遠方へ全く行くことなく、年末となってしまいましたね。本日は本年の最終更新日となりますので、例年通りどん詰まり駅からネタを紹介しようと思います。直近の訪問ではありませんが、今回はJR室蘭本線の支線の終点である、室蘭駅前のモニュメントを紹介します。路線名が”室蘭本線”なので、支線の終点というと違和感もありますが、室蘭市の市街地は絵鞆半島の中にあり、付け根にある本線の東室蘭駅から市街地までアクセスすべく分岐しているのです。

まずは駅を出てすぐ目に付くこちら。「ようこそむろらんへ」と書かれていますが、形状は地球儀のように見えます。なぜ地球儀なのでしょうか・・・明確な根拠ではないのですが、室蘭市・絵鞆半島の南部には「
地球岬(チキウ岬)」という岬があり、太平洋を広く望むことができる場所があるので、地球儀にしているのかもしれません。個人的には時点の軸を表現するために、少し斜めになっているところがツボでした。

次に紹介するのは駅前を通る港大通に面するところに設置された、こちらの石碑です。勇ましいクジラが真ん中にドーンといますが、左下にには小さなイルカがちらほらいます。そして背景にはレインボーブリッジのような大きな橋が描かれています。タイトルは「クジラたちの祝福」で、この道を北に進んだところで室蘭湾にかかる「白鳥大橋」の開通を記念して設置されたものらしく、クジラたちが橋の開通を喜ぶさまを表現しているのだそうです。制作は浪越石材店株式会社とのことですが、その名前に上に「石のトータルプランナー」と書かれているのが、少しかっこよく感じます。

次は室蘭駅前通りの向かいにある”
港の文学館”の前に設置されている、「棟方志功版画碑」です。棟方志功の版画については、以前
JR城端線福光駅でも紹介しましたが、今回ここに石碑として設置されている版画は、「ムロランハンガヒノサク」というタイトルで、測量山から山頂から室蘭港と有珠山を望んだところを表現したものだそうです。もともとは1957年(昭和32年)に室蘭水族館に石碑があったようですが、1997年(平成9年)にここに移設再建されたようです。ちなみに私が訪問した後に、ここにもう1つ石碑が設置されたそうですが・・・またここに行くことができるようになるのは、いつになるでしょうかねぇ・・・
・・・といったところで今回はお開き。また年明けにお会いしましょう・・・ってゆーか、面と向かって会う人はいませんけどね(笑)
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- 2020/12/30(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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> 大変な年でしたが希望をもって新年を迎えましょう
> 2021年もよろしくお願い致します。
こんばんは。
来年は今年よりもよくなることを願い、新年を迎えたいです。
来年も何卒、よろしくお願いいたします。
- 2020/12/31(木) 21:48:01 |
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