
しばらく近場が続いたので遠いところのストックから。今回は瀬戸内海にホーム画面している、愛媛県松山市の伊予鉄高浜線梅津寺駅前からお届け。ここの駅前には梅津寺公園があり、「坊ちゃん列車」のオリジナルが保存されているのですが、園内に入るには入場券が必要であり、外からは見ることはできますが撮影はできませんでした(ちなみに訪問したのはいつぞやの大晦日だったので、営業していませんでした)。

そんな梅津寺駅の駅前には大きな石碑が一つ設置されています。タイトルは「井上要翁頌徳碑」ということで、地元の名士をたたえる石碑ということがわかります。裏面には説明書きがあったのですが、この井上要という人物は、代議士を務めた後、伊予鉄道の社長に就任した人物とのこと。他には北予中学(現・松山北高校)や松山高商(松山高等商業学校)の設立に携わったり、県立図書館の館舎を寄付したりしたようです。なお、文中に「伊豫電氣鐵道株式會社」と書かれているのですが、実は伊予鉄はそのような名前だったことはなかったりして・・・。かつて伊予水力電気と合併した際に電力事業を行うことになり、「伊予鉄道電気株式会社」となったことはありましたけどね。ちなみに設置は1942年(昭和17年)とのことですが、実は井上要氏の没年は1943年(昭和18年)であり、亡くなる1年前に設置されたことがわかります。こういう石碑って基本的に亡くなった後にその功績をたたえて設置することが多いような気がするのですが、生前に設置する例って他にもあるのでしょうか?あまり見たことが無いような気がします。

ここにはもう1つ紹介するものがあります。といってもかなり小さいんですけどね。駅舎のすぐ横に小さな石灯篭が設置されています。御多分に漏れず、実際に火がともったことは無いのかもしれませんが、手前に何か器みたいなものがあるのが気になります。お賽銭・・・と思いましたが、中は小石が入っているようです。う~む、不思議。
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- 2021/10/31(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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噂のやつを買いました。

アサヒビール「スーパードライ」の生ジョッキ缶です。上をパカッと開けるともこもこ泡が立つというアレです。最初に販売したときにコンビニ限定だったものの、とんでもないスピードで売れていき製造が間に合わなかったようで、それ以降月1回の販売となっています。たまたまスーパーへ寄ったら販売日だったので購入することができました。一応今回は普通のスーパードライも中身の確認・比較の意味で用意しています。

まずは原料の比較なのですが・・・同じようですね。「さらりとした飲み口、キレ味さえる、いわば辛口の生ビールです。」という文言まで全く同じです。完全に缶の違いだけということになります。それでは、開け・・・あぁ!

開けたとたんにバシャンとなってしまいました。泡が吹きこぼれたというよりも、特殊な開け口なので衝撃が大きくなった感じ。というか、泡・・・立ってないじゃん。缶の下部には4℃~8℃が飲み頃とのこと。確かにキンキンに冷蔵庫で冷やしていたのですが、冷やしすぎましたでしょうか?

ということで、缶を握って体温で温度を上げます。確かに握っているところから泡が少しずつ出てきます。数分がんばったら、上の画像の量まで増えました。さて、飲んでみ・・・ぬるい・・・。泡は立つものの、ぬるくなって残念な感じになってしまいました。

次は実験。他のビールでも泡は立つのか確認をしてみようと思い、サッポロ黒ラベルを用意。こちらは注いだら泡が立つ・・・のは普通ですね。泡を取り除いてみたら普通のビール。こちらも握って温度を上げたら泡は立ちました。ビールの中身ではなく、缶に細工が施されていることがこれでわかりました。

一応もう1回実験。今度はキリン一番搾り糖質ゼロで実験。こちらも同様に握って温度を上げたら泡が立ちました。が、やはりぬるくなってしまうのが難点でした。元の缶に入っている残りの方が、まだ冷たいんだもの・・・。ちなみにこの後第三ビールでも泡立つのか実験しようとしたのですが、これ以上ぬるいのは飲みたくなかったので、中止しました。まぁ、やっぱりビールはキンキンに冷えてやがる方が良いですね。
- 2021/10/17(日) 03:00:00|
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もう一か所、横浜市営地下鉄から。今回は都筑区の仲町台駅前のモニュメントを紹介します。地下鉄の駅ではありますが、隣の
新羽駅からセンター北駅までは高架の駅が続き、この駅も高架となっています。

ここの改札を出た高架下にはモニュメントが二つ設置されています。駅名標を挟んだ左右にあるのですが、まずは右側にあるこちらから。タイトルは「AURORA(GREEN RENAISSANCE)」ですが、オーロラというよりも、胚芽部分が欠けた米粒のように見えるのは私だけでしょうか・・・芸術というのは難しいものですね。ちなみに制作は1991年(平成3年)で、作者は彫刻家の濱野邦昭氏とのこと。この作品は同年に開催された第2回横浜彫刻展に出展された作品のようで、その後にここに置かれるようになったそうです。

次は駅名標を挟んだ左側のモニュメント。タイトルが面白いのですが、「半分に削り取られた太い輪」というもの。「それタイトルなのか?」って最初思ってしまいました。しかし、太い輪が半分に削り取られたように見えるかなぁ。個人的にはタニシの中身のようにも見える気がするが・・・やっぱり芸術というのは難しいものですね。なお制作年月は1993年(平成5年)3月で、作者は彫刻家の中津川督章(よしふみ)氏で、こちらも横浜彫刻展に出展した作品のようです。

次は出入口の正面にあるこちら。割れた山みたいなものがタイル張り?で作られています。特に作品のタイトルや詳細説明は無いようですが・・・

・・・横断歩道を渡った先にも似たようなものがあります。ミッ○ーマウスの耳に見えなくもない・・・

そしてもう一つ。信号機の柱の足元も同じような山になっていました。いったい何なのか・・・気になります。
- 2021/10/10(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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