すもももももももものうち。今回はそんな季節外れのすもものお話です。

先日すもも(プラム)の一種であるソルダムがお店で売られていたので買いました。少し小さいサイズのものが1パック8個入りで298円となっていましたが、そこから半額になっていました。普通のプラムは外側の皮が赤く、中の果肉は白っぽい色をしているのですが、このソルダムは店頭に並ぶ頃は外側の皮が緑っぽい色であり、中の果肉が赤くなっています。私の祖父母がこのソルダムを栽培していたのですが、祖父母や母は”スイカモモ”と呼んでいたので、その名前の方が馴染みがある人もいるかも知れません。そんなソルダムを購入したわけですが、通常ソルダムは6~7月頃が出荷ピークのはず。9月に入って買えるとは思いませんでした。なお、このソルダムも購入したときは皮が緑っぽかったのですが、私は長期間置いて熟れさせてから食べるのが好みなので、2週間くらい置いていたら、見事に赤く色づきました。なんというか、小さいリンゴみたい・・・

それでも皮を剥いてみると、中の果肉は真っ赤っ赤。というか、画像では皮と果肉の境目が分かりにくくなってしまっています(笑)。ちなみにソルダムは熟れさせずに食べるとこれよりも果肉は少し色が薄く、味も酸味が強いのですが、ここまで熟れさせると結構な甘みを楽しむことが出来ます。
流石に今年はもう市場に出回らないと思います。次に食べられるのは来年の初夏頃でしょうかね。
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- 2016/09/30(金) 09:00:00|
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そういえば「ポケモンGO」ってまだ流行ってるのかな。とある駅前には・・・
モンスターボールがいっぱい転がってます! 今回紹介するのは栃木県栃木市の、JR両毛線・東武日光線栃木駅前のモニュメントです。

こちらは北口ロータリーにあるモニュメントで、説明によればタイトルは「煌樹」で、作者は彫刻家の前田哲明氏。
こちらのページによりますと、このモニュメントは札幌彫刻美術館の 第13回本郷新賞を受賞した作品のようです。一枚目の画像のものがモニュメントのメインになるのですが、これは栃の木を表現しているとのことです。そしてその周りにあったモンスターボールみたいなものは、その栃の木から落ちた栃の実を表現しているようです。やっぱりモンスターボールではなかったんですね(当たり前か)。ただ栃の実を表現すると言ってもやっぱり、赤いのは普通のモンスターボール、黒いのはハイパーボールを意識して作ったように思えてしまいます。

次からは南口のものをご紹介。まずは駅舎の前に設置されている、栃木駅南土地区画整理事業の竣工記念碑です。まぁ、この手の石碑は駅前ロータリーを整備したところなら結構どこにでも設置されていますね。ちなみにこの栃木駅は北側(新栃木方面)似市街地が広がっており、南側はほとんど住宅街となっています。しかし駅前ロータリーの規模は北口も南口も同じくらいなので、そのことが、このエリアが車社会で車による送り迎えが多いことを物語っているように思えます。

最後も南口にあるモニュメントなのですが、タイトルも作者も分からないモニュメントです。説明など一切無く、調べようも無いのですが、なんとなく
JR千歳線千歳駅に設置されていた詳細不明のモニュメントに似ているような気がします。ひょっとしたら同じ作者の作品なのかしら?
- 2016/09/27(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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山形の続き。私は以前にも
山形駅前のモニュメントを記事にしていますが、それは西口のものだけでした。その時は東口にはなにもないな~とか思っていたのですが、西口よりも繁華街に近い東口に何も無い訳無いんですよね。まぁ、私もまだ当時はまだまだモニュメント捜索能力が未熟だったんだなぁ・・・ということで今回は山形駅東口にあるモニュメントを紹介します。

まずはペデストリアンデッキ上にある「虹を翔ける昇陽」という石製のモニュメントです。いや~・・・どこが虹でどこが昇陽なのかわからねぇ・・・。というかタイトルからなんとなく「時をかける少女」を思い出してしまったのは私だけでしょうか。ちなみに説明によれば作者の記述は無かったのですが、意味として「繁栄と発展の象徴-太陽を配し、反面に夜間の幻想的な雰囲気を醸しだすよう月をデザイン化し、駅周辺の昼夜を通して賑わいと発展を託しました。」とのこと。う~ん、まぁ、山形の駅前が発展すると良いなってことかな・・・(適当)

次は歩道に並んでいる石碑と言うか、プレート群。どうやら山形のサッカークラブであるモンテディオ山形が2009シーズン以降毎年1つ1つ監督・選手の一覧を掲載したプレートを設置しているようです。

まずは2009シーズン。この時はまだ章吾とか財前がおった時か~・・・

2010シーズンは・・・クナンがレンタルで行ってたのってこの年だっけか。

2011シーズンは・・・ACL男の山崎が加わっていますね。

2012シーズンになると、監督が小林さんから奥野さんに変わっていますね。
ちなみにプレートはこの通りにまだあるのですが、駅前と呼べそうなところにあったのは2012シーズンまでですかね。ちなみに2009シーズンのメンバーの中で、2016シーズンもまだ在籍しているのはDFの石川選手と山田選手だけのようです。プロの世界って厳しいですね・・・
- 2016/09/25(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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山形に泊まったときのお話。夜鳴きラーメン・・・なんて言葉もありますが、普通に晩飯として食べに行きました。

山形駅前の繁華街にある、「修ちゃんラーメン」へ行きました。実は私はここのお店に来るのは2回目。ここに来た目的は山形名物の冷やしラーメンを食べるためであり、以前にも食べたことがあるのでわざわざ(まわりのキャバクラの客引きから逃げまくって)来たのです。ちなみに冷やしラーメン≠冷やし中華ではありません。あくまでもラーメンなのです。

実際に出てくるのはこんな感じ。確かにラーメンでしょ!まぁ、きゅうりと紅しょうがが冷やし中華っぽさを少しかもし出しているようにも見えますが、スープがあるところで大きな違いがあります。麺、チャーシュー、メンマ等は普通のラーメンと同じものですかね。肝心のスープですが、酢か何かがやはり冷やし中華同様入っているのでしょうか。なんとなく酸味があるような、ないような、微妙な感じがします。スープの味の濃さは、しょっぱさが比較的薄めで、鶏と思われる出汁はそこそこ味が出ています。
まぁ、なんだろうな。同じ店で2回食べてる私が言うのもなんですが、個人的にはやっぱりラーメンは温かいほうがいいかな・・・。なんかやっぱりスープに違和感があるんですよね。うどんなら冷たくても違和感がないんですがねぇ。
- 2016/09/23(金) 09:00:00|
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たまには遠方だけじゃなく、都内も紹介しないとなぁ。ということで今回は隠れモニュメント街道こと都営新宿線の一之江駅前のモニュメントを紹介します。この駅は江戸川区にあるのですが、都営新宿線の江戸川区内の駅にはシンボルが設けられているらしく、この駅は鯉をシンボルにしているのだそうです。

この駅は3箇所くらいバス乗り場が設けられているのですが、まずは一番東側のロータリーから。「希望」というタイトルの、レオタードを着た2人の女性のブロンズ像が設置されています。同じタイトルの像は群馬県の
高崎駅や、熊本県の
玉名駅、富山県の
泊駅にもありましたが、女性2人の像はここが初めてですかね。ただ、この手の像は裸婦像になることが多いのですが、なぜレオタードを着ているのかは正直不明です。レオタードを着た女性っていうのも、像としては珍しい部類かなと思います。ちなみに近くにあった石碑には「一之江駅広場開設記念 昭和61年9月」と書かれていたので、駅の開業時にこの像も設置されたものと考えられます。

次はモニュメントなのか何なのかよくわからないもの。環七東側のバス乗り場付近の公衆トイレ横に設置されていた、謎の像です。像・・・なのか、イスなのか・・・正直よくわかりません。しかもちょっとデザインチック。なんとなく一枚目はキリン、二枚目はライオンを表現しているように見えるのですが・・・やっぱり像なのかイスなのか、遊具なのか、さっぱり見当つきません(というか、これは鯉にしないんですね・・・)。
なお、鯉に関するモニュメントはありませんでした(笑)。折角だから置いてもいいのにと思うのは私だけ?
- 2016/09/18(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回はJR山陽本線と小野田線が乗り入れる、山口県山陽小野田市の玄関である小野田駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅前ロータリーの中に聳え立っている山陽小野田市民憲章「みんなのちかい」です。このモニュメントは像と市民憲章が一体化しており、像の土台部分に「一.このまちの未来のために自ら考えます」「一.このまちの未来のために汗を流します」「そして、このまちを愛します」という宣言文が書かれています。像の部分は男の子と女の子が二人で太鼓のようなものを持っています。でもなぜ太鼓?確かに小野田市には竜王山という山があり、そこにまつわる竜王伝説とそれに関係する伝統芸能”竜王太鼓”がありますが、その太鼓はあくまでも和太鼓。この像のような西洋の太鼓ではありません。う~む、なんだろう。ちなみに土台部分の側面には、「修練」「奉仕」「友情」という訓示みたいなものも書かれていました。

次は駅舎前の隅っこに設置されていた、石製の裸婦像です。土台などにタイトルの記述はないか確認してみたのですが、それらしいものは無く、詳細は不明です。同じく山口県の山陽地方である
JR宇部線阿知須駅にも石製の小便小僧が設置されていたのですが、それもこれもあまり手入れがされていないのか、黒ずんでいるところが目立ちます。地域柄石像が汚れやすい・・・なんてことあるのか?確かに工業地帯だから工場から排煙が出ているのかもしれませんけど・・・
- 2016/09/16(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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最近になって東京で手に入るようになりました。

今回紹介するのは、サッポロビールのラガービールです。ラガービールというと、以前このブログでも取り上げた
キリンビールのものが全国的に有名ですが、実はサッポロビールからも販売されていました。ただし、容器は瓶であり、北海道以外ではごく一部の店でしか販売はされておらず、新宿のビックロで大瓶が売られているのを見かけたことがあるくらい市場に出回っていませんでした。しかし
こちらの記事によりますと、今年はサッポロビール創業140周年ということで、数量限定で缶バージョンを全国販売することになったようです。

サッポロビールでは、瓶のラガービールも旧来の熱処理にて熟成させる製法(生ビールではない)を取っていることで知られていましたが、今回の缶バージョンも瓶と同様に熱処理熟成となっている模様。ということで今回は比較対象として、同じく熱処理熟成であるキリンビール「クラシックラガー」と飲み比べをしてみることにしました。あ、つまみは一緒に写っているコレ。2月半ばに買っていまのいままで取って置いていました。これ、つまみとして良いよね・・・(´・ω・`)

注いでみたところ、色の違いはほとんど見られないです。味については・・・う~ん・・・若干サッポロの方が濃いような・・・気のせいかもしれない・・・。というのも、キリンの方がアルコール度数4.5%なのに対し、サッポロは5%なので、その分の濃度の違いが味に出ているのかもしれません。まぁ、もともと黒い奴ばっかり飲んでる私としては、濃いほうが良いので二者一択であればサッポロを選びますかね。ただ、いつまで缶バージョンが手に入るかは分かりませんけど・・・
- 2016/09/13(火) 18:00:00|
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東北ばかりでかすんでしまっていましたが、今回の夏には
小海線にも乗っていたんですよね。ということで今回は小海線に戻ります。紹介するのは長野県佐久市(旧・臼田町)の臼田駅前のモニュメントを紹介します。

まずはにぎやかな見た目のモニュメント。近くの説明板には「♪♪~星のシンフォニー~♪♪ ふるさとの塔」とタイトルが書かれていました。モニュメントのイメージとしては「現在から未来への夢、未知への憧れ、希望そして、平和」をイメージしているのだそうです。なお、星による表現が多いのには実は理由があります。これはこの臼田地区にある
龍岡城の五稜郭が、函館の五稜郭と同じく星型となっていることが関係しているのです。この形状の要塞は日本でも2箇所しか設けられなかったので、星型に縁のある地であることを表現したい意向が伝わりますね。

次は「いのちの尊さひとさまの為に」と書かれた石碑です。この言葉は明治時代にこの臼田地区で生まれ、大正・昭和の時代に助産婦として活躍した柳本みつの氏の言葉とのことです。柳本氏はナイチンゲールの博愛精神「人さまのために」を信条とし、様々な善行を実施したということで、この地で”永遠の母”と思われているようです。このように地域において活躍された方を紹介するのも、駅前モニュメントとしての役割の一つでありますね。

最後はなんだかよくわからないのですが、屋根付きの竈みたいなものがありました。お祭りか何かで使用するのでしょうか?というか常設のものなのかしら?
- 2016/09/11(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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約束どおり、東北から少し離れましょう。ということで今回は東北よりも更に北である、北海道室蘭市のJR室蘭本線本輪西駅前のモニュメントを紹介します。この駅は工業地帯にある無人駅であり、2年前までは北海道でも有数の貨物駅として利用されていたようです。しかし今では貨物の取り扱いは終了してしまったため、広い側線が寂しさを醸し出しています。

ここの駅前にはこぢんまりとしたロータリーがあり、その中央に木が植えられているのですが、その木の足元に「安全塔」とかかれた石碑が設置されています。「昭和四十年五月二十二日」と書かれているので、50年近く設置されていることになります。よく道路を歩いていると、交通安全と書かれた石碑が設置されていますが、それと同じようなものですかね。駅前にあっても違和感は無いのですが、個人的にはあまり見かけることはありませんでした。というのも、駅前の場合は
名鉄河和線上ゲ駅や
JR八戸線鮫駅、
JR土讃線薊野駅などのように、地蔵などの石像を交通安全祈願として設置しているケースの方が多かったものですから。まぁ、駅前に置くならばやっぱり目立たせたいって意識があるので、像のように目を引くものを置きたいのでしょうかね・・・などとこれを見ているときに思っていたら、さらに木に隠れるように・・・

五重塔のようなものを発見!木が生い茂りすぎていて、上の方は撮影が出来ませんでした(笑)。これも結構古びているのですが、ひょっとすると、”安全塔”っていうのは先ほどの石碑のことではなく、この五重塔のことを指しているのでしょうか?う~ん、こればかりは謎ですね。
- 2016/09/09(金) 09:00:00|
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前回の記事で東北6件のモニュメント記事を書き終えたので、そろそろ東北ネタの連続出しにも一区切りつけようかなと思います。ということで今回は食いもんネタですが、
以前紹介した東北のローカルパンメーカーのシライシパンから一つをピックアップ。

今回紹介するのは「フラワーパン」という名前のパンです。アルファベット表記もあるのですが”Flower-Pan”となっています。パンだからって”bread”ではないんですね・・・。ちなみに名前の由来はまぁ、見た目なんでしょうね。パン生地の中心部にピーナッツクリームの塊が入っており、花びらと雄蕊雌蕊のような形状になっています。ちなみに左上の表記によれば、製造開始は1962年(昭和37年)であり、手作業で作られているとか。ほんとかね。

中身を取り出してみるとこんな感じ。袋にも表記されていますが、このパンは外側の花びらに値するパン部分をちぎり、中の雄蕊雌蕊に値するピーナッツクリームをつけて食べるようです。まぁ味についてはパンにピーナッツクリームを塗るのと変わらないのですが、ちょっと残念なのは中のピーナッツクリームが少し硬めだったので、最後に真ん中部分だけが結構残ってしまったところですかね。食べ方が悪いのかもしれませんが・・・
ということで次回はちょっと違う地域から記事を書きましょうかね。
- 2016/09/06(火) 18:00:00|
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前回の記事までで東北5県の駅前モニュメントを紹介してきました。今回はそのラストということで宮城県内のものを。宮城県内は今回の旅ではあまり降り立つことは無かったのでネタは少ないのですが、今回はそんな中でも降り立つことが出来た、宮城県大崎市のJR東北本線田尻駅前のモニュメントを紹介します。

ここの駅前には同じようなものが何個かあります。説明板によればこれは”ストリート・ファニチャー”というそうです。う~ん、通りの家具?一応モデルとなっているのは縄文時代に作られてこの辺りで出土した土偶と、千本桜で有名な近くの加護坊山のようで、前者はこのストリート・ファニチャーの「縄目模様」と「円形」を、後者はなだらかな稜線で表現されているとの事。

ちなみにこのストリート・ファニチャーは駅前通りの3ブロック分くらい設置されています。先ほどのものは駅前広場前のものだったのですが、通りのものの前には謎の渦巻きが地面に書かれています。なんだ?魔法陣か?これも縄文時代に関係のある何かを表現しているのでしょうか?

次に紹介するのは、駅前の駐車場内にあるのですが・・・あれポストがあるみたいだけどなぜか駐車場の内側を向いています。

ちなみにこちらが田尻駅の全景であり、ちゃんと駅前には我々の近所でも見るような四角いポストが設置されているのが分かると思います。それじゃあ、この駐車場のはなんだ?

よく見てみると、以前紹介した
JR小海駅前のホンモノのポストと比べると、なんだかショボイ・・・。あと、投函口のところに「入口」とか書いてあります。ちなみにここは普通のポストの投函口のように開けることができます。でもいったい何の入口なんでしょうかね?駐車料金?すごい気になる・・・
- 2016/09/04(日) 15:00:00|
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今回は岩手県から。紹介するのは田沢湖線小岩井駅前のものです。小岩井・・・と聞けば、だいたいどういうところか分かる人も多いと思います。

ここの駅前には宮沢賢治の「春と修羅」の中の長編詩「小岩井農場」の一説が刻まれた石碑が設置されています。「汽車からおりたひとたちは さつきたくさんあつたのだが みんな立かげの茶褐部落や 繋あたりへ往くらしい 西にまがつて見えなくなつた」とあります。地方の駅なので、列車が到着したときだけ人で賑わい、しばらく経つと静寂が戻る様が表現されていますかね。

説明については2箇所用意されており、一つには作品の一説であることと、それがこの小岩井駅を基点に始まっていることが書かれています。もう一つには「小岩井農場」を作るに当たって、実際に宮沢賢治がこの駅に降り立ち、農場までの道を歩く途中の心象をメモしていたことが書かれていました。まさに宮沢賢治自身が、私が先ほど書いたような駅前の情景を目の当たりにしていたのでしょうね。

ちなみにこの小岩井駅がある場所は岩手県の滝沢市という市なのですが、ここは2013年までは滝沢村という”日本一人口の多い村”で、「村」というブランドを維持するために市への昇格を進めていませんでした。また、IGRいわて銀河鉄道の方に滝沢駅が存在しているのですが、滝沢市役所の最寄はここの隣の大釜駅であり、村が広くてばらつきがあったことも市にならなかった理由の一つとしてあるようです。
- 2016/09/02(金) 09:00:00|
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