新規ネタに戻って長野から。

今回は長野県須坂市の中心である、長野電鉄長野線須坂駅前のモニュメントを紹介します。この駅は長電の車庫がある駅で、折り返し列車も多く設定されています。私が訪問したときは、たまたま特急の車両がすべてここに集結しているタイミングでした。

まずは駅前リータリーの内部に設置されている「躍」という裸婦像です。裸婦の銅像はあちこちにあるのですが、最近はあまり記事にしていなかったみたいです。5月に書いた
JR南宮崎駅以来みたいです。躍・・・”おどる”とか”はねる”とかの意味合いの言葉ですが、この像の女性はどちらかというとのんびり歩いているように見えますね。ちなみに作者は長野県出身の彫刻家・木内孝資氏で、1977年7月に須坂ライオンズクラブによって寄贈されたもののようです。40年も経過しているのに結構綺麗な状態ですね。

次は駅前通の入り口にある「歓迎」のゲートとその足元にある「須坂小唄」の歌碑です。歓迎のゲートは時計台も兼ねているようですが、よく見ると行灯みたいなものもついていますね(それよりも広告のイオンが目立っていますが・・・)。「須坂小唄」の歌碑は非常に小さいもので、腰掛サイズになっています。この歌自体は常磐線磯原駅で流れる「七つの子」や、
湯本駅で流れる「シャボン玉」などを作詞した野口雨情・・・あれ、同じ説明を以前したような・・・。福岡県筑紫野市の
JR二日市駅にあった「筑紫小歌」のところで出てきましたね。当時雨情はご当地の歌をたくさん作っており、この須坂小唄もその一つのようで、”新民謡”というジャンルで親しまれているようです。

次はモニュメントというか、石碑というか・・・案内地図に近いものなのですが、「蔵の街須坂の町並みめぐり」と「町並みめぐりコース」について記された、町並みめぐり地図です。須坂の町はもともと江戸時代には館町として、近代には製糸業で栄えたところであり、古い蔵などが結構多く残っているようです。そのため観光客向けに散策ルートをこの案内図で示しているようですね。こういうのって・・・石碑って言うのかしら?普通の地図はモニュメント扱いしないのですが、石碑はモニュメント扱いするという、私の分類では微妙なところです・・・
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- 2017/10/31(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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これは夏に行った北陸のもの。この前旅行に行く際にかばんをみたら、中に入りっぱなしになっていました。
わくわく手作りファーム川北という石川県能美郡川北町にある農業法人が製造している、「金沢百万石BEER」という地ビールの一種、「コシヒカリエール」です。七尾のスーパーで買いました。コシヒカリを使用したビールというと、エチゴビール系にもあり、近くの業務スーパーで売られていたような気がしますが、こちらのものは公式ホームページによれば北陸限定とのこと。確かに「金沢百万石BEER」というのはどこかで見たような気はしたのですが、オレンジのものがあったような印象はありませんでしたね。

側面には簡単な説明と原材料表記があります。それによればこのビールはGABAを多く含むように製造されているとのこと。アルコール度数は4.5%とのことですので、一般に普及しているビール(5%)より若干低いようですね。同じ度数となると、
キリンのクラシックラガーが該当しますね。

せっかくなのでたまたま家にあった黒ラベルと比較してみることに。注いでみた感じ、明らかに色が異なりますね。まぁ、エールなんで違いは当然出てきますが。味についてですが、黒ラベルと比べると”甘い”仕上がりになっていることがよくわかりました。ホップが効いているので苦味はあるのですが、後味はなんとなくマイルドで甘い感じ。穀物濃度が濃いのでしょうかね。これがコシヒカリエールだからなのかはわからないところが失策でしたかね。
どこか機会があれば、エチゴビールとの飲み比べもしてみたいものです。
- 2017/10/29(日) 15:00:00|
- 飲料
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しばらく新規に仕入れてきた磐信越のネタばかりだったので、ここで一旦休憩。今回は東京都練馬区の西武池袋線石神井公園駅前のモニュメントを紹介します。ここは以前地上駅となっていたのですが、高架化および複々線延伸が完了し、以前は練馬高野台折り返しだった列車がこの駅で折り返すようになっています。

高架化の際に駅の南北にロータリーが整備されたのですが、今回紹介するものは南側ロータリーに設置されています。あるものはかなり古そうな石碑が一つ。同じく西武の
東村山駅や
JR宇都宮線野崎駅にあるものと同様に、タイトルは解字、本文は漢文となっていて判読が難しいのですが・・・

ここのものはご丁寧に説明書きが用意されていました。それによればタイトルは「石神井火車站之碑」であり、練馬区登録有形文化財に選定されているようです。この石碑は1915年(大正4年)現在の石神井公園駅が武蔵野鉄道石神井駅として開業したことを記念して、その5年後に設置されたもののようです。ちなみに「火車站」とは中国語で駅を示す言葉ですが、中国語を使用した理由は不明です(漢文が要因なら他の駅の石碑もそうなっているだろうし・・・)。なお、漢文で書かれた本文には、石神井の歴史や周辺にある石神井城、三宝寺池、長命寺といった施設の紹介が書かれており、今で言う観光案内みたいな役割を果たしていたことがなんとなくわかります。昔から鉄道駅というのは、やはり現代と同じように観光の玄関口として機能していたのでしょうね。
- 2017/10/27(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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引き続き、磐越西線の駅から。今回は喜多方駅の一つ西にある、喜多方市に編入した旧・山都町の玄関である山都駅前のモニュメントを紹介します。喜多方の町はラーメンで有名ですが、山都の町はそばで有名なところです。

2つ一緒に映ってしまっていますが、気にしない。先に手前の石像の説明から。これは彫刻家の鈴木政夫氏が1989年(平成元年)に製作した「北の親子」というもの。お母さんが小さい子供を抱いている様を表現しているものと思われます。駅の看板の裏側を利用して説明が用意されていましたが、このお母さんが着ているのは「角巻」という昔の雪国の防寒具で、毛布みたいな布を頭から巻いて暖を取るもの(冬場に毛布にくるまっている私もこんな感じなんですがね・・・)。福島のこの辺りは豪雪地帯なのでかつては角巻を着て歩いていた人が多く、そのことを伝承するために像が設置されたのでしょう。そういえば最近は「着る毛布」なるものも売られているんでしたっけ?角巻から進化したものと言えるでしょうか。
後ろに木で立てられた柱に「財団法人修養団創立者 蓮沼門三先生生誕の町」というものが設置されています。修養団は明治末期に創立された社会教育団体であり、戦前から大手企業などの精神教育を担ってきたところがあるようです(ワイ、大手企業で働いてないからわからん・・・)。そしてその修養団の創立者の出身地が旧・山都町の北部にあった福島県耶麻郡相川村ということで、この木柱が立てられているのです。ちなみに存命のころには喜多方市名誉市民第1号にも選ばれているのだとか。

おまけその1。山都駅はSL快速の「ばんえつ物語」の停車駅ですが、ここの駅構内には
油庫というレンガ造りのランプ油の保管庫が残っており、経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。

おまけその2。雪の降る地域では消火栓が表に出ていることは珍しくないのですが、ここのものは土台がコンクリートで作られており、その上に消火栓が設けられているため、結構な高さになっています。消火栓自体が凄く高さが長い地域もありますが、どちらが雪に強いんでしょうかね。東京生まれ東京育ちには感覚がわからないものです。
- 2017/10/24(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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前回の記事で磐越西線に乗っているということがわかるかと思いますが・・・やっぱこの辺きたら喜多方でラーメン食うわな・・・
今回は滞在1時間。今まで行ったことがない「食堂なまえ」に最初行こうとしたのですが、近くまで行って行列になっているので取りやめ。近くの他の店に入ろうと歩いていたら・・・

・・・遠くでもラーメン屋の位置がよくわかる・・・「あ!ラーメン屋だ」って(笑)

今回訪問したのは「宝夢蘭」というお店。斜め前には元祖喜多方ラーメンこと「源来軒」があるのですが、ここは入ったことが無かったので今回はこちらにすることにしました。ちなみにお店の読みは「ホームラン」で、店主が野球好きなのだそうです。実際私が入店した際にも、児童野球か何かの結果を気にしているようでした(笑)

ラーメンは1杯650円。他のラーメンではあまり見られませんが刻み海苔が入っているのが特徴的です。スープは出汁よりも醤油が少し濃い感じでしょうかね。麺は喜多方ラーメン標準の平打ち縮れ麺ですが、スープの醤油が濃い目だからか、麺も茶色く色づきやすくなっているような気がしました。そして一番気に入ったのはチャーシュー。バラチャーシューで、決して厚みがあるわけではないのですが、濃厚な醤油の味がついていました。どうやら醤油のタレに一度つけてからラーメンに乗せているみたいですね。
シンプルなつくりのラーメンで出汁は淡白でしたが、チャーシューなどから醤油の味が少し強い一杯に感じましたね。
- 2017/10/22(日) 15:00:00|
- 食いもん
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長野県の飯山駅、
福島県の新白河駅と紹介してきましたので、今回は間を取って新潟県東蒲原郡阿賀町にある、JR磐越西線鹿瀬駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅舎の前で目立っている、大きな歯車のようなもの。でもこれは歯車ではなく、この駅から1kmほど東にある、磐越西線が阿賀野川をまたぐ”深戸橋梁”の旧橋にかかっていたトラスの一部なのだそうです。隣の説明によればそのトラスは1913年(大正2年)にアメリカから輸入されたものであり、鉄道員岩越線として磐越西線が開通した当初から使用されていました。しかし老朽化が進んでため、1983年(昭和58年)に新しいものに架け替えられることになったのですが、その際に併設で新橋を架けることもせず、列車を長期間運行停止させることもせず、旧橋を川へ落下させて横から新橋を横滑りで差し込むという、「活線横取り工法」という方法を日本で始めて採用して架け替えが行われました。説明の上の銅板に絵がありますが、それが架け替えの際に旧橋を落下させる途中の様を表現したものになっています。なんだかとてつもなく大胆な架け替え工事をやったんだな~と、驚きを隠せませんでした。今も同じ工法での架け替えってやるんですかね?なんかこういう方法でやったら、いろんな人から反対運動を起こされるように思えます。

次は上のモニュメントの右にある石碑なのですが・・・「安・・・」草が生い茂りすぎていて文字が読めません。裏面から見てみてもそちらには文字は無く、十字の形状をしていることしかわかりませんでした。ネットで草が生い茂っていない状態の画像を探したら、書かれている文字は「安全第一」らしい。まぁ、十字で安から始まるっていったら、なんとなく緑十字の安全第一の喚起だって想像は容易にできましたけどね。ただ、やっぱり草が生い茂りすぎて喚起はできていない気がするので、ちょっと周りを整備して欲しいところです。
- 2017/10/20(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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10月14日のダイヤ改正により、JR東北本線の黒磯駅構内での電流切替設備を使用停止し、黒磯-高久にデッドセクションを設けて電流切替を行う方式に変更となりました。これにより、今まで黒磯駅まで乗り入れていた仙台車両センターの交流専用電車が乗り入れ不可となるため、東北本線は黒磯に加えて新白河でも運行を分断し、黒磯-新白河はほとんど折り返し運転をするようになりました。先日の旅では新白河で一泊したので、渦中の新白河駅のネタを記事にしたいと思います。

新白河駅のモニュメントは
随分前に一度記事にしているのですが、西口ロータリーが再整備されて様変わりしていたので、新たにモニュメントを確認いたしました。いや・・・モノによっては見落としていたとも言う・・・。まず上の画像のものは、整備が終了した新しいロータリーの真ん中に設置されている「ようこそさわやか高原都市西郷村」と書かれたモニュメントです。いや、厳密にはただの看板なのかもしれないですが、看板にしては土台が石積みになっていて立派過ぎるので、モニュメントと捉えることにしました。そう、この駅は”新白河”を名乗っているのですが、所在地は西郷村という村なのです。そんなことは前の記事にも書いたのですが、このモニュメントの気になるところは高原”都市”ってところですかね。村なのに都市っていうのはなんだか違和感があります。確かに西郷村は全国で3番目に人口が多い村であり、北海道にはここよりも人口の少ない市がたくさんありますけどね。

ロータリーの南側には駐車場が整備されており、その境目辺りに以前紹介した「
白河都市計画事業白河西郷西土地区画整備事業竣工記念モニュメント」が移設されていたのですが、駐車場の南端には「さわやか高原 西郷村」と、先ほどのモニュメントと同じようなことが書かれた石碑が設置されていました。設置年月日は「一九九三年二月十八日 白河高原ライオンズクラブ チャーターナイト記念」と書かれています。う~む、前回訪問時にはあったかなぁ・・・気がつきませんでした。どうやらこの西郷村は「さわやか高原」という言葉を、昔から今もキャッチフレーズとして使用しているみたいですね。

次はロータリーの入り口に設置されていた「愛称 高原口大通り」と刻まれた石柱です。高原口というのは新白河駅の西口のことなのですが、設置年月日には「昭和六十年三月十四日建」「東北新幹線上野開業記念」とな・・・。むむむ、これも見落としていたか・・・。当時はまだ駆け出しだったので、モニュメントを発見する眼力が未熟だったのでしょう(という言い訳をしたい・・・)。ちなみに東口(
芭蕉さんの方)のロータリーも再確認しましたが、そちらは特に新しいものはなさそうでした。いや、無かったと信じたい・・・

おまけ。黒磯方面からやってきたE721系の郡山行きを撮影。緑とピンクの帯のE721系は最近製造された4連の編成なので、黒磯に顔を出していた期間は長くありませんでした。もともと私は東京→東北の移動でここを通るときはこの駅で新幹線接続のために長時間停車していたので、改札を出ることも多かった(前回の記事はその短時間で見て回ったので見落としが多かったのかな)のですが、東北→東京の時は素通りしていたところだったので、今後乗り換え必須になったと思うと、頻繁に乗るわけではないのですが、なんだか東北がちょっと遠くなったように感じてしまいますね。
- 2017/10/17(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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前回の話とはあまり関係ないけど、飯山線の車内で食べたものでも記事にしますかね。
日新堂製菓さんの「みそぱん」です。みそぱん・・・同じ名前のものが福島県で売られているのを知っている(というか、何度か食べたことがある)のですが、そのみそぱんは蒸しパンのようなもので、中に味噌の塊がぼちぼちあるようなものでした。しかし今回購入したものは、蒸しパンとは程遠い、平らで薄いものになっています。

中身はこんな感じ。袋に表面がくっついてしまい、少しはがれてしまったのはご愛嬌。”ぱん”と名乗っていますが、結構頑丈に作られており、ちょっとの衝撃では潰れなさそうです・・・というか、最初から潰れていると言えなくもない・・・・。実際に食べてみたところ、食感としては”そばぼうろ”に近く、パンというよりもお菓子のような感じですかね。味については確かに味噌っぽさはあるものの、福島のもののように塊があることも無いので、何も知らない人が食べたら味噌かどうかはわかりにくいかも。でも味噌って言われると納得するような味ですかね。
ちなみにこのタイプの”みそぱん”は北海道や仙台にもあるらしい。また、群馬にはこのタイプでも、福島のタイプのものでもない、まさにパンに味噌が塗ってあるものが売られているらしいです・・・ゴクリッ。
- 2017/10/15(日) 15:00:00|
- 食いもん
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え~っと、戻ってきました。無事・・・ではないな・・・。実はしょっぱなに乗ったムーンライト信州の車内が寒くて風邪を引いてしまったらしい・・・。何年も風邪引いたことが無かったんだけどなぁ・・・
・・・ということで今回は仕入れてきたネタから1つ。いろいろ行ってきましたが上の画像出しちゃったので信州から。長野県飯山市の中心である、JR飯山線・北陸新幹線飯山駅前のモニュメントを紹介します。

新幹線の乗り入れにより、駅前ロータリーが複数個所建設されましたが、紹介するものはその中でも一番小さく、人気のないところにありました(むしろ拓けている方には何も無かったです)。おそらく新幹線開業前から設置されていた石碑と思われるのですが、タイトルは「五島慶太翁碑」でしょうか?2文字目がわかりにくいのですが、裏面には「五島先生遺徳顕彰会」とあるので”五島慶太”で間違いないでしょう。五島慶太といえば、私が毎日使用している東急の経営者として有名だった人物ですが、飯山線との縁はなんでしょうか?

足元には説明の碑文が用意されていたのですが、どうやら飯山線の前身である飯山鉄道の開業に際して、当時鉄道院監督課長を務めていた五島慶太の尽力があり、他の私設鉄道の申請が却下される中、この路線の認可が下りたということらしいです。なんかホントかな~とも思うのですが、五島氏はこことはちょっと離れていますが同じ長野県出身だったので、同郷のよしみで協力したのかもしれないですね。

五島慶太といえば、いろいろな私鉄を買収して大東急を作り、”強盗慶太"とも呼ばれていた人物ですが、ライバルとして有名だったのは西武鉄道の堤康次郎がいますね。いまや東急と西武は地下鉄を解して相互直通運転をしてますから、両名がタイムマシーンかなにかで現代を訪れてその様をみたら、さぞかし驚かれるでしょうね・・・
- 2017/10/13(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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・・・予約投稿です。今回は滋賀県米原市にあるJR東海道本線醒ケ井駅前のモニュメントを紹介します。この駅は東海道本線の駅ではJR東海が管轄する最西端の駅です。”が”の表記が”ヶ”ではなく”ケ”が正しいらしいです。あ、行ってきたのはここではないですよ。ここを訪問したのは一昨年の年末でした。

まずは駅舎斜め前あたりに設置されている、”霊仙三蔵”という僧侶の銅像です。説明によれば霊仙三蔵は最澄や空海に並ぶ平安時代の高層で、唐の長安で「大乗本生心地観経」という法典の翻訳に従事し、その功績が認められて”三蔵”の称号を得ることができたとのこと。”三蔵”と聞くと西遊記の三蔵法師を思い浮かべる人も多いと思いますが、”三蔵”というのはもともと仏教の経蔵・律蔵・論蔵に精通した僧侶を指す言葉であり、人名ではないようです。なお、この醒ケ井駅周辺に霊仙山という山があり、霊仙三蔵はこの辺りの出身だったのではないかと言われていて、霊仙山の麓の松尾寺付近に霊仙三蔵記念堂が設けられているようです。ちなみにこの銅像の作者は米原市出身の彫刻家・森大造氏であり、霊仙山の方向を向くように設置されているとのことです。

次は看板に近いものですが、駅前広場入り口に設置されている鱒のモニュメントです。思いっきり施設名が書かれていますが、ここの近くには
醒井養鱒場という鱒の養殖場があります。同施設は1878年(明治11年)に設置された、鱒類で初めての養殖場とのこと。今では養殖のみならず、エサ釣りやルアー釣りでニジマスを釣ることができたり、レストランでニジマス料理を食べることができたりする、レジャー施設になっているようです。そういえば中目黒のライフの魚売り場にはたまーにニジマスが置いてあるっけ。ニジマスは塩焼きにして食うとうまいけど、さばくのが面倒なんだよなぁ・・・

醒ケ井駅は「
醒井水の宿駅みゆき」という道の駅が隣接されているのですが、そこには湧き水が設置されています。上の画像の湧き水以外にも・・・


・・・あっちこっちに湧き水が設置されています。流石”水の宿”を名乗るだけありますね。

一番最初に紹介した湧き水の隣には「日本武尊と醒ヶ井」という立て看板がありました。それによれば、日本武尊(ヤマトタケル)がこの辺りで倒れ、醒ヶ井の湧水を飲んで病を癒したという言い伝えがあるようです。
とりあえず、次回は最新のネタを紹介できれば良いなぁ・・・この記事かいてる時点ではまだ何処にも行っていないんだけども。
- 2017/10/10(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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10月・・・今年も「秋の乗り放題パス」の時期がやってきました。ということで私もちょっと遠いところへ行ってきます。旅の前なので、いつものように詳細不明なお尋ね系の記事を書き残していきます。
今回の場所は、福井県坂井市にあるえちぜん鉄道三国芦原線の西春江ハートピア駅です。”ハートピア”というのは、この近くにあるホールの「ハートピア春江」から取られており、今年の3月に三国芦原線の近隣3駅と共に”西春江”から改称されました。なお、一つ福井よりの太郎丸駅は”太郎丸エンゼルランド”に改称されたのですが、「エンゼルランド」は福井県児童科学館の愛称であり、同施設は「ハートピア春江」と同じ文化の森公園の敷地内にあり、同駅が最寄り駅となっています。・・・つまり何が言いたいんだって?言いたいことは、「ハートピア春江」の最寄り駅は隣の太郎丸エンゼルランド駅であり、西春江ハートピア駅は駅名に施設名がついているけど最寄り駅じゃないってことですよ・・・。

そんな西春江ハートピア駅は、2面2線の相対式ホームを有する駅ですが、駅舎のない無人駅となっています。駅(というかホーム)の入り口は構内踏切の周辺に数箇所あるのですが、その内の1箇所、床屋さんの前のところに詳細不明の祠が設置されています。祠は床屋さんの建物ではなく、駅の方が正面となっています。

わずかに隙間が開いているので中を確認することができるのですが、中にはお地蔵様がいらっしゃいました。お地蔵様は祠の中で座っており、手を合わせております。中には花なども添えられており、きれいに維持されていましたが、床屋さんの店主の方が管理されているのでしょうか?詳細は良くわかりませんが、なんとなく駅の利用者を見守り、安全祈願をしているお地蔵様のように思えます。
ということで数日間留守にします。次回は・・・予約投稿かな・・・
- 2017/10/06(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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5月に愛知で買ってきて紹介し忘れていたものが1つありました。

味の坊という会社が販売している「豚味噌ちゃんこラーメン」というインスタント袋ラーメンです。「
味の坊」は、味噌や塩麹などの調味料を販売している会社で、本拠地は大阪にあるようす。いろいろな地域の味噌を販売しているようですが、今回のものは名古屋に本拠地がある調味料メーカー「
イチビキ」の味噌を使用したラーメンらしいです。調理方法は普通のインスタントラーメンと同じですが、「豚肉や野菜を加えるとより一層おいしく召し上がれます。」という記述があったので、今回は麺と一緒に豚肉と適当な野菜を一緒に煮てみました。

調理したらこんな感じにできます。スープの表面の油が反射してわかりにくいですが、スープの色は味噌汁っぽい色をしています。というか、味も味噌汁に近い感じで、みそのまろやかさが強い一方、出汁の味は薄めになっています。でも味噌味の系統としてはサンヨー食品の「和ラー」と同じで、和風と言えますかね。悪くは無いと思います。麺は普通のインスタント麺の乾麺と同じです。豚肉と野菜と一緒に煮たのですが、普通の麺であるがゆえに少し長めに煮たのでやわらかくなりすぎてしまいましたね。でもそうしないと具にスープの味が染み込まないんだよなぁ(特に人参が)。
総評としては麺に少し工夫が欲しかったところですが、まぁインスタントラーメンなので難しいところでしょうかね。
- 2017/10/03(火) 18:00:00|
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10月1日・・・一応都民の日なので、東京都内のネタをご紹介。今回は足立区の東武伊勢崎線(スカイツリーライン)竹ノ塚駅前のモニュメントを紹介します。うん、ぎりぎり都内ですね。次の谷塚からは埼玉県になりますので。

モニュメントはすべて東口ロータリー内にあります。まずは東京足立ロータリークラブが設置した、「オカリナを吹く少女」というブロンズ像です。作者は彫刻家の沖田利紀氏で、東京足立ロータリークラブ創立20周年記念として、1996年(平成8年)11月に設置されたものとのこと。この銅像自体は特に足立区とか周辺地域を意識して作られたものではないようです。というのも、ちょろっとネットで検索したら、
通販で売られているんですから!いやはや、モニュメントの銅像って通販で買えるものなのか?確かに同じ銅像が違う場所に複数設置されている例はありますけども。

ロータリー中心部には噴水と花壇があり、上の銅像も花壇にあるのですが、噴水にはL字型の噴水彫刻みたいなものが、花壇には石でできた玉みたいなものが設置されています。後者はよ~くみると、玉の表面に笹の葉のような線が描かれています。周辺に説明らしきものは無かったので詳細不明なのですが、このデザインは何を意味しているのでしょうかね。

次はロータリー内部の端にある喫煙所横に設置された足立区民憲章です。町民憲章、市民憲章の類は日本全国あちこちにあるものを今まで紹介してきましたが、東京23区のものは今回が初めてですかね。とはいえ書かれている内容は、健康・文化・平和など、他の地域にあるものとそう大差はありません。この手の考えにおける要点は、全国どこへ行っても変わらないですからね。

おまけ。この日(4月下旬でしたが・・・)は竹ノ塚まで行ったので、日比谷線の車庫を偵察することに。この時はまだ13000系を撮影したことが無かったので、探しに行ったところ一応撮影成功。まぁ・・・今では中目黒で容易に撮影できるようになりましたけど、この時はまだ本数が少なかったので躍起になっていました。03系は18m×8連ですが、13000系は20m×7連なので、車庫の奥まで入線すると、西新井よりからは確認できません。ちなみに停まっていた03系はすべてVVVF車でしたが、手前の第40編成は、先日運用離脱した模様。しかし先頭車だけどこかへ移送され、なにやら改造を受けているようです。どこかへ譲渡されるのかしら・・・3000系を追って長電とか?18m車を欲しがる会社はたくさんあるはずなので、動向が気になります。
- 2017/10/01(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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