2012/11/03(土) 21:06:39|
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明日11月2日から4日まで、佐賀県唐津市で
「唐津くんち」というお祭りが開催されます。
14対の曳山が市街地を駆け巡ります。
その唐津市の中心駅となるJR筑肥線・唐津線の唐津駅前には、お祭りで曳かれる曳山の像が置かれています。年に一度のお祭りではありますが、駅前に像がどーんと置かれるということで、唐津という町におけるお祭りの重要性、および曳山の存在感がよくわかります。
ちなみにこの像は14対ある内の一番曳山「赤獅子」を模写して作られています。「赤獅子」の曳山は文政2年(1819年)に作られたとのことなので、約200年ほど使われていることになります。いかに大切に使われているかがわかりますね。私は唐津市内にある「曳山展示場」にてすべての曳山を見ましたが、お気に入りは三番曳山「亀と浦島太郎」と五番曳山「鯛」です。前者は曳山に浦島太郎と思われる人物の人形が乗っかっていることがツボにはまりました。後者は他の曳山にないマッタリした印象が気に入りました。「鯛」についてはキーホルダーが売られていたので、衝動買いしてしまったほどです。
唐津駅は福岡空港からも博多駅からも電車一本で行くことができます。もし興味がありましたらこの休日に行ってみてはいかがでしょうか。私はまだ祭り本番を見に行ったことはありませんが、一度は行ってみたいとずっと思っています。
- 2012/11/01(木) 22:10:17|
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