860回なので860らしい記事を。今回は山梨県西八代郡市川三郷町にある、JR身延線甲斐岩間駅前のモニュメントを紹介します。

ここの駅前には「ハンコの里 六郷」という、大きな印鑑のモニュメントが設置されています。右のモニュメントの「六郷」の下に一文字消した跡がありますが、「町」があったものと思われます。現在は市川三郷町ですが、2005年(平成17年)までは六郷町という独立した自治体であり、この駅はその玄関の駅でした。モニュメントの設置者である
六郷印章業連合組合のホームページに歴史が書かれていましたが、それによればこの辺りは水晶が多く産出される地域であり、江戸末期・明治初期から印章業が広まっていたようです。現在も手彫り印鑑の半分くらいが、六郷町にて制作されているとか。ひょっとすると皆さんが持っている実印も、この町で作られたものかもしれませんね。
・・・さて、このモニュメントですが、正面から見るとちゃんと印鑑であるとわかるのですが、裏に回ると・・・
やる夫とやらない夫の後ろ姿にしか見えん!AAを見つけることができなかったのですが、肩を組んで背中を向けているやる夫とやらない夫がこんな感じです。ちなみに”860”との関係は”860”→”やるお”という、しょうもない話でした。
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- 2023/05/31(水) 15:00:00|
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またも四国のお話。最終日は高松空港から飛行機だったのですが、高松に着いたのは前日の夜。丁度寝台特急「サンライズ瀬戸」が発車する時間だったのでそれを撮影してから駅を出たのですが、この時間になると営業しているお店はもう少ないです。特にうどん屋さんは昼時のみの営業であることが多いので、夜に営業している店はあまりありません。ただし、地域が変わればあるのですが・・・

ということで琴電の1駅分歩いて、片原町駅付近までやって来ました。厳密にいうと片原町と瓦町の間くらいまで来ていたと思います。この辺りは居酒屋などが多いので、夜にのみ営業しているうどん屋さんがあるのです。今回はそのうちの1つである、「ごえもん」というお店に入りました。入店したらさっそく頼むのは・・・

・・・おでんですよね。やはり讃岐のうどん屋さんに入って一番に食べるのはおでん!今回は奮発して200円オーバーの牛すじを頼んじゃいました。いやーやわらかいやわらかい。

そんでもってここからが本題。うどんの方ですが、かけうどん(麺を少し多くしたっけかな)にちくわ天を載せて注文しました。夜のお店だからかもしれませんが、値段設定はお昼にやっているセルフ形式のお店よりは高めです。おでんと合わせて1000円近くになってしまいました。うどんはそこそこコシがあるタイプで、讃岐うどんの特徴がよく表れていました。スープはいりこ出汁でしょうね。「この味だ!」っていう味がしました。ちなみにちくわ天はちゃんと磯辺揚げになっています。私は自分で天ぷら作るときは面倒くさいので磯辺揚げにはしないんですよね。やっぱりちくわ天は磯辺揚げの方が良いですね。
一応この辺りには他にも夜に営業しているうどん屋さんがあるので、同じようなシチュエーションで高松を訪問したときには、他の店も探求してみたいですね。
- 2023/05/28(日) 03:00:00|
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相鉄・東急新横浜線が開業し、東急線沿線から相鉄線沿線まで1本で行けるようになりました。ということで今回は、相鉄いずみ野線の駅から。横浜市泉区にある、弥生台駅前のモニュメントを紹介します。と言っても、訪問したのは直通運転開始前ですけどね。

ここには「さわやかまちかど 弥生台駅前広場」という、金属製の碑があります。その下にはアルファベットのSを使用したロゴのようなものがあり、さらにその下には「ヨコハマさわやか運動市・区本部」とあります。さわやか運動とは?ということで検索してみたら、
横浜市のホームページに古い記事のPDFがあり、都市美化運動の強化版であることが書かれていました。清掃がメインのようですが、駅前広場にこのようなものがあるということは、緑化とかも関係しているのでしょうかね。

次はこちらの石のモニュメント。ウ○コではありませんよ!ただの石じゃんというかもしれませんが・・・

反対側から見たら裏面が加工されているのがわかります。なんとなく靴みたいにも見えますが、何がモチーフなんでしょう?当然タイトルや説明などの類は無し。う~ん・・・
- 2023/05/24(水) 15:00:00|
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今回は山形県最上郡鮭川村にある、JR奥羽本線羽前豊里駅前のモニュメントを紹介します。鮭川村にある唯一の駅ですが、村の中心部はこの駅と陸羽西線升形駅との間の、中間くらいのところにあります。

この駅は隣に公民館があるのですが、そこの前に「頌徳碑」と題された石碑があります。頌徳碑だけだと何の石碑なのかはわかりませんが、本文を読んだところ羽前豊里駅設置の請願に関わった方々を讃えているものであることがわかりました。ちなみに設置日は「大正十五年十月十五日」と書かれているのですが、その横に「昭和十三年七月二十七日移転」と書かれており、一旦石碑が別のところから移転されていることがわかります。もともと駅前にあったものを、公民館設置とともに公民館前に移したということでしょうか。なお、この石碑が設置された時点では「豊里村」という村でしたが、この村は1954年(昭和29年)に現在の鮭川村と合併しています。

次はモニュメントなのか微妙なものですが、木の柱に俳句(季語がなさそうなので川柳かも)が書かれたもので、「人去って後から暮れつ花の山 喜月」と書かれています。喜月とは誰なのかと調べましたが、一応”大野喜月”という俳人がこの駅が開業した時代にいたようです。しかし岐阜県の方なので、山形県のこの地と縁はなさそう。実際どうなんでしょう?

次は駅前の駐輪場に設置されていた椅子。木彫りなのですが、猫の顔が描かれています。うん、猫ですよね?なんとなくト○ロのようにも見えますが・・・猫ですよね?
- 2023/05/21(日) 03:00:00|
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今月も小ネタ消化月間にしようかな・・・。ということで今回は、神奈川県横浜市磯子区にある、京急杉田駅前のモニュメントを紹介します。四国が続いていたので、ここで一旦他の地域のネタも投下しましょう。

今回の画像はこの1枚だけです。杉田駅は以前は普通列車のみの停車だったのですが、JR根岸線新杉田駅に近く利用者が多くなったからか、エアポート急行運転開始時にその停車駅となっています。そんな杉田駅は橋上駅舎となっており、線路の両側に出入口があります。今回紹介するものは東口の方にあるこちらの祠。しっかりと榊が置かれていますが、管理されている方がいらっしゃるのでしょうか?特段説明書きなどは用意されていなかったのですが、調べたところによると白笹稲荷神社という神社のようです。しかし、白笹稲荷神社はもともと秦野市にある神社であり、こちらはその分社ではないかと思われます。分社の小さな祠がある例は、
JR総武線平井駅や
都営新宿線浜町駅、
JR相模線北茅ケ崎駅にもありましたね(なんとなく関東が多いような気もしますが、気のせい?)。
- 2023/05/17(水) 15:00:00|
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高知駅前で晩飯を食うことに。繁華街が少し離れているので、あまり簡単には入れる店がないなぁ・・・

ということであらかじめ調べていた定食屋さんに入ります。入り口に居酒屋とか書かれていますが、店の名前は「ごはんや鉄丸」です。ランチタイムとディナータイムに営業しています。早速入店し、鉄丸定食(1,100円)を注文します。メインのおかずを9種類から選ぶことができるのですが、私は「鳥モモ山賊焼」を選択。

出てきた定食はこちら。1,100円と聞くとちょっと値段が張るかなとも思いましたが、この量を見たらむしろお手頃に感じます。ごはん、みそ汁、メインに加え小鉢が5皿ですからね。メインの山賊焼は、鶏モモ1枚分くらいありましたでしょうか、予想よりもボリューミーでした。また、タレについても粗挽き胡椒の利いた醤油ダレであり、結構スパイシーな仕上がりでした。よく近くのスーパーに、あらかじめ鶏肉を切ってタレに付け込んで焼くだけになっている山賊焼のパックがあるのですが、それよりもかなり味が濃かったです。このタレ自分で作って再現してみたいなぁ・・・。ちなみに山賊焼というと、鶏一枚揚げたからあげのようなものもありますが、そちらは長野県の郷土料理です。こちらの山賊焼は、山口県の方で有名なものに近いようです。
ちなみにお酒も置いているのですが、私が入店したときには他のお客さんも皆さん定食だけ注文されていましたね。やはり「ごはんや」としての人気が高いようです。
- 2023/05/14(日) 03:00:00|
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前回に続き、ごめん・はなり線から。各駅に像が設置されているんだったら、車内からも一発行けるんじゃないかと・・・
いけた!!
アップにしてみましょう。撮影に成功したのは安芸市の穴内駅のキャラクター「あなないナスビさん」の像です。見ての通りナスのキャラクターなのですが、この辺りはビニール栽培によるナスの生産が盛んということで、それにちなんだキャラクターになったようです。確かにスーパーへ行くと高知産のナスをよく買うような気がします。冬~春の時期でも麻婆茄子とかおかずとして作りますが、この辺りの農家の皆さんがハウス栽培されていることにより、ナスが本来の収穫時期である夏~秋以外でも提供できるようになったことが大きいのでしょうね。感謝!
- 2023/05/10(水) 15:00:00|
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今回はまた戻って高知県の土佐くろしお鉄道から。香南市にあるのいち駅前のモニュメントを紹介します。ここはもともと野市町という独立した町であり、現在も香南市の行政の中心地となっています。

ここにあるのは、お馴染みのやなせたかし先生によって生み出されたキャラクターの像です。野市町では「ちんどんコンクール」が開催されるため、それにちなんでピエロのキャラクター「のいちんどんまん」が誕生したようです。ちなみに他の駅の像は、柱の前の部分に名前が書かれているのですが、ここはロータリーの説明の看板が前に設置されているので、柱の後ろに名前が書かれているという、珍しいかたちとなっていました。

ちなみにこちらは駅の横に置かれている自動販売機なのですが、こちらにものいちんどんまんが大きく描かれています。そして・・・
! これは駅ホームの待合室に設置されていたポスターです。土佐くろしお鉄道が設置したもので、のいちんどんまんが「ここに広告を掲載しませんか!」と、広告掲載スペースの宣伝をしています。いや、駅のキャラクターが宣伝していることが問題なのではない・・・こののいちんどんまん・・・実写じゃないか!中の人は土佐くろしお鉄道の社員さんでしょうか?写真を撮影したんだから、この着ぐるみは実在するはず・・・見たい・・・
- 2023/05/07(日) 03:00:00|
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前回
アイスクリンを紹介しましたが、実は購入したのは高知県ではなく愛媛県喜多郡内子町でした。そう、「内子なんかに行ったら全員うちころされちゃうよ」の内子です。

ということで今回は、JR内子線内子駅前のモニュメントを紹介します。ここの駅前ロータリーには「エコロジータウンうちこ」という石標がありましたが、詳細については
内子町のホームページで紹介されています。裏面は写真が掲載されていました。春の写真だったので、季節によって変更されるのでしょう。

駅前で一番目立っているのはこれでしょう。蒸気機関車C12形231号機がここでは静態保存されています。C12形は真岡鐵道で現役のものがありますが、
JR水郡線常陸大子駅などでも紹介したように、他にも結構多く静態保存されているようです。今回のこの231号機は、内子線で最後まで活躍していた蒸気機関車であり、1970年(昭和45年)まで活躍していたとのこと。その縁があり、ここに保存されているようです。

機関車の近くには国鉄時代に使用されていたと思しき駅名標があります。周りの木枠は後付けと思いますが、中のものは本物と思われます。隣の駅は伊予大洲寄りの五十崎だけありますが、これは内子線が変に予讃線に挟まれていることも関係があります。向井原から伊予大洲まで一つの路線のようになっていますが、その中で内子線なのは内子-新谷のみであり、向井原-内子と新谷-伊予大洲が予讃線となっております。実は内子線はもともと五郎駅から伸びていた盲腸線で、内子駅が終点でした。第1次特定地方交通線に選定されていたのですが、短絡線”内山線”の計画に組み込まれることとなり、最終的に五郎-新谷が廃止され、現在の路線形態になりました。ということでこの駅名標は、短絡線になる前のものだったのではないかと考えられます。

次は「内子小唄」の歌碑です。○○小唄という歌碑は
長野県や
茨城県などにもありましたが、四国にもやはりあるようです。歌は春夏秋冬の四季を題材にしており、4番まで作られています。最後は「内子よいとこそうだよ内子」で締めくくられているのは民謡っぽさが出ていますね。ちなみに表面の記述によると歌自体は1949年(昭和24年)8月制定とのことですが、裏面の記述から石碑は1991年(平成3年)5月に、内子ライオンズクラブ25周年記念として設置されたものであることがわかります。

次はゴーレムのような、人のような銅像です。ちょっと古そうですが、1986年(昭和61年)設置とのこと。銅・・・でいいんですよね?タイトルは「未来へ-あしたへ-」であり、制作者は当時愛媛県立内子高校の教諭であった小田久義氏とのこと。小田氏は現在美術科がある松山市の済美高校の彫刻担当をされているようです。若い時に制作された作品ということがわかり、本人にとって当時は大役だったんじゃないかなぁと思えます。
- 2023/05/03(水) 15:00:00|
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