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思いつくままに、すらすらと。

思いつくままに、すらすらと何かを書いていきます。ノーコンセプト、かな?

駅前モニュメント645 芝山鉄道芝山千代田駅 「離陸」

 今日の記事で一応年内は最後の更新となります。喪中らしいので正月とか関係ないし・・・またまたどっかへ行ってしまうので、次の更新は年明けになります。ということで今回は毎年恒例の、どん詰まり終点駅のモニュメントを紹介します。

芝山鉄道芝山千代田駅 駅舎

 ということで今回紹介するのは、4年連続私鉄になってしまいますが、日本一営業距離が短い普通鉄道こと芝山鉄道の終点、千葉県山武郡芝山町の芝山千代田駅前のモニュメントを紹介します。この駅は旧・成田空港駅こと京成東成田線東成田駅を介して、すべての列車が京成成田駅まで乗り入れているので、京成の子分という意味合いが強いのですが、未だにPASMOが使用できないという特異点もあります。ちなみに九十九里方面への延伸計画もあるようなのですが、それが実現すればここは終点ではなく中間駅となりますね(本当に延伸するのかは危ういが・・・)。

芝山鉄道芝山千代田駅 離陸 芝山鉄道芝山千代田駅 離陸 反対側

 芝山町周辺には多くの古墳・遺跡があり、そこからは多数の埴輪が出土されているようです。ちなみにこの駅は成田空港の敷地のすぐ横にあるのですが、空港第2ビル駅構内など成田空港の随所に埴輪が置かれているのも、芝山町のPRの意味合いが含まれているのでしょう。そんなわけでここの駅前にも馬形埴輪3体のモニュメントが設置されているのですが、成田空港を意識しているのでしょうか、埴輪には飛行機の翼のようなものが付けられています。タイトルも「離陸」であり、空港を意識して造られたものであることがわかります。ちなみにモニュメントの近くには、人物埴輪と飛行機の形をつくるイルミネーションのようなものが設置されていましたが、これも含めて「離陸」という作品なのかどうかはわかりません(少なくとも、初秋に訪問しているので、クリスマス用イルミネーションではないでしょうからね)。

芝山鉄道芝山千代田駅 待合室の人形

 ちなみに駅の待合室には芝山町立芝山古墳・はにわ博物館から寄贈された古墳時代の人物をモデルにしたと思われる人形もありました。モニュメント含め、芝山町に何があるのかお腹一杯になるくらいわかりますね(笑)

 というわけで今年はこれにてお開き。次回は年明けの(予約投稿?)記事でお会いしましょう。
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  1. 2018/12/28(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント644 JRいわて沼宮内駅 「ウォーター・マーク ~北上川の四季~」&「名犬シナモン」 他

 今回は岩手県岩手郡岩手町にある、JR東北新幹線とIGRいわて銀河鉄道の接続駅であるいわて沼宮内駅前のモニュメントを紹介します。ここは東西に出入口がありますが、モニュメントはすべて西側に設置されています。

JRいわて沼宮内駅 ウォーター・マーク ~北上川の四季~ JRいわて沼宮内駅 ウォーター・マーク ~北上川の四季~ 説明

 このいわて沼宮内駅から北にある石神の丘美術館までの道は「いわて沼宮内アートロード」として整備されており、6つのモニュメントが設置されているようです。作品番号1番のモニュメントは、上の画像の駅前ロータリー内部にある大きな石製のモニュメントですが、これは彫刻家の片桐宏典氏が制作した「ウォーター・マーク ~北上川の四季~」という作品です。素材はここより南にある盛岡市の姫神山で採掘されている「姫神小桜御影石」がメインで、下の土台部分にスウェーデン産黒御影石が使用されています。説明によればメインのテーマは北上川であり、土台の黒御影石は地下水脈を、途中は四季それぞれの川面の変化を、最上段は流れ着く太平洋を表現しているのだそうです。確かに・・・水の湧出から海に流れるところまでが上手く表現できていると、素人の私でも思えます。

JRいわて沼宮内駅 名犬シナモン JRいわて沼宮内駅 名犬シナモン 説明

 ちなみに駅の入り口の横には作品番号2番のモニュメントが設置されています。1番は川を表現していましたが、2番から美術館までの間に設置されている6番はすべて動物のモニュメントになっているようです。ちなみに今回の2番のモニュメントは、この岩手町をロケ地として撮影され、2000年(平成12年)に公開された映画「ホーム・スイートホーム」に出演した「シナモン」という犬をモデルとしています。ベンチの端に設置されていたり、ちょこんと座っている姿を表現しているところが、なんとなくJR常磐線湯本駅京王相模原線若葉台駅にあった、黒川晃彦氏の猫の像を髣髴させる気もしますが、作者はJR米子駅前の「Hippopotamus」の作者である、彫刻家の明地信之氏です。素材は先ほどと同様に姫神小桜御影石が使用されていますが、シナモンの部分は地元岩手町産の黒御影石が使用されているようです。

JRいわて沼宮内駅 ホッケーの町、岩手町

 次はロータリーの線路際に設置されている、「ホッケーの町、岩手町」と書かれたホッケーの石像です。ホッケーといってもアイスホッケーではなく、陸上で行う競技の方がモデルになっています。設置は2004年(平成16年)4月であり、岩手ライオンズクラブ結成40周年を記念して設置されたとのこと。こちらのページによれば、岩手町では1966年(昭和41年)の岩手国体の際にホッケーの会場に岩手町が使用されたときから、”町技”としてホッケーを定めているようです。小中学校の教育カリキュラムにもホッケーが組み込まれているみたいなので、町としての取り組み度合いの強さもわかりますね。

JRいわて沼宮内駅 新幹線開業記念植樹 JRいわて沼宮内駅 新幹線開業記念植樹 石碑

 次は・・・石碑が一応サブなのですが、木の足元に石碑があります。これは2002年(平成14年)に東北新幹線が八戸まで延伸して駅が”いわて沼宮内”になった際に設けられた記念植樹のようです。複数あるのですが、それぞれに同じ小さな石碑が設置されています。植樹には当時の沼宮内小学校の卒業生が携わったということで、石碑にはその旨が記述されています。

 ちなみにこの駅は・・・JRの新幹線駅の中で2番目に利用者が少ないようです。まぁ、IGRの方の利用者がいますので、1番少ない奥津軽いまべつ駅とは拓け具合は桁違いですけどね。
  1. 2018/12/25(火) 18:00:00|
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食いもんレビュー176 ちゃーしゅう工房苫小牧店 らーめん(味噌)

 前回の記事に続き、夏に訪問した北海道から。帰りは苫小牧から八戸までフェリーだったのですが、苫小牧駅周辺って駅自体が市の中心地から離れているので、地味に夜に簡単にメシ食える店ってあまりないんですよね。フェリー乗る前にはいろいろ買い物するので、あまり歩き回る時間もありません。

ちゃーしゅう工房苫小牧店 外観

 そんなわけでメシ食うにはMEGAドンキホーテに入居しているお店に入ることが多いです。ここにはラーメン屋が1件入店しているのですが、前来た時と店が変わってる・・・いろいろ厳しいんだなぁ・・・とまぁ、そんな感想は置いておいて、今回訪問した時は「ちゃーしゅう工房」というお店が入店していました。このお店は何件かチェーン店があるようですが、四国にもお店があるらしいですね。とりあえず私は普通のらーめん(味噌)を注文することに。1杯680円なので、値段は普通でしょうか。

ちゃーしゅう工房苫小牧店 らーめん(味噌)

 んで出てきたラーメンは、鉄鍋に入っています。このチェーンは鉄鍋でラーメンを提供するのが基本のようです。具はもやし、メンマ、わかめ、チャーシュー、ネギなのですが、お店の名前とは違い、普通のラーメンではチャーシューが1枚しかないのがちょっと残念ですね。まぁ、別皿のチャーシューとかチャーシュー丼とかを提供しているのでこの名前なのかもしれませんが・・・。ちなみにラーメンのスープは一般的な味噌ラーメンでしょうか。それなりに出汁の味はついているので、そこは流石北海道といったところでしょうか。たまに味噌ラーメンはまったく出汁の味がしないものがありますからね。

 総評としては、容器が珍しいだけで、中身は普通のラーメンかなーってところでしょうか。
  1. 2018/12/23(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント643 JR野花南駅 國鉄開通記念碑

JR野花南駅 構内

 今回夏に訪問した場所から。北海道芦別市にある、JR根室本線野花南駅前のモニュメントを紹介します。駅の構内は上の画像の通り、ローカル線の駅の雰囲気が強く漂っていますが、私が訪問したときには、私以外にも降車客がいましたので、地元の方の利用もちゃんとあるようです。なお、画像右側にホームの無い場所の線路が映っていますが、かつては貨物扱いもしていた駅のようです。

JR野花南駅 國鉄開通記念碑

 そんな野花南駅前には「國鉄開通記念碑 大正二年十一月」と刻まれた石碑が設置されています。しかしこの石碑、その文の左に「野花南町開基百年事業修復 平成八年九月八日」と刻まれています。この文から察するに、もともとの石碑は鉄道院釧路本線の駅として開業した際に設置されたのですが、年数が経つにつれて風化が著しくなり、文字の判読も難しくなっていたため、1996年(平成8年)に野花南地区が開基100年を迎えたことを記念してこの石碑の修復を行い、現在の状態になったものと思われます。もともとの碑文は石に直接刻まれていたのかはわかりませんが、新たにはめ込まれた部分はやはり今っぽさが目立ちますね。日本全国あちこちまわっていると、やはり風化が進んでしまっている石碑も多く見られ、ものによっては撤去されてしまうこともあるのですが、このように修復されるものがあるというのもうれしいことですね。”国鉄”でも”國鐡”でもなく、”國鉄”という書き方だったのはちょっと違和感ありましたけどね・・・
  1. 2018/12/21(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント642 名鉄碧南駅 大正通石標&四つのテスト 他

 前回の記事で「キリンラーメン」を紹介しましたが、製造元の小笠原製粉は愛知県碧南市にあります。

名鉄碧南駅 駅舎

 ということで今回は名鉄三河線の終点である、碧南駅前のモニュメントを紹介します。市の名前が駅名になっていますが、実際の中心地は隣の碧南中央駅周辺であり、こちらは比較的閑散としています(ちなみに小笠原製粉の最寄はこちらです)。かつては吉良吉田方面に線路が延びていましたが、非電化になった後に廃線となっています。

名鉄碧南駅 大正通石標 名鉄碧南駅 大正通石標

 まずは駅舎の隣の駐車場前に設置されている、「大正記念道路 大正通」と彫られた、えらく古そうな石標です。文字通りなのでしょうけど、その通りというのは、この石標のある通りということでしょうか?あんまり広い道でもなく、なんとか車がすれ違えるくらいの生活道路なんですが、そんなに歴史があるんですね。ちなみに大正時代に開通したということは、碧南駅が三河鉄道大浜港駅として1914年(大正3年)に開業しているので、駅へのアクセスのために敷設された道路なのでしょうか。でもそれだと大正”記念”という説明がつかないことにもなってしまうのですが・・・

名鉄碧南駅 四つのテスト

 次は久々に登場!ロータリークラブの行動指針である「四つのテスト」の石碑です。これはロータリークラブの寄贈したモニュメントなどによく書かれているものであり、JR徳島線鴨島駅前の時計台や、JR東北本線白河駅前の像の土台に書かれているものもあれば、JR函館本線深川駅JR根室本線芦別駅にあったようなシンプルな石碑もあります。ここのものは後者に近いものですが、石の形状が普通の四角ではなく、葉っぱのようなデザインになっているのが特徴的です。あ、画像のサムネイルみてセレビィだと思った人、私と同じになっちゃいますよ。

名鉄碧南駅 碧南ロータリークラブ寄贈水飲み場 名鉄碧南駅 碧南ロータリークラブ寄贈水飲み場 アップ

 次は厳密にはモニュメントではないのですが、石製の水飲み場がありました。下の方をよく見てみると、「1965年 碧南ロータリークラブ 世界ロータリー創立60周年記念」と書かれていますので、その意図で設置されたものであることがわかります。既にこの水飲みも50年以上使用しているのですが、ロータリークラブが110年以上続いていることを考えると、そちらの方も凄いなぁと思ってしまいますね。むしろそんなに昔から社会奉仕を考えている人って世界にはいたんですねぇ。日本なんてまだ明治時代で、戦争だ戦争だとやっていた頃ですからね。
  1. 2018/12/18(火) 18:00:00|
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食いもんレビュー175 小笠原製粉 キリンラーメン しょうゆ味

 以前にみそ味を紹介した、小笠原製粉の「キリンラーメン」ですが、商標の問題で「キリマルラーメン」に改名されることのなりました。キリマル?忍たまかいな。

小笠原製粉 キリンラーメン しょうゆ味

 ということで、「キリンラーメン」食べ納め(笑)。愛知県内で展開されており、他の地域ではなかなか見られないものではありますが、東京都内でもあるところにはあるんですよねぇ。

小笠原製粉 キリンラーメン しょうゆ味 原材料

 「キリンラーメン」のウリは小麦や大豆、米は100%国産のものを使用していること。原材料表記をみるとそれが明記されていますね。ラーメンの作り方としては、普通のインスタントラーメンと同じようですが、気になる記述はその右。何?焼そばだって?確かに「日清焼そば」みたいな乾麺のインスタント焼そばも売られていますが、この麺でも作っていいのか?味付けに「お好みのソース」と書かれているのは、醤油ラーメンの粉末スープをソース代わりにすると、油そばになってしまうからだろうか・・・まぁ、そんな余計なことは考えず、今回は普通にラーメンとして食べましょう。

小笠原製粉 キリンラーメン しょうゆ味 調理例

 調理例はこんな感じ。普通のインスタントラーメンの醤油味と比べると、スープが白っぽくなりますね。これがもともとのスープの色なのか、麺の粉が溶けやすいのかはわかりませんが。味については薄めの醤油味で、東洋水産「マルちゃんハイラーメン」に近い、懐かしい感じの味に仕上がっていますね。

 「キリマルラーメン」を次に手に入れたら・・・焼そばやってみようかな・・・
  1. 2018/12/16(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント641 JR道場駅 「肖像」

 アーバンネットワーク管内の駅を解禁してしばらくたちましたが、なんだかんだまだ3回しか記事を書いていないではないか。ということので今回は3月の米原駅以来となる、アーバンネットワーク管内の駅からになります。舞台となるのは兵庫県神戸市北区にあるJR福知山線(宝塚線)道場駅です。この駅は隣の武田尾駅同様無人駅ですが、アーバンネットワーク管内なので列車の本数は多いです。神戸市内ではありますが他の市内の駅とは離れすぎているため、”[神]神戸市内”の切符は使用できないという、1クセ2クセあるような駅ですね。

JR道場駅 肖像

 そんな道場駅には小さなロータリーが設けられているのですが、その真ん中に石でできたモニュメントが設置されています。2人の人が寄り添っているところをモデルにしているようにも見えますが、下を見ると・・・足が1つ?じゃあこれは脚のモニュメント・・・にしては、中間には手みたいな形があります。う~ん、ぷよぷよに出てくるスキヤポデスでしょうか?

JR道場駅 肖像 タイトル

 タイトルのなどの記述がありましたが、それによれば名称は「肖像」で、作者は彫刻家の六田貴之氏とのこと。制作は1998年(平成10年)で、第8回神戸具象彫刻大賞展の神戸ニュータウン開発センター賞を受賞した作品のようです。こういう企画に出展した作品があるということが示されていると、この場所が神戸市内であることがはっきりとわかりますね。ただ、何の肖像なのかは説明はないので想像するしかないのですが・・・ニュータウンということなので、この地の住宅に入居してきた夫婦の肖像とか・・・でしょうかねぇ・・・。発想が貧困なもんで・・・そんなイメージしか頭に浮かばないですな(;´Д`)
  1. 2018/12/14(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント640 JR伊予亀岡駅 合併紀念碑&赤尾清知頌徳碑 他

 今回は愛媛県今治市にある、JR予讃線伊予亀岡駅前のモニュメントを紹介します。といってもここの場合、紹介するものは駅舎のある正面の出入り口ではなく、ホームを行き来する跨線橋を渡った反対側の出入り口なんですがね・・・

JR伊予亀岡駅 合併紀念碑 JR伊予亀岡駅 合併紀念碑 土台1 JR伊予亀岡駅 合併紀念碑 土台2

 ここの駅前には、亀岡学習センターという公共施設があるのですが、その駐車場に石碑が大小2つ設置されています。先に紹介するのは大きい方で、タイトルは「合併紀念碑」です。土台のところには設置年こそかかれていませんが、菊間町長という文字と村會議員という文字があるので、1955年(昭和30年)に亀岡村が菊間町と合併して新しい菊間町になったときに設置されたものでしょう。ちなみに菊間町はその後、2005年(平成17年)に今治市と合併して現在の今治市になっています。同じく市町村合併で石碑が設置される例は、青森県のJR五能線北金ケ沢駅にもありましたが、あちらは合併前の”大戸瀬村”の名前がタイトルに入っていましたね。こちらは”亀岡村”の文字は入っていないので、その村がここにあったことを示すにはちょっとアピール不足な感じですね。

JR伊予亀岡駅 判読不明歌碑

 次は小さい方の石碑です。こちらは達筆で文字が書かれているのですが、俳句の歌碑でしょうか?達筆すぎてこの手の文字に弱い私には判読ができません。愛媛県内に設置されている歌碑といえば、松山市内の松山駅松山市駅平井駅古町駅で紹介した正岡子規のものが多いですが、これもそうなのでしょうか?書道をやっていた人なら読めるのかな・・・

JR伊予亀岡駅 赤尾清知頌徳碑 JR伊予亀岡駅 赤尾清知頌徳碑 裏

 次は学習センターの向かいにある公園の入口横に設置されている、赤尾清知という方の頌徳碑です。表面にも書かれている通り、この方は伊予教員養成所の創立者とのことですが、詳細については裏面に記述がありました。それによればその教員養成所は、義務教育が発令されて全国各地に小学校が開設された際に教員が不足したため、1906年(明治39年)に旧・亀岡村に設置された施設であり、多くの卒業生を輩出して義務教育の品質向上に寄与したのだそうです。愛媛県の教員と聞くと、1895年(明治28年)に愛媛県で教員となった夏目漱石や、その作品に出てくる「坊っちゃん」が頭に浮かびますが、どちらも東京から赴任して愛媛県に来て教員になっていました。この施設が設けられたということは、東京から人材を呼び寄せても、当時は教員が不足していたのでしょうね。気になるところとしては・・・なぜこちらが学習センターの敷地外にあるのかというところ。どちらかというとこちらの方が施設と関わりがありそうなんですけどね。
  1. 2018/12/11(火) 18:00:00|
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食いもんレビュー174 三代目白兵衛 鯛骨塩ら~めん

 先日秩父へ行ったときの帰りに、晩飯をラーメンにしようと思い、西武新宿駅あたりでラーメン屋を捜索。

三代目白兵衛 外観

 雑居ビルの中にラーメン屋が一軒。ウリの文句は「チャーシュー炙りませんか!!」であり、看板を見る限り炭火でチャーシューを炙っているようだ。気になったので入店することに。ちなみにラーメン屋というよりは、居酒屋のようなお店であり、店内には少人数で飲み会をしている人などもちらほらいましたかね。とりあえず私はこのとき飲酒をするつもりは無かったので、定番と思われる「鯛骨塩ら~めん」(850円)を注文することに。

三代目白兵衛 鯛骨塩ら~めん チャーシュー炙りませんか!! 三代目白兵衛 鯛骨塩ら~めん チャーシュー炙っちゃった!!

 んで、ラーメンよりも先に出てきたのはこれ。出た出た、チャーシュー炙りセット!この網の上にチャーシューを乗せ、炭火で炙ります。ここで注意点が一つ。あんまりいじるとチャーシューは崩れます。まぁ、油分の多いお肉なので、熱が入ると柔らかくなるので当然といえば当然なのですが(ちなみにわたしはやたらと表裏ひっくり返しすぎて少し崩れました)。

三代目白兵衛 鯛骨塩ら~めん

 しばらくするとラーメン登場。鯛骨の塩味ってカップラーメンなら食べたことがありますが、ちゃんとしたラーメン屋では初めて見かけます。出汁は確かに鯛の味であり、独特の淡白さが出ている塩味に仕上がっています。麺は中太くらいであり、これはこれで食べ応えはあります。炙ったチャーシューを入れると少し湯気が立ちましたが、熱くて食べられないほどではなかったですね。850円という値段設定の判断は難しいところもありますが、個人的にはもう1枚チャーシューがあればよかったなぁと思ったり。
  1. 2018/12/09(日) 15:00:00|
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駅前モニュメント639 JR永尾駅 永尾驛建設記念碑

JR永尾駅 駅名標

 今回は佐賀県武雄市にある、JR佐世保線永尾駅前のモニュメントを紹介します。この駅は現在無人駅となっていますが、1947年(昭和22年)に建設された木造の古い駅舎を改築して使用しており、駅舎に上の画像のような古めかしい駅名標まで取り付けられています。

JR永尾駅 永尾驛建設記念碑 JR永尾駅 永尾驛建設記念碑 裏

 ここからが本題。ここの駅前には墓石のような形をした古めかしい石碑が設置されています。タイトルは「永尾驛建設記念碑」であり、駅の設置を記念してその当時に設置されたものになります。まぁ、墓石みたいとか先に言っちゃいましたが、実際にはほとんど同じような石碑を、同じ佐賀県内の久保田駅の記事でも取り上げているんですよね。このあたりの地域はこの手の石碑を設置するのが当時流行だったのでしょうか?

 ちなみに永尾駅が開業したのは、駅舎建設の2年後である1947年(昭和24年)のことですが、石碑側面の記述は請願が昭和二十一年四月二十日、起工が同十二月二日、竣工が昭和二十二年三月十日と書かれているので、開業については触れられていません。加えてもともとこの場所は1942年(昭和17年)に信号場として開設されているのですが、それについての記述も無いので、駅舎の建設を記念して開業前に設置されたものであることがわかります。裏面や土台のところには賛同者の氏名が書かれていますが、えらくびっしり書かれているのがわかります。それだけ賛同者の方が多かったのでしょうね。
  1. 2018/12/07(金) 09:00:00|
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駅前モニュメント638 JR芦原温泉駅 芦原温泉駅駅前広場完成記念碑&狂言「金津地蔵」像 他

 今回は福井県あわら市にある、JR北陸本線芦原温泉駅前のモニュメントを紹介します。駅名に”温泉”とついていますが、温泉街の最寄り駅はえちぜん鉄道あわら湯のまち駅であり、ここから行くにはバスを利用する必要があります。

JR芦原温泉駅 芦原温泉駅駅前広場完成記念碑

 まずは西口駅前ロータリーに設置されている、芦原温泉駅駅前広場完成記念碑です。詳細の設置日付は書かれていませんが、下部に”金津町”、”芦原町”、”三国町”と書かれています。現在のあわら市は2004年(平成16年)3月に金津町と芦原町が合併して誕生した市であり、三国町は2006年(平成18年)3月に周辺のほかの3町と合併して坂井市となっています。そのため、この石碑は少なくとも2004年よりも前に設置されたものであることがわかります。ちなみに現在の駅舎が竣工したのが1972年(昭和47年)のようですが、それと同時期に設置されたのでしょうか?

JR芦原温泉駅 石灯篭

 次はロータリーの線路際に設置されている石灯篭です。比較的大きい石灯篭ですが、実際に使用され・・・いつも同じようなコメントしていますが、こういう石灯篭で実際に使用されたものってたぶんほとんどないですよね。庭の飾りとして設置されているのが主なところでしょう。というよりも、こういうのは火を中に入れて本当の灯篭として使用できるのでしょうか?

JR芦原温泉駅 狂言「金津地蔵」 其の一 JR芦原温泉駅 狂言「金津地蔵」 其の一 本文

 次は駅舎の前に設置されている、ガラスケース入りの像です。説明には狂言「金津地蔵」と書かれていますが、これは狂言の話の一つで、このあたりにある金津地蔵尊のお地蔵様を建立したときのことモデルにしたもののようです。この像は”其の一”の像であり、土台のところに話の本文が書かれていますが、序盤の仏像を作る人を探している金津の者に「すっぱ」(詐欺師)が話かかけているところを表現しているものと思われます。

JR芦原温泉駅 狂言「金津地蔵」 其の二 JR芦原温泉駅 狂言「金津地蔵」 其の二 本文

 そんでもってこちらはロータリーの斜め向かいに設置されている、”其の二”の像です。こちらにも本文が書かれていますが、地蔵に化けている子供を背負って都を後にしている金津の者が像で表現されているものと思われます。ちなみに駅前の設置されているものはこの2つのみ。他に2つ像が設置されているようですが、それは街中にあるようなので、気になる方は観光がてら探してみてはいかがでしょうか?

JR芦原温泉駅 名称不明地蔵尊

 次からは東口の駅前に設置されているものを紹介します。こちらはバスロータリーなどは無く、閑静な住宅街が広がっているのですが、跨線橋を下りたところの道路向かいにお地蔵様が設置されています。当然、先述の”金津地蔵尊”ではありませんけど(笑)。昔からいらっしゃる道祖神なのか、それとも背後の民家の主が設置されたものなのかは定かではありませんが、駅の利用者を長らく見つめて、安全を願ってきたのでしょうかね。

JR芦原温泉駅 詳細不明の祠

 そしてこちらは上のお地蔵様のある民家の隣にある「旭区ふれあい会館」の敷地に設置されている祠です。扉が閉まっており、中を確認することができませんでしたが、どのような神様がいらっしゃるのでしょうか・・・気になります。
  1. 2018/12/04(火) 18:00:00|
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飲料レビュー サッポロビール「ナポリン クラシック サワー」

 前回に引き続き、北海道の置き土産を。「サッポロチューハイ99.99」の記事を書いた際に、サッポロビールはチューハイをあまり出していないというようなことを書きましたが、今回紹介するものがあったことを忘れていました。

サッポロビール ナポリン クラシック サワー サッポロビール ナポリン クラシック サワー 説明

 紹介するのは「ナポリン クラシック サワー」です。そもそも「ナポリン」は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ「リボンナポリン」に引き継がれている炭酸飲料であり、同じく北海道限定「ナポリンサワー」も販売していたようです。しかし最近、1911年発売当時の「ナポリン」で使用していたブラッドオレンジの果汁を使用した「リボンナポリン クラシック」も販売されるようになり、チューハイにおいてもクラシックバージョンが販売されるようになったようです。果汁が入っているということは、オレンジ色しただけのソーダ水じゃないんですね。

サッポロビール ナポリン クラシック サワー 原材料

 原材料表記を見ると、確かに「ブラッドオレンジ」が明記されていますね。ちなみにアルコール度数は5%で、製造者はセイコーマートPBの「ガラナサワー」やM.M.Cの「オリジナルコーヒー」と同じ、日本アスパラガスです。この会社、道内の飲料製造の何割を占めてるんだろ・・・

 肝心の味についてですが、少し苦めのような気もするが、オレンジの果汁が確かにわかります。イメージとしては、オレンジの皮のような苦さがあるような、そんな味ですかね。甘さは普通のサイダーくらいの甘さなので、ジュース感が強めです。今回はこれしか買うことができなかったのですが、普通の「ナポリンサワー」も買って比較できればよかったなぁと思います。
  1. 2018/12/02(日) 15:00:00|
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Author:カタばみ
駅前モニュメントを中心に、思いつくままのネタを取り上げていきます。

駅前モニュメントについてはtumblrでも、過去にブログに書いたものをゆるりと紹介しています。



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