17日のダイヤ改正により、小田急多摩線から東京メトロ千代田線に直通する列車の運転がなくなりました。以前から千代田線直通列車によって京王との差別化を図ってきたのでしょうけども、今後は対新宿への輸送で勝負するのでしょうかね。今回はそんな小田急多摩線でも、千代田線直通とも新宿直通ともほとんど関係が無い各駅停車のみ停車である、神奈川県川崎市麻生区のはるひ野駅前のモニュメントを紹介します。なお、ここの駅の近くにはライバル路線の
京王相模原線若葉台駅があります。
そんなはるひ野駅は2004年に開業した新しい駅でありながら、改札は読売ランド前駅などと同様に上下のホームにそのまま接続するよう、地上に設置されています。いまどきそんな構造の駅って、無人駅とかで無い限り首都圏ではなかなか新設されないですよね。そんなわけで改札は北と南の2箇所があり、南側にはロータリーが整備されているのですが、その真ん中では・・・
あ!やせいの アンノーンが とびだしてきた!・・・いや、言ってみただけです。決してここは「
アルフのいせき」ではないし、これも
アンノーンの像というわけでもないし、ポケモンGOやっててここでアンノーンが出てくるわけでもありません(そもそもポケモンGOやったことねえし・・・)

剥がれかけですが、一応タイトルと作者の記述がありました。それによればタイトルは「夢見星」で、作者は彫刻家の杉本繁氏とのこと。製作は2000年で、「現代美術国際交流展2001かわさき」に出展した作品とのこと。ということははるひ野駅完成の記念に設置されたものではなく、2001年の展示会の際に製作されたものをここに後で設置したことになりますね。”星”とタイトルについているので、軸になっているカーブのようなものが月で、その周りについている球体みたいなものが星なんでしょうかね。
・・・やっぱりアンノーンに見えるのだが・・・
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- 2018/03/30(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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もう4年位前に書いた記事なのですが、その頃JR代々木駅前には「
丼太郎」という、倒産した「牛丼太郎」を引き継いで営業していたお店を紹介しましたが、何時の間にやら閉店していました。しかし丼太郎は茗荷谷にもお店があり、そちらは残存しているという情報が。この度、茗荷谷に用事があったため、そこへ行ってみることにしました。
素晴らしい! 看板は代々木のお店と同様、「牛丼太郎」の「牛」の文字を隠しており、大通り沿いの看板は「■丼太郎」となっていましたが、路地の方の看板は■では無く「牛」字をそのまま赤いガムテープで隠しているので、「牛」の文字がバレバレになってしまっています。いやはや、「牛丼太郎」と読めてしまいますなぁ(笑)

相変わらず価格設定は周辺のお店よりリーズナブルなので、今回は奮発して牛カレーの大盛を注文することにしました。出てきたのは上の画像のものですが、ボリュームは結構あります。これだけ頼んでも530円であり、近隣の松屋のプレミアムカレギュウが並盛で590円なのを考えると、随分値段の差はあります。肝心の味についてですが、カレー部分は正直代々木のお店と差はほとんど無いですかね。辛口タイプのものになります。牛肉はここの牛丼を以前食べたときは塩気が濃い味付けだったのですが、このカレーに乗っているのは味は薄めで、牛丼のものをそのまま乗せているような気はしませんでした。私はカレールーと混ぜて食べてしまったのですが、よそのお店と比べると・・・あ、私カレギュウ他の店で食べたこと無いや・・・金無いから・・・(涙)
ということで、いつか他のお店のカレギュウ食べたときに、比較をしてみたいと思います(汗)
- 2018/03/27(火) 18:00:00|
- 食いもん
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随分前の訪問していながら放置していたネタから1つ。今回は北海道岩見沢市にある、JR函館本線・室蘭本線の岩見沢駅前のモニュメントを紹介します。

ここの駅前はかなり広く整備されているのですが、設置されているのは木が多く、モニュメントはあまり設置されていません。そんな広場の中に、女性?2人が背中を合わせてお互いに反対方向を向いている銅像が1つ設置されています。タイトルは「友だち」で作者は2016年に亡くなられた彫刻家の故・朝倉響子氏とのこと。う~ん、タイトルは「友だち」ですけど、なんかあまり仲良く見えない気もしますが(笑)。ちなみに朝倉氏の作品は日本全国あちこちに設置されているようですが、作風は似ており、池袋の東京芸術劇場にある「
マリとシェリー」という作品は、特にここの銅像と似ているような気がします。

次は駅前の交番前に設置されている「タンタ」というタイトルのパンダの石像です。このパンダの名前が「タンタ」なのでしょうか?詳細の説明などは無く、なぜ交番の前にいるのかもよくわかりません。岩見沢ってパンダと関係があるんですか?って質問されても、これといった関係はない模様。強いてあげるなら、中国四川省パンダ親善大使の矢野美恵氏が岩見沢在住ということくらいでしょうか?でも交番との関係は謎です。う~ん、タンタくん、君はいったい何者なんだい・・・
- 2018/03/25(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は鹿児島県姶良市にある、JR日豊本線錦江駅前のモニュメントを紹介します。姶良市の駅は以前に1つ鹿児島よりの
帖佐駅の記事を書きましたが、そちらは旧・姶良町の中心で、こちらは旧・加治木町だったところになります。両隣の駅よりも利用者は少なく、無人駅となっています。

ここの駅前ロータリーの真ん中には、ステンレス製の大きなモニュメントが設置されています。なんとなく”派”とか”脈”の文字の右側のように見える気もするが・・・

・・・どうやら関係はない模様。モニュメントのタイトルは「未来への調和」であり、左側の折れ曲がっている大きな部分は大樹を、右側の小さな球体のついた部分は小鳥を表現しているようです。説明によれば、大樹では「伝統と文化に導かれた未来への志向」えお、小鳥では「自然との共生、ゆとりある環境」を表現しているのだとか。意味合いとしては、よく市民憲章みたいなものに出てくる内容に似ているかなと思いますが、そういう概念をモニュメント化しているというのはやはり趣がありますね。
- 2018/03/23(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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ここへ行った時のお話。丁度昼時だったので近くでメシでも食おうか・・・

ウロチョロするまでもなく、すぐ近くにレストランがありました。画像からはわかりにくいかもしれませんが、”レストラン”の文字があるのがわかると思います。これは「TOKYO都庁議事堂レストラン」であり、この建物の上には東京都議会の議事堂や委員会室、事務室などがあります。しかしレストランは関係者だけでなく一般客も利用できるようになっています。いや、むしろ一般客の方が多いんじゃないかな・・・。そんなこんなで入店しまして、メニューを見たら和麺、ラーメン、パスタ、丼、カレー、定食と、一通り揃っていましたが、私は特製カレーライス(580円)を頼むことに。

出てきたカレーは上の画像の通り。具は特段目立つものはない模様なので、ありきたりなカレーライスかなーとも思ったのですが、ルーを食べて気になったのは妙なざらつき。玉ねぎを摩り下ろして入れたのかしら?具というよりもルー自体に重量感がある感じです。辛さはそこそこ。ご飯は大盛が無料なのでそれで注文したら、意外と多かったですかね。これ1皿で結構お腹一杯になれました。
総評として、カレーとしては可も無く、不可もなくという感じでしょうか。量はばっちりですかね。
- 2018/03/20(火) 18:00:00|
- 食いもん
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今回は東京都西多摩郡瑞穂町の玄関である、JR八高線箱根ケ崎駅前のモニュメントを紹介します。多摩都市モノレールは以前より上北台からここまで延伸する計画がありますが、未だ実現はしていません。

この駅は以前は平屋の駅舎を使用していましたが、現在は橋上駅舎となっており、駅の東西にロータリーが設置されています。まず東口にあるものを紹介しますが、ここには「馬の水飲み」という噴水?があります。水がバシャバシャ出ているわけでもなく、蛇口があるわけでもなく、水溜りのようになっており、柱の部分に馬の頭の彫刻が付いています。説明によれば、この駅がある場所の旧・箱根ヶ崎村は江戸時代に、青梅街道と日光街道が交差する宿場町であり、物流の要所であったことから、輸送用の馬の水飲み場が用意されていたようです。これはそれにちなんで設置されたモニュメントで、野鳥や小動物の水飲み場になり、人々の魅力的な空間として地域コミュニティの役割を果たし、「みらいに ずっと ほこれるまち」として発展していくことを目指しているとのこと。ん、今の説明でおかしな点が・・・日光街道ってここ通ってなくねぇ?千住の方じゃなかったっけ・・・と思って調べてみたら、江戸時代に八王子千人同心が日光勤番のために整備した日光脇往還(日光裏街道)のことを、この場所では日光街道と呼んでいたそうです。

次は西口のロータリーにある、「天空」という名前のモニュメントがあります。ステンレス製の輪っかの上にステンレス製の鳥が付いています。説明書き(ねこじゃらしが邪魔・・・)によれば、「瑞穂町の誕生、歴史、自然をテーマとし、町の軌跡を人々が肌で感じ、将来に向って住民が心を一つにし、新たな発展・飛躍を誓うシンボルとなることを願った」とのこと。
瑞穂町のホームページによれば、「人々の和と繁栄を象徴する輪」と「自然の象徴であるオオタカ」をイメージしているようです(オオタカなんだ・・・ツバメかと思った)。

余談ですが、川越・八高線ではE231系が運用開始したらしく、代わりに205系の撤退が始まったようですね。ここを訪問した際に撮影した上の編成も運用離脱したとのこと。いやぁ、最近車両置き換えが早くなっている気がするけども、気のせいかなぁ・・・トシとったからか・・・?
- 2018/03/18(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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ふと訪問していたことを思い出した駅がありまして、今回はそこのモニュメントを紹介します。紹介するのは愛知県知多郡阿久比町にある、名鉄河和線坂部駅前のモニュメントです。この駅は1931年(昭和6年)に路線が知多鉄道として太田川-成岩開業時に設置されたものであり、その時点では阿久比駅がなかったので長らく阿久比町の玄関として利用されてきました、しかし1983年(昭和58年)に阿久比駅が開業すると急行停車がそちらに変更となったため、ここは普通列車のみ停車する駅となり、現在は河和線の中で
上ゲ駅に次いで利用者が少ない無人駅となってしまっています。

そんな坂部駅も、もともと町の玄関として機能していたためか、近隣の普通列車のみ停車の無人駅とは異なり、駅前にロータリーが整備されています。他の駅は駅前が路地だったりしますからね。ロータリー内部には石碑が一つ設置されているのですが、大きく「英」と書かれています。それだけではなんだかよくわかりませんが、その下の記述によればこれは「阿久比坂部駅西土地区画整理事業竣工記念」の石碑だそうです。なんだ、よくあるロータリー整備の記念碑じゃないですが。じゃあ設置は町の玄関として機能していた1983年より前・・・では無いんですね。竣工は今から20年前の1998年(平成10年)、着工はその7年前の1991年(平成3年)とのことなので、着工時点ではすでに普通のみの停車になっています。停車する列車が少なくなっていながらも駅前の整備はちゃんとやっているというのは、やはりこの駅が重要な役割を担っているということなのでしょうか?他の普通のみの駅より随分優遇されているなぁと思ってしまいますね。
- 2018/03/16(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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数ヶ月経ったけども、大分で買ってきたものをようやく飲みました。

今回紹介するのは
株式会社ジェイエイフーズおおいたの「かぼすハイボール」です。大分駅のコープおおいたで購入しました。販売元は”JA”ではなく、”ジェイエイ”が社名になっているようです。製造は外注委託しているようですが、その会社は以前紹介した「
湘南ゴールド」のジュースの製造元である福岡県の
株式会社ふくれんのようです。まぁ、こちらは隣の県なので、神奈川県産を謳う湘南ゴールドよりは近いので不自然ではないですね。
注いで見た感じは濁りが強く、チューハイのようなクリアさは無いですね。アルコール度数も8%と高いので、キリンの本搾りに近い感じでしょうか。ちなみに味のほうですが、酸味というより苦味が強いが、後味に妙なまろやかさがあります。これがかぼすの味なのでしょうか。あんまりかぼすをそのまま食べたことが無いのでなんとも言えないのですが・・・。また、アルコールが強いからか、アルコールの臭いもちょっと気になりますかね。なお、この製品は普通のチューハイのような甘さが無いのですが、そこは甘くないチューハイを好む身としてはよさげですね。
個人的にはなかなか気に入ったのですが、流石に都内では見かけないですね。といっても通販で買う気は起こらないんですよね。そういう買い方するなら売っている現地まで行くのがモットーなもんで・・・
- 2018/03/13(火) 18:00:00|
- 飲料
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500回目の
千里丘駅の記事でアーバンネットワーク解禁と言ったものの、結局その次に
網干駅を書いてそれっきり・・・。ということで今回は、アーバンネットワーク管内から。滋賀県米原市のJR東海道新幹線・東海道本線・北陸本線・近江鉄道本線が乗り入れる、米原駅前のモニュメントを紹介します。

メインの入り口は平和堂のある西口の方ですが、そちらにはモニュメントはありません(以前はあったようですが、撤去されてしまった模様)。モニュメントは東口側に1つ設置されています。帆船のモニュメントと、「米原湊跡」と書かれた石柱が設置されています。説明によれば1603年(慶長8年)に北村源一郎が琵琶湖と入江内湖(現在の米原市入江)を結んだ際に、このあたりに湊を設置して交通の中継地点として栄えていたとのこと。蒸気船の時代まで使用されていたようですが、交通のメインが鉄道に変わったことで、廃止されたようです。ちなみにモニュメントの船はここで開発された車早船の模型とのことです。江戸時代などは舟運メインの時代でしたからね。内陸への輸送は川を利用することが多く、東京近郊の江戸川、隅田川、目黒川なども、もともと舟運が盛んだった川として有名です。そういう川で、以前船着場があったところなどに、こういうモニュメントって結構ありそうですね。

おまけ。モニュメントとも関係なく、撮影時期も全然違うのですが、米原なんでついでに。この画像を撮影したのは2012年8月11日だったのですが、当時近江鉄道820系(旧西武401系)の822Fは「パトカー電車」という、パトカーの塗装で使用されていました。いきなりやってきた電車がこの塗装だったので、びっくりすることこの上なし(笑)。ちなみにパトカー電車は同じ滋賀県内の京阪石山坂本線でも走っていたとのこと。なお、現在はこの塗装は既に終了しており、当該編成は近江鉄道の旧塗装(というよりも西武451系みたいな塗装)の「赤電」塗装で走っているようです。
- 2018/03/11(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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前回の記事が四ツ谷だったので、今回はJR中央線の四ツ谷駅前のモニュメントを紹介します。ちなみに”四ッ谷”ではないらしい・・・ややこしや。

まずは四ツ谷口を出たところにある、えらく古そうな石碑です。設置年は1900年(明治三十三年)らしいので、既に100年以上経過しています。本文は達筆でわかりにくいですが、どうやら桜の植樹を記念して設置された石碑のようです。した方には後から手を加えたのか、楷書体で寄付者の名前が記載されていました。ちなみにこの文の中には、歌人・国学者である福羽美静の「たれもみな このこころにて ここかしこ にしきをそへて さかえさせばや」という歌が含まれていることに加え、本文も福羽が書いたものとのことです。

次は麹町口の「サンサン広場」にある、少女と少年のブロンズ像なのですが、お姉さんと思われる少女がトンボを指差しています。おそらく、トンボの前で指をぐるぐる回して捕まえるアレをやっているのでしょう。見た限りではタイトルや説明書きは無かったのですが、
こちらによれば「トンボ釣り」がタイトルのようです。へぇ、半纏を着たりするんですね~。この前記事にした「
コンちゃん」みたいですね。

次は「主婦会館プラザエフ」の前に設置されているベンチの銅像なのですが・・・、あれ、どこかで見たことがあるような・・・。同じような銅像は、
JR常磐線湯本駅や
京王相模原線若葉台駅にありましたが、これも同じく彫刻家の
黒川晃彦氏によって制作された「春」というタイトルの銅像です。と言っても、湯本駅にある「フルートを吹く少女」が脚を組んで、猫が隣に来たくらいの違いしかゲフンゲフン・・・
- 2018/03/09(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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ちょっと用があったので四ツ谷に行ってきました。丁度昼時だったのでこの界隈で昼食をとることに。

今回は洋食屋の「バンビ」に入店します。この店は都内に何店舗かある、昔ながらの洋食屋さんです。ちなみに私は以前神保町のお店に入ったことがあるのですが、どうやら既に神保町店は閉店してしまっているらしいです。注文は食券制で、座席はここはカウンターのみのようです。

注文したのは「ドカン鉄板焼き」。名前のインパクトに惹かれて注文しちゃうことこの上なし(笑)。鉄板の上にスパゲティが乗り、その上にさらに豚肉、玉ねぎ、ニンジンを生姜醤油で炒めたものが乗っています。これにライスとスープが付いているので、食べ応えはばっちり。鉄板焼きはそんなにこってりしているわけでもなく、醤油ベースの味付けであるため、なんとなく懐かしい感じの炒め物の味がしますかね。ちなみにお値段はこれで800円。まぁ、量が量なので丁度いいくらいでしょうか。
ちなみに私は神保町のお店でもこれを頼んだのですが、メニュには「お急ぎの人にはこれ」とか書かれていたかな・・・。複数人で行ってこれ頼んだ私のが一番最後に来たけど(笑)
- 2018/03/06(火) 18:00:00|
- 食いもん
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今回も九州から。どうやら今後青春18きっぷを含む普通乗車券のみで、佐世保線の早岐-佐世保のみ特急列車に乗車できるようになるようです。減便による代替措置ということなのでしょうけど、もっと普通列車が少ない日豊本線佐伯-延岡はスルーなんですかねぇ・・・。ということで今回は長崎県佐世保市にある、JR佐世保線・大村線早岐駅前のモニュメントを紹介します。

早岐駅は最近橋上駅舎化されたのですが、それに伴い駅の東側に広場が整備されました。そこの端のほうに紹介するものはまとまって存在しています。まずは大きい方のものですが、古めかしいレンガ積みの塔が設置されています。これはかつてここにあった、早岐機関区の給水塔跡です。説明によれば、このあたりは佐世保に軍港が置かれたことから、早くから鉄道が整備されており、この給水塔も1897年(明治30年)の早岐駅・早岐機関区設置頃から使用されていたもののようです。ちなみに説明にもありますが、佐世保線から見たらこの駅はスイッチバックの配線になっており、上下どちらの列車も駅の北に向かって発車していき、南へは大村線が伸びています。そのためか、佐世保線の佐賀方面からの列車はこの駅で折り返す列車が結構あり、一方で大村線の列車は佐世保まで直通する列車が多いです。

そして今度は給水塔跡の隣に設置されている小さい方。石碑なのですが「守る公徳たのしい旅路」と書かれています。裏面には説明と思しき記述があるのですが、劣化していて読みにくいです。一応”鉄道省”と書かれているのはわかりましたので、その時代に設置されたものということはわかります。意味としては「ルールを守って、旅を楽しみましょう」ということになりますが、当然のことといえば当然のことですね。
- 2018/03/04(日) 15:00:00|
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もう3月かぁ。年末に九州に行ってからもうそれくらい期間経っちゃってるんだな・・・。ということで今回は九州から。大分県速見郡日出町にある、JR日豊本線日出駅前のモニュメントを紹介します。”日出”と書いて”ひじ”と読むのですが、私は最初読めずに”ひいで”とか”ひで”だと思っていました(笑)

ここの駅は地下道で駅の南北を結んでおり、地下道の途中から駅のホーム(改札)に上がる構造となっています。地下道の北側はちょっと高いところに出るのですが、出口の横に石碑が設置されています。

タイトルはずばり「日出駅地下道開通記念碑」です。碑文によれば地下道が開通したのは1987年(昭和62年)の3月であり、記念碑が設置されたのは同じ年の12月のようです。当時は駅舎が駅の南側に設置されており、開通時は通路としての機能のみだったそうな。その後に駅改築が行われて現在の構造になっているようです。裏面には寄付者などの名前・企業名が書かれています。二階堂酒造とか、焼酎飲む人はご存知ではないでしょうか?ちなみに一番寄付金を出している「日出駅横断地下道期成会」の会長であった竹光秀正氏は地元出身で、日本酪農政治連盟の初代委員長を務めた人物であり、
こちらのページによれば、同氏は終戦当時、重光葵外相(大分県出身)の秘書官で、同外相が戦艦ミズーリ号で第二次世界大戦降伏文書にサインした万年筆(パーカー製)は竹光氏から借りたものなのだそうです。
モニュメントからいろいろ辿っていって、意外な情報に辿り着いてしまいましたかね。
- 2018/03/02(金) 09:00:00|
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