たまにはしんぷるな石碑を紹介しようと思います。ということで今回は、埼玉県越谷市にある、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)蒲生駅前のモニュメントを紹介します。

この駅は複々線区間の高架駅であり、線路の東西に出入り口、ロータリーが整備されています。紹介するものは東側のロータリー内部に設置されているのですが、そこには「市制50周年」と大きく刻まれた石碑があるのです。それだけだと「越谷市の市制50周年を記念して設置されたんだな~」くらいの認識しかできないのですが、よく見るとさりげなく「越谷南ロータリークラブ 創立35周年記念」とも刻まれています。「どちらかというとロータリークラブの記念碑なのかしら?」と思いましたが・・・

裏面には、「クラブ創立35周年記念事業実行委員会」と明記されていました。「偶然市制50周年と創立35周年が重なったのかしら・・・」とも思ったのですが、確かに越谷市の市制は1958年(昭和33年)11月施行なので、設置された2008年(平成20年)11月はちょうど50周年に当たります。では越谷南ロータリークラブの創立はいつだと調べたら、1974年(昭和49年)6月とのこと。つまり石碑を設置した時点ではまだ35年を迎えていないんですよね。ということで結論、やっぱり「市制50周年」が主目的だったのだと捉えられました。まぁ、ロータリークラブは国際的な奉仕団体なので、正直クラブの創立何年というよりも、地元の記念日などを優先する意識が皆さんに根付いているのでしょうね。
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- 2021/04/04(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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