こちらの記事によれば、JR七尾線に521系が導入され、413系・415系の置き換えが行われるようです。これにより、413系の先頭車として最後まで残っていた急行型の455系700番台がなくなり、JRから急行型車両が全廃されるようになります。これも時代ですなぁ・・・。ということで今回は七尾線から。石川県鹿島郡中能登町の金丸駅前のモニュメントを紹介します。

まずは駅を出てすぐのところにあるこちらの子供に囲まれた観音像。民家の敷地にあるのですが、個人の持ち物でしょうか?それにしては向いているのは家の方ではなく、道路の方です。道祖神としての意味合いがあるのでしょうか?ひょっとすると昔から設置されており、人が住み始めたころに移設などせずに家を建てたのかもしれませんね。

次は駅を出て右の方に、一区画だけ祀るかのように整備されたところがあり、そこに胸像があるのですが、説明によればどうやらこれは石端良平という方の胸像のようです。人物の説明としては、1891年(明治24年)に生まれ、東京帝国大学採鉱学科を出て、日立鉱山の採鉱に携わっていたようですが、盤石の墜落によって亡くなってしまったようです。この銅像はその友人たちが設置したもののようで、いかに石端氏が短い生涯を終えたことを残念に思われていたかがわかりますね。

また、銅像の横には「石端勇吉之碑」という石碑がありました。こちらは昭和の時代に設置されたもののようですが、この石端勇吉という人物は陸軍の歩兵であり、上海にて戦死されたようです。同じ石端という苗字なので、子孫か親戚でしょうか?ひょっとするとこのあたりの敷地は、石端という方の敷地であり、先祖を称えているのかもしれません(それにしては、像や石碑のあるエリアの入り口が公道を向いていたのがちょっと不思議でしたけど)。
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- 2019/10/20(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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