今回でモニュメント記事は891回目。ということで、今回は石川県羽咋(はくい)市のJR七尾線羽咋駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅前ロータリー南側の島の賑やかなこちらのモニュメント群から。

UFOみたいなモニュメントがありますが・・・UFOです。ここ羽咋の歴史を記した古文書には、「そうはちぼん」という仏具が空を飛んでいるという話が書かれており、「もしやUFOではないか」と考えられたことから、UFOで町おこしをすることになったようです。またこの辺りでは、そうはちぼん伝説以外にも「ナベが空から降ってきてに人をさらう」という神隠し伝説や、「神力自在に飛ぶ物体」が登場する『気多古縁起』という古い巻物があったりするとのこと。1990年(平成2年)には「宇宙とUFO国際シンポジウム」を開催し、その6年後には「コスモアイル羽咋(宇宙科学博物館)」がオープンしており、UFOだけでなく宇宙に関するあらゆるもので町おこしをしているようです。

次はこちらの石の彫刻。昔FC東京にいたディフェンダーを讃える・・・ものではありません。
羽咋市のホームページでも紹介されていますが、市内には彫刻家・馬渕洋氏により制作された、5つの擬音のモニュメントが設置されています。一番有名なものはこの「ジャーン!」というモニュメントで、UFOのモニュメントの下にある説明書きにもあります通り、記念撮影をする人が多いようです。ちなみにモニュメントの前にタイトルが用意されていたのですが、正式名称は「・・・・・・・」とのこと。真逆やん(笑)

そして同じ島の縁には、「ズズズズズズズ」という文字が左に行くにつれて地中から出てくるようなモニュメントがあります。こちらは正式名称が「!」とのこと。正直さっきのやつと逆なんじゃないかと思ってしまうのですが、私だけでしょうか?

ちなみにこちらは同じ島にある「照明燈」なのですが・・・・・どう見ても時計塔。というか照明ある?

同じ島の最後のものになりますが、ここには「交通安全塔」と書かれた小さな石碑もありました。ここのモニュメントの中で一番小さいのですが、塔なのでしょうか?ちなみに設置は1964年(昭和39)年と、この中では断トツで古いようで、羽咋ライオンズクラブのチャーターナイト記念として設置されたようです。

次は先ほどのの島の斜め向かいのところに路地の入口のようなところがあるのですが、そこに「八幡神社」と書かれた石標があります。横には「昭和三十七年七月建立」と彫られているので、先ほどの交通安全塔よりも古いことがわかります。ちなみにこの路地の先へ進むと神社があるのですが・・・川があり行くことができません。昔は橋があったのでしょうか?現在は他の橋を迂回しないといけないのですが、真正面に鳥居があると昔は橋があって真っ直ぐ行けたのではないかなと考えられます。
ここの駅前には他にもモニュメントがあるのですが、とりあえずここで一区切り。次回紹介しようと思います。
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- 2023/10/29(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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今回は某コープで他よりも安く売られていた2種類のビールについての話。

ともにメーカーはサントリーで、左側が「パーフェクトサントリービール」、右側が「サントリー生ビール」です。ちなみに前者の方が少し早めに販売開始されており、1度デザインの変更が行われています。これらのビールが販売開始されたことにより、今までのサントリーのスタンダードビールであった「ザ・モルツ」は製造終了したようです。ついにモルツの名前はプレモルだけに残るようになったんですね・・・

原材料は「サントリー生ビール」の方にのみコーンが入っていますが、大差は無いでしょう。アルコール度数は、「パーフェクトサントリービール」が5.5%、「サントリー生ビール」が5%であり、少し差があります。カロリーは「サントリー生ビール」の方が3割くらい多いようです。そういえば「パーフェクトサントリービール」には生の文字がありません。となると、生ビールではなく熱処理ビールなのでしょう。

色比較はこちら。そうかなと思いましたがやはり・・・「パーフェクトサントリービール」の方が若干色が濃いです。味についても「パーフェクトサントリービール」が若干濃く、なんとなく甘みがあるような気もします。・・・いや「サントリー生ビール」が薄いのかも・・・う~ん、正直他社商品と比較しないとこの辺りはわかりにくいですかね。
「パーフェクトサントリービール」には黒も出るので、ちょっと期待。アサヒ黒生と比較してみようかしら。
- 2023/10/25(水) 15:00:00|
- 飲料
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前回に引き続き、東武春日部駅から。今回は西口のものを紹介します。

まずは線路沿いのところにあるこちらの石碑。他の街でも紹介しましたが、市民憲章の石碑になります。左側には説明がありましたが、「私たちの春日部をより明るく心豊かなまちにするため、昭和四十七年一月に定めたものである。」とのこと。しかし本文の一番左には「昭和四十六年一月」と書かれています。また碑文の下の「春日部市民憲章推進会議」の上の日付は「昭和四十八年十一月」とあります。う~む、どれが正しいのでしょう?

次は「秋葉神社の夫婦松」と題された石碑です。まぁ、本当に紹介すべきは後ろに写っている幹のやつなんですがね。もともとこの場所には、江戸時代に粕壁宿の名主であった多田次郎兵衛が個人的に建てた祠である「秋葉神社」があったのですが、区画整理で移転。神木のイチョウだけが残ったようです。このイチョウの内一本は根元が松と一緒になっていることから、夫婦松と呼ばれるようになったようです。そしてこの夫婦松は1988年(昭和63年)7月25日に、春日部市指定の天然記念物に指定されているようです。

次はロータリーの真ん中にあるこちらの大きなモニュメント。一応名称は「春日部駅西口区画整理事業完成記念塔」であり、制作は春日部市の都市景観アドバイザーをされていた、彫刻家の横沢英一氏とのこと。碑文が用意されていましたが、それによれば「10本の石柱は区画整理事業を表わし、丸の部分は人類の永遠の願いである、平和を表わしたものです。」とのこと。

こちらはおまけ。この時駅前には高架化工事を説明するショーウィンドウみたいなものがありました。そこには春日部名物大凧あげ祭りの凧のようなものに「鉄道高架」と書かれたものや、高架線路の模型が用意されていました。でも流石にこの模型、春日部駅を表現するには線路が少なすぎるような気が・・・
- 2023/10/22(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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888回目・・・もうここしかない!

ということで「八」を紹介します。これがあるのは東京都多摩地区の中心である八王子駅の北口です。おそらく地下の通気口を設置したかったところをうまく活用したのでしょう。八王子だから八の字が表現されているだけで、あんまり工夫はなさそうなのですが、横にはシッカリと説明書きが用意されていました。それによれば、八王子が「桑都」と呼ばれていたことや、江戸時代には絹織物の街として栄えたことを伝えるべく、ペデストリアンデッキを「マルベリーブリッジ(桑の橋)」と名付け、八王子城を模した塔に「絹の舞」を飾ったとのこと。「絹の舞」がレインボーカラーの八の字でしょうか。後ろの通気口は一応八王子城を模しているものなんですね・・・。

ちなみに「絹の舞」の向かいのところには、三角地みたいなところがあり、そこには銀の玉がいくつか並んでいました。これは桑の実を表現しているのでしょうか?でも桑の実ってもっと密集してますよね・・・
これじゃヘソピみたい・・・。

次は南口にあるこちらのステンレス製モニュメント。意味の分かりにくい造形なのですが、下に説明書きなどがあるようです。

見てみるとモニュメントの脚の部分に「世界連邦平和宣言都市」と書かれており、その下には八王子市の平和都市宣言の文が書かれています。ちなみに設計したのは建築家・都市プランナーの森義純氏であり、施工は八王子大丸が行ったとのこと。八王子大丸は1985年(昭和60年)には閉店しているので、かなり古いモニュメントであることがわかります。

次は南口のペデストリアンデッキに設置されていたこちらの石碑。ロータリークラブの紋章があり、「環境・水・緑 地球の未来」と書かれています。東京八王子にしロータリークラブの創立45周年記念植樹の際に設置されたものとのこと・・・ん植樹ってことは木があるってこと?・・・はい、撮影し忘れました。このペデストリアンデッキは1本のとちの木を囲うように建設されており、「とちの木デッキ」という名前が付けられています。この石碑はその説明の一部ということになります。設置は「2010年10月」と書かれておりますが、私は八王子駅の南口はペデストリアンデッキができる前に訪問したことの方が多かったです。早朝の八王子始発の中央本線松本行きに何回か乗りましたから(今も列車は残っているようですね)。
- 2023/10/15(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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私が忘れてしまっていたネタを一つ。

四国に行ったときに、たまたま
タカモリのナポリタンの味違いがあったので買って食べていたのですが、もはやそんなことをすっかり忘れており、デジカメのSDカードに画像が残っていたのをついさっき見つけました。ちなみに普通のナポリタンとの違いは、味付けが「デミグラスソース」になっているところにあるようです。

裏面の原料表記を見てみますが、デミグラスソースがしっかりと書かれています。それ以外にはビーフエキス、オニオンエキスが書かれています。ハッシュドビーフの味に近いのかな・・・?以前タカモリのナポリタンを紹介したときとの最大の違いは、会社が五木食品に吸収されてしまったところでしょうかね。

調理例はこちら。これだけ見ていると普通のナポリタンとあまり変わらないような気がします。いや、お店のナポリタンはこんな感じの色がデフォルトで、インスタントのナポリタンはもっと薄い色合いがデフォルトなんでしょうけど。ちなみに味についてですが・・・確かのちょっと違うかな。何かが濃い・・・んだけど、ナポリタンの味だよなぁ・・・って思いました。いつも私は自分でナポリタンやチキンライスを作るときには、ケチャップをガンガン入れたり、隠し味に醤油を入れたりしているので、味音痴になりかけているのかもしれませんね(笑い)
- 2023/10/11(水) 15:00:00|
- 食いもん
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こちらの記事によれば、築100年を超える福島県いわき市にあるJR磐越東線小川郷駅の駅舎が解体され、新駅舎になることが決まったようです。私はたまたま8月にここを訪問し、駅舎を撮影していました。ということで今回は小川郷駅前のモニュメントを紹介します。ちなみに磐越東線は、いわき-小川郷の区間列車も設定されており、私も列車の折り返し時間を利用して散策・撮影をしました。

先ずはモニュメント・・・と言わないんでしょうけど、文字が書かれていたのでご紹介。駅舎の右手にある、2015年(平成27年)に”小川郷の会”が小川郷駅開業100周年を記念して設置した、石のテーブルとイスです。改めて”100周年”という文字を見ると、地方のローカル線の駅ながら100年以上歴史があり、しかもその駅舎が残っていたというのはすごいことだなぁと思いました。ちなみに福島県は御影石の産出量が多いようですが、これも福島県産の石を使用しているのでしょうか?

次は駅前広場の横から。県道に面するところにベンチの広場があるのですが、その真ん中に・・・カエルの絵が描かれています。そしてその右には・・・

・・・そのカエルの銅像が設置されています。足元にはオタマジャクシの銅像もありますね。しかしこのカエル、何者なのでしょうか?

しっかりと説明書きが用意されていました。それによれば設置は昨年の3月であり、ここ小川町が詩人・草野心平の出身地であることから、作品に登場する「モリアオガエル」をイメージして、地元の小川中学校美術部の方々がデザインしたものとのことです。ちなみに土台の御影石は、モリアオガエルの繁殖地として国の天然記念物に指定されている”平伏沼”がある、川内村産とのこと。役割としては、県道を通過する人たちが『無事、カエル』こと、駅から来た人を『快くむカエル』ことのようです。ちなみに
こちらの記事では除幕式の様子が紹介されています。過去にも
地元中学校の生徒が作成した像を紹介していますが、自分の作品が駅前に設置されるというのは、やはり羨ましく思えますね。
- 2023/10/08(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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北陸はいったん休憩。今回は神奈川県横須賀市にある、JR横須賀線衣笠駅前のモニュメントを紹介します。ちなみにこの駅は横須賀線の駅の中でも京急線から遠いところにあるため、両隣の横須賀駅や久里浜駅よりも利用者が多いです。

ここの駅前にはお地蔵さんが2体設置されています。大きなお地蔵さんの横にすごく小さなお地蔵さんがいます。一応献花は両方に用意されているみたいですね。

ちゃんと看板が用意されていましたが、「衣笠厄除地蔵菩薩」が正式名称のようで、地元の衣笠商店街が管理しているようですね。裏面には説明書きが用意されていましたが、それによれば昔この辺りは多くの人が亡くなっている古戦場であり、『長い間無縁の霊とされていた人たちの安らかな眠り』を願いつつ、災難払いと交通安全を祈るために、1964年(昭和39年)11月に設置されたそうです。ちなみに毎月4日を「厄除地蔵市」という縁日とし、厄除供養を行っているようです。駅前にお地蔵さんがいるところはたくさんありますが、ここまで住民の方々に大切にされているものは、初めて見かけたかもしれません。
- 2023/10/04(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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もう一つ越美北線から。今回は福井市の越前東郷駅のネタをご紹介。ここは「おつくねのまち」と呼ばれているようですが、”おつくね”とはこの辺りの方言でおにぎりを指す言葉とのこと。東郷地区は福井県内でも有名な米どころのようです。

この駅は他の越美北線の駅よりも利用者が多く、有人駅だったころの駅舎がまだ残っており、最近リニューアルされたようです。そんな駅舎の真ん前には、日本庭園のような池と石灯篭が設けられています。が、池は水がなく、石灯篭だけがモニュメントとして目立つようになっています。まぁ、石灯篭だけがある駅として、
富山地鉄早月加積駅や
JR紀勢本線新鹿駅を紹介していますが、池の跡があるだけまだこちらの方がサマになっていると言えるかも・・・

次はモニュメントではなかったのだが、モニュメントっぽくなってしまったものをご紹介。駅舎の隅に洗面台があります。そしてその横にはベニヤで何かを塞がれたようなところがあり、そこに鏡が掛かっています。横には「今日も笑顔で感謝」「幸せづくりにいかが?」と書かれていてちょっと面白いです。ちなみにその下には洗面台を使用する人向けに、タオルと消毒液、石鹸があるようです。石鹸は「カラスがくわえて行きます」とのことで、。
さて、ここについてですが、おそらくトイレだった場所なのだと思います。すぐ近くに新しいトイレがありましたので、封鎖したのでしょう。しかし洗面台だけは外にあったのでうまく活用する方法を、地元の方々で考えてこのように整備されたのではないかなと思いました。

さて、ここからは余談。今までの画像にもちょこっと映り込んでいますが、ちょうど私が訪問した日(8/13)は、この地区の夏祭り「おつくね祭」の開催日でした。駅前にはイベント車や出店などがいろいろと並んでいて、多くの人がお祭りを楽しんでいました。私はこの辺りで昼食をとろうと思っていたのですが、飲食店は通常営業していませんでした。ということで・・・

出店のもので腹ごしらえ。焼きそばと焼き鳥を昼食にすることにしたのですが・・・写っていないところにお酒があったりして(笑)。まぁ、お祭りなんで許して!
- 2023/10/01(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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