
鳥取にちょっと戻ります。今回は鳥取市のJR山陰本線浜村駅前のモニュメントを紹介します。浜村温泉の玄関ということで、温泉街にあるような歓迎ゲートがここにも設置されています。

まずは駅舎のまん前に設置されている男の子の銅像・・・というよりも、これは浜村温泉の足湯のようです。上の部分は手湯でしょうか?効能も書かれていましたが、婦人病、胃腸病、皮膚病などに効果かあるようです。え、入らなかったのかって?霰が降っていてビチョビチョだったので、入りませんでした。ちなみに温泉が出ている関係で、ここだけ雪が溶けていて積もっていなかったですね。男の子の銅像はこの地に伝わる民謡で、重労働の漁師たちの気持ちを歌った「貝殻節」をイメージしているものとのこと。民謡になったのは昭和に入ってからですが、原曲は誕生年不明なほど古く、漁師の作業歌として歌われていたもののようです。なお、担いでいるのはこの地で水揚げされていた帆立貝(正確には近縁種のイタヤ貝らしい)の貝殻を表現したもののようです。
それよりもこの男の子・・・なかなか良いモノをお持ちのようで(笑)
次は「貝殻節」の作詞者である浜村出身の作詞家・松本穣葉子氏が作詞した「浜村小唄」の歌碑です。「いで湯浜村 浜から夜明け なびく湯けむり 花ぐもり」という詩が石碑に刻まれているようです。ちなみに「貝殻節」とともに、1933年(昭和8年)にレコード化がされているようなのですが、実際に歌が作られたのは民謡の「貝殻節」の1年前なのだとか。ちなみに歌碑自体は1951年(昭和26年)に設置されたものなので、歌が出来てすぐではなく、戦後になってから設置されたものであることがわかります。

次は上の歌碑の隣に設置されていた「奥村元治」という人の胸像です。どのような人物であるのかの説明は土台側面に書かれていたのですが、文字の色(白色?)が落ちており、字の深さも浅かったので読みにくい・・・。いろいろな組合の役職に就いていたことはなんとなく読めます。背面には鳥取県観光連盟や山陰観光連盟などの組織の名前が書かれていたので、それらの組織の役員を歴任していたのでしょうね。確かに「日本観光旅館連盟会長」と書かれているのが読めます。ちなみにちょっと調べてみたら、奥村翁は浜村温泉でラジウム泉の開発に成功した人物らしいですね。だからここに銅像があるんですね、納得。
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- 2019/01/29(火) 18:00:00|
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前回の記事の通り、一度大阪に行っているのですが、丁度夜だったので一泊しています。夕食はせっかく大阪なので大阪らしいものを・・・

ということで福島に来て、”かすうどん”を食べることに。かすうどんとは牛の腸を揚げた油かすが入ったうどんであり、加寿屋というお店が有名です。しかし今回は行き易い所に加寿屋はなかったため、他のお店を探して見つかったのが、今回訪問した福島の「屋台風かすうどん かすまる」というお店。もともとは池田にあるお店だとか。お店はうどん屋というよりも居酒屋であり、訪問時はお酒を飲んでいるお客さんが多かったですね。私はお酒を飲むつもりはなかったので、かすうどん(600円)を注文。待ち時間がありそうだったので・・・

・・・おでんも2種購入。牛すじは150円でしたが、それ以外は100円でした。

おでんはあっさり食べてしまったので、それからしばらく待ったらうどんが出てきました。油かすが入っているが・・・こんな量なの?うどんで600円となると、提供価格としては高めの設定なのですが、特にうどんの量も多くないようだし、割高感がありますね。油かすはガッツリ揚がっていて、うどんつゆに入ってもふやけたりはせず良い感じです(もともとそういうものなのかもしれませんが)。うどん麺は細くて柔らかめなので、コシが弱いですね。それとも私が讃岐慣れしているだけで、本来うどんというのはこういうものなのか?
総評としては、値段設定が適切なのかなぁと思ってしまいました。加寿屋の方も同じような値段設定なので、そちらのうどんも確認してみたいところです。
- 2019/01/27(日) 15:00:00|
- 食いもん
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「
鳥取から
串本まで移動していて、中間が無いのはおかしい!」という意見も出そうなので、今回は中間から。紹介するのは大阪府堺市堺区にある、JR阪和線の浅香駅前のモニュメントを紹介します。この駅は川に挟まれている地形もあるのか利用者があまり多くなく、阪和線の各駅停車しか停まらない駅の中では、東貝塚駅に抜かれたこともあり、東佐野駅についで2番目に利用者が少ない駅となっています。

駅は高架と盛土のハイブリッドみたいな構造になっており、高架下に駅舎が設けられています。今回紹介するものは駅舎を出て左側、ポストのあるところの金網の中にあります。あるものは「儀澤明神」と刻まれた石碑と、「奉」「納」と刻まれた行灯みたいなものです。金網が映らないようにカメラを近づけて撮影した結果、「納」の方は映りきりませんでした。ちなみにこの儀澤明神という丹後で検索したのですが、特に明確にヒットする情報はなし。浅香の地名については、推古天皇の時代についたとかいう言い伝えがあるようですが、この明神様もかなり昔からあるのでしょうかね。ちなみにこの駅の南には浅香山稲荷神社という神社もあるので、そことも関係があるのかもしれませんね。・・・まぁ、石碑しかないので、どんなものかはもう想像するしかないですね・・・
- 2019/01/25(金) 09:00:00|
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さて次は700回を目指しますか。今回は年明けの2019年1月5日に、京急空港線穴守稲荷駅の「コンちゃん」に会いに行ってきました(半月経っちゃってるなぁ・・・)。およそ3ヶ月ぶりの再開になります。
【参考:過去のコンちゃん】
・
第1回 ・
第2回 ・
第3回 ・
第4回 ・
第5回・
第6回 ・
第7回 ・
第8回 ・
第9回 ・
第10回・
第11回 ・
第12回 ・
第13回 ・
第14回 ・
第15回・
第16回 ・
第17回 ・
第18回 ・
第19回 ・
第20回
今回はエメラルドグリーンの衣装だったのですが、どっかで見たことあるなー・・・と思って過去の記事を見てみたら、4年前の
第9回の時と同じ衣装を着ているようです。そのときとの違いは、耳飾の色が水色のものになっているのと、首周りにマフラーみたいなものを巻いているところですかね。今回は衣装を良く見てみたのですが・・・
JR!?
MAXあさひ・・・ひかりレールスター・・・どうやら裏面は新幹線の写真がプリントされた生地のようで、リバーシブルになっているようです。新幹線好きだな・・・
第3回の時も系統は違えど新幹線でしたからね。しかしこの裏面の生地で着ている姿は見たこと無いなぁ・・・

ちなみにこっち方面に行ったのは、毎年恒例の京急大師線の正月ヘッドマークを撮影するため。通常は3運用ですが、正月シーズンは4運用での臨時ダイヤとなっています。まず1500形は1501Fと1513Fが充当されていました。

そして残り2運用は珍車。1つは1500形1521Fの京急120年の歩み号でした。この塗装は期間限定であり、今シーズンが唯一の正月ヘッドマークつきで撮影できるタイミングになります。ちなみに撮影場所の産業道路駅付近も、3月に地下化されてしまうので、この光景を撮影できるのも今年が最後です。そしてもう1運用は1000形1473Fでの代走となっていました。この編成は2000形2451Fラストラン時にも大師線に入っていましたが、1000形ステンレス車が大師線に入っていたところを見ること自体も個人的にはそれ以来でしたね。1500形ではないのでヘッドマークは無いのですが、損をしたのか、得をしたのか複雑な感じですね。
- 2019/01/22(火) 18:00:00|
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旅の最中にこんなものを買って食べてみました。

紹介するのはビーフジャーキー・・・ではなく、ソイジャーキーです。牛肉ではなく大豆を使用して作られた、擬似肉のジャーキーです。大豆(というか、おから?)を使用して擬似肉を作るのは、漫画の「中華一番!」に何度か出てきましたなぁ・・・。個人的には豆腐ハンバーグみたいなものを除くと、本格的な擬似肉を食べるのは初めてかもしれません。ちなみにメーカーはチョコレートで有名なカバヤ食品です。いつもゴールドチョコレートを食べている身からすると、このメーカーがおつまみを出すというのはちょっと違和感がありますね。

ちなみに中身はこんな感じ。おからを固めて味付けしたような感じですかね。今回は普通のビーフジャーキーを食べた後にこれを食べてみたのですが、実際の感想としては・・・「やっぱり肉じゃない・・・」。まめなのか味付けなのかわかりませんが、肉のような臭みというよりも、植物っぽい臭みが感じられましたね。あと、これは外側の味付けなのかもしれませんが、他のビーフジャーキーと比べると甘い。それも目立つほど甘いですかね。ビーフジャーキーって粗挽きコショウで辛めになっているのが多いので、それと比べると甘さが際立っているように感じました。ビーフジャーキーをあまり食べない人には良いかもしれませんが、ビーフジャーキーが好みの人(≒私)にとっては微妙ですかね。
まぁ、値段を考えるとビーフジャーキーの1.5倍くらいの量で、値段が半額くらいなので、努力はしている方なのかなと思いました。もう少し改良を重ねるといい味になるかもしれませんね。それかむしろ豆板醤味とかにしてみるとか・・・。
- 2019/01/20(日) 15:00:00|
- 食いもん
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予告どおり650回という節目を迎えたので、JRのみのまとめを1回やります。皆さんの地元はありますか?
前回同様、会社別・路線別にして、各社内では所属路線ごとに分けています。JRと私鉄が乗り入れる駅は基本的にJRの駅として載せていますが、管理が私鉄・第三セクターになっている駅(八丁畷・直江津など)や、北陸新幹線開業で第三セクターのみになってしまった駅(妙高高原・魚津など)は省いています。なお、今回(551回~650回にて)追加となった記事は、文字が朱色になっているところです。
■JR北海道
・函館本線 :
函館、
桔梗、
新函館北斗、
仁山、
大沼、
流山温泉1、
流山温泉2、
倶知安、
余市1、
余市2、
銭函、
手稲、
札幌、
厚別、
江別、
豊幌、
上幌向、
岩見沢、
滝川、
深川、
旭川・室蘭本線 :
稀府、
本輪西、
幌別、
登別、
苫小牧・千歳線 :
(千)千歳、
恵庭、
恵み野・石勝線 :
新夕張、
夕張・札沼線 :
石狩太美・根室本線 :
芦別、
野花南、
富良野、
山部、
十勝清水、
帯広・富良野線 :
美瑛・石北本線 :
当麻■JR東日本
・東海道本線 :
新橋、
品川、
大井町・山手線 :
渋谷1、
渋谷2・南武線 :
宿河原、
登戸、
矢野口・横浜線 :
新横浜、
鴨居・根岸線 :
石川町・東北本線 :
日暮里、
小金井、
石橋、
岡本、
(北)野崎、
那須塩原1、
那須塩原2、
黒田原、
新白河1、
新白河2、
白河、
須賀川、
本宮、
(北)福島、
名取、
仙台、
小牛田、
田尻、
石越、
有壁、
花巻、
盛岡(東北新幹線):
いわて沼宮内(埼京線):
戸田公園・常磐線 :
南千住、
亀有、
金町、
取手、
土浦、
友部、
水戸1、
水戸2、
勝田、
高萩、
大津港、
泉、
湯本1、
湯本2、
四ツ倉・水戸線 :
新治・日光線 :
日光・水郡線 :
西金、
常陸大子、
矢祭山、
川辺沖・磐越西線 :
翁島、
会津若松、
堂島、
塩川、
姥堂、
喜多方、
山都、
鹿瀬・只見線 :
七日町、
西若松・奥羽本線 :
米沢、
赤湯、
山形1、
山形2、
北山形1、
北山形2、
北山形3、
北山形4、
北山形5、
院内、
十文字、
横手、
大曲、
秋田1、
秋田2、
井川さくら、
鹿渡、
富根、
大館、
弘前・仙石線 :
多賀城、
矢本・釜石線 :
遠野、
陸中大橋、
釜石1、
釜石2・田沢湖線 :
小岩井、
角館・花輪線 :
鹿角花輪、
十和田南・八戸線 :
陸奥湊、
鮫・男鹿線 :
男鹿・五能線 :
能代、
北金ケ沢、
鯵ケ沢・津軽線 :
蟹田・高崎線 :
深谷、
新町、
高崎・上越線 :
新前橋、
群馬総社、
越後湯沢・両毛線 :
前橋、
桐生、
栃木、
思川・吾妻線 :
長野原草津口、
万座・鹿沢口・信越本線 :
群馬八幡、
磯部、
(信)横川、
篠ノ井、
川中島、
長野、
来迎寺、
長岡、
北長岡、
新津(北陸新幹線):
軽井沢、
上越妙高・飯山線 :
飯山・越後線 :
越後赤塚・羽越本線 :
村上、
今川、
鼠ヶ関、
鶴岡、
余目、
砂越、
酒田、
本楯、
象潟、
金浦、
仁賀保、
羽後本荘・白新線 :
豊栄・中央本線 :
四ツ谷、
代々木、
高円寺、
国分寺、
相模湖、
笹子、
甲府、
韮崎、
下諏訪、
塩尻・八高線 :
東福生、
箱根ケ崎・小海線 :
信濃川上、
小海、
臼田、
岩村田、
佐久平、
三岡・篠ノ井線 :
平田、
松本・大糸線 :
島高松、
信濃大町・総武本線 :
両国、
亀戸、
平井、
都賀、
佐倉、
成東、
飯岡・成田線 :
笹川・外房線 :
土気、
新茂原、
茂原、
大原・内房線 :
浜金谷、
館山、
安房鴨川・久留里線 :
馬来田■JR東海
・東海道本線 :
東田子の浦、
富士、
新蒲原、
金谷、
菊川、
掛川1、
掛川2、
袋井1、
袋井2、
浜松、
新居町、
三河大塚、
三ヶ根、
岡崎、
共和、
岐阜、
穂積、
大垣1、
大垣2、
醒ケ井(東海道新幹線):
岐阜羽島・御殿場線 :
上大井・身延線 :
下部温泉・飯田線 :
豊川、
三河東郷、
天竜峡、
川路・武豊線 :
武豊・中央本線 :
(中)金山・太多線 :
可児・関西本線 :
四日市、
亀山・紀勢本線 :
津、
松阪・参宮線 :
二見浦■JR西日本
・北陸本線 :
敦賀、
武生、
福井1、
福井2、
福井3、
芦原温泉、
小松、
明峰、
小舞子、
野々市、
金沢(北陸新幹線):
糸魚川、
黒部宇奈月温泉、
富山1、
富山2、
・大糸線 :
平岩・城端線 :
福光・七尾線 :
宇野気、
(七)高松、
千路、
徳田、
七尾、
和倉温泉・東海道本線 :
米原、
千里丘・紀勢本線 :
新宮、
那智、
紀伊勝浦、
串本、
白浜、
南部、
岩代、
御坊、
加茂郷・福知山線 :
道場、
谷川・山陽本線 :
網干、
倉敷、
西阿知、
里庄、
笠岡、
東尾道、
本郷、
瀬野、
(陽)横川、
大野浦、
大竹1、
大竹2、
岩国、
新南陽、
新山口、
宇部、
小野田、
厚狭・姫新線 :
佐用、
東津山、
津山・赤穂線 :
播州赤穂、
邑久・宇野線 :
妹尾、
茶屋町、
宇野1、
宇野2・本四備讃線 :
児島・呉線 :
呉・可部線 :
古市橋・宇部線 :
阿知須、
宇部新川・山陰本線 :
城崎温泉1、
城崎温泉2、
竹野、
香住、
浜坂、
鳥取1、
鳥取2、
米子1、
米子2、
松江、
玉造温泉、
来待、
宍道、
久手、
大田市、
江津、
浜田、
梶栗郷台地、
綾羅木・舞鶴線 :
西舞鶴・因美線 :
郡家、
智頭、
美作滝尾■JR四国
・予讃線 :
(讃)高松1、
(讃)高松2、
丸亀、
多度津、
観音寺、
伊予亀岡、
浅海、
松山、
下宇和、
宇和島・高徳線 :
栗林公園北口、
志度、
板野、
佐古、
徳島・鳴門線 :
鳴門・徳島線 :
蔵本、
鴨島、
阿波加茂・土讃線 :
善通寺、
琴平1、
琴平2、
土佐山田、
後免、
薊野、
高知、
伊野、
佐川、
窪川・予土線 :
松丸■JR九州
・鹿児島本線 :
門司、
スペースワールド、
折尾、
博多、
二日市、
基山、
筑後船小屋、
玉名、
上熊本、
新八代、
(鹿)川内、
市来、
伊集院(九州新幹線):
新水俣・香椎線 :
伊賀・筑肥線 :
筑前前原、
福吉・長崎本線 :
佐賀、
久保田、
肥前山口、
諫早、
長与、
長崎・唐津線 :
唐津・佐世保線 :
永尾、
早岐・日豊本線 :
下曽根、
宇島、
三毛門、
中津1、
中津2、
今津、
日出、
別府、
高城、
鶴崎、
日向新富、
宮崎、
南宮崎、
錦江、
帖佐※JR北海道流山温泉駅の1の記事のもの、滝川駅、JR西日本新山口駅北口のもの・福井駅西口の1の記事のもの、JR東日本那須塩原駅西口の一部は、現在既に撤去済みです。
※上越妙高、糸魚川、富山は北陸新幹線開業前の記事で、上越妙高は移転前の脇野田時代のものになります。
感想としては・・・
- 551~650でJRが58。451~550が61だったので、また私鉄比率が増えましたね。
- 北海道から九州まで、満遍なく記事を書いていますね(四国は最近行ってないんですがね)。
- アーバンネットワークは解禁したにも拘らず、1駅だけ。そろそろ本格的に周ろうかな。
- そろそろ地方の路線はネタ切れが多くなってきたなぁ・・・今後の旅ルートどうしようか・・・
- 2019/01/18(金) 09:00:00|
- モニュメントまとめ
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650回目・・・キリ番ですね。ということで今回は節目っぽいところから。

紹介するのは本州最南端の駅である、和歌山県東牟婁郡串本町の串本駅前のモニュメントを紹介します。わざわざ鳥取から和歌山まで来たのも、この駅のモニュメントを撮影していなかったからだったりして・・・。それは置いておいて、ここは本州最南端ということでそれを示す石碑が設置されています。結構端っこの駅って石碑とかがあったりするんですが、私が訪問するところはホーム上に看板があるだけのところとかが多く、意外にも駅前のモニュメントで紹介したのは今回が初めてなんですよね。ちなみに日本最南端はゆいレール赤嶺駅なので・・・何時訪問できるやら・・・。

次は駅舎横に設置されていた石庭なのですが、普通の石庭であれば私はスルーするのですが、「串本ライオンズクラブ」の石碑が設置されていたので撮影することに。ん、良く見たら後ろの折れた木の幹に何か書かれてるぞ?書かれているのは串本の民謡として有名な「串本節」の5番の歌詞である、「一つ二つと端杭立てて 心とどけよ串本へ」の部分が書かれています。そういえば昔は特急「くろしお」のご当地車内チャイムで、串本駅到着時には串本節が流れていましたね。「ここは串本 向かいは大島」のフレーズは有名ですが、あえて5番の歌詞が書かれているのも面白いところです。

こちらはロータリー内部の石庭・・・というか、ただの石の並び?ですかね。こちらにもライオンズクラブの石碑が設置されていたので、何か文字が書かれているのかとよーく見てみたのですが、何も書かれておらず。残念、ただの石だったようです。

上の石の隣には、アメリカ商船「レディ・ワシントン号」の銅像が設置されていました。説明によれば、ケンドリック船長が率いていたこの船はまだ日本が鎖国していた1791年(寛政3年)に、ウイリアム・ダグラス船長率いるグレイス号とともに紀伊大島に寄港・上陸したとのこと。ペリー来航62年前に上陸しており、アメリカではケンドリック船長は日本に初めて行ったアメリカ人として有名なのだそうです。串本駅はその紀伊大島の最寄ということで、この船の銅像が設置されているのでしょう。正直ペリーより前に日本に来たアメリカ人なんて、歴史教科書には載ってないので知りませんでした。こういうのを現地に来て知るというのも、モニュメントの存在意義なのかなぁと思います。
ということで50回区切りの回を迎えましたので、次はJRのまとめをやろうと思います。
- 2019/01/15(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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引き続き雪の鳥取県から。八頭郡八頭町のJR因美線・若桜鉄道線の郡家駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅舎の前にあった麒麟獅子の砂像です。麒麟獅子舞については、
鳥取駅前にも石像がありましたが、鳥取県東部と兵庫県北西部で行われる伝統行事で、このあたりでも行われているものと思われます。ちなみにこの砂像、壊れやすそうなのですが常設なのでしょうか?それとも一時的なものなんでしょうか?長期間置いておいたら風化が凄そう・・・

次は駅舎を出て左手に設置されている「古井喜實先生の像」です。吉井喜實(ふるみ)は地元出身の政治家であり、戦時中は内務省勤務で次官まで昇り、戦後は公職追放解除後に衆議院議員選挙に11回当選し、厚生大臣や法務大臣を歴任。厚生大臣時代にはソ連から大量の生ワクチンを緊急輸入し、小児麻痺の蔓延を防いだこともあったようです。その後は親中派として日中国交正常化の交渉に携わり、国交回復の実現に寄与したそうです。1995年(平成7年)に92歳で亡くなっていますが、像の設置はその5年後だったことを考えると、功績の評価が確かであり、多くの人が認めていたことがなんとなくわかりますね。

次も鳥取駅と同じ白ウサギの像なのですが・・・2匹いて1匹は完全に雪に埋もれちゃっていますね(笑)。ちなみに鳥取県の白兎伝説はここの説明によれば「因幡の白兎」の話だけでなく、天照大神が天から降りてこられた時に、行宮にふさわしい場所まで連れて行ったという伝説が、この町の霊石山・中山周辺にあるようです。ちなみにこの像は「神ウサギ」と題されており、「因幡の白兎」が求婚の話だったことに関連して、恋愛祈願をしてみてはいかがとのこと。本当に御利益はあるのかな?
- 2019/01/13(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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前回までで鳥取駅前のモニュメントを紹介しましたが、私はここで一泊していました。前日の夜に晩メシを食いに行ったのですが、鳥取といったら牛骨ラーメンだよねぇ・・・ということで、ラーメンを食べることに。

というわけで今回は鳥取駅北口の商店街「サンロード」にある、「らーめん道場太鼓判」というお店。牛骨ラーメンを提供するチェーン店のようで、鳥取に数店のお店があるようです。このお店は普通のしょうゆ、塩、みそのラーメンも提供しているようですが、牛骨のラーメンはそれとは違う値段(+100円)での設定で各々提供されています。とすると、普通のラーメンの出汁は何なのか、それはそれで気になるのですが、今回は牛骨目当てなので、「牛骨しょうゆらーめん」(700円)を注文します。

出てきたラーメンはこんな感じ。表面に多く浮いているのは白ゴマです。具や麺は普通のラーメンと同じのようで、違いはやはりスープにあるようです。スープは色だけ見れば豚骨醤油みたいな感じですが、豚骨のような強い匂いは感じられません。味は豚骨とは異なる妙なクセがあり、うまく言葉で表現できないので何ともいえませんが、これが牛骨の出汁なんだろうなぁと思いました。スープの濃度自体は”濃厚”と謳っているものの、豚骨ラーメン系統と比べるとあっさり目かなと思いました。ただ、それが牛骨全体でそうなのか、この系列店だけなのかは現段階では判断できないので、他の牛骨ラーメンのお店も開拓する必要があるかなと思いました。
- 2019/01/11(金) 09:00:00|
- 食いもん
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前回に引き続き、雪に襲われた(私が・・・)鳥取駅前のモニュメントを紹介します。前回は北東の風紋広場まで紹介しましたので、今回は北西の広場のモニュメントを紹介します。

まずは駅舎のすぐ向かいにある、「あゆみ」というタイトルの裸婦像です。作者は彫刻家の長谷川塊記なのですが、1973年(昭和48年)に亡くなられている方なので、生前に設置されたものなのでしょうか?ロータリークラブが設置したものらしいのですが、銘板なども老朽化しており、すべて読み取ることができませんでした。ちなみにモデルの女性は歩いている姿なので、タイトルが「あゆみ」なのでしょうかね(最初女性の名前が”あゆみ”さんなのだと思ってしまいました)。

次は上の像の近くに設置されていた「鳥取駅前都市改造完成記念碑」です。この工事は駅の高架化や駅前広場の区画整備を1970年(昭和45年)から10年かけて行ったもので、この石碑はその規模を裏面で記述しています。まぁ、滅茶苦茶広い駅前広場なので、10年かかったというのも納得ですね(まぁ、広いところを雪が積もっている中うろついた結果、コケたり泥撥ねられたりしたわけですが・・・)。タイトルが”改良”ではなく”改造”であるのも頷けます。

次は彫刻家の山本兼文氏による「石の平和の祭壇」です。ライオンズクラブ協賛のもと鳥取市が1981年(昭和56年)11月に設置したことと、作者の記述はあったのですが、タイトルの記述はなく、
こちらのページを参考とさせていただきました。なんとなく高架橋のようなデザインのように見えたのですが、祭壇というのは意外でしたね。ちなみに山本氏による作品はこの他に、南口にも設置されていたようですが、近年撤去されてしまった模様です。


次は今までのモニュメントが設置されていたところの垣根のあたりに設置されていた、複数の小さな石碑です。何か短文が書かれているようですが、達筆で読めない・・・

広場の一番奥には大きな石碑があり、同じく短文が書かれていました。裏面には詳細の記述がありましたが、これは明治から大正にかけて活躍した鳥取市出身の俳人・尾崎放哉の句碑のようで、尾崎放哉生誕百三十周年記念に、いろいろな企業の協賛を得て設置されたもののようです。表の本文の書者も、句碑によって異なるとか。ちなみに裏面には楷書で本文が書かれていたのですが、上の大きな石碑は「裸の子が並び居り汽車に声はなつ」と書かれているようです。それ以外の句碑にも楷書の本文が書かれていましたが、ものによっては雪や垣根に埋まっていた部分に書かれていたのですべては確認できず・・・まぁ、現地を訪問してのお楽しみということで・・・
- 2019/01/08(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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前フリしていたので、記事を書きます。今回は西日本を縦断する形で旅をしていたのですが、日本海側は寒波の影響で雪!ということで悲惨な目に遭いました。ということで今回は鳥取県の中心である、JR鳥取駅前のモニュメントを紹介します。量が多いので2回に分けて書きます。

まずは南口にあるものから。ここには『古事記』の「稻羽之素菟」こと、「因幡の白兎」の銅像が設置されています。この話を簡単にまとめると、八上比賣(やがみひめ)に求婚しに行く兄弟神(八十神)の中で、荷物持ちをしていて遅れていた大国主神が途中で負傷し、八十神にだまされて症状が悪化していたウサギを助けたら、ウサギのお告げの通り八上比賣と結婚できたというようなものです(ずいぶんはしょってますが・・・)。この像はそのウサギと大国主神の様子を表現しているところのようですが、もうちょっと近くで撮影・・・あ!
・・・転倒しました。いい年して雪(しかもシャーベット状の湿雪)でずっこけるとは・・・情け無い(T_T)

とりあえず立ち上がって次のモノを・・・。上の像の近くには「日本のふるさとメロディーの箱」というスピーカー付きの石碑があります。これは鳥取市出身の岡野貞一氏が作曲した「ふるさと」と、岩美町出身の田村虎蔵氏が作曲した「大こくさま」の2曲の同様が流れるようです。どうやって流すのかは・・・スンマセン、びしょぬれになってそれどころじゃなかったので確認し忘れました。

次からは駅北口東側の「風紋広場」の物をご紹介。

まずは広場の端にある、宝くじ協会寄贈の「おしどりアーチ」というタイトルのモニュメントです。
こちらの紹介記事によれば、もともとはカリヨンのモニュメントだったようですが、現在はカリヨンが撤去されてアーチのみとなっています。ちなみにおしどりは鳥取県の県の鳥らしいです。

次は広場で大きく聳え立つ「夢時計21」という時計台です。説明によればこの時計台の4面のうち、表と裏の2面は日本時間を示していますが、残りの2面はロンドンとニューヨークの時間を表示しているようです。ちなみにタイトルの”21”は上部の子供の像の数であり、定時毎に回転するようです。

次は「因幡の麒麟獅子舞」の石像です・・・が、「目がぁ~!!」という状態になってしまっています。麒麟獅子舞は鳥取県東部と兵庫県北西部(新温泉町あたり)の伝統行事のようです。詳細は・・・あぁ、もう雪が乗っちゃって見えない・・・というか、取り払う気が起きませんでした(笑)。なお、
こちらのページによれば鳥取と兵庫では楽器などが異なるようですね。

すごい量になっちゃったので今回はこれでしまいにしますが、最後は広場の道路向かいにある花時計・・・らしいのですが、もはや花なのか、時計なのか、雪でサッパリわかりません(笑)。タイトルは鳥取らしく「かに」らしいのですが、全然です。
・・・そしてこの後、駅側に戻ろうと横断歩道で信号待ちしていたら、通る車が積もった泥付きの湿雪をビシャーッと撥ねやがりましてですね、びしょびしょの泥んこになってしまいました。こんな踏んだり蹴ったりな旅も初めてですが・・・はぁ・・・。
- 2019/01/06(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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さて、いろいろなところへ行って来ました。え、具体的にって?広いからねぇ・・・徐々に出していこうと思います。

初回は亥年の看板がたまたまあった、和歌山県海南市のJR紀勢本線加茂郷駅前のモニュメントを紹介します。看板の三郷八幡神社は、この駅の南側の山の中にある神社のようです。

ここには小さなロータリーが設けられており、先ほどの看板もそこの真ん中に設置されていたのですが、同じ場所に「謝感」・・・じゃなかった、「感謝」と彫られた屋根つきの板が設置されています。これ、「感謝」って貼っているのではなくて、「感謝」の部分が浮き出るように、周りをすべて削っているんだと思います。すごい労力がかかりそうですが、設置したのは海南下津高校生徒会で、書は西田三寿々さん(生徒さん?)、刻は特別活動部の生徒さんとのこと。設置が2012年(平成24年)3月とのことですから、卒業制作なのかもしれませんね。

次は実用的な石標ですが、ちんまりとした「水道管、排水管埋設標」を見つけました。もうなれてるんでね、小さいものでも見落としません(笑)。どれくらい小さいかは、後ろの使用済み電池回収箱と比べてみてください。ちなみにこの手の石標って、意外と他ではあまり見られない気もします。少なくとも都内では見かけたことが無いですね。地域差があるのでしょうか?ちなみにここの水道管は、”昭和60年”とのことなので、30年以上経過しているんですね。老朽化対策とか、大丈夫なのでしょうか?

最後は駅舎の前にあった小さな池なのですが、良く見ると小さな狸の銅像が設置されています。既に池には水はなく、最近出ていた形跡も無いのですが、ひょっとするとマーライオンのようにこの像の口から水が出るのでしょうか?どのような目的に設置されたものなのか、気になります。
とまぁ初回はこんなところで。悲惨な目にも遭ってるのですが、それはまた今度・・・
- 2019/01/04(金) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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年明けですね。喪中なので挨拶はしませんが、今後もよろしくお願いします。でも今回は予定通り予約投稿ですけどね。

今回はお酒の話です。1年以上前になりますが、会津若松で買っていて放置していた、ほまれ酒造の「にごり酒」を飲んでみました。個人的ににごり酒を飲んだことがなかったのではじめて買ってみたのですが、こういうのって甘口のような先入観が有るのは、甘酒は飲んだことがあるからでしょうかね。というよりも、甘酒は栄養ドリンク代わりに良く飲むので、どうもそのイメージが先行してしまいます。ちなみにアルコール度数は15度なので、度数は普通の日本酒と同じですね。

飲む前には沈殿していた麹を混ぜます。しかし1年以上放置していたからでしょうか、これがなかなか混ざらない。カクテル作っているバーテンダーのごとくワンカップをシャカシャカやって、ようやく上の画像のようになりました。見た目は甘酒よりも色は薄めですかね。肝心の味ですが、確かに普通の日本酒よりもマイルドな感じがします。が、辛口というほどでもありませんが、あまり甘くは感じないですね。もっと甘口の日本酒を飲んだことがあるのでね。ちなみに冬場の常温で飲んだのでほぼ冷かもしれませんが、あまり冷は向かないかもしれなかったですね。もうちょっと温度が高かった方がおいしかったかなと思いました。
今度は他の銘柄のにごり酒で、温度を意識しながら飲んでみたいです。
- 2019/01/02(水) 15:00:00|
- 飲料
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