今回は東京都稲城市にある、JR南武線南多摩駅前のモニュメントを紹介します。ここはもともと地上駅でしたが、2013年に高架化が完了し、その後モニュメントが設置されるようになっています。なお、モニュメントは新設された北口側にそろっています。

まずは・・・・・・どこかで見たことがあるようなこいつ。2つ隣の
矢野口駅にもありました、稲城市のゆるキャラ「稲城なしのすけ」の時計台です。矢野口駅のものは座り込んでいたポーズでしたが、こちらは・・・伸脚運動でもしているのでしょうか?右足を伸ばしたポーズをとっています。なお、こちらも矢野口駅同様「国際ソロプチミスト稲城」という団体から寄贈されたもののようですが、こちらには説明書きがしっかりと用意されていました。それによればこのキャラクターは、地元出身・在住のメカニックデザイナーで、「ヤッターマン」や「機動戦士ガンダム」のメカニックデザイナーである大河原邦男氏と、マルチクリエイターの井上ジェット氏の共同制作によって作られたのだとか。

そんなこともあり、近くには「ヤッターマン」で今週のビックリドッキリメカを出動させることでおなじみの、「ヤッターワン」の像が設置されていました。設置理由は先述の通り大河原氏の地元というものがありますが、もう1つ、地元の企業である
日本フィルコン株式会社の創立100周年を記念して同社より寄贈された経緯もあるようです。ちなみに説明書きのイラストにここにないものが描かれているのですが・・・
今後書く記事のネタバレじゃんか

次は・・・駅前広場に繋がる橋なのですが、説明書きが用意されていたので紹介します。まず個々の用水路は大丸用水という江戸時代から整備されている用水路であり、かつてこの場所には多摩川から取水した水を菅堀と清水川へ2:1に分ける分量樋があったようです。そして旧府中街道が整備された際にここに「分量橋」という橋がかかり、これはそれをイメージしたものなの・・・か?(自信無くなってきた)。ちなみにこの近辺は「分量橋公園」として整備されており、その石標も設置されています。
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- 2020/10/11(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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