前回の記事でも触れましたが、福井駅に降り立ったのですが・・・

噂どおりあちこち恐竜ランドになってる・・・。駅の中にも外にも恐竜がいっぱい!福井県勝山市が恐竜の化石の発掘地ということで、恐竜広場ができたとのこと。そこで今回は福井駅前の恐竜広場に設置された恐竜関連のモニュメントを紹介します。

まずはアロサウルス類に属する肉食恐竜「フクイラプトル」の像です。ちなみにここにいる恐竜たち・・・動きますよ。そして吼えます。夏休みだったのでちびっ子たちが大はしゃぎしてました。本題に戻りますが、モデルのフクイラプトルは化石が日本で始めて全身骨格が復元された恐竜とのことです。

次はイグアノドン類に属する草食恐竜の「フクイサウルス」の像です。草食動物なのに、こっちのほうがガウガウ吼えていたような気が・・・。なおフクイサウルスは全身骨格が復元され、2003年に名前が命名されたようです。

次は首が長くいかにも恐竜らしい「フクイティタン」の像です。フクイティタンは2007年に発掘され、2010年に命名されたようです。説明には福井の哺乳類・・・?よーくフクイティタンの画像を見ると、右になんかちっちゃいのがいた!いま画像を見返して気づきました(笑)。哺乳類の化石は岩石内にあったらしく、2014年に発見された際にX線CTを使用して調査したそうです。すげーんだなぁ、今の化石発掘って・・・

次は広場の地面に埋まっている恐竜の足跡の化石です。左の画像の小さいのは、草食恐竜のアンキロサウルス類の足跡で、大きいのが肉食恐竜の獣脚類の足跡とのこと。獣脚類は上の像にもあった「フクイラプトル」だとかなんとか。そして右の画像は鳥脚類の足跡とのこと。

次は福井県恐竜ブランドキャラクター「
Juratic」から、フロントの3匹の像が設置されています。真ん中の緑色の「ラプト」が隊長で、両隣のピンクの「ティッチー」と黄色の「サウタン」が副隊長とのこと。恐竜広場に安らぎを与えている・・・のかな?

最後は広場の端にあるものなのですが、これは恐竜とは関係ありません。これは百間堀という福井城のお堀で使用されていた芴谷石の石垣を使用した、百間堀の説明用モニュメントです。個人的にはただの説明板かと思っていたのですが、モニュメントを自称しているのでモニュメントなのでしょう(笑)。福井城址は現在福井県庁のある場所なのですが、そこには今でも内堀があります。説明によれば百間堀は城の外堀であり、現在のこの広場の位置が百間堀東側の三ノ丸だったところになるとのこと。白亜紀のものではありませんが、このモニュメントも福井の歴史を伝えているものの1つと言えるでしょう。
ちなみに
以前紹介したモニュメントもこの位置にあったのですが、どうやら再開発の際に撤去されてしまったようです。それはそれで残念なことですが、福井駅には他のモニュメントも増設されています。次回はそれを紹介していこうかと考えています。
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- 2017/08/29(火) 18:00:00|
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福井で飯を食おうかと考えたとき、福井はそばだなと頭に浮かぶ。福井駅なら駅構内の「今庄そば」が有名ですが、せっかくなので外へ出ることに。

そんなわけで駅前の商店街にある「あみだそば 遊歩庵」というお店に入ることに。「あみだそば」というお店は近くにもう1件あるのですが、のれんわけによる分店なのでしょうかね。お店に入るとメニューは「おろしそば」のみ。小・並・大の3種類はあるものの、他のメニューは無いそば1本で商売しているお店です。選ぶも何も無いので、普通に並盛り(800円)を注文することに。

出てきたものは大根おろしがたっぷり入ったつゆと、平打ちのそば。そばにはちょっとしたかやくとして、ネギとかつおぶしが乗っています。つゆが小さい器に入っていたのでつけそばだと思い、そばをつゆにつけて食べたのですが・・・辛い。結構辛いじゃありませんか。普通の大根をおろしたのではなく、辛味大根をおろしたのでしょう。辛さが強くてそばの味が良くわからなかったでござる・・・
ちなみに本来はこのつゆを麺のぶっかけて食べるのが正しいようです。まぁ、普通おろしそばって麺の上に大根おろしが載ってますからねぇ。ただ、このつゆをぶっかけても大根おろしが辛いのには変わりないと思うので、そばの味がちゃんとわかるのかどうかは気になるところ。これはもう1度訪問して確認したほうがよさそうです。
- 2017/08/27(日) 15:00:00|
- 食いもん
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和倉温泉、
七尾と来たので、次は・・・

・・・七尾駅から七尾線でもう1つ隣、同じ七尾市内の徳田駅前のモニュメントを紹介します。ここの駅は上下線でホームが分かれておりますが、上りホーム側にのみ駅舎があり、下りホーム側は簡易的な出入口があるだけです。今回紹介するものは駅舎側に設置されている、「交通功労者 神野良・堀岡萬吉君之碑」と刻まれた大きな石碑です。文字を書いたのは、1932年(昭和7年)から1934年(昭和9年)まで石川県知事を勤めた山口安憲氏とのこと。

石碑の隣には説明書き(顕彰記)が設置されていました。それによれば、もともと七尾線は官営の北陸本線敦賀-富山が計画された際の分岐路線としては除かれてしまったものの、ウラジオストクとの貿易拠点として七尾港が機能するようになったため、鉄道敷設免許を申請し、七尾鉄道(当時)の開通までたどり着きました。神野良氏は衆議院議員も歴任した人物で、鉄道開通のために徒歩で三回も上京し鉄道開通の働きかけを政府へ行ったとのこと。そしてもう一人の堀岡萬吉氏は七尾鉄道の有数の株主であり、徳田地区の住民と共にこの徳田駅設置の働きかけを行ったとのことです。つまりこの石碑は、七尾線の路線自体の開通に尽力した人物と、この徳田駅設置に尽力した人物を同時に称えているものということになりますね。
現代になって官営で建設された北陸本線が新幹線開業で第三セクターになり、私設鉄道で建設された七尾線が国鉄の流れを継ぐJRのままというのは、なんとも皮肉なことですね。
- 2017/08/25(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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前回の記事に七尾駅って書いちゃったので、今回は石川県七尾市のJR七尾線七尾駅前のモニュメントを紹介します。

まずは安土桃山時代~江戸時代に活躍した、画家の長谷川等伯の銅像です。長谷川等伯は七尾出身であり、雪舟の弟子である等春の門人として仏画を描いていたようですが、有名になっていた33歳のころに上洛。千利休などと親しくなりいろいろな作品を描いたそうです。最後は徳川家康の要請で江戸へ赴くが、そこで病死してしまったとのこと。等伯は前に信春という名前を使用しており、この像は信春時代に上洛する様をモチーフにしているのだそうです。ちなみにこの銅像の作者は彫刻家の田中太郎氏であり、田中氏は地元七尾出身とのことです。

次は駅前商業施設「パトリア」の前にあるステンレス製のモニュメント。作者やタイトルの記載は一切無く、詳細は不明です。上部は丸、三角形、四角形が微妙な位置で組み合わされており、見る角度によって違う印象を受けます。今回の画像は三角形がわかるような位置から撮影したのですが、意外と場所探しは容易ではありませんでした。そしてその足元の石柱には・・・

・・・2つだけねずみみたいな置物がつけられていました。尻尾からしてリスではないと思うので、たぶんねずみなのでしょうけど・・・なぜねずみ?意図がよくわからん・・・

次は上の「パトリア」の入口から30mくらい西にあるちょっとした広場にある、「星の中の竪琴」というステンレス製のモニュメントです。真ん中の部分で竪琴の弦を、周りのステンレス部分にある穴で星を表現しているのでしょうかね。作者は先述の田中氏と同様に地元出身である、彫刻家・吉田隆氏とのこと。この吉田氏は七尾でかつて名を馳せた彫刻家の吉田一雋(いっせん)氏の末裔とのこと。吉田一雋氏の子孫は隆氏以外にも彫刻の道に進んでいる方が多いようです。

次は上のモニュメントと同じ広場の植え込みにある、”七尾男児尋常高等小学校””七尾市立御祓小学校”と刻まれた石碑です。裏面には「昭和四十七年十一月二十三日 小丸山小学校統合と創立百周年記念」と書かれています。察するにもともとこの場所には表面に書かれた学校があり、その2つが統合してここより西に現存する小丸山小学校が発足したのですが、2つの学校があったことを後世に伝えるべく石碑を設置したのでしょう。同様に学校があったことを示すモニュメントの例は、
小田急狛江駅や
西武秩父駅などにもありましたからね。
ということで
和倉温泉駅から続いて七尾市内のメイン2駅を紹介しましたが、これだけでも結構お腹いっぱいな記事になってきてますね。行ってきたのは七尾だけではないのだが・・・
- 2017/08/22(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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北陸で買ったものを・・・
って、北陸じゃないやん!・・・というツッコミは百も承知。でも買ったのは七尾駅前のスーパーなんだもの。ということで今回紹介するのは大阪にある前田製菓の「あたり前田のクリケット」です。前田製菓といえば「あたり前田のクラッカー」は有名で、関東では100円ショップなどでも見かけるほどあちこちで売られていますが、「クリケット」は関東では見かけたことが無い気がします、というか無い!無いから買ったのだ!でも何でクリケット?クリケットって球技だっけ・・・
中身について一個取り出して撮影しようと思ったら小さすぎて接写できなかったよ(笑)。ということで文字で書いていきます。形状は直径1cmくらいの半球状で、見た目はなんとなく山崎製パンの「
スイートブール」をミクロサイズにしたような感じ。しかしこちらは底?の平らな面に網目状の焼き目みたいなのがあります。味・触感は基本的にビスケットなので硬めで甘い。なんとなくありきたりなハードビスよりも甘さが若干強いような気がしました。そして何より100円くらいの値段なのに1袋110g!全部食べると結構お腹にたまってきますね。
そんなわけで関東民の方!見かけたら食べてみてください。関西の方は・・・買えてあたり前田よね~(実際どうだか知らんが)。
- 2017/08/20(日) 15:00:00|
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んで、どこに行っていたかというと、こっちの方。

ちょいと北陸方面に行ってきました。ということで今回はJR七尾線・のと鉄道七尾線の和倉温泉駅前のモニュメントを紹介します。七尾-和倉温泉はJRとのと鉄道の共用区間であり、普通列車がのと鉄道、優等列車がJRの運行となっています。ただし、ここまでならのと鉄道の普通列車に乗っても18きっぷが使えます。

まず、駅舎の前でやたらと目立っているものがひとつ。これは5月の3日から5日まで開催される、七尾市の大地主神社(山王神社)のお祭りである「青柏祭」で使用される曳山「でか山」の車輪です。「青柏祭」は能登地区最大と言われているお祭りで、 ユネスコ無形文化遺産登録と国指定重要無形民俗文化財に登録されているようです。使用される曳山は、実際に参加者が曳くことができるそうな。ちなみにここにある車輪は1998年(平成10年)まで使用されていたもので、江戸時代から使用されてきたものだそうです。車輪だけでも直径2mあるらしいので、曳山自体はいったいどれくらいの大きさなのか・・・これだけでは想像つかないですね。

次は温泉地によくありがちな「歓迎」と書かれたモニュメントです。こういうモニュメント自体はあちこちにありますが、ここの駅の場合は特急列車到着時間帯になると、着物姿の旅館の女将さん(仲居さん?)が本当にお客さんを歓迎しに来ているのを見かけます。ほんでもって帰りの送迎の際には、わざわざホームまで見送りに来ているところも見かけました。温泉地の駅でもここまでしてくれているところを見たのは、ここが初めてのような気もします。


次は七尾市の石崎町(駅周辺から東側)で8月の第一土曜日に開催される「石崎奉燈祭」で使用される奉燈の形をしたモニュメントです。こちらのお祭りは漁師町である石崎町において大漁祈願を目的に開催されているとのこと。そしてこの奉燈(キリコ)は海の彼方から幸いをもたらした祖先神や客人への目印としたのが始まりなのだとか。

ちなみに裏面には、モニュメント設置者の七尾市が七尾市内の観光スポットなどをPRする文章が書かれていました。でもこのモニュメント、ロータリーの真ん中にあるからこの文字の大きさだと歩行者は読めないのでは・・・
ということでいろいろと北陸中心にネタを仕入れてきたので、徐々に放出していこうかと考えています。
- 2017/08/18(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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とりあえず・・・帰ってきたけど予約投稿だぜい。ということで今回も水郡線から。茨城県久慈郡大子町の西金駅前のモニュメントを紹介します。この駅は無人駅ですが、砂利の採集場が隣接しており、業者のトラックが頻繁に行き来しています。JRが使用するバラストもここから運搬されるようです。

駅舎を出て右手の向かいに階段があるのですが、そこを上ったところに上の画像のような胸像などが設置されています。

裏面に落ちていた石板によれば、これは小室順太郎という人の胸像のようです。説明文はほとんど漢文に近いのですが、なんとなくここから西金駅開設に尽力した人物であることがわかります。

ちなみに胸像の隣には馬の石像があります。これは小室氏が久慈郡の産馬組合長として産馬・良種馬導入に力を注いだから設けられたのでしょう。他には像設置についての寄付金・寄付者と思しき文字が書かれた石碑と、何か文字が彫られた庚申塔みたいなものがありました。

次は駅舎の左隣にある「水郡線西金駅増設記念之碑」という石碑。実はこの石碑は先ほどの小室氏が私費で建立した物なのだとか。ちなみにこの駅は両隣の駅ができるから最初は設置されない話になっていたようですが、小室氏含め地元の激しい設置運動の末、遅れて設置となったようです。それゆえ「増設」という言葉が使われているのでしょうね。

そして上の石碑の向かいには「感謝之碑」と題された石碑が設置されており、碑文から判読するにこれも駅設置の功労者をたたえるもののようです。こちらには関係代議士の名前を載せているようですが、どうやらこれにはドロドロの愛憎劇・・・というか、小室氏が先ほどの石碑を建てたことへの対抗意識もいろいろあるらしい・・・(ウィキペディア情報)。こんなにも駅設置のモニュメントがある駅も、他ではなかなか見られない気がします。まぁ、それほど激しい設置運動が繰り広げられていたのでしょうねぇ・・・

なお「感謝之碑」の隣には「常北名勝 奥久慈 西金」という石碑が設置されていました。いろいろとモノがありますが、どうやらこれだけが駅設置運動と”関係のない”もののようです(笑)。西金地区には湯沢温泉や湯沢峡などの観光地があり、この駅も一応玄関の駅になっているようですが、実際には結構な距離があるので、ほとんどの観光客が自家用車で来ているのでしょうね。
ということで、次回は新規に仕入れたネタを紹介できればいいな・・・
- 2017/08/15(火) 09:00:00|
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山の日なので、ちょーっとだけ遠いところに行ってくる予定。ということでしばらくお休みをいただく直前におなじみ、お尋ねモニュメントの記事を残していきます。

紹介するのは北海道伊達市にある、JR室蘭本線の稀府(まそっぷ)駅にあります。え、”まそっぷ”じゃなくて”まれっぷ”だろって?あ、「やっちゃったぜ」(わざとらしい)。とまぁ、ソードマスターヤマト的なネタは置いておいて本題に入りましょう。ここの駅前にはちょっとしたロータリーがあるのですが、そこの中心に植えられている木の足元に・・・

なんじゃこりゃ?きのこ?
駅前に石灯篭が設置されているところなら、
来待駅や
久手駅など、灯篭用の来待石の産地である出雲地方を中心にあちこちにありますが、これは・・・火を入れるところ無いよね・・・。ちなみに違う角度から見たら・・・

やっぱりきのこだよねぇ・・・。ちなみに伊達市はきのこの産地としても知られているようですが、それは2006年に併合した旧・大滝村の名産なので、稀府地区とは全然違うところのお話。むしろ稀府はアイヌ語の「エマウリ・オマレ・プ」(イチゴのある沢)が由来になっているので、きのこよりいちごのモニュメントの方がしっくりくるのだが・・・。それともこれも
某金○神社に祀られているアレなのかな・・・(そんなわけないか)
いずれにせよ何なのかはよくわからないですね。でも本命は・・・やっぱりきのこかな・・・というか他に考えられないし・・・。
- 2017/08/10(木) 18:00:00|
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京成立石周辺をうろうろしていたときに、昼飯を食べようと入ったお店のお話です。夏場ゆえ「汗をかいたので塩分補給しないといけないからラーメンだ」という
いいわけ合理的な理由をもとに、周辺のラーメン屋を探すことに。でもチェーン店っぽいのはなんだかなぁ・・・とか思いながら歩いていたら、こんなお店を見つけました。

商店街の中にある「らーめんかっちゃん」というお店。今流行の家系ラーメン屋とはかけ離れた、昔ながらのラーメン屋という外観が良い感じ。ということで早速入店することに。個人的にはラーメン屋に入ったら王道の「ラーメン」を注文するのが基本なのですが、この日は気温がかなり高かったので断念。お店の入り口にも貼り紙がされていた「ざるラーメン」(500円)にすることにしました。よくスーパーの生めん売り場でざるラーメン系統の物を見かけることはあるのですが、お店で食べるのは初めてかもしれないです。

そんでもって出てきたものがこれ。ちゃんとざるに乗せられている点で、どこぞの立ち食いそばチェーンなどとは違います(笑)。麺は細くて縮れの強い卵麺で、なんとなく札幌のラーメンに使われていそうな感じの麺です。スープがない分麺の量は少し多めになっているのがうれしいところ。具はメンマ、刻みチャーシュー、ワカメの3種類で、自分のタイミングでつけ汁に入れます。つけ汁はしょうゆラーメンに近い味(鶏ガラ?)のものですが、ざるラーメン用に酢が少し入っていますかね。実は私は酸っぱいのはあまり好みではなく、今の時期に酸味の強い冷やし中華を食べることはないのですが、このつけ汁くらいの酸味だったら弱めなので大丈夫ですね。
総評としてシンプルな感じではありますが、500円という価格なのを考えると比較的よいほうかなと思いました。
- 2017/08/08(火) 18:00:00|
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ちょっぴり遠出をして水郡線に乗ってきました。ということで今回は福島県東白川郡矢祭町のJR矢祭山駅前のモニュメントを紹介します。上の句は地図の裏に書かれていた徳川光圀の句ですが、”秋”と書かれている通り、矢祭山は秋になると紅葉を見に来る観光客が多いところとしても有名です。今の時期は鮎釣りの客も多く、駅前の売店では鮎の塩焼きが売られていました。

まずは上の句のある地図の隣に設置された、「八溝山天然林保存地区」と書かれた石碑です。「昭和廿七年五月設定」と書かれているので、60年以上前に設置された石碑であることがわかります。八溝山とはこの駅から北西の方向の、福島・茨城・栃木の3県の境界に位置している標高1,021.8mの山なのですが、麓の矢祭町茗荷地区にはブナの原生林があり、八溝山天然林保存会の保護林に指定されています。この石碑は駅を訪問した観光客にそのことを知らせるために設置されたものなのでしょうけど、高度経済成長期以前の昭和20年代から天然林の保護活動があったというのは、いかに貴重な存在だったかがわかります。

次は矢祭山に関するものですが、1985年(昭和60年)6月に「ふくしま緑の百景」として「奥久慈・矢祭山」が選定されたことを示すために設置された石碑が設けられています。「ふくしま緑の百景」は福島民報社・福島県緑化推進委員会が、県内の自然保護を目的として県民の投票をもとに選定された、植物に関する百選であり、浜通りから会津まで幅広い地区から選ばれているようです。
二つの石碑からわかるとおり、この辺りは木々に囲まれた地区であり、自然豊かな場所です。よく山にはヒーリング効果があるなんて話も聞きますが、この辺りにしばらく滞在すると、そういう効果があるかもしれないですね。
- 2017/08/06(日) 15:00:00|
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今回は埼玉県草加市にある、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の獨協大学前駅のモニュメントを紹介します。この駅はもともと年再生機構の草加松原団地という、かなりの棟数の団地があり、駅名の「松原団地」となっていました。しかし老朽化により団地は建て替えられ、現在は高層マンションや商業施設が設けられたコンフォール松原に変わりました。これに加えて近くにある旧日光街道の草加松原が国指定の名勝地「おくのほそ道の風景地」に指定されたことで、駅名の改称話が立ち上がり、最終的にもともと申し訳程度の副駅名として使用されていた「獨協大学前」が正式な駅名に、「草加松原」が新たな副駅名として決まり、本年4月1日より変更となりました。ちなみに駅名の改称費用は全額獨協大学が出資したらしいです。まぁ、私大にとっては巨大な宣伝効果になりますからね・・・

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。この駅の西口ロータリーの向かいの位置に、体育座りをして本を読んでいる少女の銅像が設置されています。作者は地元草加市出身の彫刻家・麦倉忠彦氏であり、タイトルは「日だまり」です。イメージとしては原っぱみたいなところで青空の下、本を読んでいるといったところでしょうか。

設置者は草加ライオンズクラブであり、年月は2000年4月ということなので、まだ草加松原団地があったころになります。
さて、ここに本を読んでいる少女の像が置かれている理由は、おそらく簡単なものでしょう。というのも駅前のこの位置には草加市立中央図書館が設置されているからです。この像はその図書館の真ん前にあるわけですね(バックの建物が図書館です)。駅に図書館が併設されている例は地方の簡易委託駅などでよく見かけますが、駅前に市のメインの図書館があり、本に関する銅像があるというのも、意外と他では見たことがないものですね。
- 2017/08/04(金) 09:00:00|
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8月ですね。まさに素麺の季節の到来と言った感じです。そんな中私はスーパーの見切り品コーナーに見慣れないものがあったので、買ってしまいました・・・数ヶ月前に(笑)

半田食品の「手延ふし麺」です。いわゆる素麺を作るときに発生する端っこの「ふし」の部分だけを販売しているのです。ふし自体はこの半田食品のものに限らず、他のそ素麺メーカーも販売しているのを良く見かけますが、私自身買ってみたのは初めてでした。ちなみに半田食品は徳島県美馬郡つるぎ町半田(旧・半田町)にある会社で、ここは「半田素麺」という素麺の産地として知られています。
さて、このふし麺ですが、裏面を見るとゆで時間は5~6分であり、【みそ汁】や【澄まし汁】の具として、【サラダ】や【ケチャップ和え】として使用するのを推奨しています。そんな中私は・・・

普通に煮てやりました!さてコレが吉と出るか、凶と出るか・・・。麺自体は素麺というよりも、きしめんに近いくらいの太さになっています。でも太いけど薄い・・・そんな感じです。そしていざ箸で食べようとすると・・・つる・・・つる・・・つかめない・・・。結局レンゲを持ってきて掬うようにして食べました。う~ん、どうやら普通に煮て打ち込みのうどんのようにして食べるのはダメなようですね。あくまでも主食ではなく、具として使用するもののようです。
ということでみそ汁やスープなどの具に、いかがでしょうか(苦し紛れ)・・・
- 2017/08/01(火) 18:00:00|
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