今回は石川県野々市市にある、JR北陸本線野々市駅前のモニュメントを紹介します。ちなみに野々市という駅は同じ市内を通る北陸鉄道石川線にもあるのですが、直線距離でも2kmくらい離れているので、当然乗換はできません。ちなみに訪問したのは3年前の夏・・・ネタを放置しすぎました(笑)
まずは北口駅前広場にあるものなのですが、ここの広場は「石の広場」という名前が付けられており、ちょっと変わった石が設置されているようです。ただ単に駅前にぽつんと石が置いてるだけなら特に記事にはしないのですが、今回のものは一応モニュメントなのかなと思い、紹介することにしました。
まずは斜面に置かれている沢山の石。なんというか、
象潟 の風景みたい・・・
次は大きな石柱が3本聳え立っています。なんとなく
JR奥羽本線赤湯駅前のモニュメント の上の部分を取って柱だけにしたような感じに見えますね。
次はちょっと面白い、5分の3だけ地中に埋まったピータンの殻が剥がされたようなモニュメント。まさか本当は全部殻を被っていたのか!?(流石にそれは無いか・・・)
次は駅の南口ロータリーにあるものですが、野々市駅開設の経緯が記された、タイトルの無い石碑が設置されています。設置年には「昭和四拾四年(1969年)」と書かれているので、野々市駅開業の1年後に設置されたもののようです。本文はかなり熱く書かれていますが、気になる記述として「墓地移転」とあります。わざわざ墓地を移転してまで駅を設置するというのは、結構な事業だったのではないでしょうか。檀家全員から許可を取ったのでしょうかね。
次は南口ロータリーの端にあった「野々市鉄友会十周年記念」と彫られた石柱です。これだけじゃわからんというようなものですが、恐らく近くにあった木をこの記念に植樹したものと思われます。でもこの木があまり大きいものではないので、石柱の方が目立ってしまっていますね。
長々と書いてきましたが、結構小粒なものが多く設置されている駅だなーと思いますね。
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2016/06/28(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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今回はJR山陰本線と三江線が乗り入れる、島根県江津市の中心、江津駅前のモニュメントを紹介します。江津と書いて”ごうつ”と読むのですが、最初私は読めませんでしたね。
まずは駅舎の前の垣根のところに設置されている、七福神の一柱である布袋様の石像が設置されています。島根県ということで、素材は
来待石 でしょうか?ちなみにこの石像は、JR西日本の米子支店が米子支社に変更(昇格?)したことを祝って設置されたもののようです。布袋様は広い度量や円満な人格、また富貴繁栄を司る神様と言われており、持っている袋は”堪忍袋”なのだそうです。あれ、でもこの像の場合”堪忍袋”が空いていて、布袋様が指差していますけど・・・ひょっとして「お前、短気だから反省しろ!」と私に説教しているのでしょうか(;゚Д゚)
続いては駅前広場にひっそりと立っている「万葉の里」と書かれた歌碑です。歌碑と言っても木の棒と言うか、板みたいなものに書かれているので、碑というには変かもしれませんが。むしろ塔婆に近いようにも見えます。歌碑は文字が書かれているのですが、残念ながら維持・管理はされていないみたいなので、消えかかっているところもあり、読みにくくなってしまっています。個人的には修復してもらえるとありがたいですね。
2016/06/26(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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ついに見つけたぜぇ~
以前成田駅前の100円ショップで青空製パンの「
静岡発 りんごちゃん 」という長期保存可能な菓子パンを購入し、記事にしましたが、その際に他の味があることを知りました。その100円ショップには「りんごちゃん」のみの販売だったので、それ以外の味がどこに売られているかわからなかったのですが、今回曳舟の某ディスカウントストアで「めろんちゃん」を見つけることが出来ました。う~む、美しい(^^)
ちなみに「りんごちゃん」の方はパン生地の中にリンゴジャムが入っているものだったのですが、こちらのパンはジャムではなく、メロン果肉のペーストが入っています。名前だけ聞いたときは、緑色のカキ氷シロップみたいなものをゼリー状にして入れているのかなとも思ったのですが、ちゃんとメロンが入っているので、メロンっぽい模様をしているだけの一般的なメロンパンよりもメロンパンの真髄に近いと言えるでしょうか(大げさ?)。果肉のペーストである分、当然ながら味も安っぽさは無く、価格を考えると結構評価できるのではないかなと思いました。
ただ、長期保存可能のパンって、生協とかでも沢山売られていますが、なんでカビないんだろ・・・酵母ってそんなに強いんスか?
2016/06/24(金) 09:00:00 |
食いもん
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前回の記事 に引き続き、JR宇野駅前のモニュメントを紹介します。・・・と言いたいところですが、港と一体化していてどこまで駅前か難しいところなので、向かいの1ブロックにあるものを取り上げようと思います。宇野線はもうちょっと海よりまで伸びていたみたいなので、その前のブロックは以前宇野駅だった場所ということになりますでしょうか。
駅前の1ブロックはほとんどが公園として整備されているのですが、駅舎の正面の場所には「愛の女神像」という裸婦像が設置されています(これ足の部分どうなってんだ?なんだか足が二又に分かれているような・・・)。ちなみに作者はインドの彫刻家・ドルヴァ・ミストリー氏で、設置年は2002年(平成14年)とのこと。コンセプトについては、「この作品は、愛・若さ・美を表現しており、人々がやってきて海辺や自然の美を楽しむのを、森の精が海門の入り口で待っているようなイメージで制作されました」とのこと。え、森の精なの?女神なの?あぁ、ちょっと混乱してきた(笑)
次は「舟底の記憶」というタイトルの、イカリのモニュメントです。タイトルは「舟底の記憶」で、作者は鉄作家の小沢敦志氏。「瀬戸内国際芸術祭2013」出品作品で、協賛は三井造船との事。三井造船は
前回の「Bon Voyage」 の三菱マテリアルとは異なり、ここの町に事業所がある会社です。ちなみにこの手のモニュメントは素材が石だったり、銅だったりするものですが、よく見るとなんだか細かいものがくっつけられて形になっています。説明によれば芯の部分は大日本帝国海軍で使用されていたイカリのようですが、まわりは不要な鉄製品を集めて貼り付けているようです。これによって海の記憶、人の記憶、世界の記憶、町の記憶を融合させているそうです。
最後に紹介するのは朝日新聞に掲載されている4コマ漫画「ののちゃん」が掲載されている案内板です。「ののちゃん」の作者であるいしいひさいち氏がこの玉野市の宇野出身ということで、タイアップした案内版を街にいくつか設置しているとのこと。さらに玉野市ではこれだけにとどまらず、原付のナンバープレートにも「ののちゃん」の絵が描かれているとのこと。恐るべし、「ののちゃん」パワー・・・。ちなみに画像右の④の案内版で出てくる「温玉めし」というのは玉野のB級グルメであり、穴子の焼き飯の上の温玉が乗っているものなのだとか。さりげなくグルメのPRをしているのも面白いですね。
2016/06/21(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は岡山県玉野市のJR宇野線宇野駅のモニュメントを紹介します。ここは瀬戸大橋開業前は高松と行き来する船の乗り換え駅として賑わいましたが、今は地域輸送がメインとなっております。なお、この駅はモノが沢山あるので記事を2回に分けようと思います。
まずは駅舎正面のロータリー内部にある船の信号旗のモニュメントです。なんとも、港のある場所らしいモニュメントですね。ちなみにマストのところにはイルカや海亀等の動物が乗っかっています。タイトルは「Bon Voyage(お元気で!)」であり、サブタイトルとして「Gift from the sea(海からの贈り物)」とのこと。なおデザインは画家の白井美穂氏と制作会社の「ゆりあ・ぺむぺる工房」(現・アートフロントギャラリー?)。制作者には三菱マテリアルとありますが、玉野市に同社の事業所は無く、むしろこのあたりは三井グループの会社の方が多いので、ちょっとこの点は不思議ですね。
また、ロータリーには海に関係する動物の銅像が数体設置されています。細かい説明をしていると長くなるので簡単にいきましょうか。まず上のものはオットセイ。
こちらはイルカ。メジャーどころですね。
海鳥はテーブルみたいなものに乗っています。
こちらは海亀。またがりたい衝動にかられましたが、ガマンガマン・・・
これはトド。これが歩道にあるのですが、正直蹴っ飛ばしそう(笑)
最後はカジキ。これも蹴っ飛ばして先っちょ折れそうですけど、よく無事でいられたなぁと思ったり。
ラストは「電車線直轄工事施工記念」と書かれた記念碑です。設置者は岡山電力区で、年月に「平成6年12月」と書かれています。意味合いとしては架線の電力供給元を岡山電力区の分署から直轄へ移行したというものだと思いますが、正直素人にはよくわかりませぬ・・・。ただ1つ言える事は、この年月は瀬戸大橋開業後に現在位置に宇野駅が移転したのと同じということ。駅移転とともにいろいろと宇野線をイジったってことなんでしょうかね。
・・・後半へ続く。
2016/06/19(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は山形県酒田市にある、JR羽越本線砂越駅前のモニュメントを紹介します。この駅には余目駅から乗り入れてくる陸羽西線の列車も停車します。訪問したのは2015年5月だったのですが、その約1年前に無人駅になったようです。
ここの駅前には古くて大きな石碑が立っています。書かれている年月は大正八年(1919年)七月とありますので、約100年前になりますかね。ちなみに砂越駅の開業は1914年(大正3年)なので、それより数年たってから設置されたもののようです。この手の石碑は大体地元の名士の顕彰碑か、駅設置の記念碑なのですが、今回のものは後者のようです。ただ、タイトルが解字になっているので「砂越駅記念碑」と書きましたが、実際のところ「駅」ではないような気もします。なんだろう、この字は・・・。ちなみに表の碑文には駅開設の経緯が書かれており、裏には当時開設のために奔走していたという地元の首長の名が刻まれていました。砂越駅のある場所は、今は酒田市であるものの、以前は平田町という町であったところです。しかしこの裏面には南平田村長、田澤村長、東平田村長、松嶺町長、内郷村長、北俣村長と書かれているので、平田町が出来る前に駅が開業していることがわかりますね。というか、昔の村って面積がすごい小さかったんでしょうかね。
これは駅前ではなく駅のホームに設置されているのですが、「平田の里」というブロンズ像です。なお、作者の彫刻家・石黒光二氏はこの旧・平田町出身ということなので、地元から依頼を受けたのでしょうね。像は2人の女性が手をつないでいるのですが、片方の女性は稲のような物を持っていますね。ちなみに似たようなものとして、
JR篠ノ井線平田駅に「平田里の郷」というモニュメント がありましたが、それも田んぼの案山子をイメージしていました。平田という地名はやっぱり”水田のある平らな場所”というのが由来になるのでしょうかね。
2016/06/17(金) 12:00:00 |
駅前モニュメント
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食いもんネタも今回で100回目かー。ネタがないといいつつもナンダカンダこの系統の記事もよく続いてなー。
・・・ということで記念すべき100回目の記事は”駅ラーメン”です。駅そばではなくラーメンですよ。
今回紹介するのは会津帰りに立ち寄った東武春日部駅野田線ホームにある立ち食いラーメン屋のラーメン(490円)です。お店の名前はよくわかりませんが、巷では「東武ラーメン」で広まっているみたいです。東武の駅には「小諸そば」があったりもしますが、それよりもはるかに前から”駅ラーメン”があり、この駅以外にも西新井駅にあったお店が有名でした。春日部のお店では「天ぷらラーメン」が有名なのですが、訪問時は21時前ということもあり、既に売り切れ・・・。なので普通のラーメンにしました。ラーメンはオーソドックスな中華そばで、鶏がらだし、縮れ麺となっています。具はナルト、メンマ、チャーシュー、わかめと入っているのでちょっと多目ですかね。味の方はありきたりな感じでしたが、昨今この手のラーメンを普通のお店で食べると700円くらいとられたりもしますが、490円でこのクオリティというのは結構リーズナブルなのではないかと思います。
ラーメン食べる前後に野田線ウォッチをしていましたが、いやはや、随分野田線も変わっちゃいましたね。急行が出来ていたり新車が走っていたり・・・。実は私がここのラーメンを食べるのは2回目なのですが、最初に食べたときはまだ釣り掛け駆動の5070系が現役だったころですから、その時から比べると変貌ぶりにびっくりです。
そんでもって時間が経って伊勢崎線ホームに回送が・・・
これまた懐かしの旧りょうもうこと1800系が回送で入線。ゴールデンウィークだったので臨時快速に使用されていたようです。あー、「りょうもう」が急行だったのも随分昔だよなー・・・ワシも歳をとるわけだ。
2016/06/14(火) 15:00:00 |
食いもん
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今回は青森県八戸市にある、JR八戸線陸奥湊駅前のモニュメントを紹介します。この駅は両隣の駅よりも利用者が少ないようですが、ここだけ有人駅となっており、みどりの窓口も設置されています。
まずは駅前ロータリーに鎮座している「イサバのカッチャ」の石像です。「イサバのカッチャ」とは、わかりやすく言い換えれば”魚市場のかあちゃん”になりますが、現在ではホッ被りに背負いカゴと長靴スタイルでハマ(沿岸部)界隈を行き交うおばさんを指すようにもなったとか。ちなみにこの陸奥湊駅前には大規模な魚市場が広がっており、八戸の漁獲量が日本随一ということもあり、日曜の朝市も国内でも最大規模のものになっているようです(恐らくこの駅が有人駅であるのも、魚市場があることが要因でしょう)。ちなみにイサバのカッチャのついては、地元出身のタレントである
十日市秀悦 氏による扮装が有名であり、CDも発売されているほか、十日市氏のボイスサンプルでもこの駅前の石像の話が出てきています。また、2枚目の画像は隣の白銀駅に貼られていたのですが、「イサバのカッチャコンテスト」なるイベントが開催されており、参加者はその”なりきり度”で評価されるのだそうです(評価ポイントに「十日市秀悦さんとのトーク」ってあるのも面白いですね)。
次は上の像の向かいに設置されている、「降りかかる 雪に筋子や 陸奥湊」という俳句の句碑です。この句を詠んだ人物は、俳人協会理事長を務めた俳人の故・草間時彦氏であり、時期は1963年(昭和38年)2月とのこと。草間氏がこの駅に降り立った際に目に入った光景を、雪の白色と筋子の紅色のコントラストで表現して句を詠んだようです。
ちなみに私がここを訪問した時間帯は早朝(時期は昨年9月)だったため、既に市場が営業を開始しており、駅前は魚を購入する業者の人でにぎわっていました。自分の地元ではこういう魚市場はなかなか見られないので、見ていて非常に趣深かったですね。
2016/06/12(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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今回も栃木県日光市から。東武鬼怒川線鬼怒川公園駅前のモニュメントを紹介します。鬼怒川の温泉街の玄関は一つ手前の鬼怒川温泉駅ですが、温泉街自体はこの駅の近くまで続いており、一部の特急スペーシア「きぬ」もこの駅を発着しています。しかし鬼怒川温泉駅と比較すると駅周辺は閑散としており、利用者もそれほど多くないようです。
ここの駅の、通りを挟んだ向かいにはちょっとした植え込みがあるのですが、そこには「星ヶ丘発祥記念碑」と題された石碑が設置されています。あ、星ヶ丘と言っても名古屋のそれとは関係ないですよ。説明文は長いので適当にまとめてしまいますが、ここで星次郎作という人が温泉を発見して浴場を開設したこと、その孫の星籐太という人が温泉地開発の資金調達に奔走したこと、資金を提供し東京都渋谷区桜ヶ丘の実業家であった桜田壬午郎という人がここに別荘を構えたことが別荘地開発の魁となったこと、そして後にこの地が星ヶ丘と呼ばれるようになったことなどが書かれています。そんでもって極めつけは一番最後の設置者の名前。「藤原町長 星次郎」と書かれています。なんだ、子孫か?先祖の功績を讃えるために石碑を設置したんですかね・・・。ちなみに鬼怒川公園駅周辺の住所は日光市藤原となっています。なんだ、星ヶ丘じゃないじゃんか(笑)
次はモニュメントか微妙なものですが、同じく植え込みのところには案内標識が設置されていたのですが、なんとそれは石製のトーテムポールとなっていました。いやはや、トーテムポールって陶器とかで作るものが多いのですが、石製でしかも標識をかねているとは想いもせず、一瞬見たときはただの標識だと思って見過ごしそうでした。ちなみに私が通っていた小学校にあったトーテムポールは陶器のものだったのですが、石製のものも結構あるんですかね?トーテムポールについて詳しく調べたことが無いので、よーわかりませんなぁ・・・
2016/06/10(金) 07:00:00 |
駅前モニュメント
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今回紹介するものは、岩手県発祥のものらしいです。でも買ったのは会津若松駅前のPivotだったのですが・・・
今回紹介するのは、岩手県紫波郡矢巾町にある、リカイ食品という会社の「半生ラスク」です。包装にも「岩手発」と書かれています。ラスクといえば食パンを油で揚げて砂糖をまぶしたりするパンの一種ですが、パン粉を衣にしたフライなどを揚げたときと同じように、カリッカリに揚がっているのが普通です。しかし今回紹介するもの”半生”ということであり、既に見た目・手触りでカリッカリではなくことは容易にわかります。
中身をちょっと出してみるとこんな感じ。一応ラスクなのでパン自体は板状で芯のような堅さはあるのですが、表面はしっとりとしています。砂糖はまぶされていないので、なんだろう、表面のしっとりコーティングは水あめか何かですかね。そんでもって食べての感想になりますが・・・あれ、フレンチトーストに近くねぇか?確かにラスクではあるのでパンに多少の堅さがあるのですが、味(というか甘さ?)についてはフレンチトーストのそれと似ているように思えました。なんとなく、ちょっと堅いフレンチト-スト?でも表面に卵っぽさはないので、いろいろと化学反応でも起こしているのかねぇ。
正直私の味覚はアテにならんので、皆さん見つけたら確かめてみてください(笑)
2016/06/07(火) 09:00:00 |
食いもん
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今回も会津の道中からのネタです。紹介するのは栃木県日光市の、野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅前のモニュメントです。湯西川温泉駅はホームがトンネルの中にあるのですが、内壁や照明等を利用してアートギャラリーのような空間になっています。
駅を出て通りを挟んだ正面のところに大きな石碑があるのですが、「野岩鉄道會津鬼怒川線開通記念」と書かれています。”会”の字が旧字体の”會”になっていますが、設置された日付には「昭和六十一年十月九日」と書かれています。ちなみにこの日は野岩鉄道会津鬼怒川線の開通日であり、湯西川温泉駅の開業日でもあります。裏面には会津鬼怒川線が開通したことや、観光地としてPRしていく意気込みなどが細かく書かれているのですが、最後のところに「栗山村」という文字があります。この村は平成の大合併で日光市に吸収合併されたのですが、それまで村内にある駅はこの駅だけだった関係で、意気込みまで石碑に書かれたようですね。
また、この駅は「道の駅 湯西川」が併設されているのですが、そこには足湯が設置されています。え。足湯はモニュメントじゃないって?いやいや、過去に
JR常磐線湯本駅 や
JR紀勢本線紀伊勝浦駅 で足湯を取り上げちゃったので、マイルールで駅前足湯はモニュメント扱いしています(笑)。ただ、ここは道の駅の足湯利用者が多いので、駅前モニュメント扱いは厳しいか・・・。あ、道の”駅”か!(勝手に納得)
おまけ。石碑の隣にはボロボロになった説明板があったのですが、どうやら石碑の先にある湯西川(五十里湖)の対岸には、どこかに地蔵が設置されているようです。一応向かいを撮影してみましたが、う~ん、流石にここからじゃわからないなぁ・・・。ちなみに写っている鉄橋は湯西川橋梁といい、この橋を渡る列車をちょっと遠くから写真撮影する人が結構多いようです。
2016/06/05(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は高知県吾川郡いの町の中心である、JR土讃線伊野駅前のモニュメントを紹介します。ここの駅の近くにはとさでん交通の伊野駅前電停もあり、終点の伊野電停とはわずか200mの距離となっています。
ここの駅前広場には一つ、背の高いモニュメントが設置されています。柱の部分に「ようこそ 紙の町 いの町へ」という記述がありますが、正式名称は不明です。隣には解説の記述があったのですが、そこにも名称については書かれておらず、コンセプトと設置年、作者くらいしかわかりませんでした。ちなみに作者は高知市在住であった彫刻家の故・狩野信児氏で、設置年は1992年とのこと。狩野氏の作品としては、丸の内にあるバネみたいなものが有名です。
ちなみに解説には、まず「清流仁淀川は、いの町の母なる川である。古くは水運に利用され、伊野は物心の集散地であった。また、豊富な水資源は土佐和紙を育み、紙の町としても発展してきた。」という前提が書かれており、伊野の町の昔がわかります。ちなみに伊野町には現在も土佐和紙の業者が営業しており、「
いの町紙の博物館 」という博物館も設置されています。なお、モニュメントの上の部分では”豊かに流れる仁淀川”と”優雅でしなやかな土佐和紙”を表現し、柱の部分では”町民の希望や活気”を表現しているようです。
なんだかこれだけコンセプトがはっきりとしているのに、タイトルが無いというのはなんだか勿体無い気がしますが、まさか「ようこそ 紙の町 いの町へ」が正式名称なんでしょうかね?
2016/06/03(金) 09:00:00 |
駅前モニュメント
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