今回はJR上越線と両毛線が分岐する新前橋駅前のモニュメントをご紹介。前橋市なのにJRの”高崎”車両センターがこの駅に隣接されています。

まずは「新前橋驛」というタイトルの歌碑です。この詩は群馬県東群馬郡北曲輪町(現在は前橋市になっている)出身の詩人、萩原朔太郎氏によって作られたものと思われます。前橋市には
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館や、萩原氏の生家を改築した萩原朔太郎記念館があり、資料が収蔵されています。ちなみに歌碑は、新前橋駅の開業当時の駅舎を描いた絵と1セットになっています。開業当時は上越線が全通していなかったので、上越南線という路線名でした。新前橋駅は今では橋上駅舎となっているため当時の駅舎は既にありませんが、三角形の部分などがなんとなく似ているような気がします。

もう一つ。ステンレス製の噴水彫刻です。この彫刻は「前橋(Maebashi)」「木(moku)」「緑(midori)」の頭文字である”M”の文字を表現したものだそうです。作られたのは昭和53年(1978年)3月であり、35年が経っています。噴水もただ水が出るだけのものでは面白くありませんが、このようにモニュメントがあると結構目立ちますね。ちなみに先程の歌碑も同じところにあるのですが、この場所には「太陽の広場」という名前が付けられているようです。
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- 2013/03/03(日) 00:21:44|
- 駅前モニュメント
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