今回は大阪府堺市堺区にある、南海高野線・JR阪和線の三国ヶ丘駅前のモニュメントを紹介します。いつもならJRを先に持ってくる私ですが、この駅はもともと南海が駅を管理していて、改札も南海が管理していましたので、南海を先に持ってきました。今では駅が改築されて券売機なども分かれてしまいましたが、以前は南海用のスルッとちゃん地紋の紙でJRの切符が買える券売機がありました。

まずは東口ロータリー内部にある、「無限」というステンレス製のモニュメントです。知恵の輪みたいな形になっていますが、どういうくっつき方をしているのか考えると面白いですね。寄贈者は「堺市榎まちづくり文化振興基金」であり、設置は1993年(平成5年)11月とのこと。一番下のところに何か書かれているのですが、植物が邪魔して確認できず。「作 (株)白石彫・・・」と確認できますが、堺市内には株式会社白石彫刻研究所という会社があるようです。そこが制作したのでしょうかね。

ところ変わって仁徳天皇陵のある西口から。こちらは国道310号線に面しているのですが、その国道は「西高野街道」の一部であることから、それを示す石標が設置されています。こちらも設置年月の記述があるのですが、こちらは「平成五年九月」と書かれており、東口のモニュメントと2ヶ月差であることがわかります。この頃に駅の両側の広場を整備したのでしょうかね。

最後は電話ボックスの上にある、「ふとん太鼓」のモニュメントです。「ふとん太鼓」は大阪府の泉州・河内地方や兵庫県の播磨・淡路地方で見られるお祭りの山車で、本来は上部が布団によってピラミッド状に作られているものになります。しかし堺のふとん太鼓は、実際には布団ではなく外側を貼り子でふとんのようにデザインし、中は空洞になっていて人が立てるような構造になっているようです。堺市内のふとん太鼓祭りは9月~10月の開催なので、今年はもう終わってしまっています。気になる方は来年訪問してみてください。
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- 2019/11/20(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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NPO法人理事が、無免許で生活保護受給者に住宅を仲介していた事件で、同法人の斡旋で大阪市内の賃貸住宅に入居した受給者の一人が、家賃などの名目で、同法人に月約8万円を支払うよう要求されていたことがわかった。浪速署は同法人が保護費の一部をピンハネしていた疑いがあるとみている。同署は19日、同法人「ヒューマンサポート大阪」理事・橋本孝司(63)、元「ピタットハウス天満店」経営の不動産会社社長・山手賢二(39)両容疑者を宅建業法違反容疑で送検した。
市関係者によると、受給者は昨年4月、同法人関係者に伴われて区役所を訪れ、保護を申請。家賃4万2000円を含む月約12万円の支給が認められた。入居時の契約では、家賃は家主の口座に振り込むことになっており、受給者が同法人の関係者に口座番号を尋ねたところ、「家賃は我々に渡して」と言われ、同5月、約8万円を請求された。
受給者が「生活できない」と支払いを拒むと、同法人関係者らが受給者方を訪れ、ドアをたたきながら「支払わなければ、保護を打ち切るよう市に言うぞ」などと詰め寄った。深夜2時や3時にやって来ることもあり、受給者は同6月、区役所に相談した。
- 2023/05/04(木) 10:02:58 |
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- ピタットハウス経営者、横領で逮捕 #-
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