今回は九州から。JRの九州新幹線と、肥薩おれんじ鉄道の乗換駅である熊本県水俣市の新水俣駅前のモニュメントを紹介します。こちらは新幹線開業のために改札された駅であり、現在も水俣市の中心は約4km離れた隣の水俣駅となっています。
モニュメントは新幹線の駅舎側にあるロータリーの中に設置されています。モノは画像のものなのですが、工事中の足場を建てようとしているのではありません。看板を立てようとしているのでもありません。これがモニュメントなのです。
タイトルは「新水俣門」で、作者は建築家の渡辺誠氏であり、新水俣駅の駅舎もデザインした方です。いや・・・駅舎のデザインがメインの仕事であり、モニュメントのデザインはそれの追加の事業だったのでしょうけど。説明によればモニュメントのコンセプトは「訪れる人を、温かく迎え入れるゲート」「人々が集い、もやい合う姿」とのこと。デザインにはコンピュータプログラムを使用しており、木の根や枝が伸びるときの「しくみ」から学んでいるようです。新幹線開業ということで、新たに生じる人の流れとして外部からの訪問が増えるのは簡単に考えられますので、このモニュメントはそれに応える表現の一つなのでしょうね。
ちなみに今回の記事はこれくらいにしときます。実はこのモニュメントについてはいろいろと深い話があるようなのですが、それについては
渡辺氏のホームページ内の「新水俣門」の記事 に詳しく書かれており、そちらの力説ぶりが素晴らしかったので、リンクを張って終わりにしようと思いました。参考に一読していただければ幸いです。
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2017/04/30(日) 14:00:00 |
駅前モニュメント
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いろいろな地方でいろいろなお店に入れば、いろいろなものが手に入るんですなぁ・・・
今回は”第3の黒ビール”の3種類を飲み比べしました。これをやろうとしたきっかけは、昨年度末に岐阜県のスーパー「バロー」で「麦彩」(画像右)というPBの第3の黒ビールを見つけ、全国区で販売されているサッポロビールの「
麦とホップ 黒 」との違いを確認してみようと思ったことでした。そしてその後に、たまたま買い物で寄ったイトーヨーカドーで「ベルモルト・ブラック」という第3の黒ビールを見つけたので、せっかくだから3つ揃って飲み比べしようということになったのです。
原材料はだいたいどれも大差はないのですが、「ベルモルト・ブラック」は原産国がパッケージにも書かれているとおりベルギーと書かれており、「麦彩」はベトナムと書かれています。ベトナムのビールって、聞いたことねぇなぁ・・・
注いで見たらこんな感じ。「麦とホップ」は泡がなくなってしまってわかりにくいですが、「ベルモルト・ブラック」とあまり変わらないかな?「麦彩」はキリンの「
一番搾り Stout 」のように、泡も色づきます。
以下感想を簡単に・・・
・ベルモルト・ブラック
まず一言、甘い!ドラフト・ギネスも飲んでみると甘いのだが、こちらも同様の甘さがあります。日本おビールに慣れてしまっているところがあるからか、どうもこの黒ビールの甘いところがなかなか受け入れ辛いところが、個人的にはあります。
・麦彩
なんというか、味がごま油・・・。どうがんばってもごま油の味がするようにしか思えない。黒ビールを飲んでいてごま油の味がするように感じたことは、今まで一度も無かったなぁ・・・。
結論。飲みなれたのが一番いいですね。面白半分で珍品に手を出すのはよくないということですな。
2017/04/28(金) 09:00:00 |
飲料
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今回は岡山県倉敷市にある、JR山陽本線西阿知駅前のモニュメントを紹介します。
ここの駅前にはちょっとした公園みたいな広場があるのですが、そこには冑のような石像が設置されています。武将でも表現しているのだろうかと思いきや・・・
・・・タイトルは「草むらのやんちゃ坊主」のようです。武将ではなく坊主、つまり子供ということでしょうかね。しかし改めてみてみると、後ろについているのが羽であり、草むらにいたということでクワガタムシにも見えるような気がしてきました。作者は彫刻家の
田中毅 氏なのですが、リンク先のページに掲載されている「ありんこ」というタイトルの石像に似ていますね。とすると、クワガタではなくアリなのでしょうか?(でもアリってほとんど外に出ない女王アリとオスアリ以外、羽は無かったような気が・・・)
ちなみにタイトルの上に「倉敷まちかどの彫刻展」と書かれていますが、これは倉敷市が開催した野外彫刻の公募展であり、入賞作品が市内のあちこちに設置されているようです。設置場所と作品については、
こちらのホームページ にて紹介されているので、散策は容易にできそうです。
・・・あ、他の駅で撮り忘れがある・・・
2017/04/23(日) 14:00:00 |
駅前モニュメント
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ショック・・・。愛飲の
サントリー「THE DRY」 がついに近場の東急ストアから消えました・・・。うわーん、今後どうしろってんだ!!他の東急ストアにはあるのか?それとも終売?いずれにせよ、残念。
というわけで今回は飲料ネタ。でもお酒じゃないよ。安売りされていたので気になり買ってみたのが、コカ・コーラ「burn ENERGY DRINK」です。コカ・コーラのエナジー系といえば「リアルゴールド」が有名ですが、そちらとは違う模様。位置づけとしては、「レッドブル」みたいなものでしょうか?「リアルゴールド」は「オロナミンC」系統ですからね。ちなみに今回購入したのはボトル缶のもので、エナジードリンクとしては量が多めです。
注いで見た感じはかなり赤い。まぁ、ベリー味なので赤系統の色にはなるんでしょうが、説明に書かれているアサイーとかが関係あるのかしら。そして味の方は・・・甘さとすっぱさを足して2で割っていないような感じかな・・・。ベリー系ということで味の基本はわかるのですが、オロナミンCやリポビタンDのようなエナジードリンクとは違った系統で、味のドギツさが出ていたかなと思いました。個人的にはちょっと苦手かなあ。
ちなみにこの手の味のお酒って結構ありそう・・・とか思っていたら、実際にこれのカクテルを出しているお店があるとか・・・。
2017/04/21(金) 09:00:00 |
飲料
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前回の記事 に引き続き、大分県中津市のJR日豊本線中津駅前のモニュメントを紹介します。今回のものは南口のモニュメントになります。
まずは「剣豪島田虎之助誕生之地」と刻まれた石碑です。島田虎之助は幕末に活躍した直心影流剣術の剣客であり、師匠である男谷信友とともに”幕末の三剣士”の一人として知られています。また、鈴木清兵衛から起倒流柔術を習い、自ら開いて勝海舟などを指導するなど、剣術以外の武術や漢学、禅などさまざまな物事に取り組んでいたそうです。そんな島田虎之助は中津藩士・島田市郎右衛門親房の子供として生まれたので、この中津が地元であるということでこの石碑があるようです。
次は小さい石碑。「贈結成記念」と書かれています。その下に「中津冲代ライオンズクラブ」とあるので、同クラブ結成記念の石碑なのでしょうけど、それだけ・・・?ライオンズクラブならば、他の場所にあるモニュメントのようにもっと立派なものを立てればいいのにと思ったり・・・
次は「国際障害者年記念植樹」と書かれた石碑と、中津市の市の木「クロガネモチ」の木です。石碑がでかすぎて木よりも目だってしまっているのは、他のところでもよくあることかなと思います。「1981年 完全参加と平等」と書かれているとおり、国際障害者年は障害者が社会参加し、平等に扱われることを目的として国連が制定した国際年です。まだ当時は”障碍者”という漢字は使われていなかったのですが、ここについては今後変更することも無いでしょうね。石碑なので・・・。
次は「市民のことば」という文字が書かれた銅板が埋め込まれた石碑です。市制50周年制定とありますが、まぁ、よくある市民憲章みたいなものなのでしょう。
次もライオンズクラブから。といってもこちらは先ほどのクラブとは異なり、中津ライオンズクラブの二十周年記念事業として設置されたもののようです。表面にはライオンズクラブの紋章と、”奉仕”と思われる文字の記述があります。というか、これ”奉仕”でいいんですよね?いや、中国語の繁体字で”東”と書くと、右の文字みたいになるんで・・・。ちなみに裏面には、ライオンズクラブだからか、ライオンの彫像が彫られています。
最後は岩や木などが多く並んでいるところに設置されていた「禅海和尚鑿道碑」という石碑です。これについては、耶馬溪の「青の洞門」の話になるのですが、このミニ庭園みたいなもので耶馬溪を表現しているのでしょうかね。ちなみに「青の洞門」とは、耶馬溪の羅漢寺を参拝しに来た禅海和尚が、耶馬溪の難所となっていた岩場に設けた隧道のことであり、30年近くかけて鑿(ノミ)で岩を削って開通させたと言われています。青の洞門自体は現在自動車が通行できるように拡幅されたものの残存しており、一部に手彫りの部分が残っているようです。
2017/04/18(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は大分県中津市の玄関である、JR日豊本線中津駅前のモニュメントを紹介します。ボリュームが多かったので、今回は北口に設置されているものを紹介しようと思います。
まずは大きく目立っている銅像から。一万円札の肖像画でおなじみの、福澤諭吉の銅像がここに設置されています。一応設置目的としては、福澤諭吉が聖徳太子に代わって一万円札の肖像画になって30周年経過したことを記念してのものとのこと。福澤諭吉は大坂にあった中津藩の蔵屋敷を管理していた福澤百助の息子であり、1歳のときに父を亡くして以降幼少期は中津で育ったといわれております。まぁ、地元ということでしょう。福澤諭吉自身はかなり有名ですが、中津育ちというのは、今まで諭吉の出生について意識したことが無かったので、実ははじめて知りました。
次は銅像の近くに設置されている蘭学に関する石碑と銅板です。左側のタイトルは「蘭学の泉はここに」であり、これには中津ゆかりの人物が記述した蘭学の書物のタイトルが刻まれています。そしてもう一方の銅板には中津藩で蘭学興隆に貢献した奥平昌鹿、前野良沢、奥平昌高、村上玄水、大江春塘、田代基徳についての説明がありました。数々の人物が蘭学研究に励んでいたということで、江戸時代の中津藩の学問への取り組みが今日の日本に影響していることが良くわかりますね。
最後は駅の前に立っている、白い小便小僧です。どうやらこれはそこらへんの公園などにある小便小僧とは少し異なり、「中津の小便小僧」として特別に作られたものなのだとか。説明によればもともとは1958年(昭和33年)に中津青年会議所結成5周年を記念して、当時の中津駅下りホーム集札口付近に設置されたものとのこと。設置当時はベルギー・ブリュッセルの本家の小便小僧の写真がなかなか手に入らず、彫像には結構難儀していたようですが、なんとか写真を入手して設置までこぎつけられたようです。そして小便小僧の台座としてスワン形のものが用意されていたようですが、高架化の関係で撤去されてしまったとのこと。今でこそ小便小僧はあちこちにありますが、この小便小僧がそれらの先駆けとして設置されたものであったことがわかりますね。
・・・ちなみに小便小僧は設置当時、手洗い兼水飲み場という役割があったのだとか・・・この・・・ここから出てくる水で・・・手洗い・・・しかも、飲むの?う~ん・・・
2017/04/16(日) 14:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は数年前に訪問した北海道から。紹介するのは札幌市厚別区のJR函館本線厚別駅前のモニュメントです。
ここには昔の切符を切る鋏みたいなものの間に木が入り込んでいるような造形のモニュメントが設置されています。タイトルは「飛翔」であり、現地に詳細の説明などは無かったのですが、
厚別区のホームページ にて紹介記事がありました。それによれば、設置の目的は”厚別区民相互の調和協力と限りない発展”とのこと。モニュメント上部の丸の中にある記号は厚別区の区章であり、挟まれている木は柏の木なのだそうです。
ちなみにタイトルの下に「アツ・ペツ賛歌」と書かれていますが、「アツ・ペツ」とはオヒョウダモのある川という意味のアイヌ語なのだそうです。アツ・ペツ⇒厚別になったということなのですが、アイヌ語を語源とする北海道の地名は道内にはたくさんありますね。ちなみに北海道には別とつく地名が多い名とは思っていましたが、別≒ペツ=川なのだそうです。そう考えると、本州にも川とつく地名はたくさんあるので納得できますね。
2017/04/14(金) 09:00:00 |
駅前モニュメント
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スーパーの見切り品コーナーに面白そうなものが半額で入っていたので、ついつい買ってしまいました。
岡部食品という会社の「塩味とんそく」です。豚足なんて食べるのいつぶりかなー・・・ちょっと前に似たような
とんなんこつ なるものを食べましたが、今回は本物の豚足です。しかし豚足といえば酢味噌で食べるというのが定番どころですが、今回のものは塩味とのこと。裏面の味付けと、製造元の岡部食品がとんなんこつの内田珍味食品と同じ福岡県嘉麻市下山田(旧・山田市)であることを考えれば、なんとなくとんなんこつと同じような味の仕上がりなのかなと予測できます。
ちなみに今回のものはそのままでも食べられるようですが、温め方が書かれていたので温めて食べてみることにしました。温めるのは袋をちょっと破ってレンジに入れるか、湯煎をするかの2通り。私はめんどくさがりなのでレンジで温めることにしました。容器に移さずに温められるのは便利・・・
・・・そうでもなかった。というのもレンジで1分と書かれていたのですが、それだけの時間でも結構豚足自体が熱くなってしまい、素手で触るのは少し厳しい状態でした。仕方なく皿に出して箸で食べることにしましたが、意外とこれが良かったかな?豚足、しかも先っちょの部分であったため、骨が結構ばらばらになって出てくるので、捨てる場所が必要でしたからね。あ、ちなみに味のほうですが、予想通りとんなんこつと同じ仕上がりでしたね。食感もぷるぷるゼリー状で、これも豚耳と同じ感じでした。まぁ、骨がない分とんなんこつの方が食べやすかったでしょうかね。
2017/04/11(火) 18:00:00 |
食いもん
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今回は東京都足立区にある東武伊勢崎線(スカイツリーライン)牛田駅前のモニュメントを紹介します。この駅の道路を挟んだ向かい側には京成関屋駅があり、連絡乗車券などで乗り換えが可能となっているのですが、どちらも優等列車は通過となっています。
しかしながら今回は京成関屋駅は無関係。というのも、実際には駅前ではなく駅横に設置されているからなんですよね。牛田駅のホーム北千住よりには踏切が設置されているのですが、そこの角地には「東稲荷」という名前の小さな神社が設置されています。そこは囲いの中に小さい鳥居と小さい祠があるだけのものであり、
JR磐越西線塩川駅 や
養老鉄道美濃本郷駅 にあるものと規模は同じです。ちなみに入り口には東武鉄道(と、地元の防水材メーカーの日新工業)の名前が明記されているのですが、東武が管理しているのでしょうかね。ちなみに境内には「玉垣改修工事奉賛者御芳名」の石碑があり、それによればこの周りの垣は2014年(平成26年)に改修されたもののようですが、東武鉄道と日新工業の名が書かれたところだけ古いままになっているように見えますね。
しかし東稲荷の外、踏切の真横には「東稲荷再建記念碑」という石碑が設置されています。なぜに外?境内とは別の意図で設置されたものと考えられます。・・・ということで少し調べてみたのですが、もともと「東稲荷」という神社は少しはなれたところにあったらしいのですが、東武が脱線事故を起こして神社を破壊してしまったため、この場所に移転した上で再建したということらしいです。まぁ、神様が宿るところを破壊したら悪いことが起こる思い、東武側が安全な場所へ移したんでしょうね。
ちなみに東稲荷ということで、お稲荷様もちゃんといらっしゃいます。境内全景の画像に写っていますが、見つけられますでしょうか?
2017/04/09(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は宮崎県児湯郡新富町のJR日豊本線日向新富駅前のモニュメントを紹介します。ここは普通列車のみ停車する小さな駅で、委託員が駅業務をおこなっている簡易委託駅となっています。
ここの駅の横には小さな公園があるのですが、そこには戦闘機が1機保存されています。説明によればこれは「T-33A」という型式のジェット機で、実際の先頭で使用される機種ではなく、練習用の機種として導入されたものとのこと。実際に米空軍で使用されているF-80という実用機を複座したもので、”Tバード”という愛称で親しまれた歴史上の傑作機だそうです。 ここに保存されているのは画像を見てもわかりますが、362号機という番号のものです。この機は新富町内にある航空自衛隊の新田原基地に配備されていたもので、1957年(昭和32年)に配備されて翌年に初飛行し、引退する1991年(平成3年)までに総飛行時間7,560時間を記録したそうです。
そんな362号機ですが、私が訪問したときは完全に地元の子供たちの遊び場になっていました(笑)。操縦席を見るための階段が設置されているのですが、小さい子がそこから機体に乗っかったりしていました。さすがに実際に空を飛んでいた飛行機だけあって、子供が乗ったくらいではちっともへこんだりはしていなかったですね。
2017/04/07(金) 09:00:00 |
駅前モニュメント
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前から気になっていたものを買ってみました。
サンガリアが提供している「はたちからのみっくちゅじゅーちゅさわー」です。すべてひらがなで書かれているので、名前の長さがとても気になります。もともとサンガリアは普通の清涼飲料水として「みっくちゅじゅーちゅ」を提供していますが、今回はそれのお酒版ということになります。以前に紹介した「
ミラクルボディハイ 」と同じ経緯で提供されるようになったものですかね。ちなみに本来の「みっくちゅじゅーちゅ」は”よく振ってお飲みください”なのですが、こちらは炭酸が入っているので”振らないで!”と書いてあります。
注いだ感じは少し黄ばみがかった白色のジュースで、ビール並みに注ぐ際の泡が発生します。肝心のお味ですが・・・おおぅ、これまためちゃくちゃ甘い!一個人の味覚での感想としては、りんごとバナナの味が強かったかな?果肉のようなどろどろしたものが入っていたのですが、果汁は1%とのこと。ほんまかね?果汁の中に果肉は含まれないのか?それとも別の何かなのか・・・
とにもかくにも、甘い物好きの人向けのサワーかなーってところですね。
2017/04/04(火) 18:00:00 |
飲料
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今回は埼玉県戸田市のJR埼京線戸田公園駅前のモニュメントを紹介します。埼京線は名目上東北本線の複々線扱いになっているので、この駅も所属路線としては東北本線になっています。
モニュメントはボートレース場へのアクセスバスなどが発着する西口にのみ設置されています。1つはロータリーの北側にある「碧」というタイトルの裸婦像です。制作者は彫刻家の故・木下繁氏とのことなのですが、設置年月には「昭和63年3月」と書かれています。木下氏が亡くなられたのが1988年(昭和63年)8月ということなので、この作品は最末期に制作されたものであることが考えられます。ひょっとすると、この銅像が木下の遺作ということもあるのでしょうか?
もうひとつは普通の時計台なのですが、説明書きで「モニュメント」と明記されていたので取り上げることに。この時計台は”郵便貯金活用施設”として設置されたもののようです。詳細の説明によれば、これは戸田市内・荒川沿いにある彩湖の「道満グリーンパーク」という公園が開設されたことを記念して設置されたもので、郵便貯金を財源としたそうです。わかりやすく言えば「かんぽの宿」の時計台バージョンといったところでしょうか?この手の物は宝くじ協会が宝くじを財源に設置する例が多かったのですが、郵便貯金を財源にしているものは初めて見ましたね。
・・・ちなみに私の持っているゆうちょ銀行のキャッシュカードは、いまだに郵政省発行の物だったり・・・
2017/04/02(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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