今回は広島県廿日市市の南にある、JR山陽本線大野浦駅前のモニュメントを紹介します。広島方面からやってくる普通列車の一部が、この駅で折り返しています。

駅前には2つ石碑が設置されているのですが、1枚で2度おいしいという具合に、隣接されています。一つ目は左の「史跡 一里塚跡」という石碑ですが、これは西国街道の一里塚(大昔の道路に、1里(約3.927km)毎に設置した目印・距離標)がここにあったことを示しているようです。ちなみに広島市内の元安橋付近にある花時計のところには、「広島市道路元標」が設置されており、起点であることを示しています。なお、この大野浦は起点から6里の場所になるようです。
もう一方の今川貞世の歌碑ですが、「おおのうらの これかととえば やまなしの かたえのもみじ 色に出でつつ」と詠まれています。今川貞世(了俊)は鎌倉~南北朝~室町の時代の武将・守護大名で、和歌や紀行文などの著作もある人物です。室町時代である1371年9月21日に、九州探題に赴任する際に通りかかったこの場所でこの歌を詠んだそうなのですが、当時この場所は大野浦と呼ばれていたわけではないようで、現在でも地名は塩屋、海は大野瀬戸と呼ばれています。しかし鉄道開通時に駅が設置された際にはこの歌から「大野浦」という名前をとったということで、この歌碑が設置されているのです。駅名1つつけるのに和歌を持ってくるなんて、当時の人はなかなかのセンスを持っていたのだなと思います。
ちなみにこの大野浦駅は訪問時工事中でした。また線路の反対側にロータリーのようなものがあったのですが、通路が無く、近くの踏切まで迂回しなければ行くことができない状態でした。工事が終わったら反対側にも簡単に行けるようになるんでしょうかね?でもソレだと新しいモニュメントが設置されそうだなぁ・・・
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- 2015/11/29(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は群馬県高崎市にある、JR信越本線群馬八幡駅前のモニュメントを紹介します。訪問日が丁度高崎の花火大会の日とぶち当たってしまったため、待ち合わせ・列車待ちの人(主に浴衣とか甚平とか着た中高生)で溢れていました。

高崎といえばだるまが有名ですが、この駅は「高崎のだるま市」が開催されることで有名なだるまの総本山である、少林山達磨寺の最寄り駅となっています。それゆえに、ここの駅入り口の両脇には、石柱の上にだるまが乗ったモニュメントが設置されています。正面から見て左側には「いってらっしゃい」の文字が書かれた石柱の上に赤いだるまが、右側には「おかえりなさい」の文字が書かれた石柱の上に白いだるまが設置されています。ちなみにこの駅は最寄り駅ではあるものの、行こうとすると駅から徒歩で20分以上かかるため、観光客は高崎駅からバスに乗っていくのが主流だそうです。駅の利用者はほとんど地元住民の通勤通学需要だとか・・・あ、だから「いらっしゃいませ」と「またお越しください」の組み合わせではなく、「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」組み合わせなんでしょうかね?

次に紹介するのは、駅の西側・駐輪場で見つけた謎の踏切です。塗装は劣化、金属はさび付いており、列車が来ても作動は無く、常に遮断機は下がりっぱなしになっています。というよりも、この踏切の先は道路ではなくホームが鎮座しているため、ここに踏切がある意味は全くありません。とすると、
JR太多線可児駅や
天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅にあった、かつて使用していた信号機などと同じように、鉄道の記念物として設置されたモニュメントではないかと思われるのですが、詳細な説明などは一切無く、やはり設置意図は不明です。う~ん、いったい誰が何の目的でここにこの踏切を置いたんでしょうかね~・・・
- 2015/11/27(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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昔は東京の100円ショップでも売ってたんだがのう・・・

今回紹介するのは、ウサギのイラストでおなじみの、松岡製菓さんの
「満月ポン」です。これは夏に西日本へ行ったときに、帰りの夜行バスに乗る前に寄った天満の玉出で買いました。10年位前までは東京でも売られているのを見たのですが、最近はさっぱり見かけなくなってしまいました。同社ホームページには東京での販売場所もかかれていたりしますが、全然見つけられないです(というか、近所の情報が無いか?)。

この「満月ポン」は、大阪の下町で作られていた駄菓子”ポンせんべい”の一つになります。名前はポップライスのようなポン菓子ににていますが、こちらは原材料が基本的に小麦粉です(ただし、米を原材料にしているのもあるとか)。せんべいというよりも、むしろ焼き麩に近い感じでしょうか?でも
麩菓子と比べると、粒は結構粗くて少々固めです(まぁ、あくまでも”せんべい”ですからね)。周りにはみたらしのような醤油ダレがかかっており、甘しょっぱい味がします。なお、このパッケージだけをみれば結構な量かなと思うのですが、実際には1つが軽く、1袋60gしか入っていないので、意外とすぐに食べきってしまいます。
かつては大阪にも製造しているお店がたくさんあったようですが、現在ではこの松岡製菓さん1軒のみが残存しているようです。ただし他県を探せば、兵庫県の
マルサ製菓、香川県の
ポンせんこうちゃんなどのメーカーがあるようです。いろいろと食べ比べしてみるのも面白そうですね。
- 2015/11/24(火) 18:00:00|
- 食いもん
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今回は愛知県額田郡幸田町にある、JR東海道本線三ヶ根駅前からのネタを取り上げます。この駅は中京圏にあるので多くの列車がここを通過していくのですが、停車するのは日中は上下各2本の普通列車のみとなっている小さい駅です。ちなみにどうでもいいことですが、私はよくこの駅を仙山線の熊ヶ根駅と混同してしまいます。

この駅は開業したのが1967年(昭和42年)3月20日なのですが、東口駅前にはその日に設置された「三ヶ根駅建設記念碑」が設置されており、裏には駅建設の寄付をした人・企業の名前と寄付金が刻まれていました。表面にはこの駅開設までの経緯として、「この駅は明治41年設置の機を逸し世代は遷つたが約61年来の地元の宿願は多くの支援を呼び今日の竣工を見るに至る」と書かれていました。東海道本線の蒲郡-岡崎の駅設置は、1900年に当時の相見村で誘致運動が始まったのをきっかけに、深溝村(この駅のある場所のあたり)でも運動が始まり、結果として両村が合併する故に中間の幸田駅が1908年に開業したことで一旦収束しました。しかし誘致の願いはまだ残っており、結果として1967年にこの駅が、そして相見地区には2012年に相見駅が開業し、運動開始から112年経ってようやく両方の地区に駅が設置されるようになりました。都心部に住んでいて子供のころから近くに駅がある人生を歩んできた私ですが、こういうのを見ると、駅設置というのはやはり地元の人にとっては大きな願いなんだよなー、と改めて思います。

反対側の西口駅前には「三ヶ根山殉国七士廟参道」と書かれた石碑が設置されていました。文字の筆者は当時愛知県知事だった桑原幹根氏のようです。「殉国七士廟」とは三ヶ根山にある社であり、東京裁判によって死刑となった東條英機ら7名の軍事・政治関係者を祀っています。ちなみにこの社建設には地元でも賛否両論あったようですが、幡豆町が「観光価値向上」をアピールし、ここに設置されるようになったようです。ただ、現代においてこの三ヶ根駅がその施設への観光アクセス駅として機能しているとは思えませんけどね・・・(そもそもそんなに観光客が来ているのかな?)。
- 2015/11/22(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は玉こんにゃくを買うことが出来る駅こと、山形県南陽市のJR奥羽本線・山形鉄道線の赤湯駅前のモニュメントを紹介します。

ここの駅は表玄関の東口と、裏玄関の西口が設置されています。まずは東口の駅舎の前に設置されている、「赤湯駅から未来への飛翔」というタイトルのステンレス製の碑です。板ではなく石碑のように分厚いものになっているので、”ステンレス碑”という言葉が妥当でしょう。これには「赤湯駅から未来への飛翔」というタイトルが記載されているほかは、企業や個人の名前などが記載されています。察するに、駅舎建設時の協力者・寄付者の名前でも記載しているのでしょうかね。ちなみに現在の赤湯駅舎は山形新幹線開業にあわせて建設されたものです。

次に紹介するのは反対側の西口にあるモニュメントです。西口は山形鉄道が管轄しており、東口とは大きく異なる小さなログハウス風の駅舎が設置されています。ここにはベンチなどが設置されている広場があるのですが、その真ん中に上の画像のモニュメントが設置されています。近くにはタイトルや説明などの記述は無かったので、訪問時には詳細はわからなかったのですが、
こちらのホームページによれば、タイトルは「飛翔」とのことで、「鶴の恩返し」の鶴をモチーフにしているそうです。ちなみになぜ「鶴の恩返し」かというと、そもそもこの話がこの南陽市の漆山地区に伝わる昔話だったからだそうです(
こちらに記述がありました)。へぇー、知らんかった。とすると、東口の方のステンレス板も恐らく、この昔話があったから「飛翔」と入っているんでしょうね。
- 2015/11/20(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回の食いもんネタも九州からの使者。

今回は五木食品の「五木庵 カレーうどん」を取り上げます。以前
タカモリの濃厚ナポリタンを紹介しましたが、高森興産は五木食品に事業譲渡しているようなので、事実上この五木食品は高森興産の親会社になります。規模もこちらの方が大きいのか、タカモリの生麺は東京では見かけないのですが、五木の生麺はたまーに見かけますし、生麺のカップめんは100円ショップなどに並んでいることが多いです。
そんなわけで今回紹介するのはカレーうどん。生麺、スープに加えて、ねぎとにんじんが入っているようです。作り方は乾麺のインスタント麺と同じで、鍋で麺を煮込んでほぐれたタイミングでスープとかやくを加えます。私はこれでは具が少ないかなと思ったので、冷蔵庫で余ってた紫玉ねぎと豚肉を入れることに。

調理例はこんな感じ。少しカレースープが水っぽいような気もしますが、こんなもんですかね。個人的にはもっとどろどろしたほうが好みかな。難点としては麺を茹でているときに鍋の底に少しくっついてしまい、盛り付けるときに千切れてしまうことでした。う~ん、常にかき混ぜていればいいのかな?
肝心の味の方ですが、カレーうどんらしい魚介だしが効いていて良い感じです。たまに安っぽい店でカレーうどん頼むと普通のカレールー乗っけたようなうどんが出てくることがありますが、これはちゃんとカレーうどん王道の味をしていると思いました。
個人的にはカレーうどん用のルーを作るなら普通のカレー作ってカレーライスで食べてしまうので、カレーうどんが食べたくなったときにこの製品はいいかなと思いました。かゆいところに手が届く感じの品、ということですかね?
- 2015/11/17(火) 18:00:00|
- 食いもん
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今回は新潟県村上市にある、JR羽越本線今川駅前のものを紹介します。この場所には昔から信号上が設置されており、旅客扱いも実施する臨時駅として長らく使用されていましたが、正式に駅に昇格したのは1987年(昭和62年)と、比較的最近のことでした。駅は無人駅となっており、駅舎は無く、ホームと待合室だけのこぢんまりとしたつくりになっています。

ここの駅前には「山北町 民宿発祥の里」と刻まれた石碑が設置されています。山北町というのはこのあたりの昔の町名であり、2008年(平成20年)の大合併により、村上市に編入しました。もともと山北町の中心部は現在の府屋駅周辺のようですが、民宿が最初に開業したのはここらしく、石碑の下のほうには「昭和43年夏(1968年)」と刻まれていましたので、その年に出来たものと思われます。なお、その時点でこの駅は臨時駅だったのですが、この石碑はその当時に設置されたものではなく、最下部には「平成3年10月吉日建立」と刻まれていました。なお現在のところこのあたりの民宿はほとんど閉店してしまったらしく、現在は「中村屋」さん1軒だけが営業しているようです。しかし「民宿発祥の地」と名乗ることもあり、周辺には木造の古い住宅が多く立ち並んでおり、昔から人の営みがあったことが現代にも伝わってきます。

おまけ。1枚目の画像にも写っていますが、上りホームには「笹川流れと夕日の粟島」というイラストつきの看板が立っていました。随分と色落ちしてしまっていますが、駅として正式に開業した当初に設置されたものかもしれませんね。このような景色が見られる場所だから、民宿が営まれるようになったのですかね。
- 2015/11/15(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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13日の金曜日か・・・ジェイソンが襲ってくるかな・・・
300回のときのまとめ記事で約束したとおり、325回を迎えましたので私鉄・三セク・公営鉄道のまとめを1回ここで行いたいと思います。基本的にJRの駅として取り上げているものはここには記載しておりません。今回追加となった251から325までの間にある当該記事は、文字が朱色になっているところです。
<大手私鉄>
■東武鉄道
・伊勢崎線 :
とうきょうスカイツリー、
西新井・東上線 :
北池袋、
ときわ台、
志木、
みずほ台、
ふじみ野、
鶴ヶ島、
若葉、
坂戸・越生線 :
武州長瀬■京成電鉄
・本線 :
青砥・金町線 :
柴又■西武鉄道
・池袋線 :
東久留米、
入間市、
飯能・秩父線 :
正丸、
西武秩父・新宿線 :
上井草、
東村山、
所沢1、
所沢2・多摩川線 :
白糸台■京王電鉄
・京王線 :
千歳烏山・競馬場線 :
府中競馬正門前■小田急電鉄
・小田原線 :
梅ヶ丘、
豪徳寺、
祖師ヶ谷大蔵、
狛江、
向ヶ丘遊園■東急電鉄
・東横線 :
自由が丘、
元住吉、
綱島、
大倉山・池上線 :
御嶽山■京浜急行電鉄
・本線 :
立会川、
八丁畷・空港線 :
穴守稲荷1、
穴守稲荷2、
穴守稲荷3、
穴守稲荷4、
穴守稲荷5、
穴守稲荷6、
穴守稲荷7、
穴守稲荷8、
穴守稲荷9、
穴守稲荷10、
天空橋・大師線 :
川崎大師■相模鉄道
・本線 :
天王町■名古屋鉄道
・名古屋本線 :
東岡崎、
新安城、
須ヶ口・三河線 :
三河高浜、
高浜港1、
高浜港2、
碧南中央・常滑線 :
太田川、
尾張横須賀・空港線 :
りんくう常滑・河和線 :
上ゲ・犬山線 :
犬山1、
犬山2・広見線 :
御嵩・瀬戸線 :
旭前、
尾張旭■近畿日本鉄道
名古屋線 :
近鉄四日市<中小私鉄・第三セクター>
■青い森鉄道
・青い森鉄道線 :
三沢■IGRいわて銀河鉄道
・いわて銀河鉄道線 :
好摩■上毛電気鉄道
・上毛線 :
中央前橋、
大胡、
赤城■上信電鉄
・上信線 :
上州福島■鹿島臨海鉄道
・大洗鹿島線 :
大洗、
涸沼■関東鉄道
・常総線 :
新取手、
守谷■秩父鉄道
・秩父本線 :
野上、
長瀞、
大野原、
秩父■銚子電鉄
・銚子電鉄線 :
仲ノ町、
観音、
犬吠■いすみ鉄道
・いすみ線 :
大多喜■横浜高速鉄道
・みなとみらい線 :
元町・中華街■富士急行
・富士急行線 :
河口湖■しなの鉄道
・北しなの線 :
三才、
古間、
黒姫■北越急行
・ほくほく線 :
虫川大杉■えちごトキめき鉄道
妙高はねうまライン :
妙高高原、
関山、
直江津1、
直江津2■あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線 :
小杉、
滑川、
魚津1、
魚津2、
黒部、
生地、
入善、
泊■IRいしかわ鉄道
・IRいしかわ鉄道線 :
津幡■北陸鉄道
・石川線 :
鶴来・浅野川線 :
内灘■天竜浜名湖鉄道
・天竜浜名湖線 :
天竜二俣■遠州鉄道
・鉄道線 :
遠州病院■愛知環状鉄道
・愛知環状鉄道線 :
中岡崎■養老鉄道
・養老線 :
養老、
美濃本郷■四日市あすなろう鉄道
・内部線 :
内部■高松琴平電鉄
・琴平線 :
高松築港、
琴電琴平<公営鉄道>
■都営地下鉄
・三田線 :
神保町、
高島平・新宿線 :
森下、
西大島、
東大島、
瑞江、
篠崎■横浜市営地下鉄
・ブルーライン :
中川、
新羽、
伊勢佐木長者町※第三セクターに移管したの鉄道会社の場合、移管前に訪問したところは斜体になっています。
感想としては・・・
- 全国あちこちの鉄道会社のものを幅広く紹介していますね。
- 地方私鉄や第三セクターが増えてきたので、この記事の縦の長さも凄いことに・・・
- 北陸新幹線開業による第三セクター移管会社の記事は、全て移管前に18きっぷなどで押えています。
- 関西私鉄は・・・そろそろ他の地域も限界だから、放出しようか、まだ待とうか・・・
てなわけで、次は350回を迎えたときにJRのまとめをやります。
- 2015/11/13(金) 09:00:00|
- モニュメントまとめ
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今回は岐阜県揖斐郡池田町にある、養老鉄道養老線の美濃本郷駅前のモニュメントを紹介します。ここは養老線の終点揖斐駅の一つ手前にある無人駅で、周辺は閑静な住宅街となっております。

ここは駅舎みたいなものは無く、出たらすぐに駐輪場があります。そしてそこの隣には、画像の鳥居が設置されており、その奥には祠が設置されています。祠自体は木でできているそこそこ立派なものなのですが、周りの構築物はプレハブ小屋みたいでちょっと安っぽく感じます。清掃用具が置いていることが、物置っぽさを助長しているかなとも思いますね。ちなみに祠の名前は「福吉稲荷大明神」とのことです。

次は駅を出て正面のところにある腰掛けなのですが、これが面白いことに、手遊び歌の歌詞とやり方が描かれているのです。ここに設置されているのは「おちゃらか」「ちゃつみ」「しまおしくら」「げんこつやまのたぬきさん」の4曲でした。近くに「本郷町瀬古子供会」という立て看板があったので、その子供会が設置されたものと思われます。ちなみにこの腰掛けは工業製品として販売されているのか、ここ以外のほかの地域にも設置されていることがあるようで、私の生活圏内では、京急蒲田駅付近の公園に設置されているようです。ひょっとすると他の駅の前に、別の歌の腰掛けが設置されているかもしれませんね。
- 2015/11/10(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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ずっと前にドンキホーテでたたき売りされていたので買ったのですが、放って置いていたら賞味期限が切れちゃったぜ・・・

今回紹介するのは、死亡事件が起こっていることで有名な「MONSTER ENERGY」のコーヒー版である、「COFFEE MONSTER」です。缶コーヒーとエナジードリンクの組み合わせって、流石に今まで見たこと無いですね。というか、実に体に悪そうな組み合わせですなぁ。

ちなみに缶に書かれている説明は、「コーヒーショップに並んでなんかいられないぜ。厳選されたコーヒーとミルクをブレンドし、独自のエナジーブレンドをチャージ。今までのノウハウを駆使して作り上げたコーヒー・・・モンスターはいつだって本気だ。」だそうです。これだけじゃなんだかわからん(笑)

原材料を見てみたら、トップは牛乳で、砂糖類、コーヒーと続きますが、だんだん缶コーヒーでは聞き慣れない単語がズラリ。ちなみにカフェインは100gあたり64mgなのですが、私の手元にあったチオビタが50mg/100gなので、14mgも多い計算になります。本当にこれ飲んで大丈夫か?
実際飲んでみての感想ですが、確かに缶コーヒーに”何か”が入っているようです。でも栄養ドリンクの後味とは違うので、絶妙な調合をしているのでしょうかね。でもほとんど250mlの缶コーヒーと同じかな。というよりも、どこかの250ml缶コーヒーとほとんどおなじような・・・「とろけるカフェオレ」か?「UCCオリジナル」か?うーん・・・
調べてみたのですが、日本国内でのモンスターエナジー系はアサヒ飲料が独占販売しているとのこと。とすると基本は同社の「
ワンダ ビッグコーヒー」と同じなのかな?これ飲んだの6~7年前が最後だからもう味は覚えとりませんが・・・
- 2015/11/08(日) 15:00:00|
- 飲料
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今年はなんだかあったかい日が続きますね。まー、この記事かいてるのまだ10月なので、公開されるころには寒くなっているかもしれませんが。しかし10月に自転車乗っていて汗ばむとは流石に思いませんでしたぞ。
ということで今回は、「そろそろコートの準備もしないといけないよな・・・」と思わせるようなものを紹介します(なんじゃそりゃ)。

今回紹介するのは、東京都板橋区にある都営地下鉄三田線高島平駅前のモニュメントです。地下鉄といっても三田線のこのあたりの区間は高架になっているんですけどね。紹介するのは彫刻家で女子美術大学名誉教授の津田裕子氏が制作した、「待つ日Ⅱ」というタイトルのブロンズ像です。コートらしき服を着た女性が、誰かを待っているようなポーズをとっています。三田線から降りてくる家族か知り合いを待っているような感じですかね。私はこの像を見たときに、髪の毛がやたらと太くまとまっているので、「雨の中レインコートを着た女性が来るはずの無い彼氏を待っている・・・」なんて妄想をしてしまいました。ぜんぜんコンセプトは違うんでしょうけどね(笑)。なお、モニュメントは駅舎から見た場合、高島通りの向かい側の高島平緑地の入り口付近(信号を渡った正面)に設置されています。
ちなみに「待つ日Ⅱ」ということは、Ⅰがどこかにあるのかと思う人もいるかもしれません。Ⅰは実在しており、
こちらの記事によれば愛知県名古屋市熱田区の神宮東公園内にあるようです。こちらの女性もコートを着て誰かを待ち続けているようです。
- 2015/11/06(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は山口県山口市にある、JR新山口駅前のモニュメントを紹介します。山口市内では一番大きな駅ですが、ここは以前は小郡町の小郡駅であり、本来の山口市の中心部は山口線山口駅周辺になります。今でも”山口”というよりも”小郡”の方がしっくり来る人も多いのではないでしょうか?

まずは南口(新幹線口)にある「未来」というタイトルの石造時計台です。真ん中の時計台の柱と、ベンチ横の小さい柱が石でできており、小さい柱の上には石の球体が乗っかっています。これは山口中央ライオンズクラブによって寄贈されたものであり、デザインは(有)福井環境設計事務所の福井敏彦氏、製作は
石川石材工業(株)であり、どちらも地元の会社となっています。

次はD51形797号機の動輪です。モニュメント下の銘板によれば、これは新幹線開通記念として設置されたもののようです。D51形蒸気機関車の動輪は
直江津駅や
豊栄駅にもありましたが、どちらも左右1組1軸の動輪が設置されていました。一方でここの動輪は、片側の車輪が4つという珍しい形になっています。確かにD51形はD型SL、つまり動輪が4軸ある蒸気機関車なので、このようにモニュメントを設置すればそのことがよくわかりますね。

次は明治~昭和の時代に活躍した防府出身の俳人・種田山頭火のブロンズ像です。種田山頭火は五七五の定型に縛られない自由律俳句の俳人として有名で、「昭和の芭蕉」などと呼ばれていた人物です。山頭火は晩年に一時この小郡に住み、家である「其中庵(ごちゅうあん)」で「其中日記」を書いたそうな。ちなみに説明によれば像の下の句は「まったく雲がない笠をぬぎ」という、旅の道中で一休みした際に詠んだ句の直筆を復元しているようです。

次からは北口(在来線口)のモニュメントになりますが、引き続き種田山頭火関連のもの。北口には大きな徳利のモニュメントが設置されており、小郡が「其中庵」のあった場所であることをPRしています。ちなみに山頭火は酒好きだったということなので、このモニュメントなんでしょうね。なお、モニュメントの柱の部分には、「またふるさとにかえりそばの花」という句が書かれています。

徳利モニュメントのすぐ近くには、白い裸婦像が設置されていました。製作者は日展会員の彫刻家であり、東京都港区虎ノ門にある俊朝寺の住職でもあった佛子泰夫氏とのこと。タイトルは一応記述があったのですが、達筆で読めない(泣)。多分「吹真」ではないかと思いますが、一文字目は違う文字かもしれません(というよりも、「吹真」という言葉が無いので自信がない)。私が訪問したときはまだそこそこ明るかったのですが、近くにライトが設置されているので、もっと暗くなったらこの像がライトアップされるのかもしれませんね。もしそうなら白い像なので暗い中では結構目立ちそうです。

最後は・・・石碑があったから撮ったのですが、木です。何の木かというと、「おごおり桜(オゴオリサクラ)」という山口市指定天然記念物に指定されている桜で、花の花弁が15枚もあるそうです。訪問時は夏なので当然花は咲いておらず・・・。というか、結構暗くなっていたので画像もブレちゃいました。、いくら夏場は明るい時間が長いとはいえ、流石に19時ちょっと前では、古いコンデジではもうこうなっちゃいますね・・・
(2017年1月21日 追記)
北口にあったモニュメントですが、再開発により撤去されてしまったようです。一番の名物であった徳利のモニュメントも、移設の要望はあったようですが、老朽化が進んでいたため完全撤去になってしまったようです。残念・・・。
- 2015/11/03(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回の記事は広島県民ホイホイな内容・・・かも・・・

今回紹介するのは広島県広島市にある
大黒屋食品さんの「せんじ肉砂ずり」です。あ、グンマーの人!
大黒食品工業じゃないですからね!マイフレンドとかAKAGIじゃないですよ!
せんじ肉(せんじがら)というのは、本来は豚の胃(ガツ)の部分をビーフジャーキーのように揚げて乾燥させた食べ物で、広島ではおつまみ・珍味コーナーで売られていたり、お土産屋で売られていたりしています。私は以前これを食べたことがあったので、広島市某所のゆめマートのおつまみ売り場に行ったのですが、あれれ・・・普通のせんじ肉無いぞ!ということで買ってきたのが、上の画像の「せんじ肉砂ずり」です。これは豚肉ではなく、焼き鳥でよく使用される鶏の砂肝をジャーキーにしたもののようです。

開けて中身を出してみたらこんな感じ。焼き鳥の砂肝と見比べると、なんだかエイリアンみたいになっています。早速食べてみましたが、味については基本的には砂肝そのままかなと思いました。しかしジャーキーになっている分、塩分と肉の旨味が結構強く出ているので、焼き鳥のそれよりも味は格段に濃く感じました。ただ残念だったのは、味付けの濃さにちょっとばらつきがあったことですかね。こればかりは肉本来のものかも知れないので何とも言えませんが・・・
今度広島に行ったら別の種類のせんじ肉を買ってこようと思いますので、乞うご期待(でも当分行く予定は無しw)。
- 2015/11/01(日) 15:00:00|
- 食いもん
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