前回の記事で「キリンラーメン」を紹介しましたが、製造元の小笠原製粉は愛知県碧南市にあります。

ということで今回は名鉄三河線の終点である、碧南駅前のモニュメントを紹介します。市の名前が駅名になっていますが、実際の中心地は隣の
碧南中央駅周辺であり、こちらは比較的閑散としています(ちなみに小笠原製粉の最寄はこちらです)。かつては吉良吉田方面に線路が延びていましたが、非電化になった後に廃線となっています。

まずは駅舎の隣の駐車場前に設置されている、「大正記念道路 大正通」と彫られた、えらく古そうな石標です。文字通りなのでしょうけど、その通りというのは、この石標のある通りということでしょうか?あんまり広い道でもなく、なんとか車がすれ違えるくらいの生活道路なんですが、そんなに歴史があるんですね。ちなみに大正時代に開通したということは、碧南駅が三河鉄道大浜港駅として1914年(大正3年)に開業しているので、駅へのアクセスのために敷設された道路なのでしょうか。でもそれだと大正”記念”という説明がつかないことにもなってしまうのですが・・・

次は久々に登場!ロータリークラブの行動指針である「四つのテスト」の石碑です。これはロータリークラブの寄贈したモニュメントなどによく書かれているものであり、
JR徳島線鴨島駅前の時計台や、
JR東北本線白河駅前の像の土台に書かれているものもあれば、
JR函館本線深川駅や
JR根室本線芦別駅にあったようなシンプルな石碑もあります。ここのものは後者に近いものですが、石の形状が普通の四角ではなく、葉っぱのようなデザインになっているのが特徴的です。
あ、画像のサムネイルみてセレビィだと思った人、私と同じになっちゃいますよ。

次は厳密にはモニュメントではないのですが、石製の水飲み場がありました。下の方をよく見てみると、「1965年 碧南ロータリークラブ 世界ロータリー創立60周年記念」と書かれていますので、その意図で設置されたものであることがわかります。既にこの水飲みも50年以上使用しているのですが、ロータリークラブが110年以上続いていることを考えると、そちらの方も凄いなぁと思ってしまいますね。むしろそんなに昔から社会奉仕を考えている人って世界にはいたんですねぇ。日本なんてまだ明治時代で、戦争だ戦争だとやっていた頃ですからね。
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- 2018/12/18(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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