
TXだけでなく、野田線を介してこちらの鉄道も連休中に行ってきました。ということで今回は、千葉県白井市にある、北総鉄道白井駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅の北側に設置されている時計台なのですが、果実である梨の形をしたものになっています。なぜ梨なのかというと、白井市はあの「ふなっしー」で有名な船橋市を越え、千葉県内で一番多く梨を栽培している市であるからです。ちなみに千葉県自体日本国内で一番梨の収穫量が多いようですが、その中でも特にこの白井市が一番ということなので、気づかずに食べている梨も、実は白井産だったということもありそうです。

ところ変わって駅の南側。こちらには球のような噴水彫刻と小さな川が整備されています。この噴水、球がなかったら
名鉄大田川駅の「ニルフェルの泉」に似ていますね。じゃあ球は何なんだと思い、タイトルを見たら「梨の泉」でした。またしてもここで梨が出てきます。説明によれば、ここの噴水彫刻の球は白井市の町章からヒントを得て「和」「躍進」「太陽」「梨」のイメージを統合して制作されたものであり、噴水から流れる水流では白井を流れる川を、その先にある渦を巻く池(らしい)では北総台地の沼をそれぞれ表現しているとのこと。訪問時は水は出ておらず、渦を巻く池もよくわからなかったのですが、水が出ていれば、噴水彫刻の球は回転し、洗われている梨のように見えるらしいです。梨プッシュですが、同じように梨プッシュしていたところとしては、同じく梨を多く栽培している
東京都稲城市のJR矢野口駅にも梨関連のモニュメントがありましたね(あっちはゆるキャラですが)。

次は上の泉の向かいあたりにある、でっかい石灯篭です。あれ、白井駅って千葉ニュータウンの開発によってできたところだから、古い灯篭は流石に無いんじゃ・・・と思ったのですが、よく見たら「常夜燈」と書かれているのがわかります。ということは、現役の街灯なのでしょう。ニュータウンに灯篭は違和感があるかもしれませんが、実は白井には平安時代に建立されたと言われる薬王寺や、同時期に設けられたと言われる「清戸の泉」の弁財天、古くから信仰の地とされている「みたらしの池」など、史跡がたくさんあるので、灯篭というのは歴史がある街であることを示すために設置されたとも考えられますね。

そして最後は・・・またも駅前にライオンズマンションを発見!当然ライオン像もありました。
TX三郷中央駅の記事で書いたとおり、今まで駅前にライオンズマンションがあったことはほとんどなく、駅前にマンションのライオン像があるところも見かけていませんでした。しかし、この日は1日に2箇所もそういうところに行くとは・・・。ちなみにこちらのライオンさんは、オス1匹でちょこんと猫のように座っています。なんか飼い犬みたくも見えますね(笑)
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- 2019/05/21(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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