前回の記事に続き、三重県尾鷲市から。今回は一夜明けた元日のJR尾鷲駅前で撮影したものをご紹介。

駅前・・・というものの、紹介する物は駅前の広場から50~60mくらい離れた公衆トイレの横に設置されています。もう、駅前モニュメントと言いつつネタ探しのためなら何でもやるようになってきているなぁ、ワシ。ということでまず紹介するのは、「おわせよいとこ 朝日をうけて 浦で五丈の 網を曳く」という、地元の民謡である「尾鷲節」の冒頭の歌碑です。○○節というと、近くでは紀伊半島の南端の
串本駅にも「串本節」のモニュメントがありましたが、このあたりは海沿いで漁業も盛んなので、そういう民謡が多いのでしょうか?なお、歌碑のある一帯は、1975年(昭和50年)の第30回国体開催時に三重県が会場になったことを記念して、尾鷲ライオンズクラブの寄付により整備されたようです。

次は駅前モニュメントと言うより、駅前食堂の置物といった感じのモノなのですが・・・ここには白い野球選手の像が設置されています。アロエの奥にしまわれていますが、動かせるものなのでしょうかね。そうはいってもこの像、ただの置物ではありません。これの元となっている像が尾鷲市営野球場に設置されているのです。つまりここにあるのはその像のレプリカということになります。モデルとなっているのは「出陣学徒壮行早慶戦(通称:最後の早慶戦)」に出場し、後にプロ・監督となり、野球の殿堂入りも果たした別当薫氏とのこと。別当氏は兵庫県西宮市出身なのですが、本籍地がこの尾鷲市ということで、ゆかりのある人物として像が建てられたようです。でも本籍地って、意外と簡単に変更できますよね。日本で一番本籍地が多いのは東京都千代田区千代田らしいし・・・
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- 2019/04/21(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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