灯台下暗し・・・というのはこういうことを言うのでしょう。知らぬ間に近くの駅の前にモニュメントが設置されていました。ということで今回は、東急目黒線・大井町線の乗り入れる、大岡山駅前のモニュメントを紹介します。ここって目黒区だと思っていたのですが、大田区にあるんですね。ちなみに駅舎を出た向かいが目黒区大岡山になります。

・・・と、地名について書きましたが、紹介するモニュメントは目黒区側に設置されています。駅前というよりかは、向かいにある東工大蔵前会館のモニュメントと言ったほうが正しいでしょうか。ここの入り口のところにイルカとツバメが上に向かって行っているようなモニュメントが設置されています。

タイトルは「飛翔」です。以前にも
岐阜羽島駅、
赤湯駅、
厚別駅、
新茂原駅、
東福生駅、
黒笹駅、
下田駅で同じタイトルのモニュメントを紹介しているので、一瞬「ダブってるかな・・・」とも思いましたが、ちゃんと見返してみたらダブってはいないようでした(笑)。作者は当時東京藝術大学の学長であった、金工作家の宮田亮平氏とのこと。宮田氏の作品は
北千住駅前にもありましたが、確かにテイストが似ていますね(あちらも説明文に「飛翔」と書かれていたような・・・)。ちなみに北千住同様イルカがでていますが、これは宮田氏のテーマであり、もう一方のツバメは東京工業大学のシンボルなのだそうです。ちなみに発案は当時の東工大学長の伊賀健一氏であり、寄贈者はぐるなび会長で蔵前工業会(東工大の同窓会)理事を務めた滝久雄氏とのこと。滝氏は日本交通文化協会理事長も歴任しており、制作協力に同協会が書かれているのはその関係でしょう。
ちなみに設置は2009年(平成21年)5月26日とのこと。うん・・・どれだけこの駅に来ていなかったんだ、私は。センター試験を受けに東工大へ来たことだけは覚えているが・・・
スポンサーサイト
- 2021/06/06(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0