今回は石川県白山市の、JR北陸本線加賀笠間駅前のモニュメントを紹介します。

ここの駅はホームごとに西口と東口が設けられていますが、メインの出入口は西口であり、紹介するモニュメントも西口側にあります。まずはロータリー内部にある「潤」と彫られた大きな石碑です。この文字を書いたのは、以前ここが松任市だったころに市長だった、細川久米夫氏のようです。ちなみに細川氏は1980年(昭和55年)から市長を長期務めていたようですが、最後は収賄事件で逮捕されて辞任したのだとか。ちなみになぜ「潤」なのかは説明が無かったのですが、このあたりは手取川が形成した扇状地であり、灌漑・水田も整備されている地域です。そういう意味で、水が潤う地域であることをPRしているのでしょうかね。

次もロータリー内部のものですが、「俳句ポスト」という、自分の詠んだ俳句を投稿できるポストが設置されていました。灯篭のような形状の石のポストで、結構立派です。土台の部分には「朝顔や つるべ取られて もらひ水」という、江戸時代の俳人・加賀千代女の詠んだ俳句が書かれています。加賀千代女は名前の通り加賀国出身ですが、現在の白山市のところの生まれのようです。この俳句も含め、朝顔を詠んでいる句が多いことから、白山市発足後の”市の花”としても朝顔が選ばれたのだとか。

ちなみに近くの地図のところには、「笠間商工連盟」と書かれた石柱の上に、フクロウの石像が乗っていました。ちなみに白山市の市の鳥は・・・ウグイスです。松任市時代からウグイスなのですが、フクロウが選ばれた理由は何なのでしょうか?生息地として有名というわけでもなさそう・・・

最後はモニュメントではなさそうなものですが、西口駅舎の横にはこんな線路の切れ端みたいなものがポツリ。手前に筒みたいなものが埋まっていますが、井戸でもあったのでしょうか?
スポンサーサイト
- 2019/12/11(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
> (゚Д゚) ほんまですね!
> 確かに 線路みたいに見えます。
> その前にある筒も
> 何か意味があるのかと
> いろいろ考えてしまいそうです(^^ゞ
>
> そして 俳句ポスト。
> こちらも 面白いですね


> 寄せられた俳句は
> どこかで 紹介されたりするのかなぁ~
> なんて 思ってしまいました(*^^)
こんばんは。
Windows Updateでパソコンが起動しないので、
携帯から簡単に失礼します。
多分線路っぽいものの前にあるのは井戸だと思うんですよね。
昔住んでたアパートに似たようなものがありました。
そうすると後ろの線路みたいなのは益々理解に苦しみますが・・・
- 2019/12/12(木) 23:59:42 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]