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思いつくままに、すらすらと。

思いつくままに、すらすらと何かを書いていきます。ノーコンセプト、かな?

食いもんレビュー150 東洋水産 マルちゃんハイラーメン

 今回はインスタントラーメンのお話。8月に買って食べておきながら、しばらく放置していました。

東洋水産 マルちゃんハイラーメン 東洋水産 マルちゃんハイラーメン 原材料

 今回紹介するのは、静岡県で購入した東洋水産の「マルちゃんハイラーメン」という名前の袋麺です。マルちゃんの顔がやたらとアップでプリントされており、北海道限定の「ダブルラーメン」に近いパッケージです。裏の原材料表記を見た感じでは、一応味は醤油味がベースになっているようですね。ちなみに調理方法は普通の袋麺と同じなので、私はいつも通り野菜と煮てみました。

東洋水産 マルちゃんハイラーメン 調理例

 調理したらこんな感じ・・・って、いつも通り具が多すぎて麺がほとんど見えねぇ・・・。ちょろっと出ていますが、麺は白っぽい小麦比率高めの麺で、伸びやすい感じ。スープは醤油ベースではあるものの、塩気はあまり強くなく、出汁もそんなに濃くないです。なんとなくサッポロ一番醤油味に近いような気もしますが、こちらの方が薄めかな?全体的にはパッケージにも書かれていた通り、昔のインスタントラーメンの感じが出ています。

 ちなみに東洋水産の紹介ページによれば、この製品は1962年(昭和37年)に登場した、現存する東洋水産の袋麺の中でもっとも古いものなのだそうです(ちなみに次点は北海道限定の「ダブルラーメン」)。そして販売地域は静岡県のみ!一説によれば、東洋水産の創業者が静岡県出身だったからとのこと。こんなところにご当地なラーメンがあったんですねぇ・・・
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  1. 2018/02/27(火) 18:00:00|
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駅前モニュメント560 京急穴守稲荷駅 コンちゃん その18

 2月12日に、またまたふらっと京急空港線穴守稲荷駅の「コンちゃん」に会いに行ってきました。前回の訪問が昨年の11月12日だったので、丁度3ヶ月ぶりになります。

【参考:過去のコンちゃん】
第1回    ・第2回    ・第3回    ・第4回    ・第5回
第6回    ・第7回    ・第8回    ・第9回    ・第10回
第11回    ・第12回    ・第13回    ・第14回    ・第15回
第16回    ・第17回

京急穴守稲荷駅 コンちゃん 2018年2月12日

 今回のコンちゃんは、青系の衣装でした。お正月の参詣客は既にいなくなり、バレンタインデーの季節ではありましたが、季節感のある衣装は着させられてはいませんでした。って、青系っつーか・・・

京急穴守稲荷駅 コンちゃん 2018年2月12日 生地アップ

・・・ライオンキングではありませんか!青い色よりもこちらのキャラクターの方が目立っていますね。というか、なぜにライオンキング?おまいさん、きつねではなかったのかい?ちなみに今回は正面の位置にお供えが無かったので、何も無いのかなーと思っていたのですが、側面から見たらバタースカッチの飴と5円玉が・・・そこはチョコではないんですね。これでご縁がありますようにってか?

都営5300形41Tエアポート急行新逗子行き 2018年2月12日 穴守稲荷にて

 おまけ。今回の41Tは5320Fでした。やはり都営車がここで新逗子行きの表示を出しているのは新鮮ですね。
  1. 2018/02/25(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント559 JR川辺沖駅 川辺沖駅建設記念碑

 前回の記事が長すぎたので、今回は短めで。今回は福島県石川郡玉川村にある、JR水郡線川辺沖駅前のモニュメントを紹介します。

JR川辺沖駅 川辺沖駅建設記念碑

 この駅は1面1線・駅舎なしのシンプルな無人駅なのですが、駅の入り口に石碑が一つ建っています。タイトルは「川辺沖駅建設記念碑」という、これまたシンプルなもの。題字は設置当時の玉川村長である、大木一夫氏が書いたものとのこと。ちなみに川辺沖駅は1959年(昭和34年)開業の駅であり、水郡線の中では最も新しい駅となっています。そのためか、題字の字体も旧字体ではなく新字体ですね。

JR川辺沖駅 川辺沖駅建設記念碑 裏

 裏面には駅設置の経緯と、川辺沖駅建設期成同盟会の発起人の氏名が記載されていました。駅設置の際に中心となった人物は、医師の味原重次氏とのことですが、同盟会の会長は題字を書いた当時の村長の大木氏だったようです。ちなみに同じような石碑は長野県小諸市のJR小海線三岡駅にもありましたが、よく見てみたらデザインがまったく一緒ですね。まぁ、この手の石碑は意匠をこらすことも特にしないから、同じようなモノが出来上がるんでしょうけどね。
  1. 2018/02/23(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント558 JR新橋駅 C11形292号機&乙女と盲導犬の像 他

 たまには都心部からお届けします。今回はJR・東京メトロ、都営地下鉄・ゆりかもめの乗り入れる、新橋駅前のモニュメントを紹介します。

JR新橋駅 C11形292号機 JR新橋駅 C11形292号機 説明1 JR新橋駅 C11形292号機 説明2 JR新橋駅 C11形292号機 腕木式信号機

 まずは一番有名なやつ。というか、日本で静態保存されているSLの中で一番有名なのではないでしょうか。酔っ払いサラリーマンへのインタビューで有名な、SL広場のC11形292号機です。鉄道唱歌の歌いだしの「汽笛一声新橋を~」に倣い、1日3回(12:00、15:00、18:00)汽笛が鳴るようです。このSLは鉄道開通100周年を記念して1972年(昭和47年)に設置されたものなのですが、もともとの所属は姫路機関区であり、新橋には特にゆかりはなかったようです。現役時代は播但線や姫新線で使用され、姫路機関区から一度も転属せずに引退したとのこと。ちなみにSLの前には腕木式信号機も設置されていたのですが、これは信号保安協会関東支部創立30周年記念として、1980年(昭和55年)に寄贈されたものとのことです。

JR新橋駅 愛の像 JR新橋駅 愛の像 説明

 次はSLの隣に設置されている、3人の裸婦が洗面器みたいなものを持ち上げている、「愛の像」という銅像です。これは1976年9月に東京新橋ライオンズクラブ20周年記念事業として製作されたものであり、製作者は彫刻家の瀬戸団治氏とのこと。「愛の像が新橋駅前に集う人々の心に温かい愛を育てるよう皆様で可愛がって下さい」とのこと。

JR新橋駅 乙女と盲導犬の像 JR新橋駅 乙女と盲導犬の像 川内康範詩 JR新橋駅 乙女と盲導犬の像 説明

 次は「乙女と盲導犬の像」という名前の銅像です。像の台座には「おふくろさん」の作詞で有名な故・川内康範氏の「街はこんなにも明るいのに どこかに翳りのある こころのささくれ あなた 語らずにぬくもりを 求められずにぬくもりを あの街に この街に」という短い詩が書かれています。隣の説明によればこの像はSL設置より前の1969年(昭和44年)に東京虎ノ門ライオンズクラブによって設置され、この像をスタート地点に盲導犬パレードや募金活動が開催されたそうです。ちなみにモデルの盲導犬はシェパードのようですが、当時はシェパードが盲導犬教育されることが多く、現在のラブラドール・レトリーバーの盲導犬は多くなかったようです。シェパードはどちらかと言うと、盲導犬よりも警察犬のイメージが強いだけにちょっと意外です。

JR新橋駅 乙女と盲導犬の像 説明裏の錦絵 JR新橋駅 乙女と盲導犬の像 説明裏の錦絵 説明

 ちなみに像の説明の裏側には、鉄道の錦絵が書かれていました。鉄道開業当時は写真がまだ普及していなかったため、情景描写は錦絵によってされていたのだとか。鉄道のインパクトがつよかったため、当時の画家は競って鉄道の錦絵を書いていたそうです。

JR新橋駅 身心障害者に愛の手を JR新橋駅 身心障害者に愛の手を 設置者

 次は「身心障害者に愛の手を」と書かれた台座に乗る、ライオンの銅像と募金箱です。これ台座部分が全部募金箱になっているのでしょうか?構造が気になります。ちなみにライオンが乗っているのでわかりやすいですが、設置者は東京新橋ライオンズクラブで、1982年に設置されたようです。

JR新橋駅 開運狸 JR新橋駅 開運狸 説明1 JR新橋駅 開運狸 説明2

 所変わって今度は汐留側にあるものを紹介します。まずは駅の向かいの新橋駅前ビル1号館の前に設置されている、「開運狸」の銅像です。足元には「昔懐かし新橋駅前「狸小路」、今じゃ「狸広場」の主人公・・・狸公と名づけたり 太っ腹の広きこと千畳、前金のでっかきこと萬両也」と書かれています。説明によれば、このビルができる前に存在した飲み屋街の「狸小路」の由来として、もともとここには狸の巣があり、鉄道建設の際の作業員が子狸のために作ってあげた狸小屋が飲み屋の始まりだったことがあり、この像はその思い出を後世に伝えるために設置されたのだそうです。今ではビル街になっているここに狸がすんでいたというのは、なかなか想像付きにくいですね。

JR新橋駅 鉄道唱歌の碑&D51形動輪 JR新橋駅 鉄道唱歌の碑&D51形動輪 説明 JR新橋駅 D51形動輪 JR新橋駅 鉄道唱歌の碑

 次は1セットで設置されているもの。説明書きも1セットになっているのですが、D51形の動輪と鉄道唱歌の碑です。動輪の方は北海道で使用されていた車両のものを譲り受けたそうで、1976年(昭和51年)の総武快速線(当時は品川折り返し)乗り入れの際に設置されたものとのこと。当初はC58形の動輪と誤記されていたとかなんとか。鉄道唱歌の碑は1957年の鉄道開通85周年の際に、作詞した大和田建樹生誕100年を記念して設置されたそうです。上部は1番の「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入り残る 月を旅路の友として」が、下部には大和田建樹と鉄道唱歌についての簡単な説明が書かれていました。

 流石に鉄道初期からある駅ということで、いろいろな歴史がここの駅前で学べたような気がします。
  1. 2018/02/20(火) 18:00:00|
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飲料レビュー サントリー「TOKYO CRAFT WEIZEN」

 ”WEIZEN”の文字に惹かれて買ってみました。

サントリー TOKYO CRAFT WEIZEN サントリー TOKYO CRAFT WEIZEN 原材料表記

 今回紹介するのは、サントリーが提供しているクラフトビールブランド「TOKYO CRAFT」の「WEIZEN(ヴァイツェン)」です。「TOKYO CRAFT」は東京の武蔵野ブルワリーで製造されているビールブランドで、ペールエールを主軸に、季節によってセゾンやI.P.A.などの異なるものを提供していました。今回紹介するヴァイツェンは冬季限定のものなのだそうです。ちなみにヴァイツェンは以前にもジャパンプレミアムブリューの「クラフトラベル Hello!ヴァイツェン」や、HARBOEの「Bear Beer Wheat 5%」を紹介していますが、小麦の麦芽を使用したビールです。

 注いで見た感じは普通の日本のビールと大差はありません。まぁ、赤や黒で無い限り、ビールの色はそう違いは発生しないのでしょうけど。肝心の味についてですが、ヴァイツェン特有のフルーツっぽさ(バナナ系フレーバー?)は確かに感じられます。むしろフレーバー強めかな?麦芽には大麦も半分くらい入っているようですが、小麦の香ばしさが1口目からわかる点では、今まで紹介したヴァイツェンよりは小麦の表現が上手かもしれないですね。

 もう立春迎えてしまっているので、ひょっとすると既に在庫限りかもしれません。気になる方は早めに購入したほうがよさそうです。
  1. 2018/02/18(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント557 名鉄名和駅 伊勢湾台風浸水位&名称不明銅像

 最近野菜が高いのう・・・特に葉っぱ系。どうやら直近の雪や低温だけが原因ではなく、夏場の台風など前の時期の悪天候の影響で、野菜の発育が悪くなっているようですね。ということで今回は台風にちなんだもの。愛知県東海市にある名鉄常滑線名和駅前のモニュメントを紹介します。

名鉄名和駅 伊勢湾台風浸水位

 ここの駅前には「伊勢湾台風浸水位」というポールが立っております。伊勢湾台風は1959年(昭和34年)9月26日に上陸した台風で、戦後最大の被害者を出した台風として知られており、災害対策基本法制定のきっかけとなったほか、特別警報の発令基準のなったりするなど、今日の防災の目安にもなっている災害です。ここ東海市でも死者・行方不明者144名、全壊・流出家屋510戸という大きな被害に見舞われたようですが、その際の浸水位がこのポールの赤い部分まででったとのこと。隣の標識と同じくらいの高さであることがわかりますが、ここまで浸水するというのは、東日本大震災の津波と同等の被害が発生することは容易に考えられますね。

名鉄名和駅 名称不明銅像

 次は駅前ロータリー内部に設置されている銅像。タイトルや作者の表記などは一切無く、詳細は不明です。見た感じ裸婦ではなく、ドレスを着ている女性と、女性の手に止まっている鳩を表現していますかね。鳩は平和の象徴とか言われていますので、奉仕団体かどこかが平和祈念を目的に設置したものかもしれませんね。
  1. 2018/02/16(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント556 JR倉敷駅 鶴の親子順風の像&アンデルセン広場のモニュメント群 他

 前回の記事で倉敷を取り上げたので、今回も倉敷から。ということでJR山陽本線・伯備線の倉敷駅前のモニュメントを紹介します。

JR倉敷駅 鶴の親子順風の像


 まずは南口から。南口ロータリー内部にある、なんだか凄い格好の銅像です。タイトルは「鶴の親子順風の像」とのこと。下が親で上か子なのでしょうけど、親の髪の部分に、くちばしを含む鶴の顔があり、子のわき腹あたりからは鶴の羽が出ています。まぁ、一見した感じでは「なんじゃこりゃぁ」という感想がでましたね。ちなみに設置者はライオンズクラブであることはわかったのですが、作者の記述はありませんでした。

JR倉敷駅 花時計

 ちなみに像の手前には花時計が設置されています。訪問日は年末の寒い時期だったものの、ちゃんと花が咲いているのが素晴らしいです。ちなみにこちらもライオンズクラブが設置したもののようなので、像と同時に設置されたのでしょうかね。

JR倉敷駅 アンデルセン広場 全景 JR倉敷駅 アンデルセン広場 説明

 次は北口にあるモニュメントを紹介しますが、ここは「アンデルセン広場」として整備されています。倉敷駅北口には以前「倉敷チボリ公園」という、コペンハーゲンにある「チボリ公園」をモデルにしたテーマパークがあったのですが、駅前もそれに伴い、本家の「チボリ公園」を好んだ童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品などをモチーフに、整備が行われました。現在はテーマパークは閉園してアリオ倉敷になりましたが、駅前はそのままになっています。ちなみに真ん中の時計塔は、コペンハーゲン市庁舎のシンボル塔をモデルにしているそうです。

JR倉敷駅 ヴァイキング像1 JR倉敷駅 ヴァイキング像2 JR倉敷駅 ヴァイキング像3 JR倉敷駅 ヴァイキング像4

 時計塔を囲むように、4人のヴァイキングの像が設置されています。ちなみにこのヴァイキングはデーン人という一派であり、”デンマーク”という名前は「デーン人の国」という意味なのだとか。ちなみにヴァイキングは表情は同じものの、持っているものはそれぞれ異なります。4枚目の人は盾だけ?

JR倉敷駅 アンデルセン広場のアンデルセン像 JR倉敷駅 アンデルセン広場のアンデルセン像 説明 JR倉敷駅 北口東側ロータリー内部のアンデルセン像

 ちなみにアンデルセンの銅像は、ペデストリアンデッキから時計塔の麓に下りる階段のところに1つ設置されています。アンデルセンは「マッチ売りの少女」や「裸の王様」「人魚姫」などの作者として知られていますが、時計等のからくりとしてもこれらのキャラクターが出てくるのだとか。なお、アンデルセンの銅像は階段のところ以外にも、北口の一番東にある小さいロータリーの真ん中にも設置されています。足を組んでいるかいないかくらいの違いはありますが、基本的にモデルが同じなので、同じようなデザインです。

JR倉敷駅 時計塔下の裸婦像

 次は時計下の噴水に設置されている裸婦像です。これもアンデルセンの童話の関連でしょうか?でも童話に裸婦は流石に出てこないと思うが・・・

JR倉敷駅  どうだながめは・・

 最後は広場の端にある、アンデルセンとは関係ないモニュメントです。同じ倉敷市内の西阿知駅でも取り上げた、「倉敷まちかどの彫刻展」に出展されたもので、タイトルは「どうだながめは・・」で、作者は徳島で彫刻の制作を行っている、四国大学教授の居上真人氏とのこと。上の部分はフクロウだとわかるのですが、下の部分がよくわかりませんでした。「どうだながめは・・」とフクロウに問いかけているのは下の部分の者なのでしょうけど、何者なんでしょうかね。

 とりあえずこれだけかな・・・。駅前が広いので見落としているのがありそうです。
  1. 2018/02/13(火) 18:00:00|
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食いもんレビュー149 ぶっかけ亭本舗ふるいち 肉ぶっかけ

 以前西方面に旅に出る際は、姫路駅のホームの「えきそば」を食べていたのですが、最近は倉敷駅前にある「ぶっかけ亭本舗ふるいち」のうどんを食べるのがお気に入りです。
  「ぶっかけ亭本舗ふるいち」は、”倉敷うどん”を提供しているチェーン店で、ほとんどが岡山県内に店舗を持っているのですが、広島、高知、大阪にもわずかながら店舗があるようです。うどんといえば対岸・香川県の讃岐うどんが有名で、ぶっかけなどもありますが、「ぶっかけうどん」の商標登録しているのは実はこの「ふるいち」であり、もともと倉敷地区では江戸時代くらいからぶっかけうどんが食べられていたのだそうです。

 ぶっかけうどんというと、うどん本陣山田家の「ざるぶっかけ」のように、漬け汁のような濃い汁をかけるうどんをイメージする人も多いでしょうが、倉敷のものは少し異なります。

ぶっかけ亭本舗ふるいち 肉ぶっかけ

 上の画像は「ふるいち」の「肉ぶっかけ」(570円)です。普通のぶっかけうどんは月見みたいな生卵がのるのですが、私はイラン(というか苦手)と思ったので生卵の無いこれを食べています。倉敷のぶっかけうどんの汁は、漬け汁よりも少し薄め(私は少し飲めました)ながら、甘みが強く出ております。薬味として生姜が入っているので、「しょうがの味がする甘い汁」という少し矛盾するような面白い味わいになっています。「肉ぶっかけ」は少し甘く煮た牛肉と、甘く煮たひじき、かまぼこが入っており、具も甘めに仕上がっているのが特徴です。値段はちょっとしますが、どうもアトを引く味のようなきがするんですよね。

 ちなみに訪問時は年末ということもあり、店の前でうどんやつゆの立ち売りがされていました。倉敷では年越しにそばではなくうどんを食べる風習でもあるのかな?
  1. 2018/02/11(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント555 JR綾羅木駅 「ふるさと弥生の土笛」&「たくましい馬関っ子 ふるさとの碑」

JR綾羅木駅 駅名標

 今回は山口県下関市にある、JR山陰本線綾羅木駅前のモニュメントを紹介します。この駅の近くには海水浴場や遺跡(綾羅木郷遺跡)があるようです。

JR綾羅木駅 ふるさと弥生の土笛 JR綾羅木駅 ふるさと弥生の土笛 裏

 モニュメントは駅前の小さなロータリーの内部にあります。1つ目は上の画像の「ふるさと弥生の土笛」というもの。「もののけ姫」に出てくる「こだま」ではありません。名前の通りなのですが、弥生時代に作られた土笛を模して作られたモニュメントで、1986年(昭和61年)に地元の有限会社安成建設から贈呈されたもののようです。土笛についてはこちらのページに詳細が書かれていましたが、1966年(昭和41年)に日本で初めて出土したのが、この近くの綾羅木郷遺跡だったそうです。ちなみにこの丸っこくて穴の開いた土笛は「陶けん」と呼ばれ、西日本の日本海側各地の遺跡から70点ほど出土しているようです。

JR綾羅木駅 たくましい馬関っ子 ふるさとの碑 JR綾羅木駅 たくましい馬関っ子 ふるさとの碑 裏

 次は土笛の隣にある、「たくましい馬関っ子 ふるさとの碑」という石碑です。設置年月日は1985年(昭和60年)3月20日で、平尾光司氏と松下展人氏から寄贈されたものであり、表の字は当時の下関市長・泉田芳次氏が書いたものだそうです。松下氏はよくわからなかったのですが、平尾氏は天白ひらこしの前社長で、下関唐戸魚市場仲卸人組合(現・下関唐戸魚市場仲卸協同組合)の元組合長であった方と思われます。ちなみに「馬関」というのは下関の別の呼び方のようで、もともと「赤間関」(あかまがせき)と呼ばれていたものが、「赤馬関」とかかれる湯尾になり、赤が取れて「馬関」(ばかん)になったのだとか。

・・・”ばかん”と聞いたら木久扇師匠しか頭に浮かばなくなってくる・・・
  1. 2018/02/09(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント554 JR信濃川上駅 佐佐木信綱歌碑&「川上小唄」歌碑 他

 今回は長野県南佐久郡川上村にある、JR小海線信濃川上駅前のモニュメントを紹介します。この駅はJRの中で4番目に標高が高いところにあるのだそうです。

JR信濃川上駅 公衆トイレ前の石碑2種

 駅舎の横に公衆トイレがあるのですが、そこの前に石碑が2種類設置されています。

JR信濃川上駅 佐佐木信綱歌碑 JR信濃川上駅 佐佐木信綱歌碑 裏面説明

 向かって右側に設置されているのが、「千くまあがた 川上郷は 川原も 山たかはらも 月見ぐさの国」という、明治から昭和にかけて活躍した歌人・国文学者の佐佐木信綱が詠んだ歌碑が設置されています。裏面には説明がありましたが、この歌を詠んだのは、1941年(昭和41年)の盛夏にここへ遊びに来ていた時だったとか(何して遊んでたんだろ・・・)。補足として、信綱が”万葉研究史上不朽の功績”を挙げたとして、文化勲章が授与されたことが書かれていました。

JR信濃川上駅 「川上小唄」歌碑 JR信濃川上駅 「川上小唄」歌碑 裏

 一方左にある石碑は「川上小唄」というちょっと長めの歌碑が設置されています。短歌でもなく、詩でもない、歌というよりも完全に文章の類のような気もします。「小唄」というと、同じ長野県内の長電須坂駅の「須坂小唄」や、福岡県筑紫野市のJR二日市駅前の「筑紫小歌」同様、野口雨情作詞・・・ではないようです。裏面には「吉澤善教組合長退任にあたり 栄誉を称え自作川上小唄の歌碑を建立する 平成二年九月吉日 長野川上農業協同組合職員一同」と書かれていることから、この唄を作ったのは吉澤善教という地元の農業協同組合長を務めた人であることがわかります。有名な歌人・作詞家ではないのに歌碑が作られるって、結構珍しいのではないかなと思います。

JR信濃川上駅 道祖神

 次は歌碑からちょっと離れた斜め前くらいのところにある、道祖神です。道祖神らしきお地蔵様が立っているのは、日本全国あちこちで見かけますが、以外にも「道祖神」と明記されているものが駅前にあったというのは、今回が初めてかもしれません。右にいらっしゃるお二方の表情が、なんとも穏やかに見えます。

JR信濃川上駅 駅構内の二宮金次郎像

 これは駅前ではなく、駅構内のものですが、二宮金次郎像が設置されています。同じ長野県内のしなの鉄道北しなの線古間駅(当時はJR信越本線)の駅前にも二宮金次郎像がありましたが、設置の理由はこちらも同じで、五十嵐金次郎という方が駅長を務めていたために設置されたようです。国鉄って・・・そんな個人の好みで石像を設置してよかったのかな・・・
  1. 2018/02/06(火) 18:00:00|
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飲料レビュー サッポロビール 「ヱビス プレミアムブラック」VS「黒ラベル 黒」

 福豆がおいしい季節になりました(笑)。昨年はどこのスーパーにも見切り品の福豆が無かったのですが、今年は果たして。ということで今回は、私がいつも福豆と一緒に摂取するビールのお話。と言っても最近の話題ではなく、昨年末の置き土産のネタになります。

サッポロビール 黒ビール比較1 サッポロビール 黒ビール比較2

 今回はサッポロビールの黒ビールを比較する動画です。紹介するのはプレミアムビールでいつの間にか「ヱビス ザ・ブラック」からリニューアルしていた「ヱビス プレミアムブラック」と、2017年末に期間限定で製造・販売された「黒ラベル 黒」です。ヱビスの黒は以前からあったので珍しくもなんとも無い(と言いつつ、売ってる店が近所にあまり無かったのだが・・・)のですが、普通の値段の黒ビールは、サッポロビールとしてはあまり出してこなかったような気がします(第三のビールの「麦とホップ」はありますけど)。ちなみに原材料表記を見た限りでは、米・コーンスターチが黒ラベルのほうには入っているのですが、ヱビスは麦芽とホップだけになっています。アルコール度数はどちらも5%に統一されている模様です。

サッポロビール 黒ビール比較3

 注・・・ぐのに失敗してヱビスの泡がたたなかったです。黒ビールなんで比較のしようはないのですが、見た感じは当然特に差はなし。早速味についての内容に入りますが、多少エビスのほうが、苦味と黒ビール独特の香ばしさが強いでしょうか?でも、あまり大差は無いようにも思えるが・・・。エビスの後味になんとなくフルーティーな甘みがあるような、無いような・・・。そう、思い出した!私は細けぇ味の違いがよくわからないんだった!・・・とここまで記事を書いてそんな言い訳は通じないですよね。なんというか、感想としてはヱビスのほうが若干濃厚な感じですが、大差は無い感じですね。むしろ、差が無いので黒ラベルの方は通期販売せず、プレミアムビールに誘導しているということなのか?
  1. 2018/02/04(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント553 京急神奈川駅 神奈川宿歴史の道

京急神奈川駅 駅舎

 たまには近場も紹介せんとな。ということで今回は、神奈川県横浜市神奈川区にある、京急本線神奈川駅前のモニュメントを紹介します。神奈川駅は県名を名乗っているほどの駅なのですが、横浜駅まで徒歩数分ということもあり、利用者はあまり多くありません。以前は大師線の港町駅が京急で最も利用者が少ない駅だったのですが、マンションや商業施設の開発が進んだ結果利用者が増え、現在はこの神奈川駅が京急で最も利用者が少ない駅となっています。県名を名乗っているのに・・・

京急神奈川駅 神奈川宿歴史の道 京急神奈川駅 神奈川宿歴史の道 アップ

 ここの駅前には、2つ隣の神奈川新町駅の前にもあった、「神奈川宿歴史の道」という屏風みたいな形のガイドパネルが設置されています。一見すると神奈川新町のものと同じように見えますが、よく見ると本文が神奈川駅周辺についての記述であったり、上部の風景画が若干アップになっていたりと、細部の違いが見られます。
 説明によれば、神奈川が有名になったのは1854年(安政元年)の神奈川条約締結がはじまりであり、以降近隣の寺が各国の領事館として利用されていたようです。また、神奈川停車場はもともと東海道本線の鉄道開通後(1872年(明治5年))すぐに設置されたものであり、ここよりも南側に設置されていたとのこと。加えて近隣には東急東横線にも神奈川駅が1926年(大正15年)に設置されましたが、どちらも横浜駅に近いという理由で、前者は1928年(昭和3年)、後者は1950年(昭和25年)に廃止。結果1905年(明治38年)に開業した京急の駅だけが神奈川の名前で残るようになりました。県の名前になっている場所ですが、なんというか横浜が有名になりすぎた影響をモロに受けちゃったんでしょうね・・・そんな気がします。
  1. 2018/02/02(金) 09:00:00|
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Author:カタばみ
駅前モニュメントを中心に、思いつくままのネタを取り上げていきます。

駅前モニュメントについてはtumblrでも、過去にブログに書いたものをゆるりと紹介しています。



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