今回は秋田県南秋田郡井川町にある、JR奥羽本線井川さくら駅前のモニュメントを紹介します。人名みたいな駅名ですが、近くに「日本国花苑」という桜の名所があるのでこの名前になったようです。
駅の入り口は東側、西側両方にありますが、メインの駅舎があるのは東側です。その東側の駅前広場で目立っているのが、上野画像のモニュメント。穴が開いている石が組み合わさっています。タイトルは「オウシ・ゾウケイ 大地のおくりもの-さくらのわ」で・・・、あ、「オウシ・ゾウケイ」ってどこかで聞いたことがある。以前
名鉄犬山線西春駅 の記事を書いた際に紹介した、「オウシ・ゾウケイ空間のメビウス‘09」というドーナツ状のモニュメントと同様、彫刻家・牛尾啓三氏によるモニュメントであり、こちらも牛尾氏の名前から取られた「オウシ・ゾウケイ」が冒頭についているのです。ちなみにこの作品は「2004年石彫シンポジウム in IKAWA」に出展されたものとのこと。牛尾氏はやはりどこのものでも、”輪っか”のモニュメントを基本としているのですね。
次は駅舎の前にある「定礎」の石碑です。「定礎」は
にほんでいちばんおおいびるのなまえ・・・ 建物の土台となる礎石を定めた日付を記録するものであり、
JR仙石線多賀城駅 の記事で詳しく説明しましたね。こちらはこの駅舎の礎石を定めたことを示しているものと思われます。ちなみに「平成7年12月1日」と書かれていますが、この日は井川さくら駅の開業日ですね。
次は駅の西側に設置されているモニュメント。子供と母親の銅像であり、タイトルは「愛」です。土台側面には説明書きがありましたが、「次代を担う子供たちの健やかな成長と、ふるさと井川町の限りない発展を、母子像「愛」に託した」というコンセプトのようです。さらに説明書きには駅開設の記念として設置されたこと、秋山沙走武氏と光岡哲也氏によって制作されたことがかかれていました。ちなみに秋山氏は以前、
JR函館本線函館駅 にあった裸婦像の作者としても紹介しています(複数の大学の教員をやっていたんですね・・・)。
次は足元に小さい石柱が立っていたのですが、ライオンズクラブの紋章があるのと、「チャーターナ」までの文字列があることがわかります。隣には木が植えられていたのですが、察するにこのあたりのライオンズクラブのチャーターナイト(認証状伝達式典)を記念して植樹が行われ、石柱が設置されたのでしょう。もう何年も同じようなものを見ているので、「あー、あれね」ってすぐに頭に浮かんできてしまいます(笑)
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2018/10/30(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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はわわわ、もう冬のビールが売られ始める季節になっちゃうよ。ということで、まだ秋と言えるうちに、2018年秋に発売された期間限定ビールの飲み比べを行います。
といっても、飲んだのは実は8月だったりして・・・ エントリーするのは、サッポロビール「焙煎」、アサヒビール「食楽」、キリンビール「一番搾り 超芳醇」の3種類。どれもアルコール度数6%で、濃い味に仕上げられた生ビールです。キリンの秋のビールといえば、同じくアルコール度数6%で味が濃い目の「
秋味 」が有名ですが、それは熱処理ビールであり生ビールではないため比較対象からはずしました。まぁ「一番搾り 超芳醇」も期間限定なので、似たようなコンセプトで製造されているものかなと思ったことも一因です。
原材料表記を見ると、それぞれ違いがあります。麦芽とホップはすべてに記載がありますが、「焙煎」と「食楽」は米とコーンスターチが、さらに「食楽」には香辛料が入っているようです。ビールに香辛料?なぜに?米が入っているのは焙煎米でしょうかね。「食楽」は焙煎米がウリのようですから。
色を比べるとこれくらい違いが。「焙煎」はかなり濃い目で少し赤みがかっています。「食楽」と「一番搾り 超芳醇」もドライ系ビールよりは濃い目ですが、どちらかというと後者の方が若干明るめの色をしていますでしょうか。肝心の味についてですが、「焙煎」は色も濃いことが関係していますでしょうか、多少琥珀っぽいロースト感があります(とはいえ、完全な琥珀系ビールほどではありません)。次に「食楽」ですが、焙煎米を使用しているということで、煎り米のような味が目立ちます。個人的にはこの癖はちょっと好まないなぁ・・・。最後に「一番搾り 超芳醇」ですが、味は濃いがわりかし普通のビールってところ。基本が「一番搾り」なので癖は無い仕上がりになっていますが、特別な限定ビールといわれると、そこまで目立つものでもないような気もします。
一番季節モノで受け入れられやすそうなのでは「焙煎」ですかね。でも、なんだかんだ琥珀系も秋に発売されるので、琥珀系と並んだらそちらに流れる人が多そうです。
2018/10/28(日) 15:00:00 |
飲料
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今回は3月31日以来約半年振りに、京急空港線穴守稲荷駅の「コンちゃん」に会いに行ってきました。ということで2018年10月8日の姿を、(ちょっと期間が開いてしまいましたが)ご覧くださいまし。ちなみに今回で「コンちゃん」記事は20回目になります。
【参考:過去のコンちゃん】
・
第1回 ・
第2回 ・
第3回 ・
第4回 ・
第5回 ・
第6回 ・
第7回 ・
第8回 ・
第9回 ・
第10回 ・
第11回 ・
第12回 ・
第13回 ・
第14回 ・
第15回 ・
第16回 ・
第17回 ・
第18回 ・
第19回 今回の衣装は薄い水色に・・・たれぱんだ!まさかここに来て「
たれぱんだ 」模様の衣装が出てくるとは・・・。第18回の2月の記事では「ライオンキング」だったのですが、今回はパンダ・・・おまいさん、やっぱりきつねではないのかい?また、よく見るとパンダじゃないものも・・・なんと
タヌキ 猫型ロボットもいるじゃないですか!文字を見てみると、どうやら赤い羽根共同募金のバッジのようであり、その上にはちゃんと赤い羽根も取り付けられていました。しかし・・・おまいさん、目の前に小銭を置かれているではないか・・・逆に募金されちゃっています(笑)
ここから余談。この日は都営浅草線の新型・5500形がエアポート快特運用に入っていたので動画撮影していたのですが、途中でエアポート急行に1000形トップナンバーの1001Fが来たので静止画撮影。この編成はリニューアル工事を施工しており、「歌う電車」ではなくなってしまったのですが、代わりに京急公式キャラクター「けいきゅん」のステッカーが2100形と同様に貼り付けられています。意外とコンデジでもアップでステッカーを撮影できるもんですね。え、5500形の画像はって?今回は無いですよ、通過列車だったので動画しか撮ってないもの(笑)
2018/10/26(金) 09:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は山口県下関市にある、JR山陰本線梶栗郷台地駅前のモニュメントを紹介します。隣の
綾羅木駅 とは1kmほどしか離れていませんが、このあたりの宅地開発が進んだことにより、2008年(平成20年)に設置されたばかりの新しい駅です。
まずは小さなロータリーの中に設置されているこちらのモニュメント。綾羅木駅にもありました弥生時代の「土笛」を模して作られたものであることは、ひと目見ればわかるのですが、なぜかパカッと割れたような形になっています。タイトルは「響き」であり、この辺りから海(響灘)が望めることから名前がついているようです。ちなみに設置されたのは2008年(平成20年)3月15日であり、これは梶栗郷台地駅の開業日と同じです。そういえば綾羅木駅の看板には綾羅木郷遺跡が近いことをPRしていましたが、この駅が開業してからは最寄はこちらになってしまっているんですよね。なんてったって、駅の隣がもう遺跡ですから(笑)
そしてロータリーの隅っこには「梶栗郷台地駅竣工記念碑」が設置されていました。表面には新駅建設期成同盟会安岡地区連絡協議会に参加していたと思われる自治会の名前が、裏面には寄付をしたと思われる人名や会社名などが記されていました。この手の石碑は日本全国あちこちに設置されているものですが、この駅は開業が最近ということもあり、裏面の会社名のところに「イオン」「セブンイレブン」「ジョイフル」とか書かれているのでちょっと新鮮味がありますね。古い駅だと最近聞かれなくなったような名前の人名ばかりですからねぇ・・・
次はロータリーの横に流れる川にかかっている「弥生橋」という橋なのですが、こちらも遺跡の最寄ということもあり、橋柱が埴輪になっています。埴輪は2種類あり、それぞれ橋の南北ともに向って左側が小瓶を手に持った人の埴輪、右側が鎧を着た人の埴輪となっています。ちなみに小瓶を持った人の埴輪は、駅よりの方のものの小瓶上部が欠けてしまっています。この埴輪もやっぱり本物の弥生土器と同様に素焼きの焼き物なんでしょうか?もしそうなら壊れやすいのかもしれませんね・・・
2018/10/23(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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今年度はサッカーJ2の町田ゼルビアがいろいろと話題になっていますね。ということで今回はそれに関するものを・・・
紹介するのは東京都町田市にある、小田急小田原線鶴川駅前にあります。この駅は町田ゼルビアの本拠地である町田市立陸上競技場のアクセス駅となっています(遠くてバス利用必須ですが・・・)。そんなことも関係しているのか、ここには町田ゼルビアの公式キャラクター「ゼルビー」がさりげなく描かれた時計台があるのですが、それよりも目立っているのは手前の白い鳥の像。これは町田ゼルビアのキャラクターではなく、東京都スポーツ推進大使である「
ゆりーと 」の像です。もともとは土台に書かれている「スポーツ祭り東京2013」のキャラクターとして登場したようで、モデルは都民の鳥「ゆりかもめ」とのこと。ちゃんと町田ゼルビアのユニフォームを着てサッカーボールを蹴っている姿を像にしているのは、やはりホームスタジアムアクセス駅であることを意識しているのでしょうね。
次はその横に設置されているステンレスに「青少年健全育成宣言都市」と書かれたものなのですが・・・
「 」
久々の文字消滅!もはや”町田市”しか読めません。近づいてみてみれば文字の跡がわかるのですが、遠目からだと本当にいきなり”町田市”とだけ書かれているように見えます。こういうのって、ちゃんと整備しないんでしょうか、ねぇ・・・
2018/10/21(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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北海道へ行った際に、現地でしか見かけないものを買ってくるのはいつものこと。ということで今回は買って帰ってきたものをご紹介。東京のスーパーでは250mlの缶コーヒーはあまり多くありませんが、北海道では結構な種類を置いています。過去にも
こんなの とか、
こんなの とか、
こんなの といった大手メーカーの限定品を紹介しています。
今回紹介するのは、まさかの
M.M.Cブランドでお馴染みの三本コーヒー の缶コーヒーです。M.M.C.の缶コーヒーなんて、会社こそ横浜ですが、関東圏でも滅多に見かけるものではありません。過去に
ブラックの缶コーヒー を一度飲んだくらいですかね。スーパーで売られていることも多くなく、自販機もほとんど見かけません(確か上野毛の三本コーヒー事務所前と、武蔵新田あたりにあったかな・・・)。そんでもって今回紹介するのは、ホームページの商品紹介にも載っていない250ml缶の商品で、「北海道産牛乳使用」と書かれており、明記されていませんが北海道限定品であることが窺えます。
極めつけは製造者。
日本アスパラガス という会社ですが、これは以前にも紹介したセイコーマートのPB商品である「
ガラナサワー 」の製造者と同じです。今回のものはセイコーマートで買ったものではないのですが、この会社は道内向けOEM受注をしているのでしょうかね。ゆえに本社が横浜の会社でも北海道で販売ができるのでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、肝心の味について記述していきます。コーヒーの味は特別濃いわけではないが、香ばしさがついており、廉価品のコーヒーよりこだわり?が感じられます。これは「流石コーヒーの専門業者!」といったところでしょうか。ミルクについては”牛乳”と書いてあるのですが、個人的にはクリーミーポーションのようなミルクが入っているように感じました。牛乳だったらなんかもっとあっさりしているかな、と。総評としては、甘いことは甘いのですが、マックスコーヒーやポッカMコーヒーほどではなく、ジョージアオリジナルくらいの甘さに仕上がっていますでしょうか。比較的飲みやすい缶コーヒーだと思いますね。
見かけた際には是非・・・といいたいところですが、私もこれは今回しか見たことがないので、どこで売られているかはよくわかりません。一応函館市
桔梗 の「コープさっぽろ」にはあるはずです(これを買ったところなので・・・)。
2018/10/19(金) 09:00:00 |
飲料
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今回は長野県飯田市にある、JR飯田線天竜峡駅前のモニュメントを紹介します。この駅以南は山岳区間となるため列車本数が少なくなり、普通列車が3時間ほど開いてしまう時間帯もあります。
駅舎の前の広場は狭いため、バスなどの発着は踏切を渡ったところに整備されています。モニュメント類はそのあたりに設置されているのですが、まず紹介するのは「名勝 天竜峡」と書かれた石碑です。広場があるものの、すぐ横に天竜川が流れているようなところなので、駅を出てすぐに絶景となっています。ちなみに2枚目の画像の右側はライン下りの船着場であり、利用すると3つ南の唐笠駅付近まで川下りをすることができます。ちなみにこの石碑、天竜峡自体は昔からの観光地なので古いのかと思いきや、設置は”平成26年”とは・・・
ちなみに踏切を渡ったすぐのところには、このような石灯篭も設置されています。しかし先ほどの石碑の設置年や、広場自体が整備されて時間が経っていなそうなところを考えると、この灯篭も最近設置されたものでは・・・(;¬_¬)
次は最初の石碑のすぐ近くに設置されている、「天竜流れて 稲穂は黄金 繭は志ろがね お國自慢の天竜峡」と書かれた石碑です。曲名は書かれていなかったのですが、「小唄作曲 中山晋平」と書かれていれば・・・
ちょっと前の記事 にも出てきましたね。中山氏によるご当地小唄の一つである「龍峡小唄」の歌碑です。ちなみに「省吾」と書かれているのは、作詞をしたのが白鳥省吾氏であるためです。
次も歌碑なのですが、こちらはもはや駅前とは言えない所。先ほどの「龍峡小唄」の歌碑の向かいくらいの場所にあるのですが・・・設置されているのは山の中腹!画像はズームで撮影しました。これは昭和の芸者歌手・市丸氏が歌っていた「天竜下れば」の歌碑です。1番の「天竜下れば しぶきに濡れて 咲いたさつきに 咲いたさつきに 虹の橋」という歌詞が書かれています。ちなみにこちらも作曲は先ほどの「龍峡小唄」と同じ中山晋平氏。長野県出身なので、特に県内の唄は多く作っていたようです。県内の他の駅にも歌碑があるかしらねぇ?
2018/10/16(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は福島県会津若松市にある、JR磐越西線堂島駅前のモニュメントを紹介します。この駅は以前に紹介した3つ隣の
姥堂駅 と同様に、普通列車でも通過する列車が多いところです。
モニュメントは田んぼを少しはさんだ交差点の角に設置されています。まずは大きい石碑の方から。上部のタイトルには「頌徳碑」としか書かれていませんが、これは「小林米太郎翁」の頌徳碑とのことです。説明文に書かれていることを簡単にまとめると、この方は明治時代にこの場所に存在した堂島村の出身であり、謡曲の名人とのことで門下生が多数いたようです。実績としては様々な議員を歴任し、堂島村の農地改革や農村振興に尽力した人物とのこと。この石碑はその翁と土地の開放を行った子孫を称えるために1949年(昭和24年)似設置されたものとのこと。題字は当時の福島県知事であった石原幹市郎氏が書いたもののようです。このような農村において功績を挙げた人物の頌徳碑って、結構鉄道の駅などに関係なくあちこちに設置されているんですよね。この駅の近くではありませんが、畑の中にぽつーんと石碑が建っているのも見たことがあります。
そしてその足元には、道標と思しき石柱が設置されています。こちらは先ほどの石碑よりも古く、1915年(大正4年)に設置されたもののようです。書かれている場所は「木流村」「坂下町」「広田驛」といった今でもわかるような所なのですが、気になるところは「京出」と書かれているところ。ここの北にある地名を示していると思われるのですが、現在は「京手」になっているようです。改称があったのでしょうか?ちなみにこの石碑の側面には「御即位記念」と書かれているのですが、誰の即位なのでしょうか。天皇陛下なら・・・大正”4年”なので遅すぎるので違うでしょうし、う~む・・・
2018/10/14(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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次も北海道から。先に
帯広駅 のモニュメント記事を書いていますが、私はこの街で一泊しています。その際に夕食でラーメンでも食べようかと思い、ウロウロしていたのですが・・・
「北のうまいもん通り」という飲食店が密集した建物の中に、「豚骨ラーメン」の文字が!あれ、でも北海道って豚骨ラーメン有名だったっけ?九州の豚骨ラーメンはよく聞くけども・・・まぁ、気にしないで入りますか。ということでこの「北のうまいもん通り」内に出店している、「TAZATON」というお店に入ることに。このお店正式には「麺処たざ和 TAZATON」というらしい・・・。とりあえず今回はシンプルな豚骨ラーメン(700円くらい)を注文します。
出てきたラーメンはこんな感じ。豚骨ラーメンにも久留米とか長浜とかいろいろ場所による差がありますが、ここのは博多のラーメンに属していますかね。豚骨ラーメンって結構あっさり系のスープ(特に久留米系は)に仕上がっていることが多いのですが、ここのラーメンは濃度が濃く油の量も少し多めのこってり系だったので、結構食べ応えがありました。なかなか濃い豚骨ラーメンを出す店って、あまり多くないですからね(醤油豚骨は別ですが)。とはいえ、豚骨ラーメンなのでやはり替え玉はしたくなったので、1玉だけ替え玉しましたけども。おかげでお腹いっぱいになれました。
帯広で豚骨ラーメンを食べたくなったら、是非訪問してみてください。
2018/10/12(金) 09:00:00 |
食いもん
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北海道ではまだまだ小~中規模の地震が続いているようですので、お住まい方はお気をつけください。今回は8月に訪問した北海道上川郡当麻町の玄関である、JR石北本線当麻駅前のモニュメントを紹介します。ここの記事は今のところ、私のモニュメント記事の北限になるかと思います。
まずは・・・ちょっと出オチっぽくなるのですが、ここには「金ウン精」なる妖精の彫刻が設置されています。ウンがカタカナでこの形・・・まさか・・・あれか?・・・と思って調べたら、その通り!ウ○コの妖精らしいです(笑)。しかも
こちらのページ によれば、企画したのは当麻町であり、考案者は当麻町役場の方とのこと。ウ○コで町おこしするっていうのはいいのか?当麻町!ちなみに町内にはこれ以外の4つのウン精が設置されているようですね。なんというか・・・ある意味すげー!(あと、どうでもいいのですが、先ほどのホームページのトップ画像に”ブギウギ専務”こと上杉周大さんが映っているのは
こういう関係 らしい。ちなみに隣に映っているのが考案者の宍戸氏のようです)
次はモニュメントか微妙なところですが、少なくとも4年前には設置されているもののようです。駅舎に入居している「アグリステーションTohma」という、
当麻グリーンライフ という会社のお店があるのですが、そこの前に巨大な水瓶が設置されていました。しめ縄があるので、何か神聖なものなのでしょうか?ちなみにこの会社は町内の農産物を利用した有機トマトジュースや有機栽培米を提供しており、オンラインショップもあるようです。
次は駅前公園に設置されている時計・照明塔なのですが・・・なぜか竜が2匹しがみついています。でも、竜がなんでいるんだ?そう思って少し調べてみましたが、この当麻町には「蟠龍伝説」という言い伝えがあり、
当麻町のホームページ に詳細があります。おそらくこの2匹の竜は、この伝説がここで伝承されていることを示すために設置されたものなのではないでしょうか。そんな気がしますね。
2018/10/09(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は戦国時代に武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」でも有名な地である、長野県長野市にあるJR信越本線川中島駅前のモニュメントを紹介します。
まず紹介するのは、駅前ロータリーの中に設置されている石でできたモニュメント。石柱のようにも見えますが、タイトルがちゃんとついていて、その名も「樹」とのこと。石で樹木を表現しているということでしょうかね?ちなみに作者の記述は無かったのですが、足元のタイトルの題字は当時の長野県知事の吉村午良氏が書いたものとのこと。なお、このモニュメントは
JR東日本長野支社の駅紹介ページ では、「一駅一名物」に選定されているようです(あれ、これ全部見たら結構な情報量じゃ・・・)。ちなみに上の画像を撮影したのは昨年の今頃なのですが、その時は地元の「本町愛好会」の方々の清掃活動をPRする看板がありました。実はこのモニュメントはいろいろと周りにモノがおかれることが多く、2013年8月に訪問したときは・・・
・・・盆踊りの舞台に囲まれてしまっていました。この時はモニュメントがまったく映らなかったので、わざわざ再訪したんですよね・・・
次はロータリーの端に設置されている「川中島駅開設記録事業について」という碑文です。本文などは結構長く書かれているのですが、内容としては川中島駅が、犀川信号所として開業した際に地域住民が停車場設置の運動を行い、土地の提供や募金などを行って開設まで漕ぎ着けた請願駅であることが書かれています。また、この手の碑文にはありがちですが、当時の関係者(委員)の方々の氏名が記されています(他と比べたら結構多いですかね)。さらに、右下のところには開業当時と思われる写真も掲載されています。本文の最後の方にはこの碑文の設置の経緯が書かれているのですが、それによれば、駅の開設から75年以上が経ったものの、記念碑などが無く後世に偉業を伝えることができなかったため、1992年(平成4年)に関係者の子孫の方々にも協力いただいて設置されたとのこと。75年経ってここまで詳細に碑文を書くというのも、結構大変な事業だったんじゃないかなぁと思います。
2018/10/07(日) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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今回紹介するのは
黒石駅 のスーパーで買ったものです。
紹介するのは
工藤パン の「イギリストースト 塩キャラメルクリーム&ホイップ」です。「”イギリストースト”って何ぞや?」と思われる方も多いと思いますが、イギリストーストは食パン1枚でクリームなどをはさんだ菓子パンであり、青森県内では多くのお店で売られているものなのです。”トースト”と名前がついていますが、焼かれてはおりません(笑)。ちなみに製造元の工藤パンは青森県で80年以上営業している老舗のパンメーカーです。本来はマーガリンと砂糖のペーストをはさんだオーソドックスな「イギリストースト」を紹介すべきなのですが、既に一度紹介しているものと私が勘違いしており、他の味のモノを購入してしまいました。それが今回紹介する「塩キャラメルクリーム&ホイップ」味です。
中身を袋から出しただけでは、ただの食パンに見えます。ちなみにこの食パンも「イギリスブレッド」として6枚切、4枚切で提供されているようです。パンを割ってみるとクリームが出てきますが、塩キャラメルを使用しているということもあり、塩気がはっきりと感じられます。ホイップクリームとキャラメルソースだけならば結構ベタな甘さになりがちなのを、塩キャラメルにすることで少し抑えている感じですかね。あんことマーガリンが入っているのと同じような甘さ・塩気のバランスといったところでしょうか。
今度青森に行くことがあれば、やっぱりオーソドックスな「イギリストースト」を紹介しますね(私は2~3度食べているので味はわかるんですけどね、画像が無いんで・・・)。
2018/10/05(金) 09:00:00 |
食いもん
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今回は愛知県みよし市にある、名鉄豊田線黒笹駅前のモニュメントを紹介します。上の画像のおにぎりみたいな石碑は、「黒笹駅前広場竣工記念碑」であり、三好ヶ丘第三特定土地区画整理事業にて広場が整備されたことを記念して2011年(平成23年)9月に設置されたものです。この広場ですが、同じくみよし市内である隣の
三好ヶ丘駅 と同様に、様々なモニュメントが設置されております。
まずはロータリー内部に設置されている一番大きなモニュメント。プールのジャンプ台のような形状をしていますが、タイトルは・・・「飛翔」!あれ、どこかで聞いたことがあるぞ!ちょっと前に
JR八高線東福生駅 の記事を書いたときにも「飛翔」というモニュメントが出てきました。このタイトルのモニュメントの多さがここでもわかりますね。ちなみにこちらの「飛翔」はタイトル以外の情報は特になく、作者や意図などの詳細は不明です。
次は駅舎の近くに設置されている、反りが特徴的な赤御影石のモニュメント。作者は彫刻家の北川太郎氏で、タイトルは「もののふ」であり、このモニュメントは
北川氏のホームページ でも紹介されています。それによれば、同じようなデザインである同名の作品が数種類あるようです。説明によれば「360°どこから見てもすっきりと天空に向って立っているよう心がけて造りました」とのこと。反りがあってどこから見ても天空に・・・スカイツリーみたいですね。
でもタイトルの”もののふ”を漢字にすると”武士”なんですよね・・・なぜ”もののふ”なのか・・・ 次はマラソンなどのゴールをしているような体勢の人(女性?)の像です。足元のところに動物のようなものの像もあるのですが、鳥か何かでしょうか?作者は彫刻家の野々村一男氏なのですが、タイトルは「宇宙での生存の意識」とのこと。「宇宙空間で万物が生きている意味」という副題も書かれています。コンセプトとしては「宇宙における自分自身の存在」とのことであり、マラソンなどとは一切関係ないようです。いやぁ、コンセプトがでかすぎてピンとこないのは私だけでしょうか・・・
最後は広場の端の方にあった石柱群。特に名称などは無いようですが、なんとなくどこかの遺跡みたいなデザイン・配置ですね。現地で見たときに詳細情報が欲しいモニュメントだなと思いました。
2018/10/02(火) 18:00:00 |
駅前モニュメント
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