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思いつくままに、すらすらと。

思いつくままに、すらすらと何かを書いていきます。ノーコンセプト、かな?

駅前モニュメント53 JR安房鴨川駅 「水の大地」&横渚土地区画整理事業竣工記念碑

 またも房総ネタ。今度は安房鴨川駅前(正式には駅前ではなく駅裏)のモニュメントをご紹介します。安房鴨川駅は内房線・外房線の終点であり、右へ行く列車も左へ行く列車も上り列車になります。つまり谷底の駅ですw

JR安房鴨川駅 水の大地 説明 JR安房鴨川駅 水の大地

 まずはバスロータリーの真ん中にある、「水の大地」というステンレス製のモニュメントです。作者は彫刻家の児玉士洋氏です。児玉氏は「大地・風・水」をテーマにステンレス彫刻を作成されている方であり、このモニュメントもその代表的な作品であることが伺えます。調べたところによると「水の大地」という名前の作品を児玉氏は沢山作っているようですが、それぞれ形が異なるんだそうです。今回のものはリング状になっていますが、四角かったり半円だったりするものもあるんだとか。ひょっとするとまったく離れたところにある駅の前に、同じ「水の大地」というタイトルのモニュメントがあるかもしれませんね。

JR安房鴨川駅 竣工記念碑

 続いてはロータリーの隅っこにある横渚土地区画整理事業竣工記念碑です。以前羽越本線鶴岡駅前のモニュメントを紹介したときにも取り上げましたが、「区画整備やったぞ!」という成果を象徴するモニュメントの一つです。恐らくこのモニュメントが設置されているバスロータリーの整備のことをさしているものと思われます(駅改札口正面のところは区画整備はされておらず、かなり手狭になっています)。ちなみに「横渚」というのは安房鴨川駅のある一帯の地名です。

JR安房鴨川駅 鴨川シーワールド行きバス

 おまけ。鴨川シーワールド行きの直行バスです。鴨川日東バスが運行しています。車体の窓まで使用している動物のステッカーが目立ちます。これだけ目立っているのだから、乗り間違えることは無いでしょう。
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  1. 2012/12/31(月) 17:14:27|
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食いもんレビュー その5 梅乃家 大ラーメン

 房総半島に行ったということで、以前から気になっていたラーメン屋へ行くことに。ちなみに最寄駅は内房線の竹岡駅。徒歩25分ほどで到着。上総湊駅や金谷港からバスを使うこともできますが、本数が少ないのであまりお勧めはできません。

梅乃家 大ラーメン

 梅乃家さんの大ラーメンです。ラーメン好きの方はご存知かもしれませんが、”竹岡式”ラーメンのルーツとなっている店です。本当はチャーシュー盛りだくさんのチャーシューメンを注文したかったのですが、16時半という時間ながら行列ができるほど混んでいたので、ラーメンと大ラーメンしか頼めませんでした。竹岡式ラーメンについて詳しく説明すると、まず麺は乾麺を使用しています(といっても、「サッポロ一番 しょうゆ味」のようなものではなく、業務用のものを使用しているみたいです)。スープはチャーシューの煮汁を麺のゆで汁で薄めただけのものであり、色は黒いがあっさりとした味。そして薬味は玉ねぎ山盛りという、かなり個性的なラーメンです。これを聞いただけでは「えぇ!」と思ってしまう方もいると思いますが、意外とこれがイケるんです。ついでにここはチャーシューも旨い!強いて問題点を挙げるとすると、乾麺なので麺が伸びやすいのと、スープの醤油が濃いのであまり飲めない所かナ。
 皆さん一度だまされたと思って行ってみてください!




 ・・・今回はこれだけでは終わらん!


 このラーメン、作り方が簡単そうなので、再現してみました。

竹岡式ラーメン作ってみた2 竹岡式ラーメン作ってみた1

 まずスープの素を作らなければいけないので、チャーシューを作ります。用意したのは豚モモ肉のブロック。本来はバラ肉ブロックが欲しいところですが、バラ肉は高くてド貧乏ドケチの私には買えないこと、モモ肉ブロックが安売りされていたことから、モモ肉にしました。煮汁の分量は超適当(笑)。醤油を150~200mlくらい入れたかな?水を600~800mlくらい入れたかな?水を何回も足しているのでどれくらい入れたかさっぱり分かりません。そしてこれを2時間くらい弱火で徹底的に煮込みます。

 この間に天皇杯見るかー・・・

 まーけーたー・・・セットプレー決まらないし、セカンドボール拾えないし、またベスト4止まりかよ~・・・

 さて2時間くらい経ったのですが、あんまりチャーシューに色づいていないので、もう30分煮込みます。

竹岡式ラーメン作ってみた3 竹岡式ラーメン作ってみた4

 そして出来上がったのが、これ。割といい感じ。梅乃家のように厚切りは流石にもったいないので、薄切りにしちゃいました。煮汁は水分が飛び、元の醤油位の濃さに戻っていました。
 そして今度はラーメンを作ります。まず麺はこれを茹でます。そして茹で汁にチャーシューの煮汁を加えてスープを作ります。あとは薬味の玉ねぎやメンマを用意して・・・

竹岡式ラーメン作ってみた5

 完成!お味は・・・

 う~ん・・・やっぱり肉はバラの方がいいなぁ。悪くは無いけど、バラの方が脂がある分やわらかくなるので、梅乃家に近づくでしょうね。スープはもうちょっと煮汁を入れたほうが良かったかな?この濃さだと色も普通の中華そばとあまり差がないし、何より飲めちゃう(笑)。ということで再現は可もなく不可もなくという感じで終わりました。今度また機会があったら、バラ肉で挑戦したいですね。
  1. 2012/12/29(土) 23:15:23|
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駅前モニュメント52 いすみ鉄道大多喜駅 「歓迎」

 前回がいすみ鉄道の話だったので、今回もいすみ鉄道の話で。

いすみ鉄道大多喜駅 歓迎 いすみ鉄道大多喜駅 歓迎 天然ガス

 いすみ鉄道本社がある大多喜駅前にあるモニュメントです。思いっきり「歓迎」と書かれています。実際大多喜の町は古くから残っている木造家屋などが沢山あり、「房総の小江戸」を自称しているので、観光客がこの駅を利用することも考えられます(まぁ、私のようにいすみ鉄道に乗りに来ただけの人もいるでしょうけど・・・)。ちなみに町並みの画像も撮影してありますので、機会があればアップします。
 ちなみにこのモニュメントの裏には「大多喜町と天然ガス」という説明板があります。これはこの地が千葉県内における天然ガス発祥の地といわれているからだそうです。本社所在地は茂原ですが、大多喜ガスというガス会社もありますね。こういう細かい説明がかかれているところもモニュメントの面白いところの一つです。ちなみに私は天然ガスと聞くと、近所を走っている天然ガスで動くちっこいバスが頭に浮かびます。

いすみ鉄道大多喜駅 駅名標

 おまけ。いすみ鉄道の駅名標です。秩父鉄道もそうですが、なんでJR東日本と同じようなのにするのかな~・・・
  1. 2012/12/27(木) 22:58:38|
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いすみ鉄道の愉快な仲間たち

 ちょいと房総半島へ行ってきました。年内の記事は全部その類のもので書いていこうと思います。

 訪問理由の一つとして、「いすみ鉄道に乗ってみたい」というのがありました。いすみ鉄道は大原駅から上総中野駅までを結ぶ国鉄木原線を第三セクターへ移管した路線です。近年は業績悪化により社長を公募したり、運転士の志願者を集めたり、「い鉄揚げ」を販売したりと、何かと話題になる会社です。鉄道路線自体がランドマークになっている一例と捉えられるでしょう。今日はそんないすみ鉄道の車両を全形式撮影することができたので、ご紹介します。

いすみ鉄道 いすみ205 いすみ鉄道 いすみ206

 まずは「いすみ200'型」です。この車両はいすみ鉄道が国鉄から移管されたと同時に導入された形式です。しかし当初は100型を名乗っており、200型を経て200'型と形式変更してきました。この形式は「LE-Car II」という、「レールバス」の類に属しているものの初期型になります。7両が導入されましたが老朽化には勝てず、3両が既に引退しており、残りの車両も近々新型車両に置き換えられる予定です。ちなみに引退した車両のうち1両は、沿線から程近い農産物直売場「ポッポの丘」で使用されており、残りの2両もミャンマー国鉄へ譲渡されたみたいです。

いすみ鉄道 いすみ301 1 いすみ鉄道 いすみ301 2

 続いては「いすみ300形」です。老朽化したいすみ200'型を置き換えるべく製造された形式です。この形式の導入については社長がブログで漏らしてしまったことで少し話題になりましたね。製造は新潟トランシスであり、同社の汎用軽快気動車NDCの一種です。車内はロングシートのいすみ200'型とは異なり、セミクロスシートを採用しています。現在は2両導入されていますが、もう1両導入の予定があるようです。

いすみ鉄道 キハ52-125 1 いすみ鉄道 キハ52-125 2 JR大糸線 キハ52-115

 次はJR西日本から譲渡されたキハ52形です。もともとはJR大糸線の非電化区間(南小谷~糸魚川)で使用されていた車両ですが、キハ120形への置き換えの際に「まだ5年くらいは使える」ということで、いすみ鉄道にやってきました。譲渡された車両はキハ52-125で、大糸線末期は紺色と黄土色のツートンカラーを纏っていましたが、譲渡後に朱色とクリーム色のツートンカラーへと塗り替えられました。現在は休日運転の観光急行列車(「そと房」のヘッドマークをつけていることが多いです)に充当されています。ちなみに3枚目の画像は、同じく大糸線で活躍していたキハ52-115です。キハ52-125の画像が無かった(紙焼写真しかなかった)ので、かわりにこちらをアップします。こちらの車両は大糸線末期に、いすみ鉄道へ譲渡された後の塗装と同じ朱色とクリーム色のツートンカラーを纏っていました。現在は岡山県の津山で保存されているようです。

いすみ鉄道 キハ28-2346 1 いすみ鉄道 キハ28-2346 2 松任のキハ58・28

 次も同じくJR西日本から譲渡されたキハ28-2346です。こちらは氷見線・城端線・高山本線(富山~猪谷)で使用されていた車両で、もともとは高岡色というオリジナル塗装を纏っていましたが、いすみ鉄道入線に際して国鉄時代の塗装へと戻されました。まだ営業運転には就いていませんが、キハ52と連結して運転される予定であり、これから活躍が期待されます。ちなみに3枚目の画像は、松任工場に留置されていたときのキハ28-2346です。といってもクーラーしか映っていません(高岡色のパラミックウィンドウキハ58の後ろにいます)。

そして次は・・・

いすみ鉄道 いすみ351

 チラッ (・∀|;;;;;;;;

 はい。新型のいすみ350形です。これを見て「え?新型?キハ52じゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、新型です。これも社長のブログで取り上げられていますが、新潟トランシスにお願いして国鉄型気動車っぽく作ってもらったそうです。見た目を極力似せただけで、基本的にはいすみ300形同様NDCの構造になっているようです(写っていない側面を見るとよくわかります)。こちらはいすみ200'型と同じく車内はロングシートになっているようです。この車両は撮影日の2日前にこの大多喜の車庫に入線したようです。計画ではもう1両製造される予定で、こちらも活躍が楽しみです。ちなみに私は検修庫のシャッターが開いていることなど知らず、駅の外に出てしまったため、気づいた時にこの1枚を撮影したのですが、いざホームに戻ってみたらシャッターが閉まっていたの前面を完全に写すことができませんでした。残念。

いすみ鉄道 アント

 そして最後は大多喜駅の脇にいたアントです。なにやら貨車を連結していました。いすみ200'型同様年季が入っていますね。

 年末年始、どこも行くところが無いぞ~という方。いすみ鉄道に乗車し、懐かしい車両での旅を満喫してはいかがでしょうか?


※おまけ
いすみ鉄道 自動販売機1 いすみ鉄道 自動販売機 2

 いすみ鉄道沿線にある自動販売機です。キハ52-125やいすみ200'型を模したデザインになっているのが面白いです。
  1. 2012/12/25(火) 23:04:49|
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駅前モニュメント51 横浜市営地下鉄新羽駅 「イブの総て」

 今日は12月24日・・・クリスマスイブですね。この時期になってくると常設の駅前モニュメントなのか、それともこの時期限定で設置しているイルミネーションなのか、ややこしくて困ります。というわけで、今回はクリスマスイブにちなんだモニュメントをご紹介。

横浜市営地下鉄新羽駅 イブの総て

 横浜市営地下鉄ブルーラインの新羽駅にあるモニュメントです。ステンレスの板を組み合わせて作られたものと思われます。作者は瀬戸内の方で活躍していた故・水谷忠敬氏で、1993年に製作されたもののようです。水谷氏のモニュメントはここだけにとどまらず、日本全国に点在しているようですが、どれもこのモニュメントのようにステンレス版を組み合わせたもののようです。ステンレスでイメージを表現するって難しいことだと思います。
 そしてこれタイトルが・・・「イブの総て」。おそらくアダムとイブのイブでしょう。え?クリスマスイブのイブとは意味が違うって?そんなの関係ねぇ!

 横浜市営地下鉄のブルーラインは高架駅が沢山あります。この新羽駅もそのうちの一つです(以前紹介した中川駅は地下駅でしたね)。しかしこの駅は高架橋の東側に道路が併走しているため、バスのロータリーが高架橋を挟んだ西側に設置されています。このモニュメントはそのロータリーにあったのですが、まったく目立たない隅っこにありました。「せっかく設置するんだからロータリーの真ん中とか目立つところに設置すればよかったのに」と思うのは私だけでしょうか?
  1. 2012/12/24(月) 12:52:13|
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駅前モニュメントまとめ 1~50 会社別一覧

 前回の記事で駅前モニュメントの記事が50回目を迎えたので、ここで1回まとめをしてみることにしました。まだご覧になっていない記事、特に「あっ!知らぬ間にウチの近所が紹介されている!」というのがありましたら、ぜひどうぞ。
 一応分類方法はいろいろ考えたのですが、まだ数が50と少ないので、とりあえず会社別・路線別にして見ました。ちなみに駅は所属路線ごとに分類しており、基本的にJR>私鉄>地下鉄の順です。


■JR東日本
・東海道本線 : 品川
・南武線 : 矢野口
・東北本線 : (北)福島
・常磐線 : 亀有土浦水戸1水戸2
・奥羽本線 : 北山形1北山形2北山形3院内
・高崎線 : 深谷
・上越線 : 越後湯沢
・信越本線 : 黒姫新津
・羽越本線 : 村上鶴岡
・中央本線 : 甲府
・篠ノ井線 : 松本篠ノ井
・総武本線 : 佐倉成東
・外房線 : 茂原
・久留里線 : 馬来田

■JR東海
・東海道本線 : 富士菊川(中)金山岐阜穂積

■JR西日本
・北陸本線 : 富山
・福知山線 : 谷川
・山陽本線 : 厚狭
・姫新線 : 東津山津山
・本四備讃線 : 児島
・呉線 : 
・山陰本線 : 米子1米子2
・因美線 : 美作滝尾

■JR四国
・予讃線 : 宇和島

■JR九州
・唐津線 : 唐津

■東武鉄道
・伊勢崎線 : とうきょうスカイツリー

■京成電鉄
・金町線 : 柴又

■京王電鉄
・競馬場線 : 府中競馬正門前

■小田急電鉄
・小田原線 : 狛江

■東急電鉄
・東横線 : 綱島

■京浜急行電鉄
・空港線 : 穴守稲荷1穴守稲荷2
・大師線 : 川崎大師

■横浜市営地下鉄
・ブルーライン : 中川


 こうやって改めて見てみると、JR東日本がやっぱりダントツに多いですね。「青春18きっぷ」だけでなく「休日お出かけパス」も使えるのが大きいところ。関東でも「スルッとKANSAI 2dayチケット」みたいなのを売って欲しいですなぁ。
  1. 2012/12/21(金) 23:08:16|
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駅前モニュメント50 JR菊川駅 「次世代へ」

 今回のこの記事で、駅前モニュメントの紹介が50回目になります。特に誰かに期待されているわけでもなく、記事を書いていたのですが、何とかネタ切れを迎えることなく50回の節目を迎えることができました。ということで、今回はとっておきのモニュメントをご紹介します。

JR菊川駅 「次世代へ」 JR菊川駅 「次世代へ」 説明

 JR東海道本線菊川駅前のモニュメントです。ステンレス製の球体みたいなものが置かれております。近くに説明板があるのですが、それによると「三つの重なる球体は、過去から未来への時間の流れを映す大地であり人の輪を表現しています。」とのこと。製作には彫刻家の中嶋大道氏が関わったとのことです。
 正直「これのどこがとっておきのネタなんだ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、私にとってこのモニュメントはとても重要なんです。なぜなら、私が駅前モニュメントに興味を持つキッカケとなったのがこれだったからです。私は大学入学直前くらいから青春18きっぷ旅行をしており、一応観光地の駅にあるモニュメントを撮影したりはしていました。しかしこの菊川駅を降り立ったときに、一見しただけではまったく意味が分からない、けれども存在感があるモニュメントに魅了されてしまい、それ以降いろいろな駅の前にあるモニュメントを撮影するようになったのです。私のブログ記事の原点がここにあると言っても過言ではないでしょう。ということで、このモニュメントは私にとっては「とっておき」のネタなのです(自分勝手なことばかり書いてすいません)。

 ちなみにこの菊川駅、菊川市の代表駅であり、利用者は決して少なくは無いのですが、アクセスがあまりよくありません。日中静岡方面からの列車は半数が2つ手前の島田駅で折り返し、浜松方面からの列車も4分の1が隣の掛川駅で折り返しとなるからです。静岡-浜松の在来線利用者ってそんなに少ないとは思わないのですが、JR東海はそこまでして新幹線に誘導したいんでしょうか?本数の少ない「こだま」号をわざわざ待つのも、ねぇ・・・
  1. 2012/12/19(水) 22:38:13|
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こぢんまりとした魔改造電車 近江鉄道220形

 2日に1回のペースで記事を書いていくもんだから、ネタ切れを起こしやすくなっています。ブログ草創期もこんな感じでした。ということで、今回はブログ草創期にも一度やった、「数年前の同じ日に何撮ってたかな」という基準でネタを挙げていきます。

近江鉄道220形222

 滋賀県を走る近江鉄道220形の222です。私は2年前の12月17日に青春18きっぷで旅をしていたのですが、米原で乗換えをした際に撮影したものです。米原での乗り換えは何度もしていますが、この車両を見たのは今のところこの1回だけです。
 近江鉄道の220形は、画像を見ればなんとなく分かるかと思いますが、元は親会社である西武鉄道で使用されていた車両を譲り受けて誕生した形式です。レールバスが担当していた運用を引き継ぐべく、車体長は16mとなっています。「ん?西武に16m車なんてあったっけ?」と思った方、結構鋭いです。国分寺駅のホーム長の関係で長らく多摩湖線で使用されていた351系は17mなので、それより短いことになります。実はこの220形は、もともと20m車だった701系のあらゆる部品を流用し、名目上「車体新造」として製造された形式なのです。つまり、701系を無理矢理16mに押し込めたということ。ちなみにこの形式は車体だけでなく、台車も旧型車のものを流用しており、今は数が少なくなった釣り掛け駆動式となっています。
 この話を最初に知ったときは、「そこまでして西武の車両を導入するかなぁ」と思ったのですが、琴電や福井鉄道のように名古屋市営地下鉄の16m車を第三軌条方式からパンタグラフでの集電方式に切り替えるのもコストがかかりそうなので、どっちもどっちかなと思いました。大手私鉄は18~20mの車両が主流ですが、地方鉄道ではまだこのような短尺車でなければいけない路線もあります。今後車両の置き換えがどうなるのか、気になるところです。

 そういえばライオンズカラーの交通機関って、この車両と伊豆箱根バスと西武山口線「レオライナー」以外にありましたっけ?何かを忘れているような気がする・・・
  1. 2012/12/17(月) 23:09:56|
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駅前モニュメント49 JR児島駅 平成のふたつ岩&万葉歌碑 他

 今回は瀬戸大橋の付け根である、JR瀬戸大橋線(本四備讃線)児島駅前のモニュメントをご紹介します。

JR児島駅 平成のふたつ岩 JR児島駅 平成のふたつ岩 説明

 まずは「平成のふたつ岩」です。これは名前の通り平成時代になってから設置されたのもですが、「豊臣秀吉が大阪城の堀を建設しようとした際にこの地域の守り石を使おうと思い、二つに割ったところ大蛇が出てきたが、割ったことを今回に限り許してもらった」という昔話が由来となっています。現代においてこれを設置したねらいは、自然環境汚染に対する現代人への意識付けだそうです。

JR児島駅 万葉歌碑 JR児島駅 万葉歌碑 説明

 二つ目は万葉歌碑です。こ児島の町に関係する二つの短歌が、それぞれ原文(漢文)と書き下し文で書かれています。一応説明板も撮影したのですが、ご覧の通りぶれてしまいました。ちなみに歌は筑紫娘子児嶋と大伴旅人が詠んだものが書かれており、古くからここが交通の要所であったことを知らせてくれます。なお、石碑の文字を書いたのは、尾崎芳郎氏とのこと。

JR児島駅 橋脚?

 三つ目は名称不明のモニュメントです。橋脚のようにも見えますが、瀬戸大橋の橋脚はこんな形ではありません。陶器質のようにも見えますが、果たして何を表しているのでしょうか?

JR児島駅 名称不明

 四つ目も名称不明のモニュメントです。石に穴が開いており、三日月が書かれています。う~ん、こちらもよくわからないですね・・・

 特急列車や快速「マリンライナー」はここの駅をすぐに発車してしまいますが、少ないながら設定されている岡山-観音寺・琴平の普通列車の中には20分ほど停車する列車があります。もしそれに乗るようなことがあれば、途中下車してみてこれらのモニュメントを見ていくのも良いでしょう。
  1. 2012/12/15(土) 15:42:18|
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飲料レビュー キリンビール「一番搾り Stout」

 最近飲み会が増えてきています。お酒にあまり強くない私には、体力的にきつい時期です。ん、なんか反論したそうな顔をしてますね、皆さん。

キリン 一番搾りスタウト

 今日はキリンビールが出している「一番搾り Stout」をご紹介します。私にとっては一番なじみのある製品です。というよりも、アサヒビールの「スーパードライ ドライブラック」が販売されるまでは、近所で黒ビールと言ったらこの製品か値段の高い「エビス ザ・ブラック」「ドラフトギネス」の3種類しか売っていなかったので、ド貧乏・ドケチな私はこれを買う以外の選択肢がありませんでした。
 味は「スーパードライ ドライブラック」よりかなり濃厚で、アサヒ「黒生」と同じくらい、むしろ若干こちらの方が濃いような気がするくらいです。ただし、「黒生」よりアルコール臭さを若干感じるような気もしました。個人的にはいつもこのビールを飲んでいたので、他のを飲むときの基準がこれなんですよね。加えて細かい味の違いも正直よくわからないポンコツ舌なところもあるので、今更評価をしようとすると難しいところもあります。

 どなたか黒ビール慣れしていない方がいらっしゃいましたら、この製品と「黒生」の比較をしてみて下さい・・・
  1. 2012/12/13(木) 21:50:00|
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駅前モニュメント48 JR米子駅 米ッ子合掌像&Hippopotamus(カバ)

 前回の記事の続きです。今度は鉄道に関連しないものをご紹介します。

JR米子駅 米ッ子合掌像

 まずは「米ッ子(こめっこ)合掌像」というモニュメントです。米子だけに米ッ子です。これは漢字の「米」という文字を視覚的に具現化したものらしいです。と言われても、米の文字をよく具現化しているかは、正直理解しがたいところかなと思います。むしろ私としては、「籾殻から出てくる玄米」をイメージして造られたといわれた方がしっくり来ます。ちなみにこれは銅や石などで造られた”彫刻”の類ではないので、「像」と言われると少し違和感があります。

JR米子駅 カバ

 米子駅で最後に紹介するのは、カバです。カバの英名である「Hippopotamus」がこの像の正式名称です。一応「米子彫刻シンポジウム」の一環で2006年に設置されたもののようですが、なぜこの場所に設置するモニュメントとしてカバがチョイスされたのかはよくわかりません。一見ベンチのようにも見えますけど、このすぐ近くにベンチが設置されているので、「カバ型ベンチ」という可能性は低いでしょう。この像、ご覧の通り少し削られている部分がありますが、これもデザインのようですね。

 2回に渡ってご紹介しました米子駅のモニュメント。訪問された際には、是非全て見ていただければと思います(結構大変ですよ)。
  1. 2012/12/11(火) 21:50:27|
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駅前モニュメント47 JR米子駅 「山陰鐵道發祥之地 米子」&C57形43号機動輪&銀河鉄道999?

 山陰地方の交通の要所、米子駅のモニュメントをご紹介します。この駅には合計で5つぐらいモニュメントがあるのですが、一度に紹介すると大変なので2回に分けたいと思います。

山陰鐵發祥之地 米子 C57 43動輪 山陰鉄道の歩み

 1回目は鉄道関連のモニュメントを取り扱います。まず、「山陰鐵道發祥之地 米子」の石碑と、蒸気機関車C57形43号機の動輪です。この2つは並べて設置されており、説明板として「山陰鉄道の歩み」が設置されています。
 説明板によると山陰地区で最初に開業した区間は、1902年開業の境港-米子-御来屋だそうです。つまり、今年で境港線は全線開業から丁度開業100周年になります。ちなみに境港線が最初に開業した理由は、山陰本線などを建設する資材を船で境港まで運び、そこから運搬したからなんだとか。境港線は、今は鬼太郎一色のローカル線になってしまっていますが、米子地区の発展に無くてはならない存在だったことを、この石碑が今後も示してくれるでしょう。
 一方C57形43号機の動輪ですが、こちらは最後に同機関車が米子に配置されたことから設置されているのだそうです。C57自体は山口線や磐越西線でまだ現役で活躍している車両があるので、ご覧になりたい方は実車を見に行った方が良いでしょう。

銀河鉄道999?風時計台

 鉄道系のものでもう一つ。この石碑・動輪から少し離れたところに、「銀河鉄道999」みたいな像を取り付けた時計台があります。これも山陰鉄道発祥の地をPRするものの一つらしいのですが、999をパクり過ぎじゃないでしょうか(笑)。作者の許可取ってるのかな?
  1. 2012/12/09(日) 14:51:28|
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しなの鉄道169系 引退決定

 こちらの記事によりますと、しなの鉄道で活躍している元国鉄急行形電車の169系が、2013年4月29日を以って引退してしまうとのことです。

しなの鉄道169系湘南色

 しなの鉄道は長野新幹線が開業する際に、並行在来線である信越本線の軽井沢-篠ノ井を引き継いだ鉄道です。車両もJRから譲渡される形で保有することになりましたが、そのほとんどが115系であるものの、一部ホームライナーの運用などで使用するため、急行形の169系も数本入線していました。169系は碓氷峠越えの専用電気機関車EF63形と協調運転できる以外は、国鉄直流急行形電車の165系とほとんど同じ形式です。内装はリクライニングシートに交換されていますが、外観はほとんど変わっておらず、一部編成は国鉄・JR時代の湘南色のリバイバル塗装となっています。

富士急行フジサン特急

 しなの鉄道の169系が引退すると、165系列では富士急行の「フジサン特急」で使用される2000形(上の画像の車両)のみ現役で残る形になります。しかしこの2000形はもともと165系を改造した「パノラマエクスプレスアルプス」を譲り受けた編成であるため、片方の先頭車が展望車だったり、側窓が改造されていたりします。そのため、しなの鉄道の169系が引退すると、オリジナルに近い国鉄直流急行形電車が事実上消滅してしまうことになります。

北陸本線475系

 またJRの北陸本線では、現在も交直流の急行形電車である475系が現役で走っています。中には上の画像のように地域統一色に塗り替えられた編成もあります。こちらはすぐに引退することはありませんが、北陸新幹線の開業により運用区間が第三セクターへ移管することが決定しているため、そのタイミングで引退することは確実でしょう。

 かつては急行として日本全国を走り回った形式も、寄る年波には勝てません。「盛者必衰の理をあらわす」という言葉をよく理解することできます。
  1. 2012/12/07(金) 22:59:08|
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駅前モニュメント46 東急綱島駅 名称不明裸婦像

 今日は東急東横線で車両故障、大井町線で人身事故があったみたいで、大変だったみたいですね。私は影響を受けずに済みましたけど。

綱島駅前 裸婦像

 というわけで、今回は車両故障の現場だった東急東横線の綱島駅西口前のモニュメントを取り上げます。と言ってもこれは駅前のモニュメントではなく、駅前にある三井住友銀行のモニュメントと言った方が良いかもしれません。銀行の自動ドアのすぐ近くに、うずくまった女性の比較的小さな裸婦像があります。この手の像には「希望」とか「栄光」とか名前が付けられていることが多いのですが、これには一切名前は書かれておらず、かつ説明板なども無かったので、詳細がまったく分かりませんでした。行政が置いたのか、商店街が置いたのか、三井住友銀行が置いたのか、東急が置いたのか、さっぱり分かりません。恐らく今まで取り扱ったモニュメントの中で最も設置された意図が分からないものだと捉えています。このミステリーっぽさもモニュメントの魅力だと(妄想族の私は)思っています。

綱島駅バスターミナル

 ちなみに綱島駅の名物と言ったら、東口のバスターミナルです。上の画像がバス停なのですが、営業所のようにも見えます。綱島は隣の日吉とは違い、鉄道開通以前から温泉街として栄えていた街でした(現在も温泉が一軒あります)。それが関係しているのかわかりませんが、駅前は狭隘な路地が張り巡らされており、バスはそこを無理矢理通るようになっています。タクシーや歩行者も多いので、バスターミナル周辺には案内員が常駐しており、ピッピッとホイッスルを鳴らしてバスを誘導しています。今のところ再開発の具体的な計画は無いみたいですが、ここは何かしらの対策を打つ必要があると考えられますね。
  1. 2012/12/05(水) 22:12:53|
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飲料レビュー コカ・コーラ「ジョージア ザ・ブレンド」

 中学生くらいの頃、ジョージアの公式ホームページを見てて気になった製品があります。

ジョージア ザ・ブレンド1 ジョージア ザ・ブレンド2

 茶色い缶の「ザ・ブレンド」という製品です。千葉・茨城で有名だった(後に全国販売を開始した)「マックスコーヒー」や、北海道・神奈川・中部地方で販売されていた「Myコーヒー」など当時ホームページ上では紹介されていなかった製品がいくつかあったジョージアですが、この製品は北海道限定の「サントスプレミアム」と並び、紹介されていました。私自身はこの製品をなかなか見つけることができず、かつ○○地域限定とかも書かれていなかったので「どこで売ってるんだろうなぁ」と思っていたのですが、後に中国地方で売られていることが分かりました。それから何年経ったでしょうか。中国地方など平気でいけるような歳になり、この製品も入手することができるようになりました。

ジョージア ザ・ブレンド3

 製品の特徴は牛乳入りであること。原材料名のところも「マックスコーヒー」の加糖練乳みたく、コーヒーを差し置いてトップに牛乳が記載されています。缶コーヒーってほとんど全粉乳が入っているので、牛乳入りはありそうでなかなかありません。従って味の方は、コーヒー感があまり強くなく、比較的飲み易いテイストになっています。「ワンダ モーニングショット」みたく、朝飲むのに向いてそうな製品だと思いました。

<以下余談>
コカコーラ社つながりの話ですが、東急東横線渋谷駅の接近放送で「Open Happiness(コカコーラ5トーン)」が復活しましたね。でもなんで?
  1. 2012/12/03(月) 21:20:13|
  2. 飲料
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駅前モニュメント45 JR馬来田駅 馬来田の 嶺ろに隠り居 かくだにも~&ライオンズクラブ会章時計台

 前回に引き続き、久留里線のネタを一つ。あ、今日から新車か。終日家に引きこもってたから実際どうなっているのかわかんないや・・・

JR馬来田駅 歌碑 JR馬来田駅 歌碑説明

 久留里線の馬来田駅前にある歌碑です。「馬来田の 嶺ろに隠り居 かくだにも 国の遠かば 汝が目欲りせむ」という詠み人知らずの短歌が彫られています。意味は隣の説明板に書かれています。まー、恋人か、家族か誰かに向けて詠った歌なんでしょう(短歌とかあまり詳しくないので、こういう歌がどういう性質のものなのかはよくわかりません・・・)。房総半島は台地でありそんなに高い山ではないので、嶺にさえぎられているだけで苦しいと言うのはちょっと大げさかなと思いました。でも一つ確実にわかることは、このような詩が詠まれている時代から、この馬来田の町はあったと言うことです。馬来田は現在木更津市でありますが、1955年までは馬来田村という独立した自治体でした。この歌碑は馬来田の町の歴史の古さを感じさせる、良い教材になっているでしょう。

JR馬来田駅 ライオンズクラブ時計台

 この馬来田駅、みどりの窓口はおろか、自動券売機すら設置されていない小さな駅(一応簡易委託駅なので有人駅)ですが、歌碑の他にもう一つモニュメントがあります。「ライオンズクラブ」の会章の時計台です。以前JR東海道本線穂積駅の「四つのテスト」を紹介した際に「ロータリークラブ」という社会奉仕団体について説明しましたが、今回のこの「ライオンズクラブ」は、その「ロータリークラブ」から分裂してできた社会奉仕団体とのことです。「ロータリークラブ」同様、各地にモニュメントを設置しているので、今後もライオンズクラブ関連のものをいくつか取り上げていきたいと考えています。
  1. 2012/12/01(土) 23:38:55|
  2. 駅前モニュメント
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