前2回が大雄山線だったので、今回はその起点・・・の隣の、JR東海道本線鴨宮駅前のモニュメントを紹介します。まずは南口の・・・

出オチから(笑)。ということで紹介するのは、トンネルから出る0系新幹線が目立っている、「新幹線の発祥地・鴨宮」というモニュメントです。東海道新幹線の開業はそういえば前回の東京オリンピックの年でしたね。また東京オリンピックが開催される年に、この記事を書くことになるとは・・・。

そんなことは置いといて、このモニュメントがここに設置されている説明をしていきます。土台には「新幹線の歴史」という説明書きがあったのですが、それによればもともと新幹線の試験線が鴨宮と綾瀬の間に設置されたことが、発祥の地である理由なのだそうです。この試験線は現在本線に利用されています。設置は2009年(平成21年)であり比較的最近なのですが、試験線があった鴨宮が新幹線発祥の地であることを知る人が少なくなってきたので、そのことを後世に伝えるためにモニュメントが置かれるようになったそうです。ちなみに土台には「新幹線の発祥地・鴨宮」という歌の歌詞がありました。そんな歌があったのか・・・

ちなみに土台部分には協賛者名も記載があります。地元鴨宮にある建設会社・神谷建設の会長さんが一番の協賛者のようです。

続いては北口のものをご紹介。こちらは南口より小規模なロータリーがあるのですが、線路沿いのところに石碑が2つ設置されています。まずは「安全の碑」という石碑。タイトルの通りの石碑なので特段説明も無いのですが、同じようなものは以前
JR室蘭本線本輪西駅にもありました。あちらは「安全塔」というタイトルでしたけども。

次は「鴨宮駅開業50周年記念」と書かれた石碑です。設置されたのは1973年(昭和48年)の6月1日であり、鴨宮駅の開業が1923年(大正12年)6月1日であることがわかります。あと数年で100年になりますね。ちなみにもともと鴨宮駅は酒匂川信号場(信号所)が格上げされてできた駅なのですが、まだ開業当時はここは東海道本線ではなく、熱海線という路線でした。当時は東海道本線は現在の御殿場線であり、丹那トンネルが開通する前のことでしたから。随分時代は変わったなぁと思ってしまいますね。
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- 2020/02/09(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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