今回は四国の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅に戻ります。香南市にある夜須駅前からお届け。ここの駅前には「ヤ・シィパーク」という公園・海水浴場が整備されており、駅舎の向かいには「道の駅 やす」があります。そのため、ここは駅の利用者よりも車で来る観光客の方が多いようです。

まずはごめん・なはり線でおなじみの、やなせたかし先生のキャラクター像から。ここには「やすにんぎょちゃん」という人魚のキャラクターが置かれています。なぜ人魚なのかというと、「ヤ・シィパーク」だ毎年(今年は2週間前)開催される「マリンフェスティバルYASU」というイベントで、「ミスマーメイドコンテスト」というコンテストがあるからとのこと。実際にコンテストで優勝した方は、香南市のPR活動に2年間参加することになるようです。

次は駅の東側にあるこちらのお堂。モニュメントとして紹介するには少し大きいかもしれませんが、気にしてはいけません。名前は「恵美須堂」であり、標柱によればもともとは宝永6年(1709年)に設置されたものと言われているようです。(標柱自体は近年設置されたもののようですが)。中は見えなかったので、どのような方がいらっしゃるのかは気になりますね。

次は恵美須堂の向かい辺りにある「へんろ道」という標柱です。どうやら近くの四国八十八ヶ所のお寺への距離を示しています。ここは27番札所神峯寺へは30km、28番札所大日寺へは8.6kmの場所にであるようです。

次は・・・これはモニュメントなのかな。道の駅の前に坂本龍馬像があるのですが、どうやらプラスチック製の簡易的なもののようです。モニュメントなのか?と思わせる理由は足元のところ。なんとパレットの上に乗っているのです。営業時間外はフォークリフトで運ばれてどこかへしまわれてしまうのでしょうか?気になります。
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- 2023/07/30(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回はJR京葉線稲毛海岸駅前にあるモニュメントを紹介します。ちなみにこの駅は千葉県千葉市美浜区にあるようです。稲毛区じゃないんかい!ちなみにこの駅は、京葉線が東京駅に乗り入れたときから快速停車駅となっており、当時は海浜幕張駅よりも格上の駅となっていました。

ここの駅前は結構広いのですが、紹介するのは一つの銅像です。いや、これを見て一つというのは間違いかもしれませんが・・・。ここには男性と小さい子供を抱えた女性の銅像があります。男性はなぜか上半身裸となっており、小さい木の幹を手に持っています。意味はさっぱり分かりません。ちなみにタイトルは「人」です。うん、モデルは人だよね。気になるところはそこじゃないんだけど・・・

裏面にはちょっとした記述がありましたが・・・気になるところの説明は無し。それによればこの銅像は、彫刻家の大須賀力氏によって製作されたものであり、稲毛海浜ニュータウン造成記念として、”昭和59年3月”に設置されたとのこと。京葉線の開通と稲毛海岸駅の開業が1986年(昭和61年)なので、それよりも早く設置されたことになります。どこかに設置されたものを移築したのでしょうか?それとも京葉線の工事中に、先んじて設置したのでしょうか?よくわかりません。いや、気になるのはそこじゃなくて、上半身裸で木を手に持っていたところなのだが・・・
- 2023/07/26(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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仙台周辺ばかり続いていましたが、他の地域のネタも出していかないと。ということで今回は高知県四万十市にある、土佐くろしお鉄道中村駅前のモニュメントを紹介します。土佐くろしお鉄道はごめん・なはり線の駅ばかり紹介していますが、もともとは
窪川駅からこの駅までの、旧国鉄中村線を引き継いで発足したのが始まります。

まずは駅前ロータリーの中にあるこちら。壁がないので壁画ではないのですが、彫刻というには平べったい。記事のタイトルはとりあえず”彫刻画”と名付けましたが、そんな言葉はあるのでしょうか?描かれているのは”小京都”とも呼ばれる中村市内の間崎地区で見られる大文字焼と、四万十川で投網を投げて鮎を獲っている漁師の姿です。どちらも四万十市の名物ですので、それを観光客へPRしているものと思われます。

ちなみにロータリーの入り口には左右に城壁のようなものが設置されています。どのような意図なのでしょうか?確かに市内には中村城跡(為松城跡)がありますけども。

次はこちらの一帯。虫取り網を持った少女と、鮎?を手掴みしている少年の銅像、コンクリートの川のようなものがあります。虫取り網は普通のモノっぽいですが、定期的に交換されているのでしょうか?説明の石碑がありましたが、それによればこれは”四万十の水辺・八十八ヶ所”の1番名所、「噴水とモニュメント」とのこと。ん、何だこの名前、内容が表現されていない・・・。その下の文は「さあ!四万十川や中村市の名所めぐりのスタートです!気を付けて”行ってらっしゃい!”とあります。
こちらによれば、四万十川の河口から源流までお遍路のごとく88か所の名所が設置されており、ここは霊山寺ようなスタートの場所なのだそうです。四国八十八ヶ所のお遍路は車があれば、(怪奇現象が起きるかもしれないけど)数日で回れるかもしれませんが、こちらは道が整備されているわけでもなさそうなので、ちょっと大変そうですね。

次は駅前通りにいくつか設置されている説明書きのあるような石碑なのですが・・・すべて説明が消えちゃっていました。う~ん、かすかに文字があった形成期がありますが、すべてこれでは寂しいですね。ちなみに上の鮎はさっきの少年の下にあったものと同じですね。銅像にも1匹鮎がいるのですが、後付けで鮎が足元に設置されたのでしょうか?

次は駅舎横の倉庫前にある、「三郷沈下橋」と書かれた石標・・・なのですが、いろいろツッコミどころ満載です。まず、橋の名前についてですが、四万十市にあるのは「三里沈下橋」であり、漢字が異なります。いや、間違いじゃないのかもしれませんが、”三郷”で検索ヒットするのは流石に無いですね。そしてもう一つ。石彫りだと思ったのですが、ひび割れ部分がおかしい!ベニヤか何かにモルタルを塗って、それに文字を書いているようです。手抜き工事がバレちゃったみたいな感があります。
- 2023/07/23(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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もはや元のチューハイの味を忘れつつあります・・・。今回はもともとの「
THE DRY」製造していたサントリーから2種類をピックアップ。

紹介するのは「こだわり酒場のタコハイ」と「-196℃瞬間凍結 無糖レモン」の2種類。前者は「こだわり酒場のレモンサワー」の系列で、プレーンサワーとのこと。この表現は現在よく飲んでいるアサヒビールの「
樽ハイ倶楽部 プレーン」と同じ。もう一方の-196℃は、どうやら現在のスタンダードのレモン味がこれになっているらしいですね。-196℃はストロング系か、無糖系か、濃い味系かのどれかしか選べないようです。ライバルのキリン「氷結」と差別化を図っているのでしょうか?ちなみに「氷結」にも無糖レモンはありますね。

原材料などについてですが、タコハイはスピリッツを使用しており、-196℃はウォッカを使用しているようです。アルコール度数はどちらも6%。糖類はタコハイが1.69g。-196℃は・・・当然0よね。

ちなみにタコハイの下部には「ほのかな柑橘」の文字が。これは期待大か?

注いでみたところ、色は全然違いますね。タコハイは無色透明ですが、-196℃は白く濁っています。味についてですが、タコハイは確かにほのかなレモン味であり、薄さ(濃さ)は良い感じ。もう少し炭酸強めの方が良かったかな?-196℃の方は酸味が強いので、氷結の無糖レモンと同じ系統の味ですかね。
ここまで来たら、プレーンサワー同士の飲み比べを・・・樽ハイ倶楽部のプレーンをお店で全然見かけないのだが、どうしようか・・・
- 2023/07/19(水) 15:00:00|
- 飲料
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JRの「仙台まるごとパス」を使っている割に、JRの駅は出てきていないわよね・・・

ということで今回は、JR仙山線の面白山高原駅からお届けします。もはや仙台どころか、宮城県ですらありません。ここは山形県山形市なのですが、「仙台まるごとパス」のフリー区間に入っています。駅には、
東北本線安積永盛駅や
仙石線矢本駅にもあった、仙台支社管内おなじみの駅名由来の説明書きが用意されていましたが、それによれば面白山の由来は、南面白山の山中にある滝が、水流を3本に吹き上げるように見えるのが面白いから、それを「面白権現」と読んで雨乞いの神として崇めたことが始まりなのだそうです。ちなみにこの駅は”高原”と名前に入っている通り、人里離れた山の中に設置されております。利用者が少ないため、現在は早朝・深夜は普通列車も通過してしまうようですが、ちょっと前までは快速も全列車停車する駅となっていました。

そんな面白山高原駅は、ハイキングコースの入り口があちこちにあったり、駅舎が無かったりするのでどこが駅前なのかもわかりにくいのですが、隅っこの方に「殉職碑」題された石碑が設置されています。裏面には”昭和十二年六月二十六日建立”という日付と共に、7名の殉職者の名前が刻まれています。この駅の東側には、開通当時日本で3番目に長いと言われた、仙山線の「仙山トンネル」があるのですが、この方々はそのトンネルを建設する際の殉職者とのこと。トンネルは5km以上ありますので、難工事だったのでしょう。全員無事ということはなく、残念ながら工事中に亡くなってしまった方がおり、トンネルの入り口のここに名を遺す背k費が設置されることになったのでしょうね。ちなみに1本塔婆がありますが、74回忌の時に用意されたものとのこと。それでも20年以上前のものになるんですね・・・

次は駅前の山荘の向かいにあるこちらの石碑。なんとなく「夏山」という文字はわかるのですが、それ以外は読めない・・・。一応五七五なので、俳句だと思うのですが、これだけではよくわかりません。隣に説明書きっぽいのがあったのですが・・・

全然関係ない説明じゃんか・・・。「面白山の語源」と題されており、それによれば、『冬山の雪の美を捉え、木の産土神・宝の産土神を象徴する『面の白い清い山』即ち『面白山』が誕生した』とあります。ん?さっきJRが設置した駅名の由来と内容が異なるのですが、どちらが正しいのでしょうか?謎です・・・
- 2023/07/16(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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またも仙台市営地下鉄から。今回は泉区にある南北線の八乙女駅前のものを紹介します。八乙女駅は、1987年(昭和62年)の開業時は仙台市ではなく泉市の玄関となっており、泉中央まで延伸するまでの5年間は終点となっていました。

そんな八乙女駅前には、昭和末期に開業した駅とは思えないような古い石碑が設置されています。といっても石碑があるのは駅の開業時に整備されたロータリー側ではなく、高架が跨いでいる七北田橋方面に延びる道路(旧奥州街道)のところなんですけどね。駅を出てすぐのところにある横断歩道の前に設置されているのですが、タイトルは「交通事故死歿者供養塔」と書かれています(石碑では”歿”の字の右側が”没”と同じになっていますが、変換では出てきませんでした)。その名の通り、表面の下部と裏面の下部には交通事故で亡くなられた方の名前・年齢が刻まれていました。設置は「昭和三十九年八月」と書かれているので、今から60年近く前ということになり、当然地下鉄の開業よりもかなり前になります。泉市は1960年代から人口が急増し、道路の渋滞も悪化していったようですので、その影響で交通事故が増えてしまったのでしょうか。実際地下鉄の整備が急がれたのも、人口急増による渋滞緩和が目的だったようですからね。そんなことを考えると、「駅前だから石碑が建っている」ということではなく、「交通事故の石碑が建つほど人の流動があったところに、鉄道が開通して駅ができた」と言うのが、正しい表現になるように考えられます。
余談ですが、奥州街道の七北田宿はここから七北田川を渡ったところにあります。八乙女駅も建設時の仮称は七北田駅であり、地名も”七北田字杉ノ田”だったのですが、1999年(平成11年)に地名が”八乙女中央”に変更されています。”七北田杉ノ田”の地名は、すぐ近くの仙台藩刑場跡のあたりに残されているようです。
- 2023/07/12(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回も仙台地区から。今回は仙台市若林区にある、仙台市営地下鉄東西線連坊駅からのネタをご紹介。

東西線は2015年(平成27年)に開通した新しい路線なのですが、この辺りは陸奥国分寺の近くであったため、道路が整備されていたようで、
勾当台公園駅でも紹介した仙台市88周年記念の辻標が設置されています。地下鉄の上に通っている道路の面に書かれているのは”連坊小路”で、陸奥国分寺二十四坊に通ずるためにその名前となっていることや、鉄道が横切り、一高、二女高(現在の二華中学・高校)が建った歴史などが説明されています。もう一面の生活道路の方には”長泉寺横丁”と書かれております。こちらはもともと長泉寺という寺が西側にあったこと、焼失した旧・松音寺と合併して現在の松音寺となったことなどが説明されていました。こう見ると、先代のこの辺りの地区はお寺が非常に多いように思えます。

そしてその長泉寺横丁のすぐ東には、行き止まりとなる路地があるのですが、どうやら法運寺という日蓮宗のお寺に続いているようで、標柱が設置され・・・ん、中にもう一つ石碑が・・・

「南無妙法蓮華経」と書かれていると思われる石碑がありました。日蓮宗なので容易に想像がつくのですが、「南無妙法蓮」まではなんとなく読めるのですが、その下がなんかぐちゃぐちゃになっていて読み取りにくいです。流石に浄土宗じゃないから「南無阿弥陀仏」ではないはず(笑)。ちなみに設置は1731年(享保16年)とかなり古いようで、もう一方の側面には「大菩薩四百年遠忌報恩塔」と書かれておりますので、日蓮の四百年遠忌の際に設置したものであることがわかります。そう考えると、上の部分が読める状態で残っているということの方が、奇跡なのかもしれませんね。
- 2023/07/09(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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仙台にて。駅前で晩飯食うか~ということでウロウロウロウロ・・・

一番町の商店街に、「元祖仙台ひとくち餃子 あずま」というお店がありました。仙台で餃子・・・というのはあまり聞いたことがないですが、
運営会社のホームページによれば一応仙台市内に3件あるチェーン店で、工場には直売所も設けられているようです。夜の時間帯でしたが、定食の提供があるみたいなので入ってみることにしました。ちなみに普通の餃子定食は699円(税抜)で提供されており、かなりリーズナブル。私はもう1品加わった「餃子唐揚げ定食」899円にしました。
昼にもどでかい唐揚げ食っているんですがね。

出てきた定食はこちら。ごはん、豚汁、餃子7個、唐揚げ2個、ザーサイ、明太子で1セットなので、かなりボリューミー。「ひとくち餃子」と謳っているものの、大きさは普通サイズかなと思いました(スーパーのチルドコーナーで売られている焼き餃子と同じくらいですかね)。唐揚げも昼に食べたものよりは小ぶりですが、それでも結構大きめのサイズ。どちらかというと竜田揚げに近い感じの衣ですかね。そして個人的にツボだったのは豚汁。これがいろいろと具だくさんで食べ応えがありました。
ちなみに単品メニューも結構あるみたいで、周りのお客さんはお酒と単品メニューで飲んでいる人が多かったですね。
- 2023/07/05(水) 15:00:00|
- 食いもん
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JRの「仙台まるごとパス」は、
仙台空港鉄道、
仙台市営地下鉄以外にも利用できる鉄道会社があります。ということで今回は、宮城県角田市の阿武隈急行角田駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅前ロータリーの中で一番目立っている、こちらのモニュメント。タイトルは「空へ・・・」で、作者は角田市在住の彫刻家の杉崎正則氏とのこと。この作品は杉崎氏によって運営されている
スギサキ彫刻工房のホームページでも紹介されております。それによれば、上部の赤い部分はアルミニウム製で焼き付け塗装をしており、下の土台は白御影石とのことです。さらにブログでは設置の経緯も記述されており、それによれば、1999年(平成11年)の現在の角田駅の駅舎と駅前ロータリー完成を記念して、角田市から依頼されて制作したもののようです。

次は1988年(昭和63年)7月1日に、阿武隈急行線全線開業を記念して設置された記念碑です。阿武隈急行線はもともと槻木-丸森で開業した第1次特定地方交通線であった国鉄丸森線を引き継いだ第三セクターなのですが、移管から2年後に当初計画されていた福島-丸森を開業させて今の路線形態になりました。この石碑に描かれているのは角田市の地図であり、縦に直線のように通っているシマシマの線が阿武隈急行線です。なお、石の材質は丸森町で採掘される「伊達冠石」を採用しているとのこと。個人的には記念碑というよりも、ベンチっぽく見えるのですが、気のせいでしょうか?

次は駅前広場の横にある公園の・・・水飲み場。でもただの水飲み場ではありません。脚の部分に会社名が記載されているのがわかります。政策の寄付金を拠出した企業の名前でしょうか?ちなみに同じような水飲み場がもう一つありました。

次は石碑があったのですが、「平成十年度社会貢献事業 ウラジロガシ 五本 寄贈(社)仙南法人会」と書かれています。ふむ、植樹の記念碑ですか。ということで後ろの木も撮影していました。うん、確かに木が5本あるけど、これがウラジロガシなのでしょうかね。
- 2023/07/02(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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