今回は埼玉県児玉郡美里町の玄関である、JR八高線(八高北線)松久駅前のモニュメントを紹介します。この駅は町役場の最寄り駅にはなっているのですが、以前より無人駅となっております。もともと小さい駅舎があるだけだったのですが、「公衆トイレみたいだ!」とか「ログハウス風の駅舎が良い!」とか要望があり、現在はもともとの駅舎の前に「松久駅前情報館」という建物が建つようになっています。

紹介するのはこちら。美里町観光協会が設置した観光地図です。いや、地図を紹介するのはこのブログの趣旨とは違うじゃないですか!・・・というような茶番はここまでにして、本題に入りましょう。紹介したいのはその左側に設置されている小さい石碑の方です。

文字が書かれているのですが、大分古いみたいで破損してしまっています。「昭和十九年二月竣工」ですから、戦時中に設置されたもののようです。肝心なところが欠けているのですが、文字はなんとなく判読できますね。「側線完成記念」と書かれています。あれ、でもここの駅は今1面1線の棒線駅になっています。側線はあったの?って感じですが、もともとこの駅は無人化前は交換設備があり、貨物の取り扱いもしていたようです。貨物の取り扱いは開業時から行われており、取扱量が増えたので側線をこの時期に設置したのでしょうかね。こういう石碑って、駅の歴史が詰まっているような感じがありますね。
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- 2019/12/01(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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> ほんまですね(´・ω・`)
> 文字のとこ 一部ですが
> かなり欠けちゃってますね…
>
> 元々 小さい駅舎があるだけだったとか。
> 「公衆トイレみたいだ!」との声に
> 思わず ええーーって(笑)
> その駅舎も見てみたいなと思ってしまいました
> (●´ω`●)ゞ
こんばんは。
松久駅の駅舎がちゃんと映っている写真は、
ウィキペディアの記事に載っています。
公衆トイレみたいというのは、確かにそうだなと思います(笑)
- 2019/12/01(日) 21:13:08 |
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- カタばみ #-
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