
サントリー「金麦」シリーズに、期間限定で黒ビールバージョンが登場しました。登場したのは少し前だったので、最近スーパーをはしごした際には店頭に既になかったのですが、買い置きしていたものがあったので、以前
琥珀色の第三のビールの比較をしたのと同様に、サッポロビール「麦とホップ 黒」と飲み比べをしてみることにしました。なお、「麦とホップ」の方は通年発売なので、普通にいつでもスーパーで買えるものです。

各表記を見た限りでは、原材料が「麦とホップ」は大麦中心なのに対し、「金麦」は小麦中心。アルコール度数も前者が5%、後者が6%である点は、琥珀色の時と同じです。共通点はどちらも通常の発泡酒に比べ、熟成期間を約3割延ばしているところがあるようです。

注いだらこんな感じ。色が黒系なのでわかりにくいですが、「金麦」の方が若干色が薄いです。肝心のお味の方ですが・・・「金麦」の方が薄いかな?黒ビールには独特のコクと言いますか、濃厚さがあるのですが、「金麦」はそれが弱かったです。第三のビールなので「麦とホップ」もそんなに濃いわけではありませんが、まだこちらの方が良い感じ。
そういえばキリンビールは黒系を全然増やさないですね。今はスタウトだけかしら・・・
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- 2016/02/28(日) 15:00:00|
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次も伊予鉄から。今回は松山市東部の横河原線平井駅前のモニュメントを紹介します。平井は平井でも、総武線ではありませんよ(笑)

ここにもあったのは
松山市駅や
JR松山駅と同じ、正岡子規の句碑でした。ここに来てようやく私も調べ始めたのですが、正岡子規って松山出身だったんですね。だから松山市内に各所で詠んだ俳句の歌碑が設置されているんですね。ちなみにここの駅前のものはリバーシブルになっており、表(道路側)には「巡礼の 夢を冷すや 松の露」という句が、裏(ホーム側)には「茸狩や 浅き山々 女連れ」という句が書かれています。

説明としては2つ。設置時のものと思われるミニ石碑と、他の場所の句碑にも設置されている松山市教育委員会のものがあります。ミニ石碑の方には「小野を詠める子規の二句を両面の句碑とす」という記述がありますが、この”小野”というのは昔のここの地名”小野村”のことを指しています。小野村は1961年(昭和35年)に松山市に吸収合併されて消滅してしまいましたが、駅前の農協の支店名(JA松山市小野支店)や学校(小野小学校、小野中学校)などに名前が残っています。教育委員会の説明には各句が詠まれた背景が書かれていましたが、表の句は1891年(明治24年)に帰省していた子規が大田正躬、竹村鍛とともに唐岬、白猪の二滝の見物に出かけた際に、途中の平井町畑中の老松の下で憩い、この句を読んだのだそうです。一方で裏の句は1900年(明治33年)に寝たきりだった子規が、このあたりで開かれていた「松茸市」を題材に、望郷の気持ちを詠んだ句なのだそうです。
このように地元の内容を取り入れた句があるということで、子規が松山出身であったことをよく理解することが出来ますね。
- 2016/02/26(金) 09:00:00|
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四国はJRだけまわってきたわけではありません。私鉄も少し乗ってきました。ということで今回は、愛媛県松山市における、伊予鉄道の中心拠点である松山市駅前のモニュメントを紹介します。ちなみに上の画像は軌道線の電停で見られる「坊ちゃん列車」の手動機回しの画像です。機関車と客車を係員が手で押して機回しを行っています。

まずは電停のところに設置されている「マドンナ時計」という時計台です。時計の土台部分の石に、傘を差し、空を見上げている女性の絵が彫られています。雨がやんだので空を見ているのでしょうか?偶然にも訪問時はまさに雨上がりのタイミングでした。ちなみに時計台の右には半円のイスみたいなものがあるのですが、なんとなく蒸気機関車みたいな配置のような・・・。後ろに写っている「坊ちゃん列車」と何か関係あるのでしょうか?

次は
JR松山駅にも同じようなものがありましたが、ここにも正岡子規の句碑が設置されていました。ここのものは「城山の 浮み上がるや 青嵐」と詠まれています。説明によれば”松山”と書いてることから松山城を詠んだもので、夏に詠んだことが「青嵐」の季語からわかるようです。なお、石碑の左に書かれている文は、有人の河東銓に送った自分の墓碑銘のようです。

次は明治~昭和の時代に俳優・映画監督・書家として活躍した、井上正夫氏の胸像です。井上正夫は愛媛県下浮穴郡大南村(現・伊予郡砥部町)出身で、主に活躍したのは東京近辺でしたが、最初に舞台に立ったのはこの松山市だったようです。ちなみに亡くなったのが1950年(昭和25年)ということなので、説明書きからわかるように、没後わずか2年で像が設置されたようです。当時の松山市においてかなり偉大な人物だったことが伺えますね。
ということで、今後は伊予鉄のネタも徐々に放出していこうと思います。
- 2016/02/23(火) 18:00:00|
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今回のツマミ。

高知駅のキオスクで売られていたので買ってきた、いずま海産の「ぷちかつお(しょうが味)」です。高知県はカツオの漁が有名ということで、キオスクにはレトルトパウチされたカツオのおつまみが何種類か売られていました。しかしどれも結構大きく、値段も随分な感じ・・・。正直1人で飲む時にツマミにするにはちょっと大きいし高いかなという印象(切って複数人で食べればいい感じですかね)。しかし1品だけサイズも小さく、手ごろな値段のものだったのがこれでした。画像ではわかるかどうか微妙ですが、長さは500ml缶と大差はない感じですね。さて、開けてみることに・・・

さて、ちょこっとだけ頭を出してみましたが・・・
ここまで10分経過! 出てこない!全然出てこないんですよ!下の方からぐいぐい押してるんですけど、下の身が崩れるだけで全然出てこないんですよ(泣)。容器に隙間を開けて空気を入れたりしましたがそれでも大苦戦!最終的には口で引っ張り出しました。味については缶詰とかでよくカツオの角煮みたいなものがありますが、それとほとんど同じですね。缶詰みたいに開けるのが面倒なのを回避できるはずの形状なんですが・・・それが生かされないというのはなんだか残念でした。それとももっと良い開け方があるんですかね?何かコツを知っている方がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ幸いです。
- 2016/02/21(日) 15:00:00|
- 食いもん
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今回から新しいクールの始まり。とりあえず400回を目指しましょう。まとめ記事を書いているときに、ふと「最近説明付きの石碑とか、銅像ばかりだよなぁ」って思いました。もともと意味がわからないモニュメントを取り上げたいなと思っていたのですが、気付かぬうちに意味がわかるものばかりになっていたようです。・・・ということで今回は心機一転!意味がよくわからないものということで、茨城県筑西市にある、JR水戸線新治駅前のモニュメントを紹介します。

紹介するのは駅前ロータリーの真ん中にあるこれ。知恵の輪みたいなデザインですが、タイトルは「不偏の和」です。”輪”ではなく”和”なんですね。ちなみに説明は・・・

これだけです。わかるのは日付と、制作会社と、監修した人だけです。コンセプトは皆さんお考え下さいということですかね(汗)。ちなみに監修をした小口一也氏は地元茨城県で活躍した彫刻家で、
こちらの説明によれば、2009年に既に亡くなられているようです。
不偏という言葉は、「マスコミは不偏不党でなければいけない」なんて使われ方がされますが、実際に全くの不偏っていうのは非常に難しくて誰もできないのが現実なんですよね~・・・。ただ、あからさまに偏っている報道をしているのに「我々は不偏だ」なんて言ってしまうのは情けないものですが。
- 2016/02/19(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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350回という節目を迎えたので、JRのみのまとめを1回やります。皆さんの地元はありますか?
前回同様、会社別・路線別にして、各社内では所属路線ごとに分けています。JRと私鉄が乗り入れる駅は基本的にJRの駅として載せていますが、管理が私鉄・第三セクターになっている駅(八丁畷・直江津など)や、北陸新幹線開業で第三セクターのみになってしまった駅(妙高高原・魚津など)は省いています。なお、今回追加となった記事は、文字が朱色になっているところです。
■JR北海道
・函館本線 :
函館、
桔梗、
仁山、
流山温泉、
余市、
銭函、
手稲、
札幌、
江別、
豊幌、
滝川、
深川、
旭川・室蘭本線 :
苫小牧・千歳線 :
恵庭・札沼線 :
石狩太美・根室本線 :
芦別、
十勝清水・富良野線 :
美瑛■JR東日本
・東海道本線 :
品川、
大井町・山手線 :
渋谷・南武線 :
宿河原、
登戸、
矢野口・横浜線 :
新横浜、
鴨居・根岸線 :
石川町・東北本線 :
日暮里、
石橋、
那須塩原、
黒田原、
新白河、
白河、
須賀川、
(北)福島、
名取、
仙台、
小牛田、
盛岡・常磐線 :
亀有、
取手、
土浦、
友部、
水戸1、
水戸2、
大津港、
湯本1、
湯本2・日光線 :
日光・磐越西線 :
翁島、
喜多方・奥羽本線 :
赤湯、
山形、
北山形1、
北山形2、
北山形3、
北山形4、
院内、
富根、
大館、
弘前・仙石線 :
多賀城、
矢本・花輪線 :
鹿角花輪・八戸線 :
鮫・津軽線 :
蟹田・高崎線 :
深谷、
高崎・上越線 :
新前橋、
群馬総社、
越後湯沢・両毛線 :
前橋、
桐生・吾妻線 :
長野原草津口・信越本線 :
群馬八幡、
(信)横川、
篠ノ井、
長野、
北長岡、
新津(北陸新幹線):
上越妙高・羽越本線 :
村上、
今川、
鼠ヶ関、
鶴岡、
余目、
酒田、
本楯、
象潟、
金浦、
羽後本荘・白新線 :
豊栄・中央本線 :
代々木、
高円寺、
国分寺、
相模湖、
笹子、
甲府、
韮崎、
下諏訪、
塩尻・篠ノ井線 :
平田、
松本・大糸線 :
島高松、
信濃大町・総武本線 :
両国、
都賀、
佐倉、
成東、
飯岡・成田線 :
笹川・外房線 :
土気、
茂原・内房線 :
浜金谷、
館山、
安房鴨川・久留里線 :
馬来田■JR東海
・東海道本線 :
東田子の浦、
富士、
新蒲原、
金谷、
菊川、
袋井1、
袋井2、
浜松、
新居町、
三ヶ根、
岡崎、
共和、
岐阜、
穂積、
大垣1、
大垣2(東海道新幹線):
岐阜羽島・御殿場線 :
上大井・飯田線 :
豊川・武豊線 :
武豊・中央本線 :
(中)金山・太多線 :
可児・関西本線 :
四日市、
亀山・紀勢本線 :
津、
松阪■JR西日本
・北陸本線 :
福井、
小松、
明峰、
金沢(北陸新幹線):
糸魚川、
富山1、
富山2、
・大糸線 :
平岩・城端線 :
福光・七尾線 :
(七)高松・紀勢本線 :
新宮、
那智、
紀伊勝浦、
白浜、
南部、
御坊・福知山線 :
谷川・山陽本線 :
笠岡、
(陽)横川、
大野浦、
岩国、
新山口、
宇部、
厚狭・姫新線 :
佐用、
東津山、
津山・赤穂線 :
播州赤穂・本四備讃線 :
児島・呉線 :
呉・山陰本線 :
城崎温泉1、
城崎温泉2、
香住、
米子1、
米子2、
松江、
来待、
宍道、
大田市・舞鶴線 :
西舞鶴・因美線 :
智頭、
美作滝尾■JR四国
・予讃線 :
(讃)高松1、
(讃)高松2、
丸亀、
多度津、
浅海、
松山、
宇和島・高徳線 :
栗林公園北口、
志度、
板野、
佐古、
徳島・鳴門線 :
鳴門・徳島線 :
蔵本・土讃線 :
善通寺、
琴平1、
琴平2、
高知、
窪川・予土線 :
松丸■JR九州
・鹿児島本線 :
門司、
折尾、
博多、
筑後船小屋、
玉名、
上熊本・筑肥線 :
筑前前原、
福吉・長崎本線 :
佐賀、
久保田、
長崎・唐津線 :
唐津・日豊本線 :
三毛門、
今津※JR北海道流山温泉駅、滝川駅、JR西日本新山口駅北口のものは撤去済みです。
※上越妙高、糸魚川、富山は北陸新幹線開業前の記事で、上越妙高は移転前の脇野田時代のものになります。
感想としては・・・
- 301~350でJRが39なので、私鉄の駅は11。圧倒的にJRが多いです。
- 夏に西、秋に北へ行ったので結構地域的にはまばらでした。
- 地方ばかりに気をとられていたせいか、近場の南関東が0です
- アーバンネットワークは・・・持ちこたえた・・・
- このままのペースだと私鉄編のまとめを400回時点、次のJRまとめを450回でやったほうがよさそうです(そうでないと私鉄編の新しい記事少ないし・・・)。
- 2016/02/16(火) 18:00:00|
- モニュメントまとめ
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今回で350回目のモニュメントと記事になります。ということで今回はしっかりとボリュームのある記事にしたいと思います。今回は富山県南砺市にある、JR城端線福光駅前のモニュメントを紹介します。ここはもともと福光町という町の中心駅だったため、利用者がそこそこいるらしく、有人駅になっています。なお、私がここを訪問したのはもう随分前ですが、2013年の8月でした。

まずは駅前ロータリーの真ん中に聳え立つ、「望」というタイトルの噴水モニュメントです。私は一見しただけでは象のモニュメントにも見えたのですが、たぶん関係ないでしょう(笑)。ちなみに作者は地元を拠点に活躍されている彫刻家の得地秀生氏であり、設置は1986年(昭和61年)とのこと。30年経過していますが、結構綺麗に維持されているように見えますね。

続いては「棟方志功躅飛飛沫隈暈發祥之處(ちょくひひまつわいうんびょうほうはっしょうのところ)」という、谷崎潤一郎によって題字が書かれた石碑です。棟方志功は青森県出身の版画家ですが、戦時疎開でしばらくこの福光に住んでいたようです。この地をえらく気に入っていたらしく、志功は「偉くなったら福光駅前に『棟方志功躅飛飛沫隈暈描法発祥之処』という大きな碑を建てたい」と生前話していたようですが、
こちらにも紹介されているように、没後30年以上経ってその願いが叶った形となりました。なお裏側には、志功のプロフィールが記述されています。

また駅前には、棟方志功の版画のレプリカとして、タイル張りで作成された絵がいくつか設置されています。版画なので筆を入れて書くよりもかなりの労力を必要とするはずなので、このように結構細かく、文字を入れたりする絵っていうのはなかなかの玄人でないと作れないものなのでしょうね。しかしそれをタイルで再現した人も、それはそれでかなりの玄人ですね。

次は駅舎の横に設置されている、D51形蒸気機関車767号機の動輪です。動輪の横に「蒸氣機関車動輪」と書かれているのが「動橋」に見えてしまったのは、北陸マジックでしょうか(謎)。ちなみに私にとって時系列で一番最初にデゴイチの動輪を押さえたのは、実はこの駅だったんですよね。記事としては
直江津や
豊栄などで先に紹介してはいるのですが・・・。いや、いかにこの駅のネタを放置しすぎていたかがわかります・・・。

最後は「中越鉄道と福光町」と題された石碑です。中越鉄道とはもともと城端線・氷見線・新湊線(現在は貨物専用線)を建設・運営していた会社であり、1920年に買収されて3路線は全て国有化。後にJRの路線となり現在に至っています。この石碑には中越鉄道発足および城端線開業の話が記述されているのですが、どうやら城端線というのは富山県で最も古い鉄道路線だったみたいですね。開業が北陸本線富山-高岡よりも早かったそうです。そういえば本線よりも支線の方が開業が早かったところとして、京急大師線がありましたが、そちらも開業時の終点である
川崎大師駅に石碑がありましたね。こういう石碑は現在とは異なる昔の交通状況を知ることが出来て面白いですね。
ということで今回はここまで。次回以降は400回を目指してがむばろう。
- 2016/02/14(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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北海道に行ったときのものを置いといていたら、賞味期限が近くなったのでいい加減飲みました。

北海道から買って持ってきたといえば・・・やっぱりガラナですよね。私は過去にも以下のガラナを紹介しています。
・
キリンビバレッジ「キリンガラナ」VS小原「コアップガラナ」・
ユーコーヒーウエシマ「北海道ガラナ」・
サントリー「トリスハイボール」ガラナ味・
セイコーマート「ガラナサワー」 もう完全に自分が中毒だということは認めます(笑)。そんな私が今回買ってきたのは、セイコーマートで売られていた安い「ガラナエール」という商品です。

セイコマ以外では見かけなかったので、PB商品かと思ったのですが、実際には「
丸善ストア」という食料品店を経営している丸善市町という会社が製造しているようです。丸善ストアのホームページではこの商品も含め、他のガラナやサイダー、ラムネ、シャンメリー、酢等を通信販売しているようです。
中身についてですが、色は若干明るかったでしょうか?「キリンガラナ」よりも「コアップガラナ」寄りです。味についても結構ガラナの薬っぽさが強かったので、「コアップガラナ」に近い感じでしたかね。
ちなみに私は味の強弱が良くわからないのですが、北海道出身の人からすれば、これは「味が薄い」らしい・・・。北海道出身・在住の皆さんは、どう思われますか?
- 2016/02/12(金) 09:00:00|
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しばらく都内の記事がなかったので、久々に。今回は
これを売っているところの最寄り駅である、豊島区の西武池袋線椎名町駅前のネタを放出します。ここは多くの漫画家が住んでいた「トキワ荘」があった場所に近いため、発車メロディが藤子不二雄A氏の「怪物くん」のテーマソング『おれは怪物くんだ』になっています。

ここの北口をでてすぐのところに金剛院というお寺があるのですが、その入り口の横に小さい祠みたいなものがあります。これは「長崎不動尊」という名前の不動尊であり、祠の中には不動明王様がいらっしゃるようです。この不動尊は地域の守護物として、戦後すぐの1946年(昭和21年)に設置されたもののようです。

小さい境内に入る前に、外に設置されていたものを。ここには「南無地蔵菩薩」という舟形浮彫地蔵尊が設置されています(このようなお地蔵さんの形に名称があるとは、知りませんでした)。この地蔵尊には文字が刻まれていますが、「寛政八年八月二十四日」「北・下板橋道」「南・ほりの内道」と刻まれており、寛政8年(1796年)に設置された道標とのこと。不動尊が設置されたのが昭和なので、それと比べるとこちらの方がはるか昔に設置されたものであることがわかりますね。

境内に入って左手には「南無観世音菩薩」という観音様がいらっしゃいました。これは堂宇再建の際に設置されたものということで、割と新しい観音様のようです。この観音様は右の手水みたいな”清浄水”で体を洗ってあげるとのこと。巣鴨のとげぬき地蔵みたいなものですかね。

そして境内右手には「ナータくん」という謎のキャラクターの像がありました。これについては後ろにある
金剛院の住職の方が書かれているブログに記述がありましたが、ナータとはサンスクリット語で守護という意味であり、このキャラクターは子供達に親しみを持ってもらえるように新しく作った「ゆるキャラ」なのだそうです。でも不動明王がモデルなので、表情がちっとも「ゆる」くないですね(笑)
- 2016/02/09(火) 18:00:00|
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松野駅に降り立ったのが丁度お昼だったので、昼飯をと思ったのですが、元日からやっているお店なんてあるわけが・・・
・・・ありました。広見川を渡ったところに「
道の駅虹の森公園まつの」があるのですが、そこの「レストラン遊鶴羽(ゆずりは)」が営業していました。いやはや、飯抜きにならなくて済みました(笑)

店の外にも立て看板があったのですが、ここでは地元で獲れた野菜を使用したちゃんぽんが提供されているということで、当然注文はこれにしました。いや、実は前日に八幡浜で晩飯を食おうとしたときにちゃんぽんが食えなかったので、ちゃんぽんに飢えていたんですがね(笑)

出てきたものは上の画像の通り。あれ、写真と具材が違う!写真にはキャベツ、ニンジン、もやしが写っていますが、出てきたものには入っていません。一方写真にはなかった白菜、玉ねぎ、赤ピーマンが入っています。おそらくその時々に獲れる野菜を使用することにしていて、決まった野菜は使用していないのでしょうね。まぁ、私が家でちゃんぽん作るときも同様に野菜室に余っている野菜で作るんですけどね。ただ、キャベツだけは欠かしたことがない(というよりキャベツがなかったらちゃんぽんを作ろうとしない)ので、白菜が入っているちゃんぽんというのははじめての体験です。
食べてみての感想ですが、スープ、麺の湯で具合はなんら問題ないのですが、いかんせん葉もののメインが白菜なので、キャベツのような甘みがなく、ちょっと物足りない感じですかね。というよりも、白菜はいためただけでスープでじっくり煮込んでいるようではないので、ちょっと野菜の味が浮いている感じですかね。素材はいいのに活かしきれてないと言ったところでしょうか。
まぁ、白菜のちゃんぽんはどんな感じがいいのか、自分で作ってみないとなんとも言えないですね。個人的にはスープでクッタクタに白菜を煮たら好みに合いそうなので、今度やってみようと思います。
- 2016/02/07(日) 15:00:00|
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前回の記事は「鉄道ホビートレイン」で終わりましたが、今回はその先のお話。列車に乗って降り立ったのは愛媛県北宇和郡松野町の中心である、松丸駅でした。ということで今回はここの駅前モニュメントを紹介します。

まずは駅舎の隣に設置されている、「汽車見えて やがて失せたる 田打ちかな」という、26歳の若さで夭折した地元出身の俳人・芝不器男の歌碑です。芝不器男は大正時代に「天の川」「ホトトギス」などの雑誌に投句していた俳人であり、松野町内にある生家が「
芝不器男記念館」として開館しています。今回の歌碑は「汽車見えて」と書かれていますが、松丸駅の開業は1923年(大正12年)です。この年に芝不器男は東京帝国大学に入学していますが、帰省中に関東大震災が発生し、そのまま東京に戻らなかったようなので。地元で詠んだ句なのかもしれません。ちなみに「⑬←」と書かれていますが・・・

駅の隣の踏切を渡ったところに⑬の歌碑が設置されていました。これは「寒鴉 己は影の上に おりたちぬ」という歌が書かれています。どうやら芝不器男の歌碑はここだけでなく、町内の至るところに設置されているようです。文学散歩で全部回るのも面白いかもしれませんね。

なお、⑬の歌碑の隣には「鰻魂碑」と書かれた石碑が設置されていました。具体的な説明はなかったのですが、どうやらこの石碑はウナギの産地に設置されることが多い石碑であり、ウナギの養殖の盛んな鹿児島県などにもあるようです。今回のこの石碑の隣は広見川という川であり、ここは天然ウナギが獲れる場所であることから、この石碑が設置されているものと思われます。当然このウナギは松野町名物となっており、町内にも食べることが出来るお店があるようです。いや~食いたいけど、高いんだろうな~・・・

最後は駅舎の前にあった行灯で、上部にふくろうの銅像が設置されています。なんでふくろうなのかはよくわかりませんが、駅前のほかのお店の前にも同じ行灯が設置されています。あ、ちなみにふくろうとみみずくの違いは、耳みたいな羽角の有無らしいのですか、羽角がありながら”フクロウ”と付く種もいるみたいなので、正直なところどうでもいいらしいです(笑)
ちなみにここの駅舎には温泉施設が併設されているのですが、現在改装中とのこと。なんだかいつもそんな期間に温泉地に行くんだよな~・・・
- 2016/02/05(金) 09:00:00|
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四国へ行った最大の目的は、実はJR予土線で運転されている”ホビートレイン”に乗車することでした。

予土線は愛媛県宇和島市の北宇和島駅と高知県高岡郡四万十町の若井駅を結ぶ路線ですが、実際にはそれぞれ1駅隣の駅まで乗入れて宇和島~窪川で運転されています。山間部を走行するということもあって利用者も少なく、一部を除いて小型気動車のキハ32形によって運転されてきました。JR四国はこの路線に観光客を呼び寄せるために、キハ32形2両を、模型等を車内に展示する”ホビートレイン”に改造して、通常ダイヤの普通列車を運転するようにしているのです。私が乗車したのは元日でしたが、通常通りホビートレインの車両は運用に充当されていました。

まず最初に、北宇和島から江川崎まで乗車したのは、模型・フィギュアの製造・販売を行っている
海洋堂の製品を展示した、「海洋堂ホビートレイン」です。海洋堂は会社こそ大阪ですが、予土線沿線に
海洋堂シマントミュージアムビレッジを設置しており、土佐大正駅などがアクセス駅となっています。

車内のショーウィンドウにはご覧の通り海洋堂の模型やフィギュアが展示されています(左下すげー・・・)。高知県を走るということもあって、海洋堂ホビー館四万十のキャラクター「
うまのすけっぴ」や高知県のゆる?キャラである「
カツオ人間」のフィギュアもありますね。あと、左上段には隠れてしまっていますが、
乗車した前日に視聴率で惨敗したNHKの
どーもくんもおります。
そして江川崎に到着し、反対側にやってきたのが・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
登場時にはあちこちで報道されていましたが、ついにJR四国初の新幹線(笑)である「鉄道ホビートレイン」をお目にかかることが出来ました。江川崎では時間がなかったのですが、途中の吉野生で長時間停車(トイレ休憩?)があったため、じっくりと撮影しました。う~ん、すばらしい(笑)

車内のショーウィンドウには、四国に縁のある車両の鉄道模型が展示されています。多くが153系など国鉄時代の車両ですが、1つだけJR四国の5000系(マリンライナーの編成)がありますね。また、この他車内には実際に0系新幹線で使用されていた座席が、一部のロングシートを撤去して設置されていました(先客がいたので撮影は出来ませんでした)。

さらに、車内の運賃表示機の下部には東海道新幹線開業時の駅の名前が書かれていました。折角なので各駅からの運賃を表示していたら面白かったかも(笑)
ちなみに予土線にはこの他、臨時列車として運転されるキハ54形の「
しまんトロッコ」もありますが、冬季は流石にトロッコは寒いからか、今シーズンの運転は終了しています。なお、この3つの車両は「
予土線3兄弟」として扱われており、全ての車両に乗車するモデルコースも宣伝されています。そんなおもしろ車両に乗ってみたい方は、ぜひ行ってみてください。
- 2016/02/02(火) 18:00:00|
- 鉄道
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