650回目・・・キリ番ですね。ということで今回は節目っぽいところから。

紹介するのは本州最南端の駅である、和歌山県東牟婁郡串本町の串本駅前のモニュメントを紹介します。わざわざ鳥取から和歌山まで来たのも、この駅のモニュメントを撮影していなかったからだったりして・・・。それは置いておいて、ここは本州最南端ということでそれを示す石碑が設置されています。結構端っこの駅って石碑とかがあったりするんですが、私が訪問するところはホーム上に看板があるだけのところとかが多く、意外にも駅前のモニュメントで紹介したのは今回が初めてなんですよね。ちなみに日本最南端はゆいレール赤嶺駅なので・・・何時訪問できるやら・・・。

次は駅舎横に設置されていた石庭なのですが、普通の石庭であれば私はスルーするのですが、「串本ライオンズクラブ」の石碑が設置されていたので撮影することに。ん、良く見たら後ろの折れた木の幹に何か書かれてるぞ?書かれているのは串本の民謡として有名な「串本節」の5番の歌詞である、「一つ二つと端杭立てて 心とどけよ串本へ」の部分が書かれています。そういえば昔は特急「くろしお」のご当地車内チャイムで、串本駅到着時には串本節が流れていましたね。「ここは串本 向かいは大島」のフレーズは有名ですが、あえて5番の歌詞が書かれているのも面白いところです。

こちらはロータリー内部の石庭・・・というか、ただの石の並び?ですかね。こちらにもライオンズクラブの石碑が設置されていたので、何か文字が書かれているのかとよーく見てみたのですが、何も書かれておらず。残念、ただの石だったようです。

上の石の隣には、アメリカ商船「レディ・ワシントン号」の銅像が設置されていました。説明によれば、ケンドリック船長が率いていたこの船はまだ日本が鎖国していた1791年(寛政3年)に、ウイリアム・ダグラス船長率いるグレイス号とともに紀伊大島に寄港・上陸したとのこと。ペリー来航62年前に上陸しており、アメリカではケンドリック船長は日本に初めて行ったアメリカ人として有名なのだそうです。串本駅はその紀伊大島の最寄ということで、この船の銅像が設置されているのでしょう。正直ペリーより前に日本に来たアメリカ人なんて、歴史教科書には載ってないので知りませんでした。こういうのを現地に来て知るというのも、モニュメントの存在意義なのかなぁと思います。
ということで50回区切りの回を迎えましたので、次はJRのまとめをやろうと思います。
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- 2019/01/15(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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