今回は千葉県市川市にある、北総鉄道北国分駅前のモニュメントを紹介します。この駅はホームが掘削の中にあり、駅舎が地上と同じ高さに設置されています。今回紹介するものは南口ロータリーの方にあります。

まずはロータリー内部にあるこちらの銅像。女性が植木鉢のようなものを持っていますが、タイトルは「縄文の賦」・・・ということは、縄文土器を持っているのでしょう。北国分駅は市川市の堀之内というところにありますが、ここには「堀之内貝塚」という遺跡があり、この駅の副駅名にも堀之内貝塚という名前が付けられているようです。ちなみに駅には、本物の縄文土器も展示されています。話は銅像に戻りますが、「縄文の賦」というタイトルよりも大きく刻まれているのが、「区画整理記念碑」の文字です。もともとの設置の意図としては、区画整理事業の竣工を記念するものであることが、説明書きの内容が区画整理のことについて詳しい点でわかります。一方、銅像についての説明も小さいながら用意されており、それによれば、制作者は彫刻家の久保田俶通氏であり、現代人の若い女性が縄文土器を高く掲げているところを表現しているとのこと。

次はロータリーの南側にあるこちらの広場から。下の階に商業施設が入っているマンションの一角なのですが、柱の上に天使の像があるなど、なんとなくヨーロッパ感が出ています。

その広場の真ん中に設置されているのがこちらの銅像。女性ダンサーでしょうか?踊っているような体勢に見えます。腰回りから出ているテープみたいなものはなんでしょう。新体操のリボンかい?タイトルの記述無いなーと思っていたのですが、よく見たら像の足元にそれらしきものがあるじゃないですか・・・今気づきました。でももう1回ここまで行くのもしんどいなー・・・。
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- 2021/07/11(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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