
今回は西鉄天神大牟田線と大宰府線が分かれる、福岡県筑紫野市の西鉄二日市駅前のモニュメントを紹介します。同じ筑紫野市内には
JR鹿児島本線二日市駅もありますが、駅の利用者はこちらの方が多いようです。

この駅には南側に踏切が設置されており、そのあたりに紹介するものはあります。まずは上の画像の石碑なのですが「紀功碑」と書かれております。となると、地元の名士などの功績をたたえているものと推測できるのですが、肝心な名前が・・・齋●文吉さん。●の部分がうまく読めず。齋藤さんでよいのか?でも、二日市の齋藤文吉さんというのは、調べてもよくわからず。となると中身を読んで確認するしかないのですが・・・
読めん! 明治時代に設置された者みたいですからねぇ・・・誰かフォローたのんます・・・

次は石碑の隣に設置されていたものですが、道路の左右に大きな石灯篭が設置されていました。どちらも柵に囲われており、触れたりすることはできないように大切に維持されています。

土台には発起人や世話人の名前が書かれていますが・・・いつの時代の方でしょうか?と思って、調べたらすぐに出てきました。
筑紫野市観光協会ホームページの観光マップに書かれておりますが、これは1902年(明治35年)に催された菅原道真公千年祭の際に設置された石灯篭のようで、かつては灯篭の間に線路があり、太宰府天満宮への参詣客を運ぶ大宰府軌道という馬車軌道があったようです。ちなみその大宰府軌道がいろいろと変化して、現在の西鉄大宰府線になっています。当時はまだ天神大牟田線は開業していませんでしたので、起点はJRの二日市駅の近くだったそうです。
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- 2020/08/16(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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