・・・拝島市という市はありません。ということで今回は、JR青梅線・八高線・五日市線と、西武拝島線が乗り入れる、東京都福生市と昭島市にまたがる拝島駅前のモニュメントを紹介します。こことか大船駅(鎌倉市と横浜市にまたがる)は、単独の市であることを勘違いされやすいらしいです。

この駅は現在でこそ橋上駅舎になっていますが、以前は南北に駅舎が分かれており、昭島市側の南側をJRが、福生市側の北側を西武が管理していました。今回紹介するモニュメントはすべて北側にあるものです。北側のロータリーは南側よりも小規模のものなのですが、その中にはステンレス製っぽいモニュメントがあります。なんか漁業の仕掛けにありそうな形状をしていますが、タイトルは「四角柱上の胸像」です。ん?胸像?どこが胸像だ?説明書きが用意されていましたが、それによれば「4分の1の四角柱の上に 4分の1の胸像をのせた造形 4分の3の虚の空間は 鑑賞者による像の復元の想像を 期待する空間」とのこと。あ、だから土台の真ん中じゃなくて端っこに立っているのね。どんな胸像かは想像しなきゃいけないのかぁ~・・・う~ん、わしには4分の3の部分想像できん(笑)

次はロータリー横の踏切を渡ったところに設置されている石碑を紹介します。石碑といってもこれは横にかかっている橋の案内碑のようです。橋の名前は「平和橋」で、”いわれ”が書かれています。それによればこの橋は1972年(昭和47年)に設置されたもので、「世界の恒久平和を願う」として命名されたのだそうです。・・・なんとなく「平和を願う」という言葉がここに出てくるのが気になりますね。というのも、この石碑の横の線路は米軍の横田基地に続いている貨物線なので、深い意味がありそうに感じます。
スポンサーサイト
- 2020/04/26(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0