行きたいと思い立って早数年。近いからいつでもいけるやと思っていたら随分時間が経ってしまいました。
今回ご紹介するお店は、「すごい」!煮干ラーメン」で有名な”ラーメン凪”の新宿ゴールデン街本館です。このお店は都内にもいくつか店舗があり、このすぐ近くにも別館があります。ちなみに訪問したのは15時台だったのですが、お店はほぼ満席となっていました。ちょうちんに・・・
我が煮干に一片の悔いなし ラオウっすか(笑)
注文するのは一番オーソドックスな「すごい!煮干ラーメン」にします。一杯890円なので値段としては高めの設定ではありますが、特徴的なラーメンであるのでそれくらいにはなるでしょうね。
んで、出てきたラーメンはこんな感じ。あ、ぶっとい麺みたいなのが映っていますが、それは麺ではありません(笑)これは皮だけのワンタンのようです。ほとんど映っていませんが、麺自体もかなり太めであり、ずっしりとしていました。スープは・・・まぁ見てくれればわかるかもしれませんが、相当濃い目です。普通に煮干の味も強いのですが、何よりも濃いのは底の方ですね。煮干の破片みたいなのが混ざっており、感覚としてはダシとった後の煮干を食べているような感じですかね(笑)
別館には「煮干が嫌いな方はご遠慮ください」とか書かれていたような気がします。私はぜんぜんいけるのですが、そういう注意書きがあるのも納得の味ですね。
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2019/07/31(水) 15:00:00 |
食いもん
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私鉄のまとめ記事 を書いているときに、ふと「あれ、智頭急行って1駅しか書いてなかったっけか」と気づきました。
ということで今回は、冬に智頭急行に乗車した際に訪問した、兵庫県佐用郡佐用町にある平福駅前のモノを紹介します。このあたりは国指定史跡の利神城や、宮本武蔵初決闘の地があるらしく、駅舎は木造の古いお屋敷みたいになっており、観光客向けの顔出しパネルもあります・・・田んぼの中の無人駅ですが。
そんな歴史のある地域であるここにあるものは・・・
石! でもただの石ではありません(当然だ!)。説明によればこれは、「平福御殿屋敷・大手石垣に使われた矢穴のある石」とのこと。この石は2012年(平成24年)の佐用川の河川改修の際に、大手門となる南石塁の西端部の石垣と堀が発掘され、この石はその石垣に使用されていたものなのだそうです。特徴としては、石を割るときに使った楔の跡(矢穴)があるとのこと。確かに画像には規則的なくぼみがありますね。これが当時の採石技術を示す資料になるのだとか。
ちなみに隣には上部が削られて磨かれたこんな石もありました。説明は無かったのですが、これも石垣に使用されたもの・・・のようには思えませんね。石垣に使用されていたらこんなにツルンツルンじゃないだろうし・・・。こういう石って何かをアピールしているものなのか、ただの庭園のアクセントとして設置されているものなのか、説明がないとわかりにくいですよね。
2019/07/28(日) 03:00:00 |
駅前モニュメント
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こちらの記事 によれば、愛知県新城市にあるJR飯田線湯谷温泉駅の駅舎が解体されるようです。
ということで今回はその湯谷温泉駅前のモニュメントを紹介します。この駅は1923年(大正12年)に鳳来寺鉄道の駅として開業した頃から駅舎で「湯谷ホテル」として営業を開始し、以降周辺が温泉街として発達して行ったそうです。駅の入り口には上の画像のような歓迎ゲートが設置されていますが、これは駅の敷地の外から撮影したものになります。ちなみに解体される駅舎は、画像右にわずかに映っている木造家屋です。
駅舎の角になっている部分には、上の画像の木製の像が設置されていました。右のオーバーオールを着た男性の方は髭を生やしていて杖をついているので、おじいさんでしょうか?すると左の小さい女の子はそのお孫さんをイメージしているのでしょうかね。駅舎のすぐ近くに設置されているので、この像も同時に解体されることになりそうです。なんだか残念ですね・・・
ちなみに駅舎の横にはこんな木造の塔みたいなものがあったり・・・
駐車場の入り口(隣の旅館「
はづ別館 」さんと共用なのかな?)には「WELCOME」と彫られた木製の置物もありました。乗っかっている二匹の動物は、アライグマくんかな?
次からは駅斜め前の「湯谷集会所」という公共施設前にあるものになります。まずは「鳳液泉の碑」というかなり風化の進んだ石碑です。本文は漢文なのですが、ちゃんと説明書きが用意されています。それによればこの石碑は1798年(寛政10年)に、鳳来寺の歇堂という人物が立てたもののようで、本文には「鳳来寺の開祖である利修仙人がたびたびここの温泉に浸かって健康を維持したこと」や、「実は薬師如来の佛徳のおかげである」という旨の記述がされているようです。
そしてその隣には「安政六年二月」と書かれた立て看板がありました。”百姓は家業に専念しなさい”とか”博打や酒盛り、夜遊びは慎みなさい”とかの戒めが書かれているのかと思いきや、最後の方は”見目形のよい女房であっても夫のことを疎かにし、大茶物参りや遊山好きな女房は離別すること”という家庭にツッコンだ内容まで書かれていますね。安政六年と書かれていますが、木がなんだか綺麗なのが気になる・・・と思い、Googleのストリートビューで見たら、前は違う立て看板だったようで、集会所の建て直しをした際に作り直したようですね。
最後は集会所の入り口をはさんだ隣に設置された、2つの地蔵堂です。ちなみにストリートビューによれば右の地蔵堂のところに以前は安政六年の立て看板があったようです。ということは、右の地蔵堂は集会所の建て替え後に設置されたものなのでしょうね。右の地蔵堂の横に張り紙があり、お地蔵様の説明かと思ったのですが、「大野辺聞書」という1729年(享保14年)に成立した文庫の、「能登瀬村ノ温泉」というこの温泉について書かれた文が掲載されていました。
駅舎の解体は惜しいですが、地元自治会は足湯の整備などを求めているようなので、温泉街の玄関らしい駅になると良いなと思います。
2019/07/24(水) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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皆さんは栄養ドリンクとか飲みますか?私は中毒かってくらい何かを飲んでいます。最近はイオンの45円の安いやつか、セールの時に箱買いした新グロモントを飲んでいます。そんな中、いつも行くマツキヨで在庫処分していたものがありました。
購入したのはマツモトキヨシのPBエナジードリンクである、「EX STRONG CAFOON ENERGY DRINK」です。この系統は150円が定価のようですが、在庫処分ということで100円になっていました。他のエナジードリンクは定価のままで、これだけ在庫処分なので、廃盤なんですかね?まぁ、理由はあとでなんとなく・・・
なお、100mlあたりのカフェインは65mg、アルギニンは200mgとのこと。モンスターエナジーがカフェイン40mg・アルギニン125mg、レッドブルがカフェイン32g・アルギニン120mgなので、飛びぬけてそれらの量が多いことになります。大丈夫か?これ飲んで・・・
そんでもって、廃盤になりそうな最大の理由が・・・
青!! 色がわかりやすいように、チラシのウラを敷いてみましたが、びっくりするほどの青さ!ブルーハワイのシロップみたいになっています。あ、当然ながらこれを飲むと、ブルーハワイのカキ氷を食べたときのように、舌がヘビメタみたいな感じになりますよ(笑)。ちなみに味については、他のエナジードリンクとあまり変わらず柑橘系の味がします。まぁ、原材料がじゃばらなので当然と言えば当然ですが・・・
なお、たまたま訪問した系列の「どらっぐぱぱす」でまだ売られていたところを見かけたので、売っているところには売っているのかもしれません。ぜひ舌の色を青くしてみてください(笑)
2019/07/21(日) 03:00:00 |
飲料
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モニュメント記事の700回目を迎えたので、私鉄・三セク・公営鉄道編のまとめ記事を置いていきたいと思います。基本的にJRの駅として取り上げているものはここには記載しておりません。今回追加となった601から700までの間にある当該記事は、文字が朱色になっているところです。
<大手私鉄>
■東武鉄道
・伊勢崎線 :
とうきょうスカイツリー 、
牛田 、
西新井 、
竹ノ塚 、
獨協大学前 ・日光線 :
上今市 、
東武日光 ・鬼怒川線 :
大桑 、
鬼怒川公園 ・東上線 :
北池袋 、
下板橋 、
ときわ台 、
志木 、
柳瀬川 、
みずほ台 、
ふじみ野 、
鶴ヶ島 、
若葉 、
坂戸 ・越生線 :
武州長瀬 ■京成電鉄
・本線 :
青砥 、
市川真間 、
菅野 ・金町線 :
柴又 ■西武鉄道
・池袋線 :
椎名町 、
石神井公園 、
東久留米 、
入間市 、
飯能 ・秩父線 :
正丸 、
西武秩父 ・新宿線 :
上井草 、
東村山 、
所沢1 、
所沢2 ・多摩川線 :
白糸台 ■京王電鉄
・京王線 :
千歳烏山 、
東府中 ・相模原線 :
若葉台 ・競馬場線 :
府中競馬正門前 ■小田急電鉄
・小田原線 :
梅ヶ丘 、
豪徳寺 、
祖師ヶ谷大蔵 、
狛江 、
向ヶ丘遊園 、
鶴川 ・多摩線 :
はるひ野 ■東急電鉄
・東横線 :
自由が丘 、
元住吉 、
綱島 、
大倉山 ・池上線 :
御嶽山 ■京浜急行電鉄
・本線 :
立会川 、
八丁畷 、
神奈川新町 、
神奈川 ・空港線 :
穴守稲荷1 、
穴守稲荷2 、
穴守稲荷3 、
穴守稲荷4 、
穴守稲荷5 、
穴守稲荷6 、
穴守稲荷7 、
穴守稲荷8 、
穴守稲荷9 、
穴守稲荷10 、
穴守稲荷11 、
穴守稲荷12 、
穴守稲荷13 、
穴守稲荷14 、
穴守稲荷15 、
穴守稲荷16 、
穴守稲荷17 、
穴守稲荷18 、
穴守稲荷19 、
穴守稲荷20 、
穴守稲荷21 、
穴守稲荷22 、
天空橋 ・大師線 :
川崎大師 ■相模鉄道
・本線 :
天王町 ■名古屋鉄道
・名古屋本線 :
伊奈 、
本宿 、
藤川 、
東岡崎 、
新安城 、
二ツ杁 、
須ヶ口 、
新清洲 、
奥田 、
今伊勢 、
茶所 ・三河線 :
梅坪 、
豊田市 、
刈谷市 、
三河高浜 、
高浜港1 、
高浜港2 、
碧南中央 、
碧南 ・豊田線 :
三好ヶ丘 、
黒笹 、
日進 ・常滑線 :
名和 、
太田川 、
尾張横須賀 ・空港線 :
りんくう常滑 ・河和線 :
坂部 、
上ゲ 、
河和口 、
河和 ・犬山線 :
西春 、
大山寺 、
江南 、
扶桑 、
犬山1 、
犬山2 、
犬山3 ・小牧線 :
楽田 ・広見線 :
西可児 、
御嵩 ・津島線 :
七宝 ・瀬戸線 :
旭前 、
尾張旭 、
尾張瀬戸 ■近畿日本鉄道
名古屋線 :
近鉄弥富 、
近鉄四日市 ■西日本鉄道
天神大牟田線 :
紫 <中小私鉄・第三セクター>
■青い森鉄道
・青い森鉄道線 :
下田 、
三沢 ■弘南鉄道
・弘南線 :
新里 、
黒石 ■IGRいわて銀河鉄道
・いわて銀河鉄道線 :
好摩 、
岩手川口 、
金田一温泉 ■福島交通
・飯坂線 :
飯坂温泉 ■会津鉄道
・会津線 :
芦ノ牧温泉 、
湯野上温泉 、
会津田島 ■上毛電気鉄道
・上毛線 :
中央前橋 、
大胡 、
赤城 ■上信電鉄
・上信線 :
上州福島 ■野岩鉄道
・会津鬼怒川線 :
川治温泉 、
川治湯元 、
湯西川温泉 ■鹿島臨海鉄道
・大洗鹿島線 :
大洗 、
涸沼 ■関東鉄道
・常総線 :
新取手 、
守谷 ■秩父鉄道
・秩父本線 :
野上 、
長瀞1 、
長瀞2 、
上長瀞 、
大野原 、
秩父 、
武州日野 ■宝登興業
・宝登山ロープウェー :
宝登山頂 ■銚子電鉄
・銚子電鉄線 :
仲ノ町 、
観音 、
犬吠 、
外川 ■芝山鉄道
・芝山鉄道線 :
芝山千代田 ■北総鉄道
・北総線 :
西白井 、
白井 、
千葉ニュータウン中央 ■いすみ鉄道
・いすみ線 :
城見ヶ岡 、
大多喜1 、
大多喜2 ■首都圏新都市鉄道
・つくばエクスプレス :
浅草 、
三郷中央 、
流山おおたかの森 、
万博記念公園 ■東京臨海高速鉄道
・りんかい線 :
品川シーサイド ■横浜高速鉄道
・みなとみらい線 :
元町・中華街 ■富士急行
・富士急行線 :
河口湖 ■しなの鉄道
・北しなの線 :
三才 、
古間 、
黒姫 ■長野電鉄
・長野線 :
須坂 、
延徳 、
信州中野 ■北越急行
・ほくほく線 :
虫川大杉 ■えちごトキめき鉄道
妙高はねうまライン :
妙高高原 、
関山 、
直江津1 、
直江津2 ■あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線 :
小杉 、
滑川 、
魚津1 、
魚津2 、
黒部 、
生地 、
入善 、
泊 ■富山地方鉄道
・本線 :
中滑川 、
早月加積 、
電鉄魚津 、
舌山 、
宇奈月温泉 ・立山線 :
五百石 、
榎町 、
岩峅寺 、
横江 、
立山 ・不二越線 :
大泉 、
南富山 ・上滝線 :
大庄 ■黒部峡谷鉄道
・本線 :
宇奈月 ■黒部立山貫光
・立山ケーブルカー :
美女平 ■IRいしかわ鉄道
・IRいしかわ鉄道線 :
津幡 ■北陸鉄道
・石川線 :
鶴来 ・浅野川線 :
内灘 ■えちぜん鉄道
・勝山永平寺線 :
勝山 ・三国芦原線 :
福大前西福井 、
西春江ハートピア 、
あわら湯のまち ■岳南電車
・岳南線 :
岳南江尾 ■大井川鐵道
・大井川本線 :
新金谷 ■天竜浜名湖鉄道
・天竜浜名湖線 :
原谷 、
天竜二俣 ■遠州鉄道
・鉄道線 :
新浜松 、
遠州病院 ■愛知環状鉄道
・愛知環状鉄道線 :
中岡崎 ■樽見鉄道
・樽見線 :
十九条 、
谷汲口 ■養老鉄道
・養老線 :
養老 、
美濃本郷 、
揖斐 ■四日市あすなろう鉄道
・内部線 :
内部 ■嵯峨野観光鉄道
・嵯峨野観光線 :
トロッコ嵯峨 ■智頭急行
・智頭線 :
宮本武蔵 ■高松琴平電鉄
・琴平線 :
高松築港 、
琴電琴平 ■伊予鉄道
・高浜線 :
三津 、
古町 、
松山市 ・横河原線 :
平井 、
横河原 ・郡中線 :
郡中 ■土佐くろしお鉄道
・阿佐線 :
後免町 ■肥薩おれんじ鉄道
・肥薩おれんじ鉄道線 :
津奈木 <公営鉄道>
■都営地下鉄
・三田線 :
神保町 、
板橋本町 、
高島平 ・新宿線 :
森下 、
西大島 、
東大島 、
一之江 、
瑞江 、
篠崎 ■横浜市営地下鉄
・ブルーライン :
中川 、
新羽 、
伊勢佐木長者町 ■福岡市営地下鉄
・空港線 :
姪浜 ※第三セクターに移管したの鉄道会社の場合、移管前に訪問したところは斜体になっています。
感想としては・・・
100回の内41回が私鉄。401~500までが34回、501~600回までが37回だったので、着実に私鉄が増えています。 関東圏が多いのは、遠くに行くヒマが無いからかな・・・ 会社ベースで一番多いのは、2年前に訪問した名鉄。ストックから放出しています。 ケーブルカーとロープウェーが出てきましたが、今後もこういう路線を増やしていきたいです。 しかし、ここまでいろいろな会社が出てくると、このまとめ記事がどんどん長くなっていくな・・・
2019/07/17(水) 15:00:00 |
モニュメントまとめ
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700回目かぁ・・・何だかんだそんなにもなるんですね。ということで今回は内容多めの記事にしましょうか。茨城県鹿嶋市の、JR鹿島神宮駅前のモニュメントを紹介します。
まずは・・・冬に訪問したのでイルミネーションの的にされちゃっていますが、こちらの塔みたいなもの。ステンレス製でしょうか?ブロックを積んだようなシンプルなデザインです。タイトルは「平和の塔」で、鹿島町町村合併30周年記念・鹿島ライオンズクラブ結成15周年記念事業として1984年(昭和59年)に設置されたもののようです。この年は大洗鹿島線の開業前年ですね。ちなみに協力企業の記載もありましたが、ステンレス専業業者が書かれているので、やはりステンレス製のようです。
次は・・・駅前といいつつ、ちょっと坂道を登ったところにこんな広場がありました。ちなみに2枚目はここから駅を見た風景。貸間臨海鉄道の列車が目立ちますが、あそこが駅のホームです。
ここにはいくつかモニュメントがあるのですが、まずは先ほどの画像にもデカデカと書かれていた塚原卜伝という人物の像から。近くの説明によれば、この人物は戦国時代の剣豪で、もともとは鹿島神宮の神職である吉川家の生まれで、後に塚原城城主・塚原土佐守安幹の養子となったとのこと。鹿島新當流という流派を開き、「剣聖」という名で称えられていたそうです。ちなみに土台の記述から、作者は彫刻家の雨宮淳氏、題字の記述は鹿島新當流宗家第64代・吉川浩一郎氏、設置が1990年(平成2年)7月であることがわかります。
像の隣には「塚原卜伝生誕五百年祭記念碑」という石碑もありました。説明によればこのイベントは、1988年(昭和63年)から3年かけて行われ、全国古武道大会の開催や、記念誌の出版、墓地の整備、剣豪まつり、記念講演会など、様々な企画が催されたようです。当然ながら、隣の銅像の建立もこの一環として行われたものでした。3年もかけてお祭りするというのはあまり聞いたことがありませんので、とてつもない規模の企画だったことは想像できます。
次はかなり古そうな石碑ですが・・・昭和二年と書かれています。90年以上前に設置された石碑のようです。一番上の文字は「神而明之」と書かれていますが、中国の故事にこんな言葉があるらしい・・・意味はわからん。石碑のタイトル自体は「鹿島新當流塚原卜傳劔法碑」と書かれているので、先ほどの案内などに書かれていた塚原卜伝の生い立ちなどを記載したものの元祖みたいなものということでしょう。ちなみに本文は漢文なので、解釈はお任せします(笑)。設置者は「吉川國男」と書かれていたので、鹿島新當流宗家の方でしょう。
ちなみにここの広場には塚原卜伝以外の石碑も設置されています。こちらは「茨城百景 鹿島神宮景勝地」と書かれた石碑です。「茨城百景」とは茨城県観光審議会が選定した100の景勝地で、1950年(昭和25年)5月10日付、
茨城県告示第211号で告示 されているとのこと。有名なところはだいたい選ばれているようですね。
次は詩人・野口雨情の書碑のようですが・・・達筆でなんて書いてあるかわからない(笑)。左側の説明によれば、これは雨情が鹿島に逗留した際に宿泊した「堺屋旅館」にて書いたもののようで、その後継である「
ホテルがんけ 」の館主が観光振興の寄与になればとこの石碑を建碑したのだそうです。確かに雨情と鹿島の接点は調べてもあまりなさそうだったので、この石碑は雨情と鹿島をつなぐ良いPRツールになっていると思います。
最後は「竣工記念碑」と書かれたものですが、中身を読んでいくと「鹿島臨海都市計画鹿島神宮駅周辺土地区画整理事業」の竣工記念碑であることがわかります。駅前広場、街路などといろいろ書かれていますが、起工は「昭和四十七年」と書かれているので、駅の開業より2年後になって整備されたことがわかります。私は今の鹿島神宮駅しか知らないのですが、その開業からの2年間がどのような駅前だったのかはちょっと気になりますね。
ということでボリュームたっぷりの記事になりましたが、700回目はここまで。区切りなので次回はまとめをやろうと思います。
2019/07/14(日) 03:00:00 |
駅前モニュメント
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今回は北海道江別市にある、JR函館本線野幌駅前のモニュメントを紹介します。この駅はかつて夕張鉄道が分岐していましたが、廃止からかなり年数が経ち、かつ最近高架化されたため、その面影は余りありません。
駅前にはロータリーが整備されているのですが、そのレンガ積みの真ん中にトンネルのようなものが・・・
大・中・小のトンネルでしょうか?それと後ろには四角い塔のようなものが立っています。江別市は、以前に同じ市内の
江別駅 、
豊幌駅 でも紹介しましたとおり、この野幌駅の近くでレンガが製造されています。それに関連するものというのはわかりますが、形に意味はあるのでしょうか?
なんて前フリしましたが、ちゃんと説明書きがありました。それによれば、このモニュメントは江別でのレンガ生産初期である明治時代に使用されていた「登窯」をモチーフにしたものなのだそうです。この窯では傾斜面に焼成室を段々に連ね、下から上に向ってレンガを焼き上げていくのだとか。だから大・中・小みたいになっており、一番大きいやつだけ床が高くなっているんですね。ちなみに後ろの塔は煙突をモチーフにしているようですが、これは歩道のロードヒーティング設備の給排気塔の役割も果たしているのだとか。
今までも江別にレンガのモニュメントがありましたが、やはり産地であるここにあるものが、一番その産品のPRの意味合いが強く表現されているかなと思いました
2019/07/10(水) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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京成立石駅周辺をうろついていたときのこと。昼飯でも食うかーっと思って彷徨っていたら・・・
・・・よい感じのお店を発見。というか、「カルビ丼」の文字に吸い寄せられました(笑)。立石周辺にはホルモン屋さんは結構ありますが、ふらっと入るにはちょっと値段がなぁ・・・という感じもあり、なかなか足が進みません。しかしこちらのお店はメニューが貼られているとおり、お手ごろ値段なのがわかります。というか、お店の名前の前に「焼肉どんぶり」と書かれていますので、焼肉屋さんではなく焼肉どんぶり専門店という立ち位置のようです。そんなわけで入店。選択肢は1択!カルビ丼でいきましょう。
出てきたものはこんな感じ。スープつきで、丼はご飯の上に焼いたカルビとナムルが乗っています。ちょっと前に秋葉原の「
たどん 」さんでカルビ丼(しかもどちらも1杯750円)を食べましたが、それと比較するとお肉はこちらの方が厚く、やわらかめでしょうか?トータルの肉の量はこちらの方が多いかもしれないです。味については最初薄いかなとも思いましたが、テーブルに焼肉のタレがあるので問題なし。自分好みの味にチューニングして食べることができました。
750円でこのクオリティなので、まぁまぁ良さげですかね。満足することができました。
2019/07/07(日) 03:00:00 |
食いもん
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今回は愛知県江南市の玄関である、名鉄犬山線江南駅前のモニュメントを紹介します。
ここの東側駅前ロータリーには3本の柱・・・ならぬ、地元の寺社の案内をする石碑・モニュメントが3つ並んで設置されています。
まずは一番古そうな左のものから。設置年は「大正九年五月建立」と書いてあったので、約100年前に設置されたもののようですね。「後醍醐天皇勅願道場 日輪山曼陀羅時」と書かれていますが、この曼陀羅寺は1329年(元徳元年)に、後醍醐天皇の命によって叔父の天真乗運が開山した寺であり、国の重要文化財に指定されているようです。右側面には「名古屋市西區塩町 ●●萬蔵」と書かれています。設置者の名前でしょうか?でも苗字の部分が読めない字です、一文字目は”伊”でも”拝”でもなさそうだし、二文字目は”茲”や”蒜”なのか、なぁ・・・
次は真ん中の石碑。「安産守護神 若宮八幡宮」と書かれていますが、これはこの駅から東に2kmくらい離れた力長町というところにある神社で、安産祈願で有名な神社なのだそうです。”若宮八幡宮”と聞くと同じく安産祈願などで参詣される
アソコ が思い出されますが、若宮というのは新宮という意味が強く、決して安産祈願の宮というわけではありません。ちなみにこちらは右側面に、「二〇〇三年還暦建立 山口輝貢男」と書かれています。う~ん、誰?
次は目立つやつ。ここの駅の近くにある、北野天神社の案内なのですが、筆の形をしております。この神社では毎年1月の第3土曜・日曜に「筆まつり」というお祭りが開かれ、”学びの守り神”の加護に授かろうと、多くの受験生が参詣に来るようです。ちなみにこのお祭りはもともと字の上達を祈願する人向けのものだったらしく、2月に開催していたのですが、受験生のために開催を早めた歴史があるとのこと。また、お祭りの日にはこの駅で列車が坂を上る際などに使用する砂を、「滑らない砂」として配ることもしているようです。
最後は「和と勵」というタイトルの2人1組の裸婦像です。”勵”は”励”の旧字体ですが、このモデルの女性は励ましているということなのでしょうか?ちなみに設置は昭和49年(1974年)3月であり、設置者は江南ライオンズクラブであるため、タイトルの下には以前
JR亀戸駅 でも紹介した「ライオンズの誓い」が書かれています。ちなみにこの像の設置については、
江南ライオンズクラブのホームページ にも記述があります。ライオンズクラブから紹介されているモニュメントというのも、なんだか珍しいですね。
2019/07/03(水) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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