前回は
戦国時代でしたが、今回は鎌倉時代から。

紹介するのは、東京都府中市の京王線・JR南武線の分倍河原駅前にある、武将・新田義貞の銅像です。ちなみにJRよりも先に京王を出す理由ですが、もともとこの駅は京王が管理しており、JRの駅員は不在となっています。以前は乗り換え改札もなく、JRの切符を買うと京王の紙で発行されるようなところでした。

像は駅南側のロータリーの真ん中に設置されており、歩道側には「ここは名高い分倍河原ヨ 道は鎌倉街道すじ あれは新田と北条と 火花を散らした古戦場」という詩のようなものが書かれた石碑と、説明書きが用意されています。説明には鎌倉幕府打倒のために新田軍と、北条泰家率いる幕府軍が合戦を行った1333年(元弘3年)5月15日・16日の「分倍河原の戦い」について詳しく書かれています。また、制作者は彫刻家の富永直樹氏、題字は設置された1988年(昭和63年)5月当時の府中市長・吉野和男氏によるものとのことです。

なお、説明書きは像の土台裏側にも設置されているのですが、内容はほとんど同じです(むしろこちら側の方は「分倍河原の戦い」についての詳細は省略されています)。
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- 2021/11/21(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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