アサヒビールから旬な話題をお届け。

今回紹介するのは、最近発売されるようになった「アサヒ生ビール」と「グランマイルド」です。アサヒといえば水・・・もとい、スーパードライが定番ですが、今回紹介するのはちょっと違うビールのようです。まず「アサヒ生ビール」ですが、こちらはアサヒビールの全身である大阪麦酒社が1900年に発売した商品をルーツとするもので、樽詰ビールとして売られていたものを缶入りで販売するようにしたもののようです。もう一方のグランマイルドは少しアルコール度数が高めで7%となっており、「ゆっくり楽しむ」をテーマにしているようです。

アサヒのビールということで、今回はスーパードライと比較することにします。アルコール度数は「アサヒ生ビール」は4.5%と少し低め。グランマイルドは先述の通り7%です。原材料はグランマイルドにレモングラスが入っているようですが、それ以外は同じようです。ちなみに「アサヒ生ビール」には「2018年5月~2018年7月までの出荷予定」と明記されています。

色の違いを見ると、やはりグランマイルドだけ色が濃いです。アルコールだけでなく、味も濃そうです。肝心の味については、スーパードライとの比較にて記述していきます。まず「アサヒ生ビール」との比較では、「アサヒ生ビール」の方が若干味が濃いか?少なくとも苦味はちょっと強い気がします。そして「グランマイルド」との比較では、完全に別物ということがわかりました。色も違えば味も違う(プレミアム系を意識しているか?)。何より香りが違う。ゴクゴク呑むと、アルコール度数が高いからか、アルコール臭?がちょっと気になりますかねぇ。
普通のビールの比較はやっぱり難しいですね。「グランマイルド」は個性が強いので違いはわかりやすかったけども。
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- 2018/06/29(金) 09:00:00|
- 飲料
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今回は福井県敦賀市の中心である、JR北陸本線・小浜線の敦賀駅前のモニュメントを紹介します。

まずは「都怒我阿羅斯等像」と題された銅像です。「都怒我阿羅斯等」と書いて”つぬがあらしと”と読むのですが、この人物は「日本書紀」にも記されている人物であり、もともとは任那国(朝鮮半島の南部)の王子だったようですが、額に大きな角が生えており、そこから「角鹿(つぬが)」という言葉ができたそうな。その都怒我阿羅斯等がこの近くにある気比神宮とそのあたりの統治を任されたらしく、その関係で「角鹿」が訛って「敦賀(つるが)」になり、この地名になったという説があるようです。気比神宮の境内には現在も角鹿神社という神社があり、都怒我阿羅斯等を祀っているようです。

次は上の銅像の近くにある、「心の旅-敦賀への道-」と題された金色の像です。作者は愛知県を拠点として活躍している彫刻家の山本眞輔氏とのことですが、この作品はもともと展覧会に展示されていたときには「心の旅-まほろばへの道-」というタイトルだったそうです。展覧会終了後に敦賀に設置されることになり、敦賀が人々のまほろば(桃源郷)になることを願い、タイトルが変更されたとのこと。
でも敦賀への道と言っても、既に敦賀に到着ゲフンゲフン

次は「銀河鉄道999」のSLをイメージしたモニュメントです。説明によれば、敦賀市では1999年(平成11年)に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせ、漫画家・松本零士氏の代表作、「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントを駅から気比神宮までの道に設置したとのことです。今回は駅前にあるものだけを紹介していこうと思います。

ロータリーの内部には「銀河鉄道999」の主人公・星野鉄郎とヒロイン・メーテルの銅像もあります。やはり主役級のキャラクターなので、一番人目につきやすい駅前にあるのでしょうかね。一方「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントも、駅前ならば主役級・・・

・・・じゃなかった。ヤマトの乗組員である軍医・佐渡酒造の銅像があります。「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメント群は気比神宮から番号が振られているのですが、主役級の古代進と森雪の像はこの像の一つ気比神宮よりに設置されています。それ故なぜ駅間となる最後の番号のところにこのキャラクターがここになったのかは定かではありませんが、目立つといわれればある意味目立つかもしれません(笑)

最後は駅舎よりのところに設置されている、9600形蒸気機関車29600号の動輪です。この動輪は1982年(昭和57年)に敦賀駅開業100周年を記念して設置されたものとのこと。種車の29600号は1918年(大正7年)に製造された後、原ノ町-直方-西唐津で使用された機関車のため、敦賀の地とは縁は無いようですが、この機関車の動輪は新大阪駅構内や大阪の
共永工業株式会社でも保存されており、活躍の場ではないところで3つ動輪が保存されているという、他ではあまり見られない保存状況のようですね。
そういえば新快速に有料座席ができるんでしたっけ?新快速は敦賀まで乗り入れていますが、このあたりは4連になっているので自由席が減るとつらいなぁ・・・
- 2018/06/26(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は岡山県瀬戸内市にある、JR赤穂線邑久駅前のモニュメントを紹介します。この駅はもともと旧・邑久町の玄関でしたが、邑久町が長船町・牛窓町と合併して瀬戸内市が発足した際に、邑久町役場が瀬戸内市役所になったので、現在は市の玄関(市役所最寄り駅)になっています。

まずは駅前ロータリーの内部に設置されている、着物を着た女の子の銅像です。女の子・・・なんですが、説明によればこのモデルは人間ではなく、人形師・竹田喜之助の人形芝居「雪ん子」がモデルになっているようです。この「雪ん子」という作品は竹田喜之助の代表作であり、過去に文部省芸術祭優秀賞受賞やNHK教育局長賞を受賞しているとか。モニュメント設置の理由としては、竹田喜之助が旧・邑久町出身のため、そのことをPRするためと思われます。実際瀬戸内市の喜之助人形のPRはこれ以外にも、邑久郷土資料館や瀬戸内市民図書館で人形を展示するなどの取り組みが行われています。

次は駐輪場のところに設置されている、歌曲「宵待草」の歌碑です。達筆で読みにくいのですが、「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな」の部分が書かれています。この石碑自体の設置時期は、1986年(昭和61年)の邑久ライオンズクラブ創立五周年のタイミングのようですが、歌碑となった理由はこの歌を作詞した詩人・竹久夢二が邑久出身だったからとのこと。こちらも先に紹介した銅像と同じで、地元出身者をPRするものとなっています。ちなみに歌の内容は、恋の多かった竹久夢二が失恋したときの気持ちが詠まれているようです。
- 2018/06/24(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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前回の記事で市川真間を訪問していますが、ここで昼食をとることに・・・14時前だったけど。

入店したのは「中華そば・つけそば 瓢(ひさご)」というお店です。特に事前の調査をしたわけでもなくふら~っと店を探してふら~っと入ったのですが、ラーメンWalkerに載った事のあるお店のようですね。入店待ち用の椅子もありましたが、14時前なので流石に待ち客はいません。空いてるかな~と思って入ったら、あらあら、この時間なのにお客さんが結構いるんですね。やっぱり知っている人は知っている人気店なのでしょう。

注文したのはオーソドックスな中華そば。でも値段はちょっと高め設定の700円です。麺は細麺なのですが、コシはちょっと強め。なんとなく日清麺職人の麺を生で作った上位互換のような麺でした。スープは魚介系で、魚粉も多く降りかかっているので、なんとなく日高屋っぽさもありますが、こちらは油少なめであっさりしています(というよりも、日高屋はなんであんな油多いんだ?)。具はメンマ、ネギ、海苔、チャーシューですが、チャーシューは豚と鶏が1枚ずつという面白い組み合わせ。鶏チャーシューってさっぱりしていて結構イケますね。
総評としては出来がいいので値段相応かなといったところ。今度行くことがあれば、つけそばも食べてみたいですね。
- 2018/06/22(金) 09:00:00|
- 食いもん
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今回は千葉県市川市にある、京成本線市川真間駅前のモニュメントを紹介します。

この駅は橋上駅舎となっており、駅の南北に入り口があります。まずは南口の階段を下りたところにある、「鏡石」というものです。1枚目の画像の下部に、窪んだ所に水が入っている石が写っていると思いますが、それが「鏡石」です。説明によれば、この石はもともと、近くの弘法寺から下総国分寺に向う途中の平川に架かる橋の袂にあったもののようです。1836年(天保7年)発行の『江戸名所図会』にも鏡石が出てくるようなのですが、それは水中にあった「要石」だったとか書かれており、その隣に夫婦石があったので、これはその片割れではないかとも言われているようです。夫婦石については・・・文字に起こす気にはならねぇ(笑)。ちなみに「市川 鏡石」で検索すると、市川駅から東北本線鏡石駅までの乗換案内が1番目にヒットするという・・・

次は鏡石の斜め前くらいのところにあったものですが、店舗の跡地の前に石標が設置されていました。お店は既に閉店しているようですが、看板の跡から判読するに、どうやら骨董品店だった模様。しかしこれはそこの商品だったとは言えません。というのも、このあたりはお寺が非常に多く、あちこちに石標が設置されているので、これもその1つであり、もともとここにあったか、駅設置の際に工事区画内にあったものを移設したのではないかと個人的には推測しています。

次は駅の北口にある、「本多貞次郎君之碑」と題された顕彰碑です。市川市医師会館の敷地に設置されていたので、医療関連の人物の顕彰碑なのかなとも思っていたのですが、本文をよく読むとこの人物が京成電鉄の創業者であることがわかります。京成電鉄創業時は専務取締役でしたが、衆議院議員になった後に、1921年(大正10年)には京成の初代社長になった人物とのこと(あれ、じゃあ創業時は社長なしだったの?)。その後は市川市長になったりと、国府台女子学院の創立援助をしたりなど、方々で活躍したようです。石碑の設置は「大正十一年十月」と書かれているので、社長就任の翌年に設置されたものであることがわかりますね。ちなみにかつてこの駅の北側は京成の中枢部が設置されていた場所であり、最近までこの石碑の横には京成電鉄診療所が設置されていたようです(現在は駐車場になっています)。
- 2018/06/19(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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こちらによれば、JR男鹿線の終点である秋田県男鹿市の男鹿駅が少し移転し、整備しなおされるそうです。移設時期は2年後の7月のようですが、ぼちぼち工事が始まるのかなと思います。ということで今回は、現時点で男鹿駅前にあるモニュメントを紹介します。

男鹿といえばなまはげ、なまはげといえば男鹿。ということで駅前には2体のなまはげの銅像が設置されています。設置されているのは丁度現在の駅舎のまん前なのですが、駅移設後はこの銅像も移設されるのか、気になるところです。

こちらは駅舎内部にあったものですが、よりリアルになまはげが再現された置物が設置されており、なまはげ伝説の説明書きが用意されています。なまはげは「泣く子はいねがー」「悪い子はいねがー」と叫んで家々に入り、怠惰や不和などの悪事を諌め、災いを祓う風習として知られていますが、もともとのなまはげ伝説は違う話のようです。要約すると「男鹿にやってきた漢の武帝の使いである鬼が、村里へ来て荒らしまわったところ、困った村人が「かけ」とものまねで鬼が来ないようにした」という話が起源のようです。今の風習がどのようにして成り立ったのかは、これだけではわかりにくいですね。
2年後の整備後に、新たなモニュメントができるのでしょうか?再訪する必要がありそうなところですね。
- 2018/06/17(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は常温保存の生めんを紹介。

「九州産小麦100%使用 うどん 昆布といりこの効いたスープ」と書かれていますが、
メーカーのホームページによれば、「九州産小麦うどん」が商品名のようです。タカモリの生めんは九州で販売されているのがほとんどなのですが、これを購入したのは川崎市某所のスーパーでした。なぜ売られていたのかはわかりませんけど・・・。むしろ九州にいったときに見かけたことがないのだが・・・。

調理例はこんな感じです(打ち込み風にしてみました)。中身について詳しく説明しますと、うどんは
五木食品など他社の常温生めんと大差はありません。つゆはいりこだしのようで、確かにかつおだしの味とは異なりますが、いりこかどうかは・・・はなまるうどんがいりこだしですが、似ているような、似ていないような・・・。ちなみにつゆは麺を煮込むとにごってしまうのが残念なところです。
姉妹商品として「あごだしうどん」もあるようですが、九州に行けば入手できるのかな?探してみようかな・・・
- 2018/06/15(金) 09:00:00|
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今回は愛知県北名古屋市の名鉄犬山線西春駅前のモニュメントを紹介します。ここは以前は西春町という町でしたが、師勝町との合併により北名古屋市になりました。上の画像は東口ロータリーの中心にある時計台です。カラフルなパネルが貼り付けられており、頂上部は丸みを帯びています。なんとなくバドミントンのハネみたいに見えますが、特にハネの工場があるということではなさそうです。

次も東口にあるものですが、「明日へ」というタイトルの、小さい男の子が2人戯れているような像が設置されています。これは銅像?それとも石像?この色は塗料?なんだか不思議な材質に見えます。設置は2011年(平成23年)11月であり、地元のごま・きな粉メーカーである
株式会社真誠の創立50周年記念としてのモノのようです。作者は長谷部尚子という方のようですが、どのような方か情報はあまり出回っていないようです。

次からは西口にあるものを紹介していきます。北名古屋市は先ほどの「明日へ」も含め、市内に彫刻・モニュメントが多数設置されているらしく、
北名古屋市のホームページでも紹介されています。西口にはいろいろありますが、ロータリー内部で目立っている上のモニュメントは名古屋芸術大学美術学部アートクリエイターコース(当時?)の青山稜平氏による「明日への虹」であると、ホームページで紹介されています・・・というか、現地に説明が無く、名称不明として紹介しようとしていたのですが、ホームページに思いっきりかかれていました(笑)

次は彫刻家の湯村光氏による「双一波」という黒御影石のモニュメントです。テーマは「活力」と「うるおい」で、人と人との対話と、それによる躍動・成長が表現されているとか。ちなみにこれを製造する際には、1つの石を割ってそれぞれを加工し、元の割れた位置で再度くっつけ直すという面白い手法がとられているようです。

次は愛知県立芸術大学アートプロジェクトチーム(土屋公雄研究室)による「記憶の声」という作品。ガラスブロックが積まれているのですが、中に何かあります。説明によればこれは市民の方々の「思い出の品」なのだとか。タイムカプセルみたいなものをイメージしているようですね。ちなみに私は所見では公衆電話ボックスだと思っていました・・・

次は「オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09」というドーナツ状のモニュメントです。作者は彫刻家の牛尾啓三氏です。牛尾啓三・・・だから「オウシ・ゾウケイ」なんですね・・・。石が数個に割れているように見えるのですが、実際には2つに割れているだけであり、何個かに見えるようひねりを加えて割ったようです。

最後は駅前ロータリー横の建物の前に設置されている、祠のようなもの。そんなに古そうには見えませんが、昔あったものを建て替えたのでしょうか?中を見る限り、狐の置物が設置されているのでお稲荷様を祀っているものと思われます。詳しいことはわかりませんけどね・・・
- 2018/06/12(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は富山県富山市の、富山地鉄上滝線大庄駅前のモニュメントを紹介します。”大庄”と書いて”おおしょう”と読みます。どこぞの庄やの会社とは関係ありませんので・・・

駅前・・・と言いつつ若干離れている気もしますが、気にしません。駅舎を出て踏切を渡ったところに居酒屋があるのですが、そこの隣に「忠魂碑」と刻まれた大きな石碑が設置されています。見た感じでは居酒屋の屋根と同じくらいの高さですかね。石碑の土台には「英霊録」の銅板が設置されており、この大庄地区(大庄村)から出兵し、”日露戦争”、”上海事変”、”支那事変”、”大東亜戦争”で亡くなった方々の名前が刻まれています。設置は”昭和三十年八月"と書かれていますが、実はその年の1月に町村合併があり、大山町発足により大庄村が消滅しています(その後2005年(平成17年)に大山町も富山市に吸収合併されています)。この辺りは墓地埋葬法制定前に設置されたのか、田んぼや街中にもお墓が設置されていることが非常に多いのですが、このような大規模な忠魂碑はそこまで多くは無いように思えます。

これはモニュメントというよりもおまけ。駅前のステンレス柵のところに、ステンレスの小鳥のような細工が施されていました。見た感じスズメですかね?ちなみにこれはモニュメントというよりも、汎用的な工業製品に近く、実際にJR鹿児島本線東市来駅の前にも同じものが設置されていたのを確認しています。
- 2018/06/10(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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以前
ヒョウチクの「神戸牛すじカレー」を四国で買った際に、「東日本では見たこと無いな~」と思っていたのですが・・・

・・・渋谷のドンキホーテで普通にこのシリーズ数種類が売られていました。渋谷のドンキは確かに外国人観光客向けに各地方のものを集めている売り場があるのですが、これはそういうところではなく、普通のレトルトカレー売り場にありました。どういう商流なんだ?そんでもって今回は、チキンカレーを選択してみましたよ。レトルトのチキンカレーって、辛さが1種類しかない場合がほとんどですよね。これは辛さが「スパイシー」なんで、大人向けでしょうかね。

調理例は・・・まぁ、普通のカレーです。ニンジンやジャガイモなどが具として入っているので、たまにある肉ぐらいしか具が無いカレーよりかはにぎやかです。辛さは少し辛い程度であり、普通に食べられる程度ですね。特段辛過ぎるということも無いと思います。チキンは・・・チキン?肉らしきものがあるが、チキンっぽさはあまり無いですね。なんかちょっとクセがある肉のような気もする・・・。我が家でカレーを作るときはいつも鶏ムネ肉を使用するのですが、それとはなんか違う味がしますね。どちらかというと・・・羆肉?北海道土産の熊カレーの肉に近いような、遠いような・・・
肉の感想を他の人にも聞いてみたいところです。
- 2018/06/08(金) 09:00:00|
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前回に続き、宇奈月から。今回は黒部峡谷鉄道宇奈月駅前のモニュメントを紹介します。富山地鉄の宇奈月温泉駅とは150mくらい離れており、
東武日光駅と
JR日光駅と似たような位置関係になっています。

まずは駅舎の横にあるトロッコ列車のミニチュア模型です。黒部峡谷鉄道といえば鉄橋を渡っているシーンを思い浮かべる人も多いと思いますが、その後継を再現しています。機関車はED型ED21号機を再現しているようですね。ちなみにミニチュアがあるなら、
新黒部駅前のように実物を・・・

・・・あるんですけどね(笑)。駅の南東の丘に「トロッコ広場」という広場が整備されており、そこに記念撮影用の顔出しパネルと、ED凸形電気機関車のED11号機+ハ形客車ハフ10号が静態保存されています。この機関車は1934年(昭和9年)から2013年(平成25年)まで80年近く使用されてきた機関車であり、黒部ダム建設の一翼を担ってきました。なお、現在も同じ形の機関車が現役で使用されており、入換作業や貨物輸送で使用されているようです。

次は駅前の黒部川電気記念館の脇に設置されている、「嵯峨連山一刀で断つ月の瀧」という句碑です。詠み人は松田郷人という人らしいのですが、どうやら富山県在住の俳人のようですね。松田氏は「黒部川」という俳句の雑誌を発行している人物であり、この句もその雑誌に掲載したものではないかと思います。でも嵯峨連山ってどこなんでしょう。京都の嵯峨野・・・だとしたら富山県は関係ないはず・・・

次も黒部川電気記念館の角(駅舎の向かいの位置)にある「陽光」という銅像です。男性が上半身裸で日光浴をしている・・・ものと思われるのですが、周りの円形のモノは何?日光というよりも、スポットライトを浴びているようにも見えます。ちなみに作者はかつて金沢学院大学の教授を勤めていらした、彫刻家の故・川岸要吉氏とのこと。

次は上の銅像の隣にある、アントのような機関車です。これは黒部峡谷鉄道の全身である日本電力の黒部専用鉄道で使用されていた、EB5号型機関車のようです。登場は1926年(大正15年)の宇奈月-猫又開業の時であり、1984年(昭和59年)まで使用されていたようです。当時は集電用のポールは手動操作だったみたいですね。製造はアメリカのジェフリー社ということで、見た目も日本ではあまり見られないようなデザインです。

次は記念館の東にある、「独楽荘」と書かれた大きな石碑です。説明によれば、これは当時の日本電力の初代社長だった山岡順太郎氏の電源開発における偉業を称えるために、山岡氏の別荘に山岡氏を尊敬する人たちが設置したものとのこと。その後この庭園に移設されたことで、庭園を「独楽園」と呼ぶようになったようです(あ、「失楽園」が頭に浮かんだ人、私だけじゃないでしょ)

そんな独楽園には、鹿の銅像が一つ設置されています。タイトルは「森のそよぎ」であり、寄贈者は竹中製作所という会社のようです。この銅像、庭園側ではなく道路側を向いているのですが、なぜなんでしょう?宇奈月温泉駅の前にいたライオン像のタイトルが「森の王者」だったので、それと何か関係があるのでしょうか?

最後は記念館と「独楽荘」の石碑の間に設置されている山岡・・・ではなく、山田胖という人物の胸像です。この人物は黒部鉄道の役員に就任して、発電所建設のための旅客貨物輸送のために、三日市駅(現・
あいの風とやま鉄道黒部駅から宇奈月駅までの路線敷設や、黒薙温泉からの引湯管設置による温泉街形成の礎を築くなどの功績を上げた人物のようです。この人物がいなければ宇奈月温泉や黒部ダムどころか、今の富山地鉄本線の電鉄黒部以南も実現しなかった・・・と言ってみると、やはり凄い人物だったことがわかりますね。
- 2018/06/05(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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富山のネタに戻ります。今回は一気に終点!黒部市にある富山地鉄本線の宇奈月温泉駅前のモニュメントを紹介します。温泉街の玄関ということで、駅前の噴水も温泉を使用しているようです。

まずは駅前広場の噴水の横にある、「夢」というタイトルの、裸婦の頭に鳥が止まっているデザインの高岡銅器の像です。この像は長崎の「平和祈念像」や
JR岐阜羽島駅の大野伴睦先生御夫妻之像の作者として知られている、彫刻家の北村西望氏によって制作されたもののようなのですが・・・なんと
通販で販売されているではありませんか!以前にも
同じように通販で売られている銅像がありましたが、こちらはこの通販サイトだけでなく、Amazonにも出品されています。ちなみに銅像設置の目的としては、宇奈月町には彫刻家の佐々木大樹・日出男親子が制作した平和の像という観音像があることから、「ブロンズ像」のある街づくりを推進していきたいとのこと。

そんなわけでこの辺りには銅像があちこちに設置されています。広場の向かいのビルの前には、あまりサイズは大きくありませんが、猫をひざの上で抱えている女性の銅像が設置されています。タイトル板が外れていて下に置かれていたのですが、タイトルは「好日」であり、作者は彫刻家の富永直樹氏とのこと。富永氏も高岡銅器の像をたくさん制作しており、通販で売られているようです。

次は駅舎の北側の階段の出口に設置されている、ライオンの銅像です。作者の記述はありませんでしたが、タイトルは「森の王者」とのこと・・・ん、ライオンって森に住んでたか?サバンナではなくて・・・?ちなみになぜライオンなのかについては、
宇奈月グランドホテルのツイートによれば、商売繁盛の神様としてこのあたりのホテルなどではライオン像を置いているところが多いようです。

最後はちょっと駅前から位置がズレますが、ホーム先端の足湯の向かいにあるホテル「
フィール宇奈月」のところに設置してあった母親と少女の銅像を紹介します。作者は同じ富山県の射水市在住である彫刻家・
熊谷喜美子氏であり、タイトルは「永遠の愛」とのこと。親子の愛は永遠・・・ということでしょうかね。ちなみに私は今回あまり散策の時間を設けていなかったので、駅近のここのお風呂を立ち寄り(大人1名500円)で利用させていただきました。あまり広い浴場ではありませんが、宿泊客の時間と重ならなかったため、人が多くは無くゆったりと体を伸ばして入浴することができました。
- 2018/06/03(日) 15:00:00|
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今回は高知県香美市の中心である、JR土讃線土佐山田駅前のモニュメントを紹介します。

この駅は「
龍河洞」という鍾乳洞のアクセス駅となっているため、駅前には鍾乳洞のモニュメントが設置されています。現地には弥生時代に使用していたと思われる壷があり、長年置かれていることで鍾乳洞と一体化していることから、「神の壷」と呼ばれているそうです。このモニュメントも、その「神の壷」を模して作られたレプリカのようなものになっており、実際に1枚目の画像の左奥には壷が埋め込まれています。ちなみにこのモニュメント自体は、1975年(昭和50年)に土佐山田駅開業50周年を記念して設置されたものであり、訪問時は2016年だったのでそこから40年経過していることになります。あまり劣化しているようには見えないので、大切に扱われているのでしょう。

これはおまけ。駅前にある観光案内所「香美市いんふぉめーしょん」の壁についていたアンパンマンを撮影しました。香美市はアンパンマンの作者であるやなせたかし先生のゆかりの地であることから、「やなせたかし記念館(アンパンマンミュージアム&詩とメルヘン絵本館)」があり、この駅がアクセス駅になっています。それゆえ、これだけにぎやかな観光案内所になっているのでしょうね。
- 2018/06/01(金) 09:00:00|
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