もう7月になるんですね。いや~7月という実感がありません。さて今日は何月何日でしょう(小遊三師匠風)
ということで今回は750回目のモニュメント記事。節目ということでボリュームたっぷりで行きたいと思います。今回は福岡県久留米市の中心部にある、西鉄久留米駅前のモニュメントを紹介します。

モニュメントはすべて西口にあります。まずは一番大きなステンレスのこれから。似たようなのが
掛川にあったっけと思ったが、違いましたな。これは「アークのモニュメント」がタイトルのようで、西口整備事業の竣工記念に設置されたもののようです。趣旨が明記されていますが、それによれば、9本の塔で久留米市が広域圏の母都市であることを、高さが異なる塔の組み合わせで大人と子供の快適で豊かな都市生活を、夜の光の変化で筑後川の流れやさざ波を表現しているようです。

次は「Floationg Box」というタイトルのモニュメントです。立方体が浮いていて、そこから垂れている水滴のようなものが柱となって支えている構造のようです。作者は彫刻家の鬼束恵司氏で、1978年の現代九州彫刻展に出展したもののようです。このモニュメントも似たようなものを見たことがあったかな~と思ったのですが、過去に鬼束氏の作品を取り上げたことはありませんでした。多分四角いというだけで、
犬山駅のこれが頭をよぎっただけだと思います。

次は時計台のようなものですが、時計の上にキャラクターのようなものがいます。正式名称の記述などはありませんでしたが、下の土台に「正しい納税明るい社会」と書かれております。手にはそろばんのようなものを持っているように見えますので、納税義務を表現するために描かれたオリジナルキャラクターなのではないかと捉えています。ちなみに時計の下の土台には、久留米市の環境美化シンボルマークが掲示されています。説明によれば「ハートはあたたかい心を 若葉はうつくしい緑を 水滴は母なる筑後川をあわらしています」とのこと。”筑後川”という固有名詞が出てくるところが、「アークのモニュメント」と同じですね。久留米における筑後川の重みがわかります。
あ、何時頃ここ行ったか分かるな、この画像で・・・


次は植え込みの角に設置されている小さな石のモニュメント。河童の絵が刻まれています。
こちらのページによれば、久留米にも河童伝説があるのだとか。そこのページに出てくるゆるキャラの「ぐるっぱ」も、河童をモチーフにしています。河童のモニュメントは今までもいくつか紹介していますが、ここの河童はなんというか、自由っぷりが表現されているような気がします。
その自由さがうらやましいな・・・
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- 2020/07/05(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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