もう一つTXから。今回は千葉県流山市のつくばエクスプレスと東武野田線の乗換駅、流山おおたかの森駅前のモニュメントを紹介します。

まずはショッピングセンター前の広場から。ここには駅名の由来となっている、オオタカの像があります。高い支柱の上に像が設置されておりますが、原寸大なのか下から見たらちょっと小さくも見えます、オオタカなのに。ちなみにオオタカはもともと近くの市野谷の森に生息しているようで、これを守っていくことも踏まえてこの駅名になったとかなんとか。周辺は住宅街になっていますが、大きい鷹が来たら・・・私はびっくりするとおもいます(笑)

次は「流山市民の歌」の歌碑です。市民憲章ではなく、市民の歌なんですね。確かに市が公式に認めている歌は函館市の「はこだて賛歌」とかいろいろありますが、石碑になっているところはありそうであまりないですね。地域を歌った「○○小唄」はたくさんありますけども、過去にどこか紹介したところあったかな・・・。なお、作曲はいずみたく氏、作詞は岩谷時子氏と、結構大物の方に依頼して作られたことがわかります。ちなみに設置者は流山ロータリークラブで、2013年5月に創立50周年を記念して設置されたもののようです。ロータリークラブということで、裏面にはお馴染みの「四つのテスト」が書かれています。

次は東武野田線の線路を挟んだ反対側のロータリー脇に設置されている、「つくばエクスプレス開通記念の碑」です。まぁ、名前の通りの石碑なのですが、この石碑の設置目的は実際のところ開通の記念というよりは、開通に尽力した第3代流山市長の秋山大吉郎氏の功績を後世に伝えることにあるようで、設置者も「つくばエクスプレス流山市内誘致・秋山大吉郎氏の功績を称える会 顕彰碑建立実行委員会」となっています。鉄道会社は全然設置にかかわっていないみたいなのが面白いところですね。個人的には碑文の”常磐新線”という言葉が懐かしいです。

次は上の石碑のところからTXの線路を挟んだ反対側にある、「出会う(meet.with)」という像です。傘を持った女性と犬、そして切り株の上に乗ったカエルが1セットになっているようです。作者は彫刻家の鈴木法明氏であり、設置は2019年1月ということで設置されて余り時間が経っていないようですね。ちなみに鈴木氏の彫刻作品はこの作品と同様、ステンレスとチタンを素材にしたものが基本のようですね。

これは・・・おまけかな。ショッピングセンター前の広場の方に、なんだか小さな小屋みたいなものが設置されていました。たぶん常設のものではないと思いますが、随分立派なつくりになっています。ちなみに中には自由に入ることができ、窓から外を見ることができます。ゴールデンウィークだったので子供向けに設置したのでしょうかね。
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- 2019/06/25(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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