前回の続き です。今度は十日町駅西口(北越急行側)のモニュメントを紹介します。
連絡通路を上がったところにも彫刻があったのですが・・・タイトルちゃんと書かれてるじゃないですか(笑)。前回のやつ、完全に見落としていました。こちらにあるのは左が「蝶」、右が「とんぼ」で、作者は松田大氏とのこと。後者は昔の
十日町市の市報 に記述がありました。
西口にはもう1つ連絡通路の出入り口があり、そこには「会話」というタイトルの彫刻があります。どちらも日本語は同じなのですが、英語表記が左側はTalk with a manで、右側はTalk with a womanとなっています。確かに、左側はネクタイを締めているので男性、右側はロングヘアに口紅が目立つので女性のようです。夫婦で会話をしているのでしょうか?ちなみに作者は彫刻家・新潟市美術協会事務局長の五傳木浩樹氏とのこと。
次はロータリー内部にある巨大なモニュメント。上のほうでラッパを吹いているように見えますね。作者は十日町市出身・在住で、市内で「ギャラリー藤」という展示場を開いている、彫刻家の藤巻秀正氏であり、タイトルは「大地の響」とのこと。英語表記は「sound of earth」ですか。ラッパを吹いているのは大地の神でしょうか?ちなみに藤巻氏の作品は、以前
JR成田線笹川駅前 のモノを紹介していますね。
次も藤巻氏の作品ですが、「朔北の人」というタイトルの石像です。”朔北”とは北の方のという意味のようですが、この像は北の方の人という意味になります。前回の記事にも同じような像があったような・・・でもこちらは雪ん子スタイルではないですね。
ここからは十日町駅西口公園という広場のモニュメントを紹介します。まずは彫刻家の小宮山晃夫氏による「Sanctuary」という、上を向いて座っている女性の石像です。”sanctuary”を訳すと聖域とか逃げ込み場所とか、安らぎの場所とかそういう意味になりますが、この女性はどの意味なのでしょう?安らいでいるのかな・・・?
次は帆船みたいな形状のモニュメントですが、タイトルは船ではなく、「空からの贈り物(電車ごっこ)」です。電車ごっこはわかりますが、空からの贈り物というのは何なのでしょうかね。ちなみに作者は新潟を中心に活躍されている、彫刻家の荻野弘一氏とのことです。
次は冒頭の「蝶」「とんぼ」と同じ、松田大氏による作品で、タイトルは「積層」です。横線が引かれた四つの石の間に、大理石のようなものでできた半円状の石が置かれています。なんとなく地層の中に眠っている化石を表現しているようにも見えますね。
次は近くの南魚沼市出身の彫刻家・野上公平氏によって制作された「燦燦」というタイトルのモニュメントです。英語表記は「Shining」・・・でもこれ、太陽の光を表現しているのでしょうか?どちらかというと蝋燭の火のようにも見えます(蝋燭の火の光を燦燦ということもあるのか?)。
次は・・・わかりやすい(笑)。似たような作品が
JR湯本駅 とか、
京王若葉台駅 にありましたので、彫刻家・黒川晃彦氏の作品であることはすぐにわかりました。タイトルは「帽子を被ったら歩いてみよう」です・・・あれ、サックスはタイトルに無いの?
そして一番奥には、柱の上に顔がついている石像がたくさん並んでいます。これは先ほどの「会話」の作者である五傳木浩樹氏による、「妻有の人々」という作品。確かに先ほどの「会話」に似ているところがありますね。というか、真ん中の人の髪型がすごい(笑)
とまぁ長々と紹介してきましたが、まだまだここの駅前にはモニュメントがあります。それではまた次回。
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2019/10/09(水) 15:00:00 |
駅前モニュメント
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> 「燦燦」のモニュメント。
> ほんまですね(笑)
> 確かに 太陽を表すなら
> もっと丸い感じというか 円形のようなものを
> 想像してしまいます(^^ゞ
>
> 「帽子を被ったら歩いてみよう」
> 私も パッと見た時
> サックスを吹く男…みたいな
> タイトルが 浮かんでしまい
> カタばみさん同様
> サックスは入れなくていいの?
> って 寺田心くんの声が聞こえてきそうでした
> (〃 ̄ω ̄〃ゞ
こんばんは。
「燦燦」は太陽とかには見えないですよね。
光と思しきところが細長いのがその要因ですかね。
黒川氏の作品はやはりサックスが目立ちますので、
「ちょっとまて、このタイトル・・・」と思ってしまいました。
2019/10/10(木) 22:10:52 |
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カタばみ #-
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