前回の続き。今回は1つ上総中野寄りの上総川間駅前からお届け。ちなみに駅のホームからの風景はこんな感じ。いかにもローカル線の駅って感じです。

本題に入る前に駅の待合室から2つ。木造の待合室の出入口付近に、薔薇や犬の彫刻が取り付けられていて面白いです。

いよいよ本題。駅を出てすぐ左のところに、不規則に埋め込まれたレンガの壁があります。縦長だったり横長だったり・・・ん、何か挟まっているように見えるものもありますね。裏手に回ってみましょう。
なんじゃこりゃ! レンガが詰まれている部分の裏側には、たくさんのスーツケースがあります。スーツケースにはシールなども貼られており、使用済み感がめちゃくちゃ強いです。
さて、説明に入りますが、これは上総牛久駅で紹介した「里山トイレ」と同じく「
房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の作品として2020年に設置されたもので、キューバの彫刻家であるジョアン・カポーテ氏によって制作されたものです。
こちらの記事によれば、スーツケースはネットで募集をかけ、提供されたものであることがわかります。ちなみに作品のタイトルは「Nostalgias」(懐旧または郷愁)で、実際につかされたスーツケースであることや、この駅周辺の風景を考えると、すごくマッチした名前だなと思いました。
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- 2023/08/30(水) 15:00:00|
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今回は房総半島から。小湊鐵道上総牛久駅のものを紹介します。この駅を含め、小湊鐵道の駅舎は大正時代から使用されているものが多く、この駅の駅舎も国登録有形文化財に指定されているようです。

まずは駅前広場の入り口にあるこちらのゲート。駅前広場の入り口のゲートは、
JR浜田駅や
JR白浜駅、
長電須坂駅などにもありましたが、観光資源の像などが付いていたり、「歓迎」と書かれた看板があったりするのですが、ここのものは特にそのようなものはなく、四角錐を小さな子供が支えているモニュメントが付いています。左右にはキャッチフレーズのようなものがあり左には「思いやりのまち 牛久」とあるのですが、右は「南市原まちづくりナウ」・・・ナウ!?「ナウい」という言葉が流行ったころに設置されたのでしょうか?

次は駅舎の隣にあるこちらの構築物のまとまり。小さい小屋だったり、塔だったり、展望台だったりといろいろあるようですが、実はこれ、この駅のトイレなのです。これは市原市で行われている「
房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の作品として、建築家の藤本壮介氏により設計されたもので、5つの建物によりトイレ(1つは待合室)が構成されているようです。この駅は「里山トロッコ」の発着駅であり、これから里山方面に向かうことになる、いわば玄関のような位置であるため、「里山の始まりを予感させる風景」を表現しているのだそうです。ちなみに藤本氏設計のトイレは、当駅以南にもいくつかあるようです。

次は・・・これはモニュメントか?というものです。ひょっとしたら単に疎開留置しているだけかもしれませんが・・・。里山トイレの横の側線に、小湊鐵道キハ200形キハ202号が留置されています。この車両はJR東日本のキハ40系が譲渡されたことにより、2020年に運用を離脱しているのですが、なぜか解体されずここに置かれています。キハ40系が5両も入線したため、車庫が満杯になったからでしょうか?同じく運用離脱し、高滝湖グランピングリゾートに譲渡されたキハ203号とは異なり、特に静態保存のためにメンテナンスされているわけでもなく、塗装のハゲとかもそのままになっています。今後何か予定があるのでしょうか?

ちなみに同じ形式ですが、こちらはキハ208号。この後に私が乗車した、五井方面に向かう始発列車として使用されていた車両です。小湊鐵道はキハ40系入線前はすべてこの形式によって運転されていたのですが、国鉄キハ20系列と同じような気動車だったので、状態の悪い車両を置き換えることになったとのこと。しかしすべて置き換えるわけではなく、今後も継続使用されるものもあるようで、この車両はメンテナンスから日が浅いのか、塗装もピカピカでした。少し仕様が変わったのか、上部の雨樋も朱色に塗られ、前面に車番が記載されるようになっています。今後検査入場する車両も同じような更新がされるのか、気になります。
- 2023/08/27(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回も小ネタ。宮城県仙台市宮城野区にある、JR仙石線小鶴新田駅前のモニュメントを紹介します。この駅は2004年(平成16年)に開業した比較的新しい駅であり、隣の福田町駅の手前に仙台車両センター宮城野派出所があるため、この駅を始発・終着とする列車も設定されています。

この駅には保育園が隣接されているのですが、そこのポストが面白いことに、車輪がくっついたモニュメントチックなものになっているのです。車輪の出所についての情報は無かったのですが、仙石線の駅ということで、考えられるのはこの駅の開業時に引退した103系のものかもしれませんね。SLの動輪が置かれていることは多いのですが、電車のものは
二戸駅などにあるもののあまり多くない印象があります。

これはおまけ。同じく保育園の前にあったのですが、水を入れて重石にするものと思われるのですが、カニでしょうか?赤いのでカニが近いと思うのですが、手がハサミになってないように見えます。とすると、亀でしょうか?甲羅の手足があると見えるのですが、亀ならば首・頭があるはず・・・う~ん・・・
- 2023/08/23(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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もう一つ四国で入手したネタから一つ。某所のフジグランで何かないかなと思い、駄菓子コーナーをうろついていたのですが・・・
「若鳥の手羽」・・・いや、駄菓子じゃないだろ・・・と思ってはいけないようです。

製造元の
株式会社オオニシは、広島県尾道市にある会社で、広島を中心に昔から”おやつ”として売られていたもののようです。でも商品の種類は”そうざい”になっていますけどね。ちなみにこれ1つで100円くらい。う~ん、つまみとしてならそんなもんかとも思いますが、おやつとして考えるとちょっと高いかなぁ・・・。ちなみにこの手羽先は「ブロイラー」という名前で有名なのだそうです。「ブロイラー」というのは本来は食肉用として成長を促進させた鶏のことを呼ぶ言葉のようですが、「ブロイラー」と書かれた箱ごと店頭に置かれていたことで、そのように呼ばれるようになったのだとか。

中身はこんな感じで、手羽先を
せんじ肉みたいにしたような感じです。いざ食べてみますが・・・
硬ってぇ!せんじ肉と同様に、そのまま揚げてジャーキーにしているのでしょうか。手羽の肉を剥がすのにも結構アゴの力が要りますね。味はからあげっぽさがありますので、醤油系なのでしょうかね。ちなみに歩留まりは普通の手羽先と変わりはなく、骨まで食べられるということはありません。
ちなみにこの商品は公式ホームページから購入することもできるようですので、気になる方はぜひ試してみてください。
- 2023/08/20(日) 03:00:00|
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今回は前回紹介した
土佐くろしお鉄道球場前駅の隣にある、あき総合病院前駅のモニュメントを紹介します。

この駅は名前の通り病院の前にあります。そのため、ごめん・なはり線ではおなじみのキャラクターも病院に関係するものとなっており、看護師の服を着た「あきナースちゃん」の像が設置されています(ん、秋茄子?そういえば同じ安芸市内には
茄子のキャラクターもいましたね)。そういえば聴診器付けてますけど、看護師って聴診器使いましたっけ?お医者さんならわかりますけど(そもそも病院行かないからなぁ・・・)。ちなみにこのキャラクターには他の駅のものとは大きな違いがあります。それは作者です。他の駅はアンパンマンの原作者である、やなせたかし先生により考案されたキャラクターなのです。しかし、あき総合病院前駅は2021年(令和3年)3月に開業した新しい駅であり、すでにやなせ先生は亡くなられてしばらく経っています。ということでこのキャラクターは、やなせ先生を引き継いだやなせスタジオの方々によって考案されたものなのだそうです。まぁ、作者は異なっていても基本的にはテイストは同じなので、違和感は全然ないですけどね。
ちなみに後ろにあるのは病院の案内かと思いきや・・・
職員用有料駐車場? 広い敷地が職員用というのも驚きですが、有料なの?通勤手当が課税対象になるとか最近そんな噂もあるようですが、これは・・・なんかやだなぁ・・・
- 2023/08/16(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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夏の甲子園の季節ですね。今回はそれに関係するものを・・・
甲子園じゃないんですけどね。 ということで今回は、土佐くろしお鉄道球場前駅のものを紹介します。ここは高知県安芸市なのですが、この駅の近くには安芸市営球場が設置されており、甲子園球場を本拠地とする阪神タイガースがキャンプ地として使用することが知られています。そんな球場の最寄り駅であるこの駅の駅名標は野球ボールの形になっており、となりには阪神タイガースのマスコット「トラッキー」「ラッキー」の壁画も設置されています。ちなみにごめん・なはり線の車両には1両だけ、阪神タイガースラッピングの車両も運転されていますね。

もちろん、ごめん・なはり線の各駅にあるやなせたかし先生によるキャラクター像も設置されているのですが、こちらも野球ボールをモデルにしたキャラクターになっています。名前は「球場ボール君」で、わっかりやすいです(笑)。ちなみにユニフォームと帽子が虎柄なのは、タイガースを意識しているのかな?でもタイガースのユニフォームはトラッキーを見ての通り、虎柄ではありませんが。
- 2023/08/09(水) 15:00:00|
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今回は宮城県仙台市青葉区の仙台市営地下鉄南北線旭ヶ丘駅前のモニュメントを紹介します。あさひがおか・・・サザエさんの家の最寄り駅じゃないですよ?

この駅は「日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)」の最寄り駅であり、駅に直結しています。が、紹介するのはそちら側ではなく、台原森林公園側の駅前の方のものになります。まずはこちらの葉っぱを咥えた裸婦とヤギの銅像(裸でヤギと遊んでたら怪我すんぞ!って突っ込んではいけないかな?)。タイトルは「牧歌」で、1987年(昭和62年)に彫刻家の岩野勇三氏が制作したとのこと。この時期は旭ヶ丘駅の開業と重なります。ちなみに岩野氏の作品は、以前
横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅のものを紹介しましたが、あちらも裸で葉っぱを持っていましたね。そういう作風なのでしょうか。

次はとても分かりやすい日時計です。日時計って
長電信州中野駅や
弘南鉄道黒石駅にもありましたが、かなり大きいものが一般的。しかしこちらは水飲み場くらいのサイズになっていました。タイトルを見ると「仙台市市制100周年政令指定都市指定記念」の日時計であり、1989年(平成元年)6月10日に仙台けやきライオンズクラブが、チャーターナイト10周年記念として設置したもののようです。説明によれば日時計・・・と太陽電池時計?ん、そんなのあったか・・・?

次は丸い球の石碑。ボウリングのボールみたいな大きさのものです。石碑には「記念植樹 東日本放送開局15周年」という文字の下に、「未来の子らに森の緑を!!」という言葉が入っています。一応植樹のようなので、後ろの木も撮影。ちなみに設置は(1990年)平成2年5月3日とのことですが、そう考えるとこの辺りのモニュメントはほとんど同じような時期に設置されたことがわかりますね。
- 2023/08/06(日) 03:00:00|
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四国帰りの際に、高松空港で買ったものです。

ロングライフうどんのカレーうどんです。この手のものは、
五木食品のものを過去にも紹介していますが、そちらは九州のもの。四国のロングライフうどんを紹介するのは、初めてですかね。

ちなみに販売元は「さぬき麺業」という会社なのですが、こちらは実際に高松に本店を構えるうどん屋さんで、東京駅にも店舗があるようです。また、うどんの製造に関しては、
会社の歴史のページによると、よくお土産屋で見かけるような”半生うどん”を日本で初めて開発した会社なのだそうです。まぁ、今回は半生うどんではないですけどね。ちなみにスープもついており、電子レンジで調理できるというのは他社とも同じです。

調理例はこちら。うどんよりも具が目立ってしまっているのは気にしないでください。麺についてはあんまりコシは強くないかもしれませんが、東京近郊の会社が造るうどんよりはコシがあるような食感です。スープについては、正直五木食品とあまりかわらないかなぁと思いました。
ちなみに紹介していませんが、四国の会社でロングライフうどんを製造しているところをもう1社知っています。瀬戸内讃岐工房という会社のもので、いつも5玉入りを文化堂で買って常備していたのですが、文化堂3件梯子しても見つからなくなってしまいました。日持ちするゆえ重宝していたので、どこかにないかしら・・・
- 2023/08/02(水) 15:00:00|
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