前回の記事で東十条駅前のモノを紹介しましたが、今回はすぐ近くにあるJR埼京線(赤羽線)十条駅前のモニュメントを紹介します。

この駅は上下のホームに改札口が設けられていますが、紹介するものは下りホーム側の北口を出たところにあります。まず紹介するのは、駅舎の横に設置されているEF58形70号機の動輪です。SLの動輪は日本全国あちこちに設置されていますが、ELの動輪は今までも
JR信越本線横川駅くらいしか紹介していないですね。あちらは碓氷峠の補助機関車という関わりがありましたが、今回の種車は浜松・宇都宮に所属していたらしいので、特に赤羽線で活躍していたわけではなさそうです。とするとなぜ?

後ろにあった石碑がヒントになりますでしょうか。動輪の後ろにあったのは1980年(昭和55年)に設置された、十条駅開業70周年記念碑であり、動輪の土台には十条駅の沿革が書かれていました。とすると、”70周年”を記念して”70号機”の動輪を設置したのでしょうかね。というか、EF58形ってその頃にもう廃車が出ていたんですね。最近まで61号機がお召し機として使用されていたので、そんなに古い機関車という感覚がなかったです。

次はロータリーの内部に設置されている、2体の裸婦像です。ひざを地面について、両手を挙げています。ロータリー内部の北と南にそれぞれ像は設置されているのですが、見た感じどちらも同じ形状ですね。しかしながら、作者やタイトルなどの記載は特になし。詳細は不明です。
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- 2019/03/17(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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