今回も埼玉県から。今回は東武伊勢崎線と日光線が分岐する、宮代町の東武動物公園駅のモニュメントを紹介します。この駅は昔は「杉戸」という駅名でしたが、杉戸町は隣の町であり、本来杉戸町にある駅は杉戸高野台駅のみとなっています。

この駅は従来から整備されている東口と、近年整備された西口の2か所の入り口がありますが、今回紹介するものは西口にあるものになります。まずは上の画像のものですが、線路の分岐部分に設置される”転轍機(てんてつき)”です。今では信号連動となっているのでこのようなレバータイプのものはあまり見かけませんが、同様のものは
大井川鐵道新金谷駅にもありましたね・・・って、そちらも駅前モニュメントでしたが。この転轍機はもともとここにあった、東武鉄道の杉戸工場で使用されていたものとのこと。杉戸工場は1943年(昭和18年)から、主に短い編成(4連まで)の検査を行っていましたが、2004年(平成16年)に長い編成の整備を行っていた西新井工場とともに南栗橋へ機能移転したため、閉鎖となりました。そして跡地にこの広場が整備され、その際にモニュメントとしてここに転轍機を設置したそうです。

同じく広場には線をを使用したモニュメントもありました。これも杉戸工場で使用されていた線路でしょうか?枕木は・・・流石にただの木でしょうか?なんか長さもまちまちですし・・・まぁ、普通線路は枕木にビス止めされますからね。

これはおまけ画像。ろくな画質ではないのですが、杉戸工場があった時代(まだ私が子供だった頃)のものです。8ミリビデオで撮影した映像を流しているブラウン管テレビ画面を、大昔のデジカメで撮影したデータが、PCの中に眠っていました(何台HDDを乗り継いできたのだろうか・・・)。右側は7800系、左側は6000系の車体であり、この工場に長らく留置されていました。保存目的か何かで残していたのでしょうかね(結局は解体されてしまったようですが)。ちなみに同じく杉戸工場には5700系も2両保管されていましたが、そちらは1両が東武博物館に展示されています。
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- 2021/01/17(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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> おまけ画像…
> 貴重な画像ですね

>
> ブラウン管テレビというのも
> 懐かしいです(*´ω`*)
こんばんは。
ブラウン管テレビを使っていたのは何年前だったか・・・
ちなみにこのテレビの上に乗っける室内アンテナをつけていました。
アナログ放送終了とともにお役御免になりましたが、
よく使っていたなぁと今でも思います。
- 2021/01/19(火) 23:40:17 |
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