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思いつくままに、すらすらと。

思いつくままに、すらすらと何かを書いていきます。ノーコンセプト、かな?

駅前モニュメント784 JR小樽築港駅 小林多喜二住居跡の碑&希望の塔

 前回の記事で小林多喜二の出身地を紹介しましたが、今回はその続きです。といっても随分と離れた場所になりますけど。

JR小樽築港駅 小林多喜二住居跡の碑 JR小樽築港駅 小林多喜二住居跡の碑 アップ

 今回紹介するのは、小林多喜二が4歳から育った北海道小樽市の、JR函館本線小樽築港駅前のモニュメントです。まず紹介するのは南口の方のものなのですが、ここの線路際には「小林多喜二住居跡」という案内碑が設置されています。とはいえ、駅前のこの場所が住居跡なのではなく、国道側へ約20m進んだところがその場所のようです。案内にはパン屋の件や、進学・就職の際の交通手段についても書かれていましたが、気になる内容は、築港の工事現場についてでしょうか。当時家の裏手の築港では”タコ”と呼ばれていた土工夫が過酷な労働条件で働かされ、タコ部屋に押し込まれていた光景を多喜二は見ており、「人を殺す犬」「監獄部屋」などの作品を生み出すきっかけになったようです。おそらく有名な「蟹工船」もその影響を受けているのでしょう。

JR小樽築港駅 希望 JR小樽築港駅 希望 メッセージ

 次はロータリーの端にあるこちらの銅像。子供たちが手をつなぎ、輪になっています。ひょっとするとこの子供たち、全裸かい(笑)。ちなみに「希望」と書かれていますが、「希望の塔」と呼ばれているようです。こちらの記事によれば、もともとは小樽駅前に設置されていたものだったようですが、ライオンズクラブの寄付により、破損部分の修復の後、2006年(平成18年)5月にここへ移設されたとのことです。裏の方に刻まれている、「坂とほほえみ 海に心おどらせ  ねがいをはせる このまち 小樽で人間は生きる あなたとわたし ひろがってゆく まぶしい波がある」という詩のところには、もともとの設置年月日である、1976年(昭和51年)4月1日の日付が刻まれていました。

JR小樽築港駅 噴水のモニュメント?

 最後は駅前モニュメントなのか微妙なものですが、北口の方にあったもの。北口には築港臨海公園という公園があるのですが、その駅舎よりのところに噴水のようなものがあり、このモニュメントがありました。タイルでしょうか?でも窪んでいるようにもみえます。陶器なのは間違いなさそうですが、こういうのをタイルと呼ぶのでしょうか?
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  1. 2021/06/27(日) 03:00:00|
  2. 駅前モニュメント
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駅前モニュメント783 JR下川沿駅 小林多喜二生誕の地碑

 今回は一昨年のストックから。紹介するのは秋田県大館市にある、JR奥羽本線下川沿駅前にある石碑です。

JR下川沿駅 小林多喜二生誕の地碑

 ここの駅前にはちょっとした広場があるのですが、駅舎の真ん前に非常にわかりやすい石碑が設置されています。大きな字で「小林多喜二生誕の地」と彫られていますからね。

JR下川沿駅 小林多喜二生誕の地碑 説明1 JR下川沿駅 小林多喜二生誕の地碑 説明2

 石碑の横には大館市観光課が設置した「どこでも博物館」という説明書きがあるのですが、この石碑はもともと1957年(昭和32年)7月に、この駅の従兄弟の小林俊二氏の芳志と当時の市議会副議長の呼びかけで、この駅の下りホームに設置されたもののようです。しかし1987年(昭和62年)2月に、全国の多喜二ファンからの募金により、この場所に移設されたそうです。もっと目立つところに置いてほしいという願いがあったのでしょう。

JR下川沿駅 小林多喜二生誕の地碑 説明3

 石碑の後ろ(道路側)には、移設前に設置されていたと思しき看板も移設されていました。そこには小林多喜二の経歴が書かれていましたが、それによれば生誕の地はここにあった下川沿村で、4歳の頃に一家そろって伯父のいる小樽へ移住したとのこと。その後、両親は小樽でパン屋を営業し、多喜二も小樽高等商業学校(現在の小樽商科大学)に進学、北海道拓殖銀行に就職したこと、有名な「蟹工船」を書いたこと、プロレタリア運動に参加して逮捕され、拷問の末死亡したことなど、一生が書かれています。こういう案内があると、歴史で名前を聞いたことがあるものの詳しく知らない人物について、わかりやすくてよいですね(私も日本史・文学史は弱いもので・・・)。
  1. 2021/06/20(日) 03:00:00|
  2. 駅前モニュメント
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飲料レビュー マツモトキヨシ「EX STRONG HAPPY&SALT ENERGY DRINK」

 今回のヤクは、久々にマツキヨPBを紹介しようと思います。マツキヨのエナジードリンクと言えば、青いやつとか紫のやつのように、すんごい色をしている特徴がありましたが、今回は果たして・・・

マツモトキヨシ EX STRONG HAPPY&SALT ENERGY DRINK

 今回紹介するのは「HAPPY&SALT」という種類のものです。賞味期限が近く、100円で売られていましたので、製造終了品でしょうか?名前の通り塩が入っているらしく、「沖縄の塩配合」と書かれています。

マツモトキヨシ EX STRONG HAPPY&SALT ENERGY DRINK 成分

 成分を見る限り、カフェインとアルギニンの量は青いやつと同じようです。一方名前にも入っている塩こと食塩相当量ですが、紫のやつよりも0.01g多いだけであり、飛びぬけて多いわけでもないようです。その一方でクエン酸は280mgも多くなっています。クエン酸が多いということは酸っぱいのかしら?

・・・さて、注いでみたところの色は・・・

マツモトキヨシ EX STRONG HAPPY&SALT ENERGY DRINK 中身

 あれ、地味。

 はっきり言って拍子抜け。これじゃあコーラと同じ色ですね。いや、コカ・コーラのエナジードリンクよりもコーラに近い色かも・・・。肝心の味ですが・・・あぁぁ?味はファンタグレープみたいな味がするぞ?私の味覚は完全におかしくなってしまいましたでしょうか・・・。妙なグレープ感が・・・誰か他の人の感想も聞きたいです。
  1. 2021/06/13(日) 03:00:00|
  2. 飲料
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駅前モニュメント782 東急大岡山駅 「飛翔」

 灯台下暗し・・・というのはこういうことを言うのでしょう。知らぬ間に近くの駅の前にモニュメントが設置されていました。ということで今回は、東急目黒線・大井町線の乗り入れる、大岡山駅前のモニュメントを紹介します。ここって目黒区だと思っていたのですが、大田区にあるんですね。ちなみに駅舎を出た向かいが目黒区大岡山になります。

東急大岡山駅 飛翔

 ・・・と、地名について書きましたが、紹介するモニュメントは目黒区側に設置されています。駅前というよりかは、向かいにある東工大蔵前会館のモニュメントと言ったほうが正しいでしょうか。ここの入り口のところにイルカとツバメが上に向かって行っているようなモニュメントが設置されています。

東急大岡山駅 飛翔 タイトル 東急大岡山駅 飛翔 説明

 タイトルは「飛翔」です。以前にも岐阜羽島駅赤湯駅厚別駅新茂原駅東福生駅黒笹駅下田駅で同じタイトルのモニュメントを紹介しているので、一瞬「ダブってるかな・・・」とも思いましたが、ちゃんと見返してみたらダブってはいないようでした(笑)。作者は当時東京藝術大学の学長であった、金工作家の宮田亮平氏とのこと。宮田氏の作品は北千住駅前にもありましたが、確かにテイストが似ていますね(あちらも説明文に「飛翔」と書かれていたような・・・)。ちなみに北千住同様イルカがでていますが、これは宮田氏のテーマであり、もう一方のツバメは東京工業大学のシンボルなのだそうです。ちなみに発案は当時の東工大学長の伊賀健一氏であり、寄贈者はぐるなび会長で蔵前工業会(東工大の同窓会)理事を務めた滝久雄氏とのこと。滝氏は日本交通文化協会理事長も歴任しており、制作協力に同協会が書かれているのはその関係でしょう。

 ちなみに設置は2009年(平成21年)5月26日とのこと。うん・・・どれだけこの駅に来ていなかったんだ、私は。センター試験を受けに東工大へ来たことだけは覚えているが・・・
  1. 2021/06/06(日) 03:00:00|
  2. 駅前モニュメント
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